Archive for 4月, 2003

シロウトにはお勧めできない

なんか各所の個人ニュースサイトにまで張られて大人気なごうちゃの「公共の建物にまで萌」で、私も笑う。つーか微笑む。
http://www.denpa.org/~go/denpa/200304/from21.html#21_1

「萌豆」で「もやし」って本来の意味から言えば正しいよなあ。(豆芽と書く方が多いみたいだけれども)
「もやし萌え〜」という用法の方が間違っている筈なのになんか笑ってしまうあたり良くないのかもしれません。私の日本語もピンチです、ファイヤーマンの OP に出てくる地球ぐらいに。

しかし、2ちゃん用語とか、萌えとか、言葉が乱れているというような事を言われる事がたまにあるけど、これって知り合い間の暗号の様なものだよな。「おやじ、いつもの」「あいよ」ってのと対して変わらない。共通の辞書をもっているが故の省略可能な圧縮表現であって、その辞書を持っていない部外者には意味が通じない。それってある意味方言みたいなものなんじゃないかとも思える。地理的条件から生じる距離分断によるグループ化と言葉の変化、ではなくて交流プロセスから生じる知識分断によるグループ化と言葉の変化なわけだ。
メディアの発達とネットワークは距離を縮めてしまったけれど、そこに知識デバイド(優劣ではなくて嗜好によるスライスとコミュニティ化)を生み出したということで。

だから日本語が乱れたとかじゃなくて単なる共通符号による暗号という方言が生じただけなのかも、と考えて流してみるのはどうだろうか。
ただ、コンピューターコミュニティにおけるそれは「誤変換文化」がほとんどで既存の日本語の意味をオーバーライトする形で存在しているというのはある程度ふまえておかないとならないかも。どんな遊びでもそうだけれども、ちゃんとした知識の上で遊ぶ分には構わないけれども、知識無く振り回しているだけだと大けがの元だということで。

なんてことをしたり顔で書いているとおしかりを受けてしまいそうなので、そんなに深い意味はないジョークですよーとしっぽを巻いて逃げ去っておく。



mongle_r 公開

mobileimap が大分良い感じになってきたので、そのおいしいところをパクっといただく(を
で、ふにふにといじってきた mongle_r/ja_JP を公開開始。メインターゲットは LinuxZaurus ということで。まあ、自分が使いたいからいじっていたわけですが。

流石に LinuxZaurus + RubyCGI + IMAP4 + AirH”(32k) だと重たいです。かなり待たされます。まあのんびりと使いましょう。



出先だからこその IMAP4

私は使っているメールサーバーが自前なもので、IMAP4 をずいぶんと以前から使っていてそれなりに重宝している。
やっぱり IMAP4 といったら多端末環境、特にモバイルでその真価を発揮するものなのだけれども、モバイル機器において IMAP4 が利用できるクライアントはほとんどない状態だったりする。
Linux Zaurus のメーラーに “IMAP4” という文字が燦然と光り輝いていていてココロときめいたのだが、実際にはメールフォルダに沢山メールがあると使い物にならないという貧弱なものであった。やっぱりメールボックスにメールが数千通たまっているのは普通でしょう。いや、ちょっとはそれもどうよとは思うのだけれども個人的に譲れない線で。

とか思っていたら高林さんが携帯電話用 IMAP WEBメーラーを公開した事を知る。「ウホッ!いいサーバー…」「たてないか」とばかりに高まってみる。
http://namazu.org/~satoru/mobileimap/

うーん、セキュリティ的にもう少し対策ができないものかなあ、と考えてみる。うーん、外部から誰でも参照出来てしまうのがまずいのだからローカルにして外からアクセスできないというのはどうかなあ。
Linux Zaurus の中にサーバーとしてたててしまうのである。
てなことを考えていたら mobileimap のページからリンクで mongle という小さな ruby CGI スクリプトがあることを知る。
http://home.sunheartcowfork.com/mongle/
多少無愛想ではあるけれども小さな WEBメーラーである。
なんだこれでいいんじゃん、とばかりに入手してごりごりとカスタマイズしてみる。中途半端だけれども日本語対応とか、コンフィグを頭に集めるとか、なんか途中でインプリメントが途絶えていた表示数切り替えとページ切り替えを追加。その他細かいところ色々と修正強化。

