Archive for 3月, 2008

KORE PlayerのSOUNDPACKを買ってみた

実はよく見ると良コンテンツだったりする「私立ネイティブ女学院」でおなじみだったり、いやそーでもなかったりするNATIVE INSTRUMENTSが先日無料で利用できるKORE PLAYERを公開して話題となっている。
KORE PLAYER は NATIVE INSTRUMENTS が力を入れているハーフハードな音源ユニット KORE2 の機能限定版。
機能限定といっても、NI社主力ソフトウェア音源6つのエンジン部分が全て含まれているといった基本性能はそのままで音数が50音しかないとか、ステップシーケンサーがないとかいった感じ。出てくる音については変わらないので結構凄い。

しかし、窓の杜等での紹介を見ているとなんか違う。タダのフリー音源として紹介されるとなんか違和感がある。
確かに KORE PLAYER は無料で利用ができるけれども、それはより多くの人に使って良さを知って貰いそのあとサウンド追加パックSOUNDPACKを買ってさらに使い倒して貰おうというビジネスモデルなのだ。
なので追加サウンドのSOUNDPACKも紹介すべき、だと思う。

ちょうど円高なご時世でもあるし、ひとつSOUNDPACKを買ってみることにした。

koreplayer01_01.jpg
サンプルを聞いてまわったところ、KONTAKT SAX & BRASSに心惹かれた。KONTAKT3エンジンのサンプリング音源。手持ちのソフトウェア音源達のなかでは良い感じのブラスをならす奴がいなかったのでそのあたりの補強に。
さっそく [buy now] をクリック。
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By rerofumi in DTM   .::. (Add your comment) ���Υ���ȥ꡼��ޤ�ϤƤʥ֥å��ޡ���

踊る、シュレディンガーのぱんつ

すっきり見落としていたのだけれども、拙作「シュレディンガーのぱんつ」に合わせて踊るMikuMikuDance PV 動画なるものが投稿されていた。

あまつさえ、もう一つ。

ありがとうございます、ありがとうございます。
変な歌ですみません。

過去の関連記事:「シュレディンガーのぱんつ」をカラオケで歌おう!



たまには振り返ってみようか

「ニコニコ技術部はこの人(不在通知P)が発祥か?」というコメントを貰うことがある。
これはその様でいて実はちょいと違う。
私の記憶している限りなので正確さは欠くのだが大体次のような流れだったと思う。(覚えている人がいたらフォローよろ)
9月の初音ミクブームまっただ中、突然独自路線で初音ミク(というかはちゅね)の動画を作成した人がいた。
初音ネギふり時計のひとである。

これを見て迅速に反応動画を作成したのが私とメトロノームの人。


この頃は「ニコニコ技術部」というタグはなく、これら工作系動画は「初音ミク実体化計画」とかいったタグがつけられたりしていた次第。
この工作系ムーブメントにいかにティンと来たかは2007年9月30日にも書いている。最初の動画から1週間もたっていない時に書いた記事だけれども、そのときの勢いがまさか今のニコニコ技術部にまで繋がって行くとはこのとき思っても居なかったですよ。
実のところ、これ以前にも「フィギュア作るよ系」は存在していたので、それとは違って工作といってもキャラクターグッズっぽくないなにかで萌えキャラ系アイテムを作るみたいなところが新しい流れの方ですな。
で、みんなで色々作って遊んでいたときにやはり実体化計画の一つである「初音ミク 実体化への道?」が投稿されたのだけれども、この動画に初めて「ニコニコ技術部」というタグがついたのだと記憶している。

なんでそんな事を覚えているのかというと「ニコニコ技術部」というタグがうらやましくて嫉妬していたから(笑)。まあ、そのうち自分の動画にもつけてもらえるようになってほくほくなわけですが。
一つタグが決まれば古い方の動画にも伝播していくので、今となってはどこが発祥かは実はわからないのです。
でもまあ、流れとしてはこのへんだよねというのは確かかと。そしてこの直後、青森の人が参戦してニコニコ技術部は独自の盛り上がりを見せていくわけです。
んや、それ以前は存在してなかったのかというとそんなこともなく。タグが固定化しないだけで、ぱらぱらと技術系動画のコロニーはありました。

