Archive for the '漫画' Category

つぶやき 01/28/2002

すっかり「天使のしっぽ」にご執心である。
そんな勢いでファンサイトを作る事になり、さらに勢いかまして
専用のドメインを取得してみる。

http://omamori.shimasu.net/

「この身にかえてもお守りします!!」
天使のしっぽ(P.E.T.S.も)劇中の名文句である。

しかしファンが応援のためにドメインを取るというのはよくある
事として、やはりその取得ドメインはオフィシャルの迷惑になら
ない様気をつけたいものである。いや、少なくとも私はそのように
心掛けたい……と思っている、つもり。
キャラ名やコンテンツタイトルそのままってのはやっぱり避けたい
やーね。
そんな感じで悩んだ結果取得したのがこの shimasu.net という
ドメインなのでした。ちなみに shimasu.com ってのは既に取得済
でした。(でも日本人じゃなくてアメリカの企業が押さえていたん
だよね、なぜか。サイトも存在しないし。)
さらにちなむと shippo.[com|net|org] なんて誰でも(他用途で)
思いつきそうなドメインは完全に塞がっています。

しかし、この shimasu.net って結構おいしいドメインな気がする
んだけど、良く空いていたよなあ。(org はまだ空いています)
「〜しますね☆(っと)」ってイケテいると思うんですが。
てなわけで悪ノリして 〜@otayori.shimasu.net というアドレスを
作ってみたり(笑)。



つぶやき 01/18/2001

会社の同僚にコロコロコミックを見せてもらった。今年の劇場版ドラえもんで短編のほうは
ジャイアンとジャイ子(クリスチーネ剛田)の話なのか。兄として妹の為に奔走するジャイアン
の妹想いな姿が描かれるのだそうだ。
「き、兄妹物の奔流がこんなところにまで!!」と一瞬驚愕。
そいやジャイ子は漫画家目指して一筋だったなあ、同人世界というトレンドをも巻き込むのか!?おまけに性格は兄ほど酷くはないし、見目を除けば実は大変
キャッチーになれるキャラクターなのか!?でも娘は歳を重ねると化けるからなあ、ヒロインは
静ちゃん一人という寡占状態にあって頭数を増やすことは重要なのではないか!?
しかし、友人の妹か…うおーっうおーっ、はっ今何か聞こえたか!?

といった世迷い言は置いておいて。

先日不本意ながら(?)「シスタープリンセスのどこが面白いのか説明せよ」という苦行にも似た
状況に萌まれ(めぐまれ)。この際ついでだから俺的論理をまとめておこうかというくだり。

シスタープリンセスというコンテンツを他の萌え系コンテンツと比べ観察した際、特徴的だと
思われる事象が二つある。それは「恋愛対象でない」ことと、「同人誌は女性作家が多い」
ことである。まあ、後者については最近はメジャーになったので男性同人作家も入ってきて
いるだろうがそれでもというところで。
この恋愛対象でないというのは意外に大きいはずである。女の娘が存在するという他に何も
ないコンテンツであるわけだから、その娘にどのような形で入れ込むかというのは重要な
はずである。通常のギャルゲーと呼ばれるコンテンツにおいては大体が恋仲もしくはそれに
準ずる間柄になる事が目標である場合が多い。
しかし、シスタープリンセスでは妹であることからそういった恋仲になるという要素は一切
提示されておらず、ただ純粋にキャラクターを可愛がるという要素のみが存在し、いっそう
の輪郭をもって強調されている。
そう考えると、他の男性側カタルシスがステロタイプで存在する他ゲームに比べ、女性受けも
しているというのはなんとなくわかるような気がしてくる。
つまり、可愛い物を純粋に可愛いと愛でる感覚であり、人形をいとおしむ感覚に近い。
もちろん、単に存在しているわけでなくキャラクターを持っているわけで、それがさらに
「可愛さ」を増長している要素となる。その要素が「妹」という存在であるわけだ。

