Archive for the 'fuwafuwaBlog' Category

新Blog で気分一新、でもないけど

前々からやらねばならんとなあ、と思っていたサイトのメンテナンスを実行。
特にこの Blog を書いている XOOPS blog モジュールの刷新は大きな課題であった。
これまで使っていた simple blog は記事の単位が「日」だったのですよ。なので、1日に違う話題をいくつか投稿というのができなかったので、書く側でネタの配分とか記述タイミングの調整とか妙な事をやっていた次第。
しかも simple blog のメンテナンスも早々に終了し、その後 1年半くらいほっぽっていたという状態。

そろっとなんとかしないとなあと popnup blog に差し替え。
popnup blog は simple blog をベースにパワーアップしたもの。DB 構造も simple blog を引き継いでいるので、DB 操作しだいで記事とコメントを移行できるのが大きいのです。
といったわけで、全記事移行完了。
記事はそのままだけれども、URL が変わっているのでお気をつけあれ。

ついでにシステムのセキュリティアップデートや、細かい調整も行う。
リンクの下線を消していたのを表示するようにした。
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俺より強い奴に会いに行く

関東は5年ぶりの大雪とかで外は一面真っ白で深々と降り続く雪。そして乱れまくる電車のダイヤ。
なんもこの日にと思いつつも sdl-fan ML の関東OFFがあるので赴いてみる。
今回はネタがあるのですよー。PSP と GP2X を抱えて参戦。

sdl-fan ML といっても SDL のヘビーな使い方のノウハウを交換する場ではなく(というか今そんなに SDL を使っている人はいない)、ゲームが大好きでゲームを作っていると楽しいプログラマが集まってゲームとプログラミングの話に明け暮れるような感じになっている。
今回は13人の大所帯(だったらしい)で喫茶店の談話室を借り切る。
んで、さっそく設置される LAN 環境とインターネット接続とプロジェクター。すげえ。
んでまあネタ紹介と称してそれぞれの研究成果が発表されるがどう見ても立派なプレゼンです。本当にありがとうございました。

プログラマが集まって騒いでいるので画面とかはほとんどがプリミティブで飾られていないモノが多い。
しかしま、みんな本当にゲームが好きでもそもそと作っているプログラマなので楽しそうなのだよねー。
自分のここしばらくとしてゲームプログラムとしてはしょぼいけれども、画や音の完成度を高めてまとめ上げるという事ばっかりやっていたので逆の世界を見せられた感じ。

プログラムの話をする機会は割とある、ゲームの話をする機会は割とある、しかしゲームプログラミングの話をする機会というのは割となかったりする。
そう言う意味でこの OFF 会は貴重なものなのです。
今回も良い刺激になりました。

取り敢えず GP2X は誰も持っていない(あたりまえだ)のでそれなりにウケる。特に使いにくいパッドに場内騒然(笑)。
海外の人が GP2X に移植した "Noiz2sa" を作者の ABA さんに見せて、おー動いているねえとか。
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ファミコン音源が残したもの

ここしばらく DTM 付いているが、それ以前からたまに買っている「DTM MAGAZINE」つー雑誌がある。DAW(シーケンサー) や電子楽器の情報に強い。
その DTM MAGAZINE の今月の特集が「I love ファミコン」ということで、ここしばらくの中でもえらく異彩を放っている。
ファミコン風音色の作り方とか、ファミコンっぽいアレンジのテクニックとかが DTM MAGAZINE っぽいところだが。
昨年のファミコン20周年を契機にここしばらくレトロゲーム界が妙にファミコンづいている、というかそこ世代が今語りたがっているといったところか。

すぎやまこういち氏をはじめ、色んなクリエイターのインタビューが泣かせどころ。
その中でも植松さんのコメントが印象深かった。
「“クオリティ”は金と時間と手間をかければ良くなるが“面白さ”は別次元のノウハウ」(大体こんな意)

そういえばみんなが熱狂して流行の先鞭となったコンテンツというのはどれもみな妙な「危うさ」を含んでいるものだった。その「危うさ」故に今までと違う際だちと可能性を見せてくれていたと言っても良い。
市場が熟成していくと消費者は「クオリティ」を重視し、それをなにより求めるようになっていく。
でもやっぱり面白さというのは「危うさ」の中にあるものなのだ。

