Archive for the '娯楽' Category

つぶやき 07/30/2000-2

夏の東映アニメフェアを観に行く。
春の「デジモンアドベンチャー・ぼくらのウォーゲーム」は各地で絶賛だったけど
今回の「デジモンアドベンチャー02」の話題は聞かないなあとか思っていた理由が
明らかに :-)
うーん、これはきついわ。特にちびっこにとっては何が何だがまったくわからない
で面白くなかっただろうなあ。全然面白くないというほどじゃなかったけど。
春のデジモンもそうだったけど、この夏のデジモンもアニメというメディアに置け
る実験がもりもりとなされている作品。「ぼくらのウォーゲーム」の時はそれが
大きくプラスに作用していたけど、今度はマイナスに作用している。まあ実験内容
はそれぞれ違うのだけれども。
アメリカを舞台に子供たちが旅をし、ちょっと成長するといったテーマ。AiM
(りゅん♪の方の前田愛)が唄う ED テーマ「スタンドバイミー」(有名なあの曲とは
ちがう)ってのが全てを表している。大体その時点で共感を呼ぶのは大人ってこと
じゃないのか?
全体的にしっとりとした演出で最後大事な部分(戦闘シーン)でもしっとりとしてい
る。つまらない、というか良くわかんない。やりたいことはわかるんだけど、観客
が期待していたものはちょっと違ったんだよなあ。

併映の「おじゃ魔女どれみ#」は毎度の感じで一分の隙もない。テレビ版の良さ
そのままで好きな人(含む私)は納得できる内容。逆にテレビ版の完成度の高さに、
それと並ぶも越えていないあたりをどう評価するか。
久々に「おじゃ魔女どれみ(無印)」らしい作品を見れたってうれしさはあるけどね。



つぶやき 04/30/2000

劇場版「名探偵コナン」の第4作目を見に行こうと思い立つ。

川崎にある映画館を中心としたレジャー施設を運営するチネチッタはWEBサイトを
持っているので、そこでもって上映時間が調べられるので便利便利。
(http://www.cinecitta.co.jp/)
てれてれと映画館へ向かう途中チネチッタの広告ポスターが目に入る。
ほほう、WEBサイトで i-mode と EZweb 用ページを用意したのか。それで上映時間
が調べられるのだったら便利かもなあ、と思うが私は -H” ユーザーなので縁が無い
流石に Open Net Contents 版なんて作ってくれないよなあ(苦笑)。
いやまてよ、i-mode ってことは http ってことだよなあ、ってことは http web
ページが見れれば良いんではないか? だとしたら現在製作中(※デバッグ中でまだ
公開していない)の OCNWEB ゲートウェイを使えば見れるんではなかろうか?
早速チェック。結果、問題なくアクセスできるも 1byte カナ code バリバリで
文字化けが激しい(汗)。まあ、アクセスできるだけ良しとするか。

んで、映画。お子様に囲まれながらビール片手に鑑賞が私のスタイル(デジモンの
ときもそうだった)。思えば劇場版レッツ&ゴーのときなんか、所用でスーツ着てて
ビール飲みながら映画みてぼろぼろ泣いていたからなあ。
感想。今回の劇場版はシリーズ中最も犯罪推理サスペンスっぽかったのではないだ
ろうか。言うなれば原作版やアニメ版に近い形。
じゃあ、過去3作はなんだったのかというと「アクション娯楽巨編」と私は思う。
もちろんこの4作目も「アクション物」としては秀逸で期待通り。つまりのところは
「すげーおもしろかった!!」
劇場版名探偵コナンを高く評価しているのはそのタイムシートの絶妙さにある。
事件が起きて謎を解いていき、最後犯人とのいっきうちで盛り上げるだけ盛り上げ
て終演する。その各シーンの時間的タイミングがむちゃくちゃ良いのだ。結果、
観ている観客としてもストレス無く、物語が最高潮に達したときに興奮し、
ちょうど良いタイミングで終る。なかなかこう綺麗には作れない。
また、名探偵コナンの場合、アニメであることが前提で現実的には無茶苦茶な
アクションを平気でやるシーンが多い。それがまた心地よい。ハリウッド映画など
はどうしても実写だから特撮シーンはそんなに多く作れない、それゆえどうしても
短めになる、後はそれを効果的に使ってお客様にばれないようにするだけだ。
しかし、アニメは違う。多少非現実的であってもどんどん描くことができる。
つまり、観客によって心地よい要素だけで構成することが可能なのである。

