ニコニコ動画(9)だそうで
「9」といえばやっぱり「ジャンボーグ9」だよね!(挨拶
ニコニコ動画が(9)にバージョンアップだそうで。おつかれさまです。
なんとなく流そうかと思ったのだけれども、「ニコニコ技術部」のカテゴリタグ化というのが個人的に大きかったので取り上げておきます。ばんざーい。
理系的、技術的なネタで面白い動画が作れないかと手探りでやってきて2年半、ついに1つのジャンルにまでなりました。これも優秀な人たちががんがんと投稿してくれたおかげです。
参考過去記事> 「たまには振り返ってみようか」
ちょいと意外だったのは『つくってみた』ではなくて『ニコニコ技術部』だったこと。これでなんとなく、手芸・工作系もニコニコ技術部というのが暗黙のうちに構成された気がする。逆に「この程度のレベルでは『ニコニコ技術部』のタグはふさわしくない」という悪しきレッテル張りも行えなくなったのではないだろうか。カテゴリタグは分類であって称号じゃないからね。
ところで、今回の新機能で『任意のサイトに外部プレイヤーが張れる』というのがあって、これが地味に大きな改革だと思うのだけれども誰も全然触れないねー。
新しい動画ではないけれども、試し張りしてみる。
これまでニコニコ動画とYoutubeを大きく分断していた物に「ログインしないと視聴できない」というのがあったと思っている。
ニコニコ動画はIDを取得してニコニコ動画という場に入り込んで楽しむ必要があった。この行為がコミュニティを構成しやすい空気を作っていたのだが、逆にアンチに対しては「IDを作らないから見れない(見てやらない)」という理由を与えてもいた。
Youtubeはよっぽどのお目当てジャンルがないと検索という行動以外で動画発掘を行うのが難しく、コミュニティを構成するのもやりにくい環境だと思っている。それでも利用されている大きな理由が、外部プレイヤー貼り付けで外に持ち出せるからなのではないか。ブログや情報サイトに貼り付けられた動画で視聴されるというパスがどれくらいの再生数を生んでいることだろうか。
まあ、ニコニコ動画も特定のブログで外部プレイヤーが利用できていたのだけれども、その制限が無くなったことでYoutubeとおなじく動画の置き場所として利用し自分のサイトにプレイヤーをはって直接動画を見せる、といった流れがいっそうやりやすくなった。
そういった動画だけを外に持ち出す事ができるという流れは、みんなで広場に集まってくねくねするといったコミュニティ指向から、面白い動画自体へのコンテンツ指向への変化を起こすかもしれない。ひょっとして誰も利用せずに変化しないかもしれない。
でも、ニコニコ村内部で盛り上がっているという状況だけではなく、面白い動画を外に持っていくことができるというパスを用意したことは後々効いてくる様な気がする。
ところでこれ、国外のページでも外部プレイヤーが使えるのかな?使えると他国で「日本の面白い動画紹介サイト」というのができてガンガン紹介されたりするかもしれない。