ねこねこソフトの終焉は危うさ故に色々な物を生み出し、そして面白かったアダルトPCゲーム業界の斜陽を写しているのかもしれない。
そして舞台は同人ノベルゲームへと移っていくのだろうか。
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ミスティア先生(略) その2

GarageBand についてコメントがあったので言及。

GarageBand は、あれが Mac に標準で付いてくること自体がすげえと思う。シーケンサーとして一通り使えるし、楽器やエフェクトも十分な感じ。
だけれども、私個人としてはループシーケンサーとして使うのにちょいと惜しいのよね。
ループシーケンサーで曲を作るとき全体にキートランスポーズを付けたい人なのですよ。で、それができるのが ACID だったってわけ。ACID もいい加減どうだろうということで代替を探していたのだけれども、その末にたどり着いたのが SONAR で、今は SONAR がメイン。
それとは別に昔(1.5)の頃からお気に入りだった FL Studio も併用。こっちはピアノロールとループに因らない部分で使用。FL Studio 自体アーミーナイフみたいな存在だけれども、SONAR と併用すると隙無しな風味。
話がそれたけれども、GarageBand でもキートランスポーズは一応可能(参照1,参照2)なんだけれども、これが気にいらないわけですよん。
でもまあ、コード進行さえ気にかけなければ使えるツールであることは確かで。

んじゃ、ちょっと GarageBand でやってみるかと一曲。
「border of garageband」
寝る前 30min チャレンジのつもりが 60min かかった…… orz
短時間で作っているので内容は不問の方向で。(エフェクト設定とか全然やっていないし)

"Jam Pack 1" も使っているのでデフォルトの Garageband でないのに注意ね。

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ミスティア先生こうですか!わかりません!

ここ数日はPCでDAW(Digital Audio Workstation)を立ち上げその前に張り付いている。
音楽(作曲、編曲)は苦手な方なんだけれども、最近はソフトウェアの発達やサンプルデータの充実で下手くそでも何とかなるようになってきた。特に ACID 等のループシーケンサーとループCDのセットは作る楽しさを変えた様な気がする。
なんというか、素材集とスキャンした画像をレタッチして壁紙を作るような感じ。自分で線を描くわけでないので自作感は薄れるけれども、それなりに見栄えのする物ができあがるのはうれしいものなのです。
もちろん、素材集の組み合わせといってもちゃんとした曲を作ろうと思ったらそれなりの技術と手間が必要だから馬鹿にした物でもない。
そこに少しずつ自分の線を加えていけば良いのかもしれないし。

なんとなく憧れている世界に「東方プロジェクトのアレンジ楽曲作り」というのがあったりする。
絵を描いたりするのは勝手や程度がわかっているから気軽にできるけれども、音楽はやっぱり得意じゃないので縁遠いのだ。で、同人アレンジCDを聞いてすげえなあと感心する日々。
しかしま、絵がどんなにへっぽこでも WEB に載せるのは賑やかでよいものだよね。音楽もそれと同じはずだし。

てなわけで一曲作ってみる。
メロディを抜き出してトラックに置き、その前後左右をループで埋めていく。なんとなく埋まったらできあがり。(コード進行くらいはつけてあるけど)
ドラムンベースってこんな感じでよいのかなあ。
「sakura running」(MP3)
原曲は「さくらさくら」だけれども、日本の民謡ではなく「東方妖々夢」のスタッフクレジットのほうね。

私が曲を作りたいのは自作ゲームのBGMが欲しいからなんだが。
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日本のオープンソース開発者

GP2Xのページを作ったがただそれだけでは人知れずの孤島なので、軽く宣伝をしておく。といってもgp2x File Archiveに自分のゲームを置いただけだが。
んでまあ、そこからそれなりに広がってまずまずの案配。

そしてうちのページ(というかソフトの方か)をみた1人のスペイン人が「英語版のページ作りましょうよ、英語版」と興奮気味に英文メールを送ってきた。
何をそんなに盛り上がっているのかわからんので、軽く返信してみる。
どうやら彼にとっては「日本のオープンソース開発者」というのがものすごく嬉しい存在らしい。オープンソース開発者が居るのかどうかわからない日本という国から、ふらりとやってきてそこそこ遊べるゲームを GPL で置いていったということに驚いている様子。
「多くの日本人が韓国と韓国製品を快く思っていないので GP2X を手にする日本人は居なさそうだ」とかいう認識もあるみたいだけど。

