Archive for 5月, 2006

VAIO Type-U 不真面目リポート


そんなこんなで届いた。
(※画面はでっち上げ画像のはめ込み合成です)


あんまり見かけない、旧 Type-U との比較。
全体のサイズはちょっと小さいくらいだけれども、画面が二回り小さいのでちと見づらい。これくらいの違いでもかなり小さく感じる。


厚さは比べるのがかわいそうなほどだけれども、逆にこの厚みが握りやすかったりする。
比べてみると、旧 Type-U も良いサイズではあったんだけれども、この角張っている形は持っていて手が痛くなるんだよね。だから「握りやすさ」という攻め方はウェルカムだったのですよ。
サイズ比較用のフィギュアはワンコイングランデのもの。


マウスオペレートオンリーで遊べるゲームだと、そのままタッチパネルを使って進行できるので Type-U 向きなのです。
だけれども新 Type-U は画面が本当に小さいので、指で画面上のボタンを押すのにはちょっと集中力が必要。
Windows の標準ヴィジェット(ボタンとか、タブとか)は小さすぎて爪先で押すような感じになってしまうのです。


ちょっと期待していたのが、ポートリプリケーターやディスプレイ/LANアダプタに、AVビデオ端子が付いていたこと。アダプタとケーブルだけで、テレビに繋ぐことができる。流石に画質はいまいちでシステムの文字は読めないけれども、ノベルゲーをやる分には問題ない感じ。
ちょっと重めのパッドを握っている間隔で、テレビにゲームを映して遊べる。

がりがりと環境構築する時は、デスクトップマシンからリモートデスクトップでログインした方が楽です……。(WinXP Pro でないとできないけれども)
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昔変身、今召還

アニメでも男の子向けの「陰陽大戦記」とか「妖逆門」とかもたまに観ているのだけれども、こういったデジモン、ポケモンといった召還対戦物もすっかり定番として根付いた物だなあと思う。
そもそもで、コロコロ・ボンボン系列では「変身ヒーロー物」ってのはあまりうけた試しがなかったりするような記憶がある。大抵は、普通のホビーで対決して努力と才能ですげえ技を繰り出していくとかそんな感じで。
少年が凄い力を手に入れて何かと闘っていくというのはまあ大筋としても、それが変身ヒーローではなく召還対戦というのが実は今時の男の子向けラインなんじゃないかと思う。
ただ闇雲に強いクリーチャーを召還できたりはしなくて、クリーチャーとの友情と信頼、そして感情のシンクロをしていくことで戦い抜いていく。一見代理戦闘の様でいて実は主人公の少年そのものが闘っているといった構図になっていくところが、ヒーロー物とだぶって見えるところだ。(ミニ4駆漫画もこのラインに乗る)

まあ、確かにこういった構図の方が友情・信頼・成長といった部分が描きやすいし、なによりおもちゃが売りやすい。
魔法少女も似たようなもので、自身が変身するタイプはいささか古い。(マイメロを見よ)
変身ヒーローや変身魔法少女を作りたがり、それを観たがるのはもはやおじさん層の域なんではないかなあ、とか思ってみる。

召還物も後半ひねりすぎて、召還クリーチャーと同化して闘うとか変な方向に行ってしまうことが良くあるが、まあ大抵そこが限界となる。
なにげに「グリッドマン」は早すぎた作品なんではないかという気もしてくるが。


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トラックバックスパム

なにやらトラックバックスパムを食らっているけれども、調べてみるとこれらって全部違う IP アドレスからの投稿なんだよなあ。
トラックバックスパムもボットネットから行われているということなのか。
やれやれだね。

まだネットワーク環境が不完全なので一斉削除はまた後日に。
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今頃だけれども XBOX

XBOX を買ってきた。
白い 360 のほうじゃなくて、黒い前世代のほう。
いまさらなんで?と思われるかもしれないけれども、理由はさして深くもなく「あー、OutRun2 がやりてーなー」と突発的に思ったから。XBOX360 の互換性サポートが使い物にならんというのがスタート地点なのかもしれない。
今どき中古で買えばハードも高くはないだろうしというのもあったし。実際 OutRun2 の方が高かったし、在庫を探すのも苦労したのだけれども。
デッドオアアライブ3の中古が 190円とかだったので、おまけで購入。

