Archive for 1月, 2000

つぶやき 01/31/2000

むう、先日の漫画感想で思いっきり重要なタイトルを忘れていたです。
重要というか、最近最もお気に入りの作家さんでして。

○バラエティー2(ささだあすか)
こういうと波風立つかもしれないけれど、「フォークソング」(リューノス)ってゲーム
の元ネタ(と私は思っている)。流石にゲームの方は設定とかストーリーとかは違って
いるけど3組のカップルのオムニバス(この手法は谷川史子さんにもあったが)ってのと、
そのカップルの特性、およびキャラの性格がそのまんまだったりして。んで私的には
この「バラエティー」というかささだあすかさんの作品が大好きなので「フォークソン
グ」もそれなりに好きなのです。
ささだあすかさんは「恋について語ってみようか」からの大ファン。なんというか、
すごくそっけない日常的な描写のなかにすんごい純朴な恋の形が見えかくれしている
ところが良い感じ。べたべたじゃないんだけど読んでいて恥ずかしくなってしまう純真
さ。こういったテイストは桑田乃梨子さんのさりげなさに近いんじゃないかなあ。



つぶやき 01/30/2000

なにげに最近読んだマンガについてなぞ
(ここしばらくカタイっぽい話ばっかりだったし)

○ナイトメア☆チルドレン[1](藤野もやむ)
この人の絵柄が好き。女の娘がかあいい。
前回の「まいん☆ドリーム」が良い感じだったので買ったのだが、今回もなかなかに
良い感じ。絵柄も好きだがお話も好き。

○エイリアン9[1〜3](富沢ひとし)
連載開始当時から気になっていて、コミックスが刊行される度に「えー、買っていな
いんですかあ?」と言われ続けていた(なぜ?)。まあ無事完結したらしいので読んで
みるかと手を出す。…うむ、なかなかいける。
「すべてが明確になった」って終わり方ではないのだが、その辺がかえって良い空気
を作り出している気がする。独特の世界観というか、SFっぽいSFって感じで良いかも。

○ほしいのはひとつだけ[2](高瀬綾)
「なかよし」を購読しなくなってから結構経つけど、この人のコミックスだけは必ず
買うようにしているお気に入りの作家。中学生女子と中学生教師の恋の物語、んが
その教師は姉の恋人、おまけに主人公女子に恋する男子学生が現れて、とどろどろな
感じの奪っちゃえ系恋愛模様。流石になかよし連載だけに重くはなく胸キュン系なの
だけれども「ぐはああ、たまらん」と転がることはできる(笑)。
こういった系に免疫がないと面白くもなんともないかも。

○うるきゅー[1](秋元奈美)
「ミラクル☆ガールズ」作者の最新刊。
こまっしゃくれた感じの主人公(女の娘二人)は好みじゃないんだけど、話の展開で
もって魅せられてそれなりに楽しんで読む。流石。
ま、一応続きの展開が楽しみ。ちなみに「うるきゅー」とは「うるとらきゅーと」
の略だそうで…、そうですかって感じ。

○あかく咲く声(緑川ゆき)
初めてみる作家さんだけど、絵柄や作品概要で読んでみようかなと思った一冊。
突拍子もない要素と事件の連続、うん結構おもしろいんじゃないかな。
少女漫画慣れしていない人だと具体的な描写がなく、心理描写で間を埋めるという
展開についていけず、内容がスカスカに見えるって事があるらしいけどひょっと
したらそんな感じになってしまうかもしれないかも。
逆に最近私は少年漫画って面白いと思わないからあんま読んでないしなあ(苦笑)。

○クロスボーン探偵団(箱田真紀)
何げに買ったものの転がしてあった一冊。ようやっと読む。
うーん、展開は荒いしキャラもコマによってまちまちなのが気になる。最終的に
一人のキャラがすべて解決してしまうのもどうか。ちょっときびしいかも。

○フルーツバスケット[4](高屋奈月)
一応1巻から毎巻買っているので。
この人の作品のなかではこれが一番面白いと思う。コメディだからかな。
「僕が唄うと君は笑うから」のようなしっとり恋愛系も悪くはないのだけれども。