ちなみに、gp2x wiki でリストアップされている対応ソフトのうち made in JAPAN なものは 100個中 6個ほど。
拙作以外のタイトルは「Noiz2sa」「Miss Driller」「ONSctipter(ただし現在あるバイナリは韓国語版)」「waffle」といったあたり。SDL が動作するターミナルならほぼ存在する定番どころ。
移植したのは作者本人じゃないけど。

「日本発のオープンソースはわずか42件」という調査報告に対して、国内のオープンソースコミュニティが猛反発した事があった。
実際そんなに少ないわけがないのだが、単純に反論するのも危険が伴う。なんでかというとそこで指しているオープンソースの定義が曖昧だからだ。
オープンソースと言っても、システムかアプリケーションかエンタティメントかでセグメントが違う。日本では前の方ほど圧倒的に強いと感じている。
Windows で動作する国産フリーウェアのゲームは沢山存在する、その中でソースコードを提供しているものもこれまた沢山存在している。これは期待するオープンソースか?
では Linux で動作する国産のオープンソースゲームはどれくらい存在しているかというとこれはリストが作れる程度しかない。

ちょいと絞って「日本における Free-*nix 向けゲームを作っている開発者」と表現すると、確かにこれは少ないわなと思うし多分後継者(若手)は存在していない。

「同人ど〜らく」さんのニュースを見ていると高クオリティのゲームが日夜作成され続けている事がわかると思う。日本は決してアマチュアゲームデベロッパー後進国ではないはずなのだ。
そのエネルギーをほんのちょっとだけ海外に向けてみるだけで色々と変わるんじゃないかなあ、と考えてみたりする。

待っている人はいるよ、きっと。

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GP2Xのページ作ったよ

思っていたより手こずったので遅くなったけれども GP2X で自作ソフトの開発を行うページを開設しました。
GP2X は Linux マシンということで「Linux萌え萌え大作戦」に置いた方が良さそうだけれども、PSP のアプリと並べたかったので「ふみふみキック」扱いとしました。

アプリの配布ページがふみふみキックサイトにあって、開発に関するメモがLinux萌え萌え大作戦の Wiki にある感じ。
まあ、Linux萌え萌え大作戦自体ふみふみキックの内ではありますが。

しかし使えば使うほど駄目な感じがするあたりが逆に楽しいな。
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2006年はこんな萌え?

いささか遅れましたが、明けましておめでとうございます。
今年もマイペースかつ脈絡なしで更新していきたい次第。って、抱負になっていない気もします。

2005年は「萌え」「オタク」「アキバ」「メイド」というワードが真のヲタクの手を離れ別の世界に旅立つという衝撃の年だったのではないかと。真のヲタク安息の地は今どこに!?
さて、毎年年始めに当てにならない「萌え予想」を書いていたりする。昨年の予想は「本質的可愛さへの帰還」とか書いてあった。結果どうだったかはまあともかく、円熟した完成度が全体を引っ張っていく年だったんじゃないかなあ。

さて、最初から当てる気はさらさら無い 2006年萌え予想。
今年は「ミステリー」「オリジナル」「オンライン」と説いてみたい。

■ ミステリー
ミステリーといっても UFO とかツチノコとかじゃなくて、ましてや西村京太郎でもなくて、「富士見ミステリー文庫」の「ミステリー」。
よくわからない人に説明すると、若者向けの犯罪推理物がずるずると進化した結果ラノベに非常に近くなった感じの物。言葉は乱暴だが「若い男女が恋と冒険と犯罪に巻き込まれながら事件解決をする物語」といった方面と認識している。
そういった犯罪推理物というのはある意味普遍なタイトルだが、それがもっとガールズポップになった感じの作品が色々出てくるんじゃないかあ、と。
「名探偵コナン」や「金田一少年の事件簿」がその萌芽であり、「スパイラル」系統でぐっとオタク系に近づいているというのが漫画の動向。
んでもって「ひぐらしのなく頃に」があってみたりするあたりから、また「ミステリー」に対する小さなムーブメントがあるのではないかと読んでみるわけだ。
それも「本格(派)ミステリー」でも「シリアス」でもなく「ポップでキュートでちょっぴりエッチなコメディ」っぽい系統。
「双子の幼女とお兄ちゃんがズバリ事件を解決」とか「お嬢様とメイドが難問に立ち向かう」とかそんな方面で。
異常な状況下では「ツンデレ」が描きやすいのですよ?