ここで妹キャラと言われるものについて振りかえってみる。
「妹」という設定が暗黙の内に持っているものは意外と多い。年下、肉親、近い存在、
保護すべきもの、等々…。そのなかでもシスタープリンセスの中で最も効果的に使われている
ものは「もっと身近な存在」であるという部分と「(今現在)誰よりも自分を見つめてくれて
いる存在」という部分であろう。
特にこの「妹はおにいちゃんのことがちっちゃいときから大好きでした」という個所が、
その筋の殿方のみぞおちノックダウンタオル投げ入れドクターストップでおい担架だ担架早く
持ってこいってな感じかと。
つまり抽出すると「常にそばに居てくれて」「自分に好意を持っていて」「すりよって甘えて
くる存在で」「また甘えさせたい存在で」あるわけだ。
相思相愛になった恋人同士がこれを補完してくれる可能性もあるわけだが、そばに居るという
絶対の距離感、および打算の無さ(肉体関係とか)において妹の方が抜きん出ているわけである。
別段抜きん出ている必要もないのだが、妹キャラというのはそういった特色を色濃く抽出した
ような存在という事になる。

もちろんここでの「妹キャラ」というのはそういった理想形を濃縮したファンタジーな存在で
あり、実際の存在とは異なる可能性がある事は考慮しておいて欲しい>実在妹保有者

よーするにだ、現代人はさびしんぼさんなんだよ。
「そばにいて甘えて欲しい」とか書くと「なにそれ気持悪い」とか思うかもしれないけど、
平たい目で見るとそれは誰でも持っている欲求でありその結果そばにいるのが兄弟であり
家族であり友人であり恋人であるわけだ。
ペットを飼うのも同じようなものであろう。
で、その欲求を満たしてくれる理想系の一つとして煮詰めて結晶化したものがシスタープリ
ンセスの12人の妹達なのである。
確かに労せずしてやすらぎを得たいという姿勢は安直かもしれないけれども、その存在は
井上トロ(どこでもいっしょ)と大してかわんないのである。
後は個人的嗜好の問題であって、趣味の領域ではないかと。

そういえばドラえもんにも妹がいたなあ…。
しかもドラミは「もうお兄ちゃんたらしょうがないんだから」といった(TLSの)みさき系妹だぞ!!
おお、そんなすばらしいコンテンツが30年前から存在していたとは!!
流石は藤子不二雄F 大先生!! ビバ!!

# あまし真に受けないでください



つぶやき 01/01/2001

そんなわけでお正月。
ここのサイトのトップ絵更新もすっかり年一回と落ちぶれしまったあたり。
流石にそれくらいは更新しないとならないだろうと言うことで年末に
ふにふにと新しい絵を描いてみる。…んぐ、崩れまくっているよこの絵(泣)。
まあ、取り敢えず掲載。

元旦くらいはだらだらと過ごす。だらだらだらだら。
買うだけ買って「積ん読」状態になっていた電撃キャラクターコレクション
「シスタープリンセス」をだらだらと読んでみる。(キャラクター毎の物語が
書かれた小説みたいなもんね)

……
………
ぐはあ(悶絶)
た、たまらん。相変わらず凄い内容だ。
いや本当に少女漫画系は読みなれている私でもこのコンテンツだけは読んで
いて恥ずかしくてたまらないという>シスプリ
天広直人さんのキャラクター絵は確かに魅力的だけれども、本当にこの
シスプリの世界をガッチリと構築しているのは公野櫻子さんの文章に他なら
ない。その他雑誌企画のライターも含め本当にこのコンテンツのクリエイター
諸氏の力量には感服する。どうしてこうここまで恥ずかしいものを創れる
のであろうか。

で、くだんのキャラクターコレクション。文字がかなり大きいのだが、
それでいて見開き2ページ内にハートマークが9つも散らばっている様は
どうよ?



つぶやき 08/07/2000

うおおお、でてたのか〜。というわけで査収。

– 「パジャマでごろん」ささだあすか (花とゆめコミックス)

うおおおおおお、相変わらずたまらん。
なんつーか単にカップル(学生結婚した新婚夫婦)がいちゃいちゃするだけの漫画なんだけ
ど、独特のささだ空間がそれを嫌な物と感じさせない。つーか、相変わらずの初々しいと
いうか気恥かしい感じが個人的にたまらないのです。
ささださんの漫画は大体にして女の子がおーへーで男の子が純粋っぽい。でもなんとなく
そんな感じだよな〜ってところもあって納得してみたり。
同じようなシチュエーションで男視点になると「恋愛ディストーション」(犬上すくね)
のようになってしまい、ちょっと情けないテイスト。