んが、mongle でも mobileimap でも新規のメールが届いても INBOX に入らずインデックスが増えないという現象に遭遇。サーバーに因りそうな現象だなあ。
かなり頭を悩ました結果回避法がみつかったので書き換え。
うむ、かなり良い感じだ。(しれっと書いているけど 2日潰している)
てなわけで、↓改良版 mongle.cgi を置いておくもよう
http://www.limo.fumi2kick.com/works/zaurus/mongle_r_cgi.txt
もう少しいじるかもしれないので仮リリースなんだけど。

AirH”Phone を生かすべく mobileimap も継続使用中。
色々とホクホク。



lmbbs の AirH”Phone 対応状況

そいや書き忘れていたけれどもここの掲示板は AirH”Phone で問題なく読み書きできることを確認済みです。
「携帯電話用ビュー」ね。

# 別に専用に対応したわけではない



萌え萌えうにっくす

てなわけで「萌え萌えうにっくす! UNIXネットワーク管理ガイド」を買ってくる。やっぱり、ねえ、キャシャーンがやらねば誰がやる、じゃなくてせっかくだから。
http://www.timemachine.ne.jp/

あー、うん、「UNIX管理ガイド」という方針は良いかも。
UNIX サーバー管理と称してアプリケーションのインストールと設定しか載ってない軟弱な本とはスタンスが違ってて、サーバーを建てました、で次に必要なことはなんでしょかといったあたりを説明してくれている感じで。
前回の著作権&法律ガイドもそうだったけど、他とは違ってここを説明したいんだという立ち位置が非常に明確で良い本。最初の方で基礎知識を説明してくれるのは良いんだけど、その部分がちょっと冗長な感じもするなあ。

問題点としては普通に本として良くできていて「何が萌えなの?」といった状態になっているところだろうか。キャラクターの漫才はそこそこ面白いし、本文より注釈の方が本体だぜと言わんがばかりの(間違った方向に)気合いの入った注釈がいかしてはいるものの。
「萌えの一手」という良い単語を生み出しているものの、実際にシステム管理に萌えているわけではないし、萌えキャラの存在によってそれらが楽しくなっているわけでもないのでいかんとも。重要な部分はやっぱり手堅く説明しているので普通の本なのだ。

それと「口癖や語尾が変な女の子」という萌え記号は既に賞味期限を過ぎております。その手の記号は時期を逸したり、使用範囲を超えてしまうととたんに陳腐に見えてしまうのでお気をつけを。



えあえっぢふぉん

4月1日。
あー Pythonちゃんポータルなんかが(4/1なので)出来上がっているなあ(>>SugHimsiさ)というのを横目で睨みつつ。
http://www.clio.ne.jp/home/web-i31s/Flotuard/python-chan-s.html

今日は AirH”Phone の発売日なのでルンルンで機種変更かましにいく。
DDIP の H” だけは一般的なブラウザを持っていなかったので CHTML とか、タグ限定の HTML とかで書かれたサイトを連続ブラウズしたりフォームを利用したりすることができなくて色々と寂しい思いをしてきたものだがそれも今日でおさらばなのよ〜。(まあ、過去の資産は使えなくなるわけだが)
取りあえず lmbbs のケータイビューで問題なく書き込みできることを確認しておく。
いままでコンテンツサービスは 12円/分とかだったから怖くてオンライン書き込みなんかできなかったものなあ。
取りあえずつなぎ放題コースにはしていないので料金様子見。
AirH” カードのほうをつなぎ放題で所有していてこいつが LinuxZaurus にささっているのでごりごりアクセスはそっちでやっちゃうので。

それにしても文字入力時の文字種切り替えが煩雑だよう (;_;
なして 4つものキーを駆使して文字切り替えしないとならないのか。




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