○お迎えです(田中メカ)
人の生き死にを暖かく見せる漫画って好きです。これもそういった系。
絵柄もそれなりに柔らかいし、読み切りも面白かった。
思わぬひろいもの。

○緋桜白拍子[5](藤丞めぐる)
今にして思えばなんでこれの1巻をかったのか覚えていないんだけど、以来なん
となく気になって毎巻買っている。平安時代を舞台としたアクション物、ラブラブ
はあるんだけどメインじゃない。まあ、少年漫画に比べるとアクション部分は
弱いんだけどそれなりに面白くはある。

○お星様にお願い![1](藤崎真緒)
これはちょっと前の奴だけど。
幼なじみでもある高校教師と女生徒のどきどきラブロマンス。
秘密だってんがあるからか、最近こういったシチュエーションにはどきどきです。
「ほしいのはひとつだけ」に通じるところもあるんだけどね。
藤崎真緒さんにしては今回ベタな純愛もので「エッチ」くないなあとか思って
みたり。



つぶやき 01/20/2000

というわけで crusoe が発表されたわけだ。
内容的には以前からの噂がまったくその通りって感じで馬鹿みたいにインパクトは
無かったけど、消費電力の数値を見たり上位版はノースブリッヂ内蔵だったりして
なかなかにニヤリング。問題は、クロック単位の処理能力が記述されていないので
どれくらいの速度を持っているのかがわからないところかな。いくらキャッシュを
積んでいてコードインタプリティングが2回目以降早いといっても1回目は遅いわけ
だし、x86コードを平均何クロックで処理するのかが不明瞭。

なんにせよ低電力ってのは物凄い魅力的。電池で数週間もつ白黒ザウルスみたいな
PDAに入って行くのだと思う。新しいザウルス(palmでもいいけど)の中にはLinux
が入っていますってのも愉快じゃないですか。もっともユーザーからみたら(外見や
使用感は)以前となんら変わりはないわけだけど。
個人的に PDA は白黒のものを愛用している。現在は Zaurus Igeti。なんでかとい
うと一にも二にも電池の持ち。カラーは電池は食うわ重いわで、実はそんなに重視
していない。このへんモバイル機器をたくさん使った末の結論なのだけれどもね。

電池の持ちといえば、先日のニュースで motorola の研究チームが既存電池の 5倍
は持つと言う電池を研究室レベルで開発したとあった。興味深い話なんだが、これ
が液体メタノールを使った燃料電池だというのが色々な意味でびっくり。使い捨て
なんだろか。
そういえば「がんばれロボコン」(燃えろでなくて)がガソリンの内燃機関らしき物
で動いていると馬鹿にしていたが、実は燃料電池で最先端だったらどうしよう。
ま、そんなことはともかく、今使っているノートパソコンは1時間半くらいしか電池
がもたないのだけれどもそれが1日フルくらいになる時代がくるのかなあと思うと
ちょっとワクワク。

モバイルと言えば、DDI が PmailDX を利用した WEB アクセスもどきとコンテンツ
作成手法を公開した。DDIポケットはここ一年くらい電源を入れていないデータスコー
プがあったのを思い出して、最新の機種(えっぢ)に機種変更をする。
うーん、メール端末として考えると最安価でそのうえ手軽だ。おまけに情報サービス
もそこそこなのでそう考えるとなかなかに面白い。自宅のメールサーバーに届いた
メールを DDI にも送りつけると「メールが届いたよインフォメーション」になるの
でえらい便利。この DDI-P の PMailDX もなかなかにあなどれないと御満悦。
インターネットコンテンツも自由に作れるのでなんか考えてみたいところ。

あとサイトを見ていてcrusoeで盛り上がっているのがLinux系サイトばっかだったのも
興味深い(笑)。



つぶやき 01/19/2000

Crusoe の発表記事はまだ日本に流れ着いていないようだ。




You can follow any responses to this entry through the RSS 2.0 feed. You can skip to the end and leave a response. Pinging is currently not allowed.