つぶやき 06/01/2000

最近読んだ漫画など

「最終兵器彼女(1)」高橋しん
すごい、すばらしい。お勧め。
でもなんか「エイリアン9」を思い出してしまった。

「未来の恋人たち」犬上すくね
久しぶりにどきどきするような恋愛物を読んだ気がする。良作。
(「最終兵器彼女」はこの後に読んだ)

「藍より青し(3)」文月晃
まあ 2巻よりましか。
設定が変わってしまって 1巻のころのドキドキ感は望むべくもなく。

「祭事の乙女達」森見明日
なんかむちゃくちゃ再販かかっているんですけど(汗)

「創作者」
こういう開発物語って弱いんだよね。今NHKでやっているプロジェクトXしかり。
その昔ビジネスジャンプで掲載されていた「ヒット商品を開発せよ」ってのも
熱かった。しかし、今になってみると漫画であるがために内容は薄いし脚色も
多いしで冷めるところもある。
同時期に文庫版「田宮模型の仕事」を読んだからなおさらか。

「ワーキング娘」水上航
まあ、そこそこに。「なかよし」では通常クラスかな。
どたばたコメディー。

「ぴたテン」コゲどんぼ
なんかたまーに印象的なカットがあって心地よい。逆にそれ以外はさらっと
読み流し的なんだけど、まあそれもテイストということで。
割と気に入っていたり。



つぶやき 04/16/2000

わ〜、あゆみゆいさんの新刊だ〜しかもメルヘン〜、となかよしコミックの
「ぜんまいじかけのティナ(1)」 ISBN4-06-178935-X
に飛びつく。ティムティムチェリー以来のメルヘン系、まあデリシャスもそれなりに
面白かったけどね、りんごちゃん可愛かったし。
で、ティナの表紙を眺めて「?」が頭にうかぶ。「原作・明貴美加」
…なんで?
つーことはあれか、REDカンパニーってことか。(中にもそう書いてある)
ん〜、何を狙っているんだろう?やっぱりアニメ化か、意外とゲーム化?
内容が内容だからアニラジとか舞台とかはないだろう。

で、肝心の漫画のほうなんですけど、まだあゆみゆい先生が世界観や見せ方に慣れて
なくちょっとギクシャクした感じを受けますな〜。完全一人称になっていたほうが
あゆみゆい先生の味が出しやすいと思うんだけど。それとも登場人物が多すぎるとか
かしらん?(笑)

漫画で思い出した。ラブひなの7巻を買って読む。ううむ、あんなに毛嫌いしていたの
にいつのまにか全巻揃ってますよ?今週からはじまるアニメも既にビデオ予約済ですよ。
まあいいか。



つぶやき 01/31/2000

むう、先日の漫画感想で思いっきり重要なタイトルを忘れていたです。
重要というか、最近最もお気に入りの作家さんでして。

○バラエティー2(ささだあすか)
こういうと波風立つかもしれないけれど、「フォークソング」(リューノス)ってゲーム
の元ネタ(と私は思っている)。流石にゲームの方は設定とかストーリーとかは違って
いるけど3組のカップルのオムニバス(この手法は谷川史子さんにもあったが)ってのと、
そのカップルの特性、およびキャラの性格がそのまんまだったりして。んで私的には
この「バラエティー」というかささだあすかさんの作品が大好きなので「フォークソン
グ」もそれなりに好きなのです。
ささだあすかさんは「恋について語ってみようか」からの大ファン。なんというか、
すごくそっけない日常的な描写のなかにすんごい純朴な恋の形が見えかくれしている
ところが良い感じ。べたべたじゃないんだけど読んでいて恥ずかしくなってしまう純真
さ。こういったテイストは桑田乃梨子さんのさりげなさに近いんじゃないかなあ。



つぶやき 01/30/2000

なにげに最近読んだマンガについてなぞ
(ここしばらくカタイっぽい話ばっかりだったし)

○ナイトメア☆チルドレン[1](藤野もやむ)
この人の絵柄が好き。女の娘がかあいい。
前回の「まいん☆ドリーム」が良い感じだったので買ったのだが、今回もなかなかに
良い感じ。絵柄も好きだがお話も好き。

