Archive for the 'WEB' Category

PeerTube と Mastodon

昨年 4月に Mastodon が突然ブームとなったときに私もインスタンスを立てて、今日まで細々と www.mofgao.space の運営を続けている。
なので Mastodon 界隈にもひっそりと存在していたりもする。

www.mofgao.space は実質私一人のインスタンスなのだが、興味があったとしても特にここにアカウントを作る必要は無い。どっか他の(人気があって盛り上がっている pawoo とかニコニコとか) Mastodon インスタンスにアカウントを作成して @rerofumi@www.mofgao.space というアカウントを検索から探して「リモートフォロー」すれば良い。
Mastodon というのはそういったリモートフォローがメインの分散型SNSなのでガンガンと他インスタンスのアカウントをリモートでフォローしていってもらいたい次第。
リモートフォローした人の投稿(トゥート)も全部自分の TL に流れてくるのである。

そして PeerTube というオープンソースのプロダクトがある。
これも分散指向な動画コミュニティを構成するサーバープロダクトである。

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Blog を見直す

前回の更新からえらい間の空いた当 Blog 「rerofumiのつぶやき」だけれども、更新停止というわけではないのでときたま思い出したように書くことがあるかも知れない。いや実際書いたりするんだよ、というエントリー。

思ったことを書いたり反応を見たりするには Twitter みたいな即時性の高い SNS の方がやっぱり楽チンで、そうやって適当に放題しているだけでなんとなく人が集まったり離れたりするのは割と理想的な世界だったと思う。
けれども、タイムラインという形式は蓄積には向いておらずナレッジベースを残すにはどうしたら良いかというのが課題であった。
個人的なナレッジベースとして Blog を書いていたのだけれども、例えばプログラムのノウハウとかそういった技術的なことをここに書くのは適切かといったそんな疑問が自分の中にあった。もう一方の「コメを噛め」の方は電子工作を中心とした工作 Blog として始めたので、工作系ネタはそっちに書くことにしている。これはまあうまいこといってて、今でもなんか作ったら更新できる感じではあるかなと思う。

なにかというとアウトプットのドメインわけをしたがる性分なんだと思う。
Twitter (@rerofumi) のほか、自分で Mastodon サーバー (https://www.mofgao.space) を立ててそこにもいる (rerofumi@www.mofgao.space) が、それぞれで投稿する内容は分けている。
ツールのレビューや動画作成のノウハウ、そして過去の作品の振り返りとしてニコニコチャンネルのブロマガを使ってみた。(http://ch.nicovideo.jp/fumi2kick)
プログラミングやサーバー構築関連のノウハウについては Qiita に集めるのが妥当だろうと思い投稿をしていた。(https://qiita.com/rerofumi)

技術系のアウトプットは Qiita でいいじゃんと思っていたのだけれども、2017年春にいくつかの著名な記事が削除されるという事件が起きた。
なんでもプログラミングに関係のない就職活動系とか純粋なポエム系とからしい。Qiita 自身が「プログラミング知識を共有しよう。」というサイトなのでまあわからなくはない。わからなくはないのだが、利用者として萎縮してしまうのだ。
自分が投稿していたのはサーバー構築記事が多く、要するにインストールしただけのものだ。設定ファイルや Dockerfile みたいなバッチは書くものの、プログラムは一行も書いていない記事が多かった。それらが「プログラミング知識を共有しよう。」に相応しいのかと考えるとどうしても投稿を萎縮してしまうのだ。
なので Qiita への投稿はストップして、自前のサイトで技術メモを残していこうかなと考え始めた。

Twitter も Twitter で流れていくことを是としたメディアなので、残しておきたいものについてはやはり Blog とか自分の手元への投稿に仕向けていった方が良いだろうなと思い始めた次第。
そんなこんなで、Blog を見直そうという気分になったのだけれども随分と間が空いてしまったので感覚が掴めずにおろおろと手探りしている状態だったりする。

とりあえず技術系メモについては別サイトというか別ページを用意してそこに書くことにしたのだけれども、それは次のお話として。



Blog を書くという目的について考えてみたり

すっかり放置のこの Blog 「rerofumiのつぶやき」。
一応メイン Blog &サイトという事になっているのですが、特に書くこともなくほったらかしていたら半年が経過していたのでなんか書いておこうかというとても後ろ向きなエントリー。

インターネットの主役というのはその時々で変化しており、ホームページ全盛から掲示板になったり Blog になったり SNS になったりショートブログからSNS内タイムラインになったりとめまぐるしい限り。
そんななか「かつて華々しかったBlogというメディアは今はもう色褪せている」のだそうだ。
それはあくまで「コミュニケーションメディア」としての Blog のことで、記事に対して活発なトラックバックやコメントといったものが沢山付き「議論」の場としての Blog に夢を馳せていた人達が場を変えたというにすぎないのではないだろうか。
元々日本ではインターネットが庶民の手にあり、WEB日記という物が存在していた。そしてそのWEB日記の延長という形で存在していた Blog が多いのでそう様子が変わったようには見えない。