ラスト一番盛り上がるところはかなり良い感じだった。
ネタバレ(ごめん)で書くと MATRIX である。
私が MATRIX を観てあれを評価しているのは本当に観客にとって心地よいところ
だけを抜粋しているなあということであり、極端に言うとカンフーアクションで
ある。画面全体に紛塵舞い散るガンアクションや、どこがCGかわからないヘリ
コプターシーンとか何でもありな世界観であるにもかかわらず、最後、「本当に
悪い奴を拳で殴る」という非常にローテクな表現を用いていたところ。これが
MATRIX の醍醐味であり、観客として心地よい要素に他ならないと考えている。
ラストのそのシーンがなかったら私の MATRIX の評価はそんなに高くなかった
であろう。
ラスト、銃で悪い奴をうち殺してしまったら面白くも何ともないのである。

それと劇場版名探偵コナンのシリーズで書いておきたいのは、蘭が本当にヒロ
インであるところか。蘭を際だたせるために、それ以外の女性キャラはそんなに
描写されないし、毎回何らかの形で事件の中心となる。そして新一への想いと
共に話は(ラヴラヴに)進展し解決への糸口となる。わかってはいることなのだ
けれども、それがまたよかったりするのだ。毎回その表現も手を変え品を変え
で攻めて来るし。
で、蘭が「守りたい存在」というかよわい存在でなく、強く勇気あるキャラク
ターであるところもポイント。コナン(新一)が守りたい、とアクションするのと
同時に彼女自身も(新一のために)何かしなきゃと勇気ある行動に出る。その様
が非常に良く描かれており、他のヒロイン像と比べて一線を画す存在となって
いると私は思う。
(※劇場版第1作のラストのセリフは締めとして本当にすばらしい)

一応書いておくが、ストーリーラインはばかみたいに面白かったわけではない。
これは劇場版名探偵コナンシリーズどの作品でもそうだけど、お客様(=チビッコ)
の為になるべくわかりやすく構成されているので謎解きは明解だし、それ以前の
ヒント提示もわかりやすすぎるからだ。
でも、面白いと言えるのはそれ以外の部分(アクション)が良く出来ているから
なのである。



つぶやき 04/09/2000-2

ぐう、NHK の番組「プロジェクトX」で見逃した第一回目の再放送が今日だったのに
それすらもおもいっきり見逃した。がっくし。



つぶやき 03/26/2000

映画、東映アニメフェアを観に行く。
目的は劇場版デジタルモンスター(2)「僕たちのウォーゲーム」。
友人二人と行ってお互い併映の「ONE PIECE」については造詣がなかったので最初に
観ておくことに(デジモンを後にする作戦)。ううむ、元は知らないがちょっと面白
かったぞ。すごいわかりやすい内容で絵的にもそんなに力ははいってはいないん
だけどそれなりにメリハリあってまとまっているあたりが東映っぽい。
で、デジモン。これが評判に違わず本当に面白かった。60分しかないのがもったい
ないくらい。感動的ではなく、ハラハラする感じ。ネットワークとコンピューター
を舞台としたバーチャル空間物としてはかなり秀逸な演出だと思う。
ただ、TVシリーズのデジモンをおもしろがって観ていた人でないと辛いのはたしか。
キャラクターがすでに把握されていないとならないから。それに実際に活躍するの
はキャラクターの内半数でしかないってところもあるし。
次の「02(ゼロツー)」劇場版は…、7月ぅ?