最初はヨドバシとかTUTAYAとか回っていたのだけれども、XBOX 本体はおろかソフトの棚が無くなっていたりしてほとんど市場から消滅していたのに改めてびっくり。XBOX360 に市場を明け渡したからという風情でもなくて、純粋に扱いが絞られている印象。つまりは、XBOX というものは日本の市場から「なかったことに」されているといっても過言じゃないのかもしれない。
最近はオタクの間で不評なものは「黒歴史」として闇に葬られるが、これって不評といっても攻撃されるわけではなくあっさりと忘れ去られる事である。本当に綺麗さっぱり記憶から消去されるというあたり無慈悲なものだ。アンチが叩きまくっているようなタイトルは実は愛されているのだよ。

ま、それはともかくで OutRun2 はそれなりに楽しんでいる。
リッジレーサーなんか目じゃないほどの「アンチリアリティドライブゲーム」だけれども、それはそれで良いんじゃねといった感じで。
XBOX は結局見つけるのが困難だったので、秋葉原で買ってきたのだけれども流石は秋葉原、海外輸入ゲームも買えるので OutRun2006 – coast2coast も買えた。なんでかしらないけど日本で発売する気配がないのよね(セガヨーロッパのプロダクツらしい)。
OutRun2006 ってまったくの新作というわけでもないのか。よするに OutRun2SP のコンシューマー移植+新規ミッションモードということらしい。2SP だけでなく、2 も遊べるけれどもアーケードの 2 そのものというわけではないので OutRun2 に取って代わるわけでもない。
そうか、これまで OutRun2 のコンシューマー移植は XBOX のみだったけれども、OutRun2006 ってのは OutRun2 をそれ以外(PS2, PSP, PC)へのコンソールへ初めて移植したものとも言えるんだな。
話には聞いていたが OutRun2006 でオリジナル音源の OutRun BGM や TurboOutRun の BGM (これは2曲だけ)が追加されるのは地味に燃えるな。
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何かに似ているんだよなあ

巷で話題の携帯エロゲマシン小型PC、新型 VAIO Type-U
見た瞬間何かに似ているなあと感じたのだけれどもなんだろう。

コレか?
いやいや、違うなあ。

ああ、コレだ。


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作業用に最適な椅子を求めて

椅子が届いた。
色々注文した中で真っ先に来た物で、部屋の中に何もないけど椅子だけがあるといった状態。
モノは STOKKE の THATSIT(ザシット)。いわゆるバランスチェアでかなりお高めなんだけれども、快適な創作活動のために一点豪華主義的にえいやっと(分割払いで)購入。

机に向かってプログラミングとかの制作作業をする際についつい背中を丸めてもぞもぞとやってしまうのだけれども、そうでなく姿勢が良くなるようにとバランスチェアの類は前から気になっていたのですよ。
STOKKE のバランスチェア一覧
安価で売っているバランスチェアというと、ほとんどが BALANCE,MULTI のクローンである。
実は以前に、5000円くらいの MULTI クローンを買っている。この手のバランスチェアと呼ばれている物は、半膝立ちの状態で座るものが多い。腰と膝両方で支えるので重みの負担が分散する事と、前傾姿勢になるので背筋が伸びてデスクワークに対し理想的な格好になるといった感じ。
んが、実際使ってみてわかったのだけれども、確かに前傾気味で作業に適した格好にはなるけれどもそのポーズ 1つで固定されてしまうのだな。作業中といってもひたすらに打ち込んでいるわけではなく、ぼんやりと考え事をしてみたり、一息休息入れてみたり、極端な場合居眠りしてみたりするわけだ。
そういうくつろぎの場面を作ろうと思っても MULTI では背もたれが無いのでどうにもならんのですよ。
だから実際に作業をする場合と、息を抜く場合でスムーズに体重移動ができるのが良いということで実はバランスチェアのシリーズはこの「体重移動」が基本となっている。MULTI にだけはロッキング機構が無いが、これは「折りたたみ椅子」だそうなのでそういった部分が簡略されているというオチなのですな。
だから最低限でも VARIABLE からがバランスチェアと言えるんだろう。