さて、そんな頃の事を書いた記事を眺め返してみると意外に面白く。半年しか経ってないのに初音ミクブームは偉いことになったモノだなあと感慨深く。
例えば、初音ミク発売直後にあたる2007年9月3日の記事では「次に欲しくなるのは自由に踊るアイドルだろう」と書いていたが実現には半年かからなかった。
私が一番最初に初音ミクに言及したのが2007年8月16日で「ヴァーチャルアイドルというのは提供されて存在するのではなく、ユーザーの手によってなんとなく発生していく」と、ヴァーチャルアイドルと初音ミクをセットで扱っていたりする。
書いた本人でも読み返していて面白かったので、さらにさかのぼってMEIKOを買ったころの記事を掘り返してみる。これが2005年12月13日の記事と2005年12月15日の記事。「多少歌唱力に難があっても気にならない様なボイスを用意すれば良いんじゃないか?」とか「声には「デフォルメ」というものがほとんど存在しないんだよな。そこが確立していく必要はあるかも」とか書いてあって笑う。

未来は意外と遠くなかったんだね。



一口メモ・FruityDanceをビデオキャプチャするには

FL-chan が踊っている姿をビデオキャプチャしてニコニコにうpしようとしても、デスクトップ動画キャプチャソフトで上手く撮影できずFL-chanが写っていないという問題に悩まされる次第。’Print Screen’ キーで静止画は撮れるのになぜ。
これは Fruity Dance がレイヤードウィンドウで表示されているためで、動画を撮るためにはレイヤードウィンドウごとキャプチャするアプリが必要となるわけ。

私も必死に探して回ったところAmaRecCoというアプリで FL-chan のダンスが撮影できるということがわかった。
設定ダイアログの「レイヤードウィンドウを録画する」にチェックを入れることで、Fruity Dance で踊りまくる FL-chan の姿を動画化可能。

範囲指定も容易でなかなか使いやすいデスクトップ動画キャプチャソフトなり。



Make:日本語版を作っている人たち

野尻先生が東京を通過するとの事で、適当なところで顔合わせして 「Make: Tokyo Meeting(仮)」の打ち合わせでもしましょうかということに。
ついでなのでとMake:日本語版の編集者にも声をかけたら訳者やライターもわらわらと集まってきて、Make:日本語版制作者の座談会みたいな事に。あれー?なんでそんな場の末席に私が居るんだろうとか恐縮する次第。
なんでも前日に「CoreMemory」の著者来日イベントがあって、みんな集まっていたり終わって一息ついていたりとちょうど良いタイミングだったらしく。
余談だけれども、この「CoreMemory」というビンテージコンピューター写真集は買いです。本屋でぱらぱらと眺めた瞬間カッチョエーと脳天を殴られたような衝撃を受けレジにとんでいきましたモン。技術的なことは無くて、どっちかというと芸術的な写真集なのだけれどもね。なんというか、読んで楽しむというより本棚に飾って悦に入りたい、そんな本。

んでまあ、みんなでだらだらと Tokyo Meeting の話とか Make: の話とか。
飛び交う話題をぼんやりと聞いていて思ったのが、野尻先生も含めてみんな視点がユニバーサルというかワールドワイドだなあという点。まあ、オライリーで仕事をしている人々なので当たり前な気もするけど。
なんかここ最近そういったところから離れていたような気がして、こりゃいかんと身の引き締まる思いをする。
凄い人達に会って刺激を受けるのはやっぱり必要な事だなあ、とか。

「Make: Tokyo Meeting(仮)」の方は、まだなんか私の中でつかみ切れてなかったり。
なんか凄い参加者がいっぱいいるらしいんだけれども、それよりか一般来場者の層や人数が想像できないのでどういった切り口にするかが思い浮かばないといった感じで。
今回は私個人がどうこうより、野尻先生のフォローに回った方が良さそうな気がしております。


By rerofumi in フリートーク   .::. Read Comments (2) ���Υ���ȥ꡼��ޤ�ϤƤʥ֥å��ޡ���

FL-danceで「てってってー」

前の記事で『Fruity Dance なら「てってってー」できるのか?』という質問を受けた。
http://www.nicovideo.jp/watch/sm678493で配布されているドット絵を眺めてみたが、まあ普通にこれを切り貼りすれば Fruity Dance で踊らせることはできそうである。
ただ、これをコマ毎に切り出して、Fruity Dance 用に並べ直すというのが微妙に骨な作業という気がする。

fldance_support_tool1.jpg
そこで、容易に切り出して並べ直すツールをやっつけで作った。
Download: fldance_support_tool.zip

