あのヴァーチャルアイドルから10余年
初代が DK-96 として登場したヴァーチャルアイドルの伊達杏子が数度のバージョンアップ(!?)を経て、再度この時代に復活しているらしい。
2001年に復活時のITmediaの記事
今回SecondLifeで復活した伊達杏子の記事(スポニチ)
記事中の「「やっと時代が私に追いついた!?」という台詞にある意味納得はするものの、追いついた時代はそことは違う立ち位置に向かったのではないかという思いしきり。
言うまでもなくゲーム界、アニメ界はそういった架空のアイドル像でなりたってきた業界である。なので、ヴァーチャルアイドルについての蓄積の大きさは他の業界の比ではない。
アイドルというストレートな存在でいったら語るまでも無く「Idol M@ster」が浮かぶわけであるが、アイマスの楽しまれ方はなんとなくヴァーチャルアイドルとは違う様な気もしますな。
さて、以前から期待わくわくで全バージョン所有者優待販売には速攻で申し込んだ「ボーカロイド2 キャラクターシリーズ 初音ミク」であるが、声ネタ提供の声優名(ミクはCV:藤田 咲だそうな)も発表され、二人目以降の計画も発表され各界で話題になりつつある。
先日公開された「先行デモ」も期待を高めるには十分なデキ。まあ、ボーカロイドくささはあるし、如何にも得意なところを歌わせているでもではあるけど。
いまいち関係なさそうなホビージャパンの「とれたて!ほびーちゃんねる」でも、「アイマス並みのヴァーチャルアイドル」みたいな感じで紹介されていたのはちょっと驚いた。
つか、そこまで Vocaloid をヴァーチャルアイドルとして見れるものなのかと感心した次第。狙いとしては正しいのかもね。
PS3のゲームでメガゾーン23が復活とかそんな嫌な話題もあるけれども、実際の所ヴァーチャルアイドルというのは提供されて存在するのではなく、ユーザーの手によってなんとなく発生していくものなのではないかと思うのですよ。