システムの変容もある。
ホームページの時は設置者が HTML を作成する必要があった。それをブラウザからの更新だけで良くした Blog システムは(知らない人には)画期的とも言えるくらいの容易さだったに違いない。
それが SNS やソーシャルサービスといったものに河岸を変え、発言だけでなく反応を貰うのに必要な体力の閾値が駄々下がりしている。
わざわざ Blog という形態でアピールしなくても Twitter や Facebook に短文で書き込めば興味を持ってくれる人にすぐ見て貰え、短時間に沢山の反応を得ることができる。その様子を知ってしまったら止められなくなるに違いない。
だから Blog はもう必要が無いとも言われる。んが、そこまでは言い過ぎなのでは。

私も Twitter 上に居たりする。だからこの Blog をほったらかすようになったのか。
それはちょっと違ったりもする。
工作記事を中心とした「コメを噛め」はそれなりの幅で更新をしている。
最近は niconico のブロマガを借りてみたので、そこではニコニコ動画に投稿した動画を振り返った記事を週一で連載したり、気が向いたら製作環境にまつわる記事を書いたりしている。
Blog という枠組みで見たら今でも書き続けているのだ。
ではなぜ「rerofumiのつぶやき」は更新が止まってしまったのか。それは、いくつかある Blog の役割に理由がある。

昔はただの WEB 日記とその延長で書いていた等サイトだったが、いつのころからか単なる日記ではなくその場その場で考えていることを綴った「コラム」的な記事になっていた。エッセイとはまた違うなあ、やっぱコラム?
そういった考えていることを記すという役割がこの「rerofumiのつぶやき」にはあった。
ある程度時代や事象を盛り込んでいるのは、後年見返したときに「ああこんな事があった時代だったなあ」とわかりやすくするためで、基本的には時事的なものは省いている。
工作記事とかは、誰かの役に立つかも知れないからナレッジベースとして残しておこうという目的があるし、ニコニコ動画の作品解説などは自叙伝的な小さな歴史を記録しておくといった目的がある。
ではコラムはどういった目的を持って書いていたのだろうか。
そう考えると、これはやはり「俺はこう考えているんだけれども、どうだろう?」という提言に対するみなさんの反応を見たくて書いているのではないかと思う。反応と言っても直接的なコメントばかりではない、はてなブックマークでのブックマーク数であったり、Twitterでの読んでいるよリンクであったり、どっかのサイトからリンクが張られていたり、そういった裏のアクション全てが反応である。
自分がこうじゃないかなと思ったことに対して記事を書く。読む人が多かったり、リンクが多かったりするとそれだけで記事の内容が肯定されていることになり、ああやっぱり正しかったんだという感触を得る。
逆にまったく反応がなく読む人も少なかったら、あら違ったのかしらんと思い謙虚な気持ちになる。
直接的に否定的なコメントはあまりないけど、否定的なはてなブックマークコメントがあったりすると「そうなのかー」とか「そう思う人も居るのかー」といった感じで勉強させてもらう。

ナレッジベース構築を目的とした記事ではなく、そういった反応を目的とする場合 Blog より Twitter とかの方が反応早いのでやっぱりそれで書かなくなったのだろうか。いや、やっぱり違う。
コラム的な文章というのは、自分の体験や思想を書き記して反応を見るものである。反応を貰う部分で Blog は直接的ではなくなったが、まだできないわけでない。どちらかというと「そのとき考えている事を書く」という部分に勢いがなくなってきたようだ。
「私はこう考えているんだけれどもどうだろう?」と問題提議して、皆の反応を見る。この問題提議の部分では「俺はこう思っているんだがどうだ!」という「どや顔」をする必要が多かれ少なかれある。
この「どや顔」をしてまで主張したい意見というのを最近はあまり持たなくなってきたようだ。というか「どや顔」しなくなったというか。

「どや顔」をしてまで世に問いたい事があるというのであれば、今でもこれからも Blog を書くのではないだろうか。少なくとも私自身は Blog というメディア、この「rerofumiのつぶやき」という場が不要だとは思っては居ない。
といっても文章を書くというのは体力と時間を使うものである。
そのめんどくささを乗り越えてまで「どや顔」をしたくなったときに、また何か文章を綴るのであろう。