何となく今回以外に使い道がなさそうな、使い捨てツール。

tettette_on_fl.jpg
無事てってってーできた。


動画の方が説得力あるかと。



FL-danceでウマウマ

FL-chanが踊るプラグインで動画を作ってもらってニコニコにあがったわけですが、コメントで多かったのが「FL-Danceに搭載してくれ」というものだった。
もともと踊るプラグインなのに……orz
とか軽くへこみつつも、FL-Danceに絵を追加するのは実はすっげー容易(参考資料)なのでさくさくっとやってみる。

FL-StudioのFL-Chanページに置いてあるダンスパターン壁紙を見るとわかるけれども、データ自体は簡単。
横方向を等分8コマで縦方向がパターン数。最初に入っている標準のパターンだと、1コマが 110x128pixel で縦に10パターンある。
一番下がつまんだときのアニメパターン固定なので、パターン画像 880x1280pixel のものを 880x1408pixel に拡張し、摘みパターンを下に128pixelずらす。空いたところに880x128pixelのウマウマパターンを挿入するだけ。
p_dance_add_umauma.png
こんな感じ。

これをFL-Dance plugin のフォルダにある Dance.png と差し替える。
そして、Dance.txt の下から2番目にダンスパターン名を書き足す

〜〜〜
(上略)
Windmill
Zitabata
Dervish
Umauma
Held
〜〜〜

これでOK。ダンスパターンに Umauma が追加されているはず。

fl-umauma-dance.jpg
曲を止めると通常のFL-Chanに戻ってしまうのが微妙に残念だったりもする。



KAOSSILATOR買っちゃった

dsc00322.JPG
ふらりとヨドバシに寄ったら、在庫が一個だけぽつねんと置いてあったので計画外の衝動買い。
まだ在庫復活していないみたいだったのに、見かけてしまったのでつい。そろそろ市場に出始めるころかいな。

いつ再入荷するかわからない状態が続いたのと、DS-10を問答無用で予約してしまった事から「別にカオシレーターは買わなくても良いかな」と思っていたはずなのに。はずなのにっ。

さて、タッチパッド(感圧式)で演奏するこの楽器。さわってみればすぐに「ああ、こういう楽器なのねん」と理解することができるのだけれども、そこから先に高い壁があっていきなりつまづく。
これら100種類の音色をどう組み合わせればみんながニコニコ動画(KAOSSILATORタグ)で公開しているような「楽曲」になっていくのかさっぱり見当がつかないのである。
最長8ビート(2小節)分のループを記録して重ねて行くのだけれども、その手順をぱっとつかむのには結構なセンスを持ち合わせていないといけないんじゃないかと思うのよね。センスの良い人はなんも考えずにげしげし鳴らしていけるんだろうけど。

それでも色々いじくり回してみた結果を置いておく
MP3: kaossi-tan1.MP3
なんか外しまくっているのはかんべん。

むにむに鳴らして遊んでいるうちに、これは落書き帳に落書きを書いて楽しんでいるのと同じなのだなと理解した。なんというか、PDAの手書きメモで落書きをしまくるような感覚に近い。
手書きメモで絵を描いてもあまりまともな線にならないから人に見せるような絵にはなりにくい。でも楽しいから書き殴るといった風情。そんな状態でも気合いを入れて描けば、見せることのできるレベルの絵が描けないこともないとか。

楽しければ良いじゃんというのも確かに重要。



Make: Tokyo Meeting(仮)ですってよ奥さん

オライリーの激工作本「Make:」。その日本語スタッフが企画している Make: Faire の小型日本版なイベントが予定されていることが日本語版Make: Blogで発表になっている。
http://jp.makezine.com/blog/2008/03/make_tokyo_meeting.html
(↑ Mar.07.2008 URLちょっとかわった、とおもったらまたもどった)

チョー楽しみですねッ!おとなげない文化祭。

実は既にコンタクトをとっていて参加することがほぼ決まっていたりする。
詳細についてはまだ何もないので今後の情報待ちといった所。
確定したらまたアナウンスするので、今のところは予定といったところで第一報までに。