それにしても、劇場版「名探偵コナン」の予告編って毎度毎度すっごく面白そうだ
よなあ。今年は劇場に観に行こうっと。



つぶやき 03/25/2000

コンサートに行ってきた。
最後に行ったその手のイベントが昨年11月だったとか思うから半年ぶりか?
あんまり数多く行っているほうではない。しかも系統は片寄っているし :-)
こういうイベントとかに行くと客層を眺めるのが楽しみなのだけれども、今回は実に若い、
それに男性客ばかりだというのもかなり珍しい。例えば人気の女性声優系イベントでも
それなりに女性ファンは来ているものだがそれにくらべ圧倒的に女性が少ない。
まあなんとなく納得できるような気もするが。
かつて赤坂BLITZ でライブコンサートを行ったときは初コンサートということで観客側が
こなれていなく「ヘイ!!」とシャウトするタイミングとか(※ヘイマンではない)飛び上がる
タイミングとか、まったく決まっていなくバラバラだったのが印象深かったのだが、今回は
全く違っていた。おおよそ完璧に出来上がっているというかなんというか、まあツアー中盤
だしな。そのへんの変移を見ているのもまた楽しい。でも、明確にツアー公演ってのはこれ
で2回目じゃなかったか?(まあ間に色々あったが)

先の公演で語られた話について色々と伝聞で飛び交っていたが、ラジオでも語られ、正確な
ところを自分の耳で確認した。(しかも本人の声で)
特に感慨はない、ほんのちょっとの間だけだろうし…。



つぶやき 01/31/2000

むう、先日の漫画感想で思いっきり重要なタイトルを忘れていたです。
重要というか、最近最もお気に入りの作家さんでして。

○バラエティー2(ささだあすか)
こういうと波風立つかもしれないけれど、「フォークソング」(リューノス)ってゲーム
の元ネタ(と私は思っている)。流石にゲームの方は設定とかストーリーとかは違って
いるけど3組のカップルのオムニバス(この手法は谷川史子さんにもあったが)ってのと、
そのカップルの特性、およびキャラの性格がそのまんまだったりして。んで私的には
この「バラエティー」というかささだあすかさんの作品が大好きなので「フォークソン
グ」もそれなりに好きなのです。
ささだあすかさんは「恋について語ってみようか」からの大ファン。なんというか、
すごくそっけない日常的な描写のなかにすんごい純朴な恋の形が見えかくれしている
ところが良い感じ。べたべたじゃないんだけど読んでいて恥ずかしくなってしまう純真
さ。こういったテイストは桑田乃梨子さんのさりげなさに近いんじゃないかなあ。



つぶやき 01/30/2000

なにげに最近読んだマンガについてなぞ
(ここしばらくカタイっぽい話ばっかりだったし)

○ナイトメア☆チルドレン[1](藤野もやむ)
この人の絵柄が好き。女の娘がかあいい。
前回の「まいん☆ドリーム」が良い感じだったので買ったのだが、今回もなかなかに
良い感じ。絵柄も好きだがお話も好き。

○エイリアン9[1〜3](富沢ひとし)
連載開始当時から気になっていて、コミックスが刊行される度に「えー、買っていな
いんですかあ?」と言われ続けていた(なぜ?)。まあ無事完結したらしいので読んで
みるかと手を出す。…うむ、なかなかいける。
「すべてが明確になった」って終わり方ではないのだが、その辺がかえって良い空気
を作り出している気がする。独特の世界観というか、SFっぽいSFって感じで良いかも。

○ほしいのはひとつだけ[2](高瀬綾)
「なかよし」を購読しなくなってから結構経つけど、この人のコミックスだけは必ず
買うようにしているお気に入りの作家。中学生女子と中学生教師の恋の物語、んが
その教師は姉の恋人、おまけに主人公女子に恋する男子学生が現れて、とどろどろな
感じの奪っちゃえ系恋愛模様。流石になかよし連載だけに重くはなく胸キュン系なの
だけれども「ぐはああ、たまらん」と転がることはできる(笑)。
こういった系に免疫がないと面白くもなんともないかも。