■ オリジナル
最近の同人ゲームは面白い。
クオリティもそれなりに高く、企業で作れないような自由さでゲームを作っている。
昔は同人ゲームといっても漫画やアニメの二次創作キャラが出てくるだけで、ゲーム本体は何らかしらのクローン物だったものだが、ここ数年ではオリジナルゲームの比率がぐぐっと伸びてきている。
オリジナルの同人漫画で大ヒットをとばすのは難しいが、ゲームではできることを幾つかのサークルが証明してくれている。
「同人ゲーム = オリジナル」の構図は今年さらに推し進められるのではないだろうか。
「月姫」「東方」「メルティブラッド」「ひぐらし」そういったタイトルに刺激された若い才能が、後継として芽を出す時期も遠くはないはずだ。
遊ぶゲーム、創るゲーム、商業、同人、フリーウェア、そういったものがそれぞれのセグメントを確立してその中でうまいこと盛り上がって欲しい。

■ オンライン
なんでもかんでもオンラインになればよいというものではないし、オンラインに持って行って成功する物ではない。
しかし、これはオンライン化して欲しいし盛り上がって欲しいと思うのが、同人アイテムのダウンロード販売。
いつの間にかメロンブックスもダウンロード販売サイトを開始していたりするのですよ。
ダウンロード販売は、距離や在庫や時間という束縛から解放してくれるすばらしいインフラだと思う。地方在住であったり、忙しい人であっても入手可能だし、作者にかなり近い距離で対価を支払うことのできる手段である。
しかし、現状の同人形態から完全に移行するのは無理だとは思う。
サークルの理解を得られて、ダウンロード販売オリジナルコンテンツを増やすことで現在の同人ショップとは別の存在として進化してもらいたい。

あと、オンラインゲームは SNS の手法を取り込んで、それぞれの中間位置でコミュニティ空間を提供していった方が日本的には良いと思う。個人的希望。

以上が、一年経ってどれだけ外れているかを見て笑うための記事。
なんかの分析だとか裏付けいったものは無し。

では、今年も楽しいコンテンツに出会えます様に。
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ふぉくす子本ゲトズサー

ふぉくす子本の受け取りとその後の打ち上げ参加のために久々にビッグサイトのコミケへと赴く。
会場に着いたのが 15:30 つーことで本気で打ち上げに参加するためだけなのがあれだよな。(※16:00閉会)
久々に同人誌即売会の空気を吸いつつぶらぶらと歩いたりはしましたが。時間があったらなんのかんのでお買い物を楽しんでいたかもしれない。

ふぉくす子本自体は男性向け創作(えっちぃ)なのでお勧めする相手を選びます。
おー組長ひさしぶりー、とかありつつ適当に飲んで帰ってくる。メンバーが若い。
スケッチブックが回るOFF会なんて 10年ぶりくらいじゃなかろうか。

離脱した後は買いそびれた漫画をキャッチアップ。
「超妹大戦シスマゲドン」「あにふぁみ!」「CANVAS2 2巻」
何げに妹物ばっかりですよ?
家に帰ったらあまずんさんから「こどものじかん 1巻」が届いていた。
うわ、すごいツンデレ。つか「あいこでしょ!」が小学生になって毒がプラスされた感じなんだな。
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GP2X/嗚呼、憧れのオープンソースゲームコンソール

かつて(6年ぐらい前?) Linux という単語がブームになり始めていた時。
Linux を OS にし、ライブラリをオープンソースで固めたゲーム機もしくはゲームタイトルを作って売ろうという試みがいくつも立ち上がっていた。
しかし、それはほとんど全てが断念しプロジェクトとして失敗に終わり、ついに市場に現れる事はなかった。ゲームソフトですら、ほぼ一部(韓国産の囲碁将棋ソフト)を除いて、販売どころか完成品すら出てこなかった有様。
絶望した。
そして、ゲームソフトが走らない Linux はデスクトップ OS の地を追われる事になる。(いや、まだすがりついてはいるけれども)