追記:
コメントの方で尻Pがばらしていますが「尻Pと不在通知Pのコンビ」でなんかやれということになっています。
はたしてどうなる事やら。


By rerofumi in イベント,文化   .::. Read Comments (3) ���Υ���ȥ꡼��ޤ�ϤƤʥ֥å��ޡ���

音のデフォルメについての考察

初音ミクを筆頭としたボーカロイドが歌う様々なアマチュア楽曲。そのボーカロイド廃人周辺には「ボカロ耳」という言葉がある。
ボーカロイドの歌声はこれまでに比べれば驚くほど自然に近くなっているが、やはりまだまだ合成音であることが否めない。しかし、そんな合成音でちょっと不自然なところがありまくりな楽曲であっても気にならなくなってしまったり、そんなことはどうでも良くなって素直に歌や楽曲に感動できるようになってしまった様な場合に用いる。どちらかというと妙な合成音声であっても聞き取れるようになってしまったことを自嘲的に表現するような言葉だったりするのだけれども。
そんな「ボカロ耳」という言葉のことについて考えていたら、長年の疑問が既に氷解していることに気がつく。「音の世界でのデフォルメってなんだろう」という事についてである。

今更述べるまでもなく、私は二次元側というか漫画やアニメ、ゲームに萌キャラといった世界が大好きな人間である。好きなだけでなくなんとかそれらをプロデュースできないものかと目論んでいるほどに。
でまあ、二次元と呼ばれる漫画やアニメのキャラってのは当然写実主義とはほど遠く、現実的にあり得ないような描写で描かれているわけだ。そんな絵に描かれたキャラクターに対して「これは別物」と、現実世界を超えて精神的に没頭できるのが良く訓練されたヲタなわけですよ。
そこまで極端な例を挙げなくても、漫画やイラストで写実的ではなく非現実的な描写、表現であっても「かわいい」と思えるキャラクターというのが皆それぞれに存在している。
絵の世界ではデフォルメというかシンボライズされたキャラクターに対して、かわいいとか萌えるとかそんな価値基準を適用することが確立しているわけだ。

では、音や音楽の世界でそういった「デフォルメ」というかキャラクター化というのが存在しえるものなのだろうかというのをずいぶんと前から考えていたのだ。

そして目の前にあるのは「ボーカロイド」という存在しない歌声を作り出すソフトウェア。
私たちは既に、音におけるデフォルメという手法を手に入れていたのではないだろうか。

最もわかりやすい例はファミコン時代のゲームサウンドだろう。あの矩形波と三角波で構成された楽曲はアコースティックな楽曲とはほど遠い位置に存在し、興味がない人にとっては耳障りな「音」でしかない。ゲームミュージックを「ピコピコ音」と称する大人が存在していた事がそれを位置づける。
私らにとってみれば感動的なドラクエのエンディングも、興味が無い人にとってみればピコピコ音で片付けられてしまう。
このとき既に、音のデフォルメ化、漫画と対比するなら「漫音化」していたとみるべきだったのだろう。
リアルであることが価値あるわけでなく、そこにあるシンボライズされたテーマを受け入れ楽しみ、そして感動する。そんな音楽の形態。
テクノやアンビエントなども含んだデジタル系の楽曲は全てがこの要素を持っていたのではないか。

萌え声とかそういった系統の、アイドル声優系、ゲーム声優系のボイスをありがたく拝聴する傾向もそうしたリアルから音声を切り離す過程だったのかもしれない。

そして、歌声もリアルから切り離され独自の価値を持つに至った。
先日聞いたMOSAIC.WAVの「***にできるかな」では、人間とボーカロイドが一緒に歌っていたが「これっぽちも」違和感を感じずに楽しんでいた。
冷静に振り返るとすごいことなのではないだろうかとうならざるを得ない。これもMOSAIC.WAVとみーこによる萌え系電波系AKIBAPOPならではの事だろう。
ヲタの持つ世界を馬鹿にするなよ?

といったわけで、萌えだのかわいいだのそういった音系はもっと認知され世界を広めるべき。
そして現実世界から解き放たれて広大な精神世界へと発展していくのですよ。




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