最高レベルはとてつもない存在感を誇る GRAVITY なんだけれども、これは作業用というより横になるほうがメインの超安楽椅子だろうな。そのまま膝立ちモードになって作業できなくもないところがすごいんだけれども。
ま、流石にそこまでやるだけのお金も置き場所(!)も無いので、膝立ち型で背もたれのある THATSIT にした次第。
多分、膝立ちが無くても姿勢によってバランス移動するだけでも快適なので ACTULUM が作業用椅子として最適なんではないかなぁ。

THATSIT の背もたれは T字になっているが、この左右は肘置きとして用いる。これが意外と快適。深く座って後ろに軽く倒れている状態が結構心地よい。膝当てに乗せずに地面に足をつけてゆらゆらと椅子を揺らすのもなかなかいける。
デスクが来ていないので作業モードは今ひとつわかんないのだけれども、そんなにピンとこないなあ。無理に膝立ちしなくても前傾になるので、好きなように座るのが良いのかもしれない。

関係ないけど、深く座るタイプのいわゆる「社長椅子」ってなんか苦手なんだよなあ。
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サーバー停止の日程など

色々と日取りが定まってきたのでアナウンス。
5月の 19日と 31日に引っ越しに伴う作業のためサーバーが停止しアクセスできない可能性があります。
19〜31日というわけでなく、19日のどこか数時間と、31日のどこか数時間停止するだろうというお話。このときネームサーバーも居なくなるので、DNS にネガティブキャッシュされてしばらく復帰しないおそれもあります。そのときはのんびりと数日待ってくださいな。

光ファイバの開通が 31日になっちゃうということなのでサーバーはそれまで移動しないのだけれども、19日に住居としてお引っ越し作業を行うといった感じ。
6月以降は物理的に引っ越しを終えて通常運営となります。
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日本の住宅事情とビデオゲーム

以前、XBox360 を買おうにも置く場所がないので見送り、といった旨の記事を書いたことがある。案外これが洒落ではなくて、あのサイズの据え置き型機器を置く場所というのは結構準備してやらないとならないモノだったりする。
まあ、それもこれも狭い部屋に住んでいるからであって、今度引っ越すところはもちょっとまともなので XBox360 を置く場所が取れるはずなのである。パッケージソフトはともかく、ネットワーク周りに興味があるのよねん。

むしろゲーマーがゲームをするための HDTV を持っているか、といった方が問題な気もする。リビングで家族の前にてテレビを占有し、ゲームに費やすことができるのか、といったところは以前から疑問視していた。
多くのプレイヤーは自分の部屋のテレビでほそぼそとやっているもんなんじゃないのかねえ。
一人暮らしなら問題はないかもしれないけれども、そうなると HDTV を買って、なおかつ置けるだけの部屋に住んでいるという条件になる。

さて、以前大絶賛していた「バトル体感かめはめ波〜おめぇとフュージョン」だけれども、その後頻繁に遊んでいるかというと正直さっぱり遊んでいない。
理由は二つ。
機器の設置と身振り手振りのアクションとかで、ある程度の空間を必要とするのため部屋を片づけないとプレイできないというのが一点。これは、狭い部屋に住んでいるという住宅事情からだねえ。
もう一点が、腕を10分も振り回しているとくたくたになって疲れ果ててしまうという情けない理由にある。もう本当に腕があがらなくなるのよ。
運動不足と言ってしまえばそれまでなのだけれども、そこまでしてゲームしたいかというといささか考える所があるもので。やっぱりゲームは寝っ転がりながらだらーっとプレイしたいのである。
このだらーとプレイ、のためには姿勢やポーズをちゃんと取らなければならないモーション系のセンサーアクションがあってはならんのですな。
んだから、体を動かす系のゲームは短時間プレイであるべきだと痛烈に思う。理想はアーケードゲームライクに 3〜5分で一回といったところだね。もちろん夢中になって何回もプレイした結果数時間というのはありだろう。
そうでなく、数十時間もずーっと腕を振り回したり、その間正常姿勢をとっていないとならない(コロコロカービィとか傾きを含むゲーム)というのは色々と問題を含んでいるものと思われる。

EYETOY の場合はもちっと違った問題があったのだけれどもね。
あれは、テレビの中に自分の姿が映し出されるというのが嫌だった。それが良いんだよという人も多いんだろうけれども。

そんな感じで、プレイヤー側のライフスタイルによって色々と差がありそうに思っているんだよね。
まあ、なにかというと一絡げで語らず、それぞれのエリアで評価しましょということで。