○エイリアン9[1〜3](富沢ひとし)
連載開始当時から気になっていて、コミックスが刊行される度に「えー、買っていな
いんですかあ?」と言われ続けていた(なぜ?)。まあ無事完結したらしいので読んで
みるかと手を出す。…うむ、なかなかいける。
「すべてが明確になった」って終わり方ではないのだが、その辺がかえって良い空気
を作り出している気がする。独特の世界観というか、SFっぽいSFって感じで良いかも。

○ほしいのはひとつだけ[2](高瀬綾)
「なかよし」を購読しなくなってから結構経つけど、この人のコミックスだけは必ず
買うようにしているお気に入りの作家。中学生女子と中学生教師の恋の物語、んが
その教師は姉の恋人、おまけに主人公女子に恋する男子学生が現れて、とどろどろな
感じの奪っちゃえ系恋愛模様。流石になかよし連載だけに重くはなく胸キュン系なの
だけれども「ぐはああ、たまらん」と転がることはできる(笑)。
こういった系に免疫がないと面白くもなんともないかも。

○うるきゅー[1](秋元奈美)
「ミラクル☆ガールズ」作者の最新刊。
こまっしゃくれた感じの主人公(女の娘二人)は好みじゃないんだけど、話の展開で
もって魅せられてそれなりに楽しんで読む。流石。
ま、一応続きの展開が楽しみ。ちなみに「うるきゅー」とは「うるとらきゅーと」
の略だそうで…、そうですかって感じ。

○あかく咲く声(緑川ゆき)
初めてみる作家さんだけど、絵柄や作品概要で読んでみようかなと思った一冊。
突拍子もない要素と事件の連続、うん結構おもしろいんじゃないかな。
少女漫画慣れしていない人だと具体的な描写がなく、心理描写で間を埋めるという
展開についていけず、内容がスカスカに見えるって事があるらしいけどひょっと
したらそんな感じになってしまうかもしれないかも。
逆に最近私は少年漫画って面白いと思わないからあんま読んでないしなあ(苦笑)。

○クロスボーン探偵団(箱田真紀)
何げに買ったものの転がしてあった一冊。ようやっと読む。
うーん、展開は荒いしキャラもコマによってまちまちなのが気になる。最終的に
一人のキャラがすべて解決してしまうのもどうか。ちょっときびしいかも。

○フルーツバスケット[4](高屋奈月)
一応1巻から毎巻買っているので。
この人の作品のなかではこれが一番面白いと思う。コメディだからかな。
「僕が唄うと君は笑うから」のようなしっとり恋愛系も悪くはないのだけれども。

○お迎えです(田中メカ)
人の生き死にを暖かく見せる漫画って好きです。これもそういった系。
絵柄もそれなりに柔らかいし、読み切りも面白かった。
思わぬひろいもの。

○緋桜白拍子[5](藤丞めぐる)
今にして思えばなんでこれの1巻をかったのか覚えていないんだけど、以来なん
となく気になって毎巻買っている。平安時代を舞台としたアクション物、ラブラブ
はあるんだけどメインじゃない。まあ、少年漫画に比べるとアクション部分は
弱いんだけどそれなりに面白くはある。

○お星様にお願い![1](藤崎真緒)
これはちょっと前の奴だけど。
幼なじみでもある高校教師と女生徒のどきどきラブロマンス。
秘密だってんがあるからか、最近こういったシチュエーションにはどきどきです。
「ほしいのはひとつだけ」に通じるところもあるんだけどね。
藤崎真緒さんにしては今回ベタな純愛もので「エッチ」くないなあとか思って
みたり。



つぶやき 02/25/1999

漫画家の「みず谷なおき」氏がお亡くなりになったそうだ。

思えば学生時代、この人の代表作である「人類ネコ科」と出逢ったことで
漫画や絵柄の嗜好がガラッと変わったというか決定づけられた気がする。
こんなことを書くと故人に失礼かもしれないが、私が描くへたっぴな絵も
「人類ネコ科」の絵柄に多分に影響されていたと思う。

ご冥福をお祈りします。



つぶやき 10/17/1998

アニメ版「守って!守護月天」が始まった。
ドラマCD版とキャストがまったく違うので面食らったが、いままで
先行して発売されていたドラマCD(イメージアルバム)とテレビ版キャ
ストが同じだった例はほとんど無いんでそんなものだろう。
内容もスラップスティックにリライトされていたのでなーんか全然
イメージが違う感じ。
ま、悪くはないので、漫画版とは別物の作品として見守っていく事に
しよう。




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