今年もありがとう

本年も当サイトをご愛顧くださりありがとうございました。
今年後半はあまりネタを提供できていなかったんではないかと反省しています。
来年もなにか楽しげなネタを提供できればと思います。
んが、私にとって面白いことはみなさんにとって楽しいことと言えるのかどうかと自問する事が多くなってきました。まあ、共感できる方がいてくだされば幸といった感じでのんびりやっていくかと思いますが。

みなさんにおいても愉快なコンピューターライフが送れます様に。



つぶやき 01/28/2002

すっかり「天使のしっぽ」にご執心である。
そんな勢いでファンサイトを作る事になり、さらに勢いかまして
専用のドメインを取得してみる。

http://omamori.shimasu.net/

「この身にかえてもお守りします!!」
天使のしっぽ(P.E.T.S.も)劇中の名文句である。

しかしファンが応援のためにドメインを取るというのはよくある
事として、やはりその取得ドメインはオフィシャルの迷惑になら
ない様気をつけたいものである。いや、少なくとも私はそのように
心掛けたい……と思っている、つもり。
キャラ名やコンテンツタイトルそのままってのはやっぱり避けたい
やーね。
そんな感じで悩んだ結果取得したのがこの shimasu.net という
ドメインなのでした。ちなみに shimasu.com ってのは既に取得済
でした。(でも日本人じゃなくてアメリカの企業が押さえていたん
だよね、なぜか。サイトも存在しないし。)
さらにちなむと shippo.[com|net|org] なんて誰でも(他用途で)
思いつきそうなドメインは完全に塞がっています。

しかし、この shimasu.net って結構おいしいドメインな気がする
んだけど、良く空いていたよなあ。(org はまだ空いています)
「〜しますね☆(っと)」ってイケテいると思うんですが。
てなわけで悪ノリして 〜@otayori.shimasu.net というアドレスを
作ってみたり(笑)。



つぶやき 05/12/2000

現在の移動電話の加入者人口は携帯・PHS 合わせて 5764万人だそうである。
固定電話網の加入者数を抜いてしまった移動電話の行く先はどこか?
ま、取り合えず一人一台な国民IDというのは極端なので置いておくとして、
移動電話機の情報端末化というところに注目。
なにかと話題の i-mode の加入者数が 600万、 jSky だったかの周りが
100万、DDI-P の PMailDX 利用者がこれまた 100万ちょい。(ezWeb は勉強
不足のためちと不明)
とか考えると、情報端末としての移動電話機ってのは音声通話者の
1/5 未満の絶対小数派でしかなかったりするのでどこまで夢を見れるか
というのは見えて来ませんな。
でも、その流れは絶対のもので、JPhone の新端末は全てカラー液晶だそう
だし、DoCoMo の携帯も全てが i-mode になるとかいう話があったりする。
そうなると「携帯(PHS)を持っている=情報端末を所有している」事になり
積極的に使わないにしろ、そういったものを既に持っているという状況に
なるわけですな。

そういった情報戦争のなか、個人はいったいなにを皆に提供するのか?
とかいった固い話はちょっと脇に置いておいて、個人的に気になったサイト
の紹介など。
私は DDI-Pocket の PHS である -H” を愛用し、事ある毎に普及せんと
していたりするのですが、やっぱりそれがらみで(笑)。
-H” だけでなく DDI-P で PMailDX が扱える端末では「情報サービス」や
「オープンネットコンテンツ」といった WEB ライクなサイトの閲覧が可能
ですがが、それ用のサービスの一つとして「MOっPARA」がスタートしま
した。(今までは「もっぱら準備中」だった)
これ何かというと DDI-P 端末で WEB ページが作れるというもの。で、
そのページをジャンル毎にまとめて一つのコミュニティを作ろうという
のが狙いだと思われる。そうして作ったページはパソコンから WEB ブラ
ウザで見ることも出来るし、DDI-P 端末からアクセスすることも出来る。
ま、正直な話 PHS のキーと画面で WEB を作るのはあまり実用的では
ないかな。テキストオンリーという制限がつくし。
それでも面白いなと思う理由は、掲示版サービスもあるところである。
もちろんこの掲示版は WEB からも PHS からも利用できるハイブリッドな
ものであるところが大きなポイント。
聞くに i-mode でも人気があるのは(個人運営の)掲示版を中心とした
出会い系サイトであるとか。よするにこの手のおしゃべりはみんな欲して
いる所なのねん。(敢えてコミュニケーションとは言わないでおく)
で、この「MOっPARA」月額利用量として 200円がかかるのだけれども
サーバーエリアの提供とハイブリッド掲示版、そして将来的にはメーリ
ングリストが提供されるのだから実は結構良いサービスではないかと
思うわけだ。WEB の方は少々きついけれども、通常のページと比べずに
「名刺がわり」と考えればまずまず。
普通の人に取っては割と強力ではないかと。
取り合えず、ビバえっぢ☆