しかしなんだ、ほんのこないだまで「規格の分裂は市場と利用者に不利益しかもたらさない」と HD-DVD vs Bluray にぎゃーぎゃーぶーぶー言っていたくせに、ゲーム専用機間のソフトが統一されていない事には何も言わないのね。それどころか、競争と対立を煽って楽しんでいるし。
ハリウッドにくらべ、ゲームソフト会社は発言力が弱いですなあ。

あと、本当にコンテンツ業界の発展を願ったり、コンテンツ産業国としての大成を考えるなら、一般ユーザーがソフトを作成してそれを配布できるようにしてくれないものかねえそれをネットワーク配布する事をバックアップするくらいの勢いで。
ネットワークの有効な利用法だと思うよ。
制作者の裾野が広がれば、頂上も高くなるものです。


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アニメとスポーツと人骨と

なにやら、テレビ東京に人骨と思われる小骨と脅迫文が届くというちょっとアレなニュースがあった。
脅迫文の内容が、世界卓球選手権の放送延長によりお目当ての番組を録画し損ねたという恨みの内容だったらしい。紙面によってはそれがアニメ番組であることも示唆されている。
あいたたたたた。いや、気持ちはわかるし、みんなの代弁者であることも認めるけれども本当にやっちゃだめだろう。
アニメファンはまた肩身が狭くなるのです。

さて、このお目当ての番組がなんだったのかが気になるところ。
ニュースによると26日に30分延長されたことへの抗議なのだという。(他の日は最大 3時間延長していたらしいが)
26日と言えば水曜日。この週テレ東でやっている深夜アニメというと「いぬかみっ!」と「.hack//」。正直どちらもそんな痛い信者がいるとは思えない。
が、テレビ愛知がテレ東系で 26日の晩に「涼宮ハルヒの憂鬱」を放送している。そして、みごとにスポーツ延長に巻き込まれて 30分後にずれ込んでいる。
ははぁ、これだな。

奇しくも今日、涼宮ハルヒの憂鬱 ED テーマ「晴れハレ愉快」の CD がリリースされ、秋葉原はお祭り騒ぎになっていたらしい。オリコン 1位プロジェクトもかなり検討することだろう。
そんなお祭りに水を差すような事件が起こってしまった、のかもしれない。

正直、スポーツ延長とか時間帯変更とか自分の興味の対象外物に影響されるのは馬鹿らしいので、地上波はほとんど見なくなった。お金を払えば回避手段はいくらでもあるという時代にはなっているとは思う。
そうなると逆に CS でやってくれないタイトルがあるのが歯がゆいのわけですが。

[ 追記 ]
スポニチあたりの記事によると、郵便物は横浜付けの消印になっていたそうで。やっぱりテレ東での番組らしい。
記事では「いぬかみっ!と思われる」と書かれていたけれども、このへんの断定は微妙。
そもそも、ディープなアニメマニアであったら(こんなことするとも思えないが)、いぬかみっ!と .hack をセットで録画予約しておいて、むしろ録れなかったのは .hack の可能性もあるわけだ。
まあ「いぬかみっ!」だったとして何を期待していたんだろうかね。確かに今 CS でやっていないタイトルなので地上波でしか観れないのだけれども。
うちの HDD にもしっかりと卓球大会が録画されている(笑)のでその回はみれていないんだけれども、なでしこ登場の回やね。原作では人気のキャラだそうだからそのへん?


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Winny遮断とか豪語するが

Winny のパケット解析は容易だとか、遮断して見せますよとか言う企業があったりするのだが。誇示するだけの技術力があるならば、Antinny の配布元を突き止めて見せて欲しいもんだ。
それをやらずにフィルタリングがどうのと言っているだけならば、社会的貢献には一切気がないか実際は解析できていないかで Winny という流行言葉を使って社の宣伝をしているにすぎない。と、私は思っている。

share での流出が起きた以上、問題は Antinny (もしくは同族の情報公開系)というマルウェアにあるという事に帰依してくれないもんかねえ。
一般に浸透してしまったので Winny の悪評レッテルはもう覆せないと思うけれども。

そういえば、MP3 が広がり始めたころ「MP3=海賊版」「MP3を使っている=海賊版ユーザー」というレッテルがあったっけ。
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