Archive for 12月, 1999

つぶやき 12/26/1999

量販店の年末在庫セールでタカラのダイノバイザーが7000円弱だったのでおもちゃがてら
に買ってみる。ダイノバイザーってのはでかくて重くて画質の良くない安価なLCDヘッド
マウントディスプレイ、一時期わっと宣伝していたけれどもイマイチ盛り上がらなかった
やつ。
画質や見やすさについてはグラストロンやアイトレックに比べるべくもないが、最初から
割りきっているのでそれはそれでと結構楽しめる。購入値段と相対してって評価ではある
けれども。(7000円だったら結構楽しめる買い物という意味、定価で買っていたら…)

面白いのはいいんだけど、最近視力低下しているせいか何かにつけすぐ眼精疲労から頭痛
がするようになったので結構きつい(^^; 5分もつけていると頭が痛くなってくる。まあ、
元々乗り物酔いが激しい体質(ブランコに乗っていても酔う)なので個人的には「こんな
もんさね」って感じ。
いわゆる「3D酔い」と言う奴にも弱い、プレステのエコーナイトとか出だしの数分でリタ
イヤ(–; Forsaken とか 3分でアウト(TT 3Dではないけど小さいころなんかの博覧会で
360度投影シアターってのがあって(GALAXIAN^3とかをイメージしてください)そこで上映
されていたのがジェットコースターの映像とかだったものでフラフラになったことがあっ
た(最後の方は目をつぶっていたと思う)。

なんかこの「3D酔い」ってのは日本人に多い独特な症状という話を聞いたんだけれども、
その元情報ってのはちゃんとあるのかな。

そういえばヘッドマウントディスプレイとかには大体「15歳以上でないと装着してはなり
ません」とか書いてあるようで。別にこれは「エッチな映像」を一人で楽しむ機械という
わけではなく(当たり前(^^;)15歳まではまだ水晶体が成長している可能性があるからとか
いうお話ですな。まあ、要するに纏足みたいなもので成長期にきつい負荷をかけると成長
が止まってしまうということで。故に巨人の星の「大リーグボール養成ギブス」とかもい
かがなものだろうかと思うのだけれども(笑)。
15歳かあ、すでに一回りしそうな私は既に縁遠く、後は視力は低下するだけですなあ…。
(心の中に木枯らし一陣)



つぶやき 12/03/1999

韓国Samsung がテレビ付き携帯電話を開発したという記事を見て大笑いする。
いや〜、カッコイイなあ。なんか真面目に過去あこがれていたSFの世界って
感じでいいよね。
わたしもデータスコープでメールチェックとかしていた頃は、それを手にして
「カークよりエンタープライスへ」とかやって遊んでいた物だ。(丁度そんな
サイズなもので)

小さいどこでもテレビってのは中学生の頃あたりまでは夢に描いていた理想の
世界だったけれども、実際に出てくる段になってあまり興味がなくなった。
入手しやすくなった現在ではまったく興味がないと言っても良い。なぜか?
ネットワークを使って自分の力で情報を収集していた方が楽しく思えるからで
ある。もしくは、時間に縛られず見たいときに見たいものを見るというオン
デマンドな環境(VTR含む)に慣れてしまい戻れなくなったというのも大きい。

カッコイイと言えば、ほんのちょっと昔のSFアニメや映画で持ち運び型の
メール端末とかテレビ電話とかが必ず出てきたアイテムだった。それを見て
カッチョエーとか思っていたものだ。丁度BBS形式のパソコン通信やUUCPネット
ワークで電子メールが定着し始めたころ。
いまそれが携帯電話という形でほぼそのまま実現されている。そう考えると
感慨深い…。
パソコン通信のころ「文字だけのコミュニケーションなんて歪んだ形だ」
と一般論みたいに言われてきたけど、インターネットメールや携帯メールの
普及によりその文字メディアを扱える層と扱えない層が明確化したような
気がする。結局コミュニケートする相手は人間なのだからその手段がどうで
あろうと面白いものなのである。




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