しかし、完全自由でオープンなゲーム機は実は発売されていた。
韓国産の GP32 である。発売は 2001年末ごろ。
できるだけオープンにして開発の参入障壁を低くし、ソフトはスマートメディアに書き込んで発売することでコストを下げようという感じだった。
んが、ソフト販売は思わしくなく、アマチュアはこぞってエミュレータを移植してある意味最強の携帯マシンに仕上げていった。

そんな GP32 の後続として最新のマシンが Xbox が気を吐いている真っ最中の今年 11月に発売された。 GP2X である。
今回は SDカードでソフトを提供できる形態。
SDK として SDL が提供されているというのが、オープンソース主義者として非常に興味深い所。
本体と同時に発売されたラウンチタイトルはなんとゼロ本。そもそもで、専用ソフトウェアを販売する気があるのかすら疑わしい。
しかし、アマチュアの手によるフリーウェアは既に多数存在していたりする。主要ゲームコンソールエミュレーターや Quake, Duke3D プレイヤー、そしてオリジナルの手作りゲーム等々。
なんてオープンで自由な世界。
(ユーザーズマニュアルもコミュニティで作られていて、本家の紙っぺらより出来がよいというのはどうかとは思うが)

日本での代理輸入を行っておられる MELONCOKE さんと連絡を取り、早速入手。
これまたこいつがとんでもないじゃじゃ馬ですでに丸二日をつぶしてしまっている次第。Windows でもクロス開発環境パックが用意されていて、それを利用すれば簡単なんだけれども、MSYS + MINGW なのよね。普段使っている Cygwin 上にコレを持ってこようとしたのが間違いというか。なんか一通り自分でクロスコンパイル環境構築した方が早いかも。(さんざやってきた事なので)
取り敢えず Windows はほっておいて、あっさりインストールできた MacOSX の上でぽちぽちと実験。SDL は PSP の時既にベース環境を作っておいたのでそれを元に動作実験。
……あー、まじですか。60フレーム基調だとピクセルフィルレートが 1画面分しかないんですが。それより、フリップ後の画面クリアで 3ms かかるのはどうしたもんよ。
でも、エミュレーターで60フレーム出ているできの良いやつがあったりするからな、作り方の問題なのかもしれない。もうちょっと調べてみよう。
ソースも覗いたけれどもそもそもで SDL で良いの? という気はする。この作りだと、ダイレクトにデバイスを叩かないと速度でない気がする。いや、直接ハードを叩いても大した事にはならないんだけれども。

でまあ、ハード自体ですがかなり酷いですw
液晶は安っぽくてフリッカーが眼に痛いわ、音は汚いわ。
地元韓国で先行発売したは良いけれども、あまりにもバグだらけで完成度が低くブーイングの嵐だったとかなんとか。今でもかなり愉快な挙動を見かける。
でも、デベロッパーとしては面白いおもちゃであることは確か。手のかかる子ほどかわいい、かもしれない。
そもそも使っているチップが、HDD と 液晶を繋げばポータブルビデオプレイヤーになります系のメディアチップで、そっち方面が本業なんだけれどもボタンを付けてアプリラウンチャーを付けて、無理矢理ゲーム機に仕上げました的なところがある代物。
ゲーム機として見るのではなく、SDカードマルチメディアプレイヤーの「リファレンスキット」が安価に手に入れられると考えると面白いかもしれない。開発キットは無料だし。(JTAG は繋がらないけど)
これを買って、そこらのヘボい UI のプレイヤーと一線を画すかっちょいいアプリを作って、そのナイスな俺プレイヤーを売り込むというのも良いかもしらんね。

中国、台湾、韓国といったアジア諸国で携帯デジタル機器というと、なぜか ebook という名のテキストリーダーが付くようになった。なんでだろうねー。
GP2X にも付いているけど、アルファベットと韓国語しか表示できないので日本語は読めなかったりする。なら自分で作れという話で落ち着くのだけれども。

本当は専用のページ起こしたところで書こうと思ったんだけれども、必要以上に苦労しているので中間リポートまでに。
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