○うるきゅー[1](秋元奈美)
「ミラクル☆ガールズ」作者の最新刊。
こまっしゃくれた感じの主人公(女の娘二人)は好みじゃないんだけど、話の展開で
もって魅せられてそれなりに楽しんで読む。流石。
ま、一応続きの展開が楽しみ。ちなみに「うるきゅー」とは「うるとらきゅーと」
の略だそうで…、そうですかって感じ。

○あかく咲く声(緑川ゆき)
初めてみる作家さんだけど、絵柄や作品概要で読んでみようかなと思った一冊。
突拍子もない要素と事件の連続、うん結構おもしろいんじゃないかな。
少女漫画慣れしていない人だと具体的な描写がなく、心理描写で間を埋めるという
展開についていけず、内容がスカスカに見えるって事があるらしいけどひょっと
したらそんな感じになってしまうかもしれないかも。
逆に最近私は少年漫画って面白いと思わないからあんま読んでないしなあ(苦笑)。

○クロスボーン探偵団(箱田真紀)
何げに買ったものの転がしてあった一冊。ようやっと読む。
うーん、展開は荒いしキャラもコマによってまちまちなのが気になる。最終的に
一人のキャラがすべて解決してしまうのもどうか。ちょっときびしいかも。

○フルーツバスケット[4](高屋奈月)
一応1巻から毎巻買っているので。
この人の作品のなかではこれが一番面白いと思う。コメディだからかな。
「僕が唄うと君は笑うから」のようなしっとり恋愛系も悪くはないのだけれども。

○お迎えです(田中メカ)
人の生き死にを暖かく見せる漫画って好きです。これもそういった系。
絵柄もそれなりに柔らかいし、読み切りも面白かった。
思わぬひろいもの。

○緋桜白拍子[5](藤丞めぐる)
今にして思えばなんでこれの1巻をかったのか覚えていないんだけど、以来なん
となく気になって毎巻買っている。平安時代を舞台としたアクション物、ラブラブ
はあるんだけどメインじゃない。まあ、少年漫画に比べるとアクション部分は
弱いんだけどそれなりに面白くはある。

○お星様にお願い![1](藤崎真緒)
これはちょっと前の奴だけど。
幼なじみでもある高校教師と女生徒のどきどきラブロマンス。
秘密だってんがあるからか、最近こういったシチュエーションにはどきどきです。
「ほしいのはひとつだけ」に通じるところもあるんだけどね。
藤崎真緒さんにしては今回ベタな純愛もので「エッチ」くないなあとか思って
みたり。



つぶやき 09/15/1999

たまには名作映画に触れてみよう、ということで「タワーリング・インフェルノ」を
レンタル屋でビデオ借りて久々に見てみた。
…これ、すっげー、おもしろいんですけど :-)
いや〜、もう大部分忘れちゃっていたのもあってムチャクチャ楽しんで(息を飲んで)
みてしまいました。さすが名作(かつ大作)。25年も前の作品なんですけどね。
この時代の映画ってなんか劇中アッサリと人が死んじゃうんだけど、そのアッサリさ
加減がかえって怖かったりします(^^;

こないだレンタルビデオでみた「ミッションインポッシブル(トムクルーズ版)」なんか
も面白いといえば面白いんだけど、映像的にと言った感じで見終わるとそれまでって
感覚がなんかあったりするのは私の気のせいか。

先日封切日に映画「マトリックス」を劇場で見てきた。アクション部分はもう完璧、
爽快かつ面白い。設定も色んなファン層を取り込める感じで良かった。でもちょっと
お話的に粗が残っているのが目についたのは全体的な完成度の高さゆえか?
面白いものを作るためにあらゆるメディアの長所を意欲的に取り入れているといった
姿勢には感服します。




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