もっとも、自分のサイトを既に持っている私にとっては必要の無いもの
なわけだけど…



つぶやき 10/27/1999

コラムで思い出したが、ZDnet で読める PC magazine online のコラムはお気に入りで
欠かさずチェックしている。
Dvorak氏、Willmott氏、Miller氏の語り口はどれも鋭くかつユーモアに富んでいるので
読んでいて楽しい。訳者の技量もなかなかである。若干辛口な向きはあるが個人的に納得
できる内容が多いので気にはなっていない。

そういえば世間がiBookで盛り上がっているとき Dvorak氏はコラム中で「あのかわいい
マシンはなんだ、男が使うマシンはもっとがっしりとしてカッコよくなくてはいかん」と
言った向きの事を書いたら、他サイトでもやり玉にあげられ騒然となった。あの様は
なかなかに面白い物があったと記憶している。
多少極端ではあるが Dvorak氏の「カッコ良くなくてはイカン」といった向きは十分に
納得がいく。なんのかんので最先端技術ってのは「カッコいい」がキーワードに発展して
行くものである。



つぶやき 10/23/1999

前々からそうだったのだけれども、最近特にこのフリートークコーナーが「日記」
ではなく「コラム」と化している。(^^;
個人的に人様の日記を読むのは好きだけれども自分の日記を付けることには変な
ポリシーがあって「起きた、仕事した、寝た」というルーチンな日常を書きたく
ないとか思っていたりする。んだから、ここになにか書くにしてもその日見付けた
話題とか、情報とか、何かしらの「情報メモ」として使っているのである。
んで、それが「最近思ったこと、感じたことコラム」になってしまう要因である
わけですな。
私なんかのたわごとを読んで面白いのかなあ?とか思わなくもないけれども、
それなりに見てくれている人もいるようなので良いのかもしれない。と勝手に
決めつけ。



つぶやき 08/23/1999

インターネット上のいろんな無償サービスを利用させて貰っているが、疑問が一つある。
無償でサービスを提供する収益はWEB広告で賄うという形態が結構あること。
WEB広告というものがTVや雑誌のそれと同等の効果があるのかどうかは知らないが、
現時点でWEBページを閲覧できる人と言うのはまだまだ少なくて一般的ではないのでは
ないかと思う。
つまり何かというと、広告クライアントってそんなにいるものなのか?ということ。
ひょっとして、限りある小さなパイ(=広告クライアント)を期待して事業を展開しては
いまいか?

かたや、TVのCMを簡単にスキップできるビデオやデジタルビデオを目の敵にして、TVCM
の閲覧数を減らさないためにコンピューター業界に働き掛けているクライアントもいる
という。確かに、WEBを閲覧するからTVを見なくなったというのは心当たりがある。
まあ、ほとんどの人はWEBとTVを両方見ているらしいが。
そういったことを含むと、TVCMがかなりの比率WEBCMにシフトしてくるのかなあとか
ボンヤリと思う。まあ、それはそれでよいのではないか。利用者として気になる広告の
詳細を直ぐに得られるという利点があることだし。

ちなみに、個人的に広告類はあまり気にならない方なのだが、過去に一つだけ気になっ
てクリックした広告があった。パンを製造販売している COMO という企業である。
WEBというある意味サイバーな世界をうろついていたときに「おいしそうな」パンの写真
が目について、ついクリックしてしまったのだ。残念ながら、その先においしそうな
画像はあまりなかったのだけれども、COMO という企業名は頭にしっかりとこびりついて
後日見つけたら即座に飛び付いてかぶりついたという経緯がある。
コンピューター関係の情報とかは結構慣れたり飽きたりしているのだけれども、食品と
いう生物にとって普遍なテーマは結構いけているのではないか?
食品関連の企業さん、WEB広告を出すなら、その場でコンビニに走ってしまいたくなる
ようなとびっきりの「おいしそうな」画像が狙い目ですよ。 (^^

#次は健康関連かな〜



つぶやき 02/24/1999

「悶えろ!!モエプロゲッターズ」というすごく面白いサイトを発見。
ファミコン用ソフト、初代「燃えろ!!プロ野球」を幾つ集められるか、という
バカサイト(最高級に褒めている)。

普通は何か表現したいこと、みんなに見て貰いたいことを目的にWebページを
作るのだが、この作者は違っていた。Webページを作るために、何か特徴を
出そうという所から始まって、それに没頭している。アプローチが逆なのだ。
だけれど、Webページを作る手段としてだけでなく本気で打ち込んでいる所が
素晴らしい。
そして「燃えプロ」と言うところが最高におかしい。
賛辞。

「1モエプロ」は「1ハナゲ」に続くインターネット単位となるか?




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