Archive for the 'fuwafuwaBlog' Category

たまにはファンメールを貰うことだって……ある

WEB の片隅で誰に相手されるでもなくひっそりと文章やプログラムを書き散らかしている私ですが、そんな私の作品に対してもごくごくたまーに反応してくれる人がいたりするのです。
今年の頭に英語圏からのファンメールをよこしてくれた人(アメリカの人らしい)は、私の作成した PSP プログラムがいたくお気に入りでしばらく文通状態になっていた。まあ、こっちの英文は怪しいものなのだけれども、気さくに対応してくれているのがありがたい。
そんな風にメールを貰えると言うことに対し、こちらとしても嬉しくて制作中のブロック崩しゲームのテストプレイをしてもらっていたりしたのですよ。
そのブロック崩しも春先にはほとんどできていたのだけれども、ちょっとつっかかったのとなんとなくダウナー気味で進捗できないうちに半年を迎えてしまう。リリースくらいはしないとなーと思いつつずるずると。
そんなとき、アメリカの彼からメールが届く。
「しばらくメールしていませんでしたが、お元気ですか?」
単にそれだけのメールだったんだけれども、とても励みになるのです。
というか、テストプレイまでしてもらったのにリリースできていなくて申し訳ない。

そんなわけであとちょっとの所をえやーと纏めてリリース
今回は東方プロジェクトの二次創作(ファンアプリ)としてみたんだけれども、それ故に絵と音に対してある程度のクオリティがないといけないように感じてしまい、自分で枷を作ってしまいどうにも進まなかったという次第。
完全オリジナルだと多少へっぽこでもえいやって出せてしまうのだけれども。
二次創作だから楽しいか、という部分が自分にとって曖昧になってきているなあ。

ま、それはともかくとしてファンメールのお話。
higaさんとこ経由で『アメリカ人にとっての「大食い選手権」』という記事をみた。
この中の『「自分に手の届きそうな競技でがんばる人々」を観るのも好き』というくだりが印象的。
オープンソースソフトウェアやフリーウェアの世界で同等の事が当てはまるのだろうか。あてはまっている気もしなくはない。

もっと気さくにホビーレベルで隣人を褒め称えるべきなのだろうなあ。
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新ジャンル考えた

先日、高林哲氏がまた新用語「(IT技術者における)スルー力」を提唱していた。そこの記事にあった「スルー力カンファレンス」はネタであり、読者がどれだけスルーできるかの指針であったあたり、見事である。
私は RSS でこれを見たとき素で「するーか」と読んでしまいスルーしていた。後でスラドJで取り上げられているのを見て初めて「するーりょく/するーちから」の事だというのがわかり感心したものである。
まあ、そのあたり各人自分ののスルー力に問題があることが露呈し、最近のスラドJ ではある種流行語のごとく飛び交っている。

このスルーPower(わかりやすくするため以下はこう表記)、スルーできていない事例を目の前に見ると「ああ、これこれ、こういうの」と理解はできるのだけれども、簡潔に説明しろというと難しいような気がする。

そこで、見える化キャラクター化ですよ。
スルーPower という萌え要素を持ち合わせた女の子としてパターンデザインするのですよ。って、いつもこんな事言ってる気がするな。

たぶんこんな
・ちょっとダウナー系で無口、無愛想
・感情の起伏に乏しく、常に冷静
・事件が起きたり、勧誘をしたりしても反応がない
・でもちゃんと覚えていたり気にしてくれていたりする

……これってただの「素直クール」じゃないか orz

もちょっと掘り下げてみよう
男の子:「あ、スルーヵさん聞いて下さいよ、明日はボクの誕生日なんですよ」
スルーヵ:「そう……(スルー)」
男の子:「やっぱりボク相手にされていないのかなあ」
〜〜翌日〜〜
スルーヵ:「これ、ケーキ焼いてきた、食べよう」
男の子:「え?ボクにですか?どうして?」
スルーヵ:「誕生日……」
〜〜〜

……これじゃ長門有希だよ orz

結局、この道もとっくに通過した点でしかないのか。
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うぷろだはビジネスになるのか

世の Youtube 万歳論を読んでいるとどうも相容れなくて居心地が悪くなる。
なんでだろうと考えたら、私自身 Youtube を「放送に変わる新しいメディア」として見ておらず「Blogや掲示板から使うのに便利なアップローダの一つ」としてしか見ていない事に気がついた。
アップローダにあがっているコンテンツそのものよりも、それを肴として語り合う掲示板なりなんなりのコミュニティ空間の方を重視しているのだ。

流行というよりはお金の匂いに敏感な人たちは Youtube がビジネスモデルとして成功するかに注目しているけれども、もしそれが可能ならば 2ch ユーザーが利用している画像アップローダもビジネスになりうるはず。

現在のアップローダ利用形態自体は出版業界等に打撃を与えるに十分な違法性を持っているが、Youtube ほど問題になっていないのは利権者の声の大きさが違うだけだろう。
つか本当に目に見えるくらいの打撃になっているのかどうかはしらんが。
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IH炊飯器導入

実は春に引っ越してから(というかそれ以前から)炊飯器を買おう買おうとおもっていたのでした。まあ丁度インプレスが炊飯器ブームだったのでどんなのがよいのかと品定めをしていた感じで。
そんな記事を見ていると、出来るだけ高機能な炊飯器が欲しくなってしまうのですよ。
といっても、3合炊きで十分なのでそうなると 8万円以上の「超高付加炊飯器」は存在していなくそこそこな物からで物色となる。

最終的に選択したのが三菱のNJ-HS06。実売で 21000円ほど。
IH 型だと 16000円あたりから存在していて、それよりもう一つ上の機能というと「多層厚釜」か「圧力釜」といった感じ。三菱だとそれ以外の付加価値に「超音波振動」というのがある。どれにするかを眺めていたのだけれども、三菱のこの型がちょいお安めだったので選択した次第。

届いたのでさっそく炊飯して食す。
あまり良いお米を使っていないので評価が難しいけれどもそこそこおいしいかも。
単純な電熱線とバイメタルによる炊飯器と、マイコン炊飯やIH炊飯の間とかには明らかに炊飯能力の違いってのがあって、食べて分かるくらいの差を感じるもの。んが、それ以上になるともう「なんとなく美味しい気がする」ぐらいになってくるんだよねえ。
味の問題となると個人差もあるのでどういったのが良いのかはオーディオと同じ世界になってしまうのかもしれない。
逆に白物家電もそういったこだわり領域に持ち込まれたというのは、予想しなかったことではあるが。

私が白物家電を買い換えることに積極的なのは、最近のものはエネルギー効率もエコ基準も格段に向上しているからだったりする。「既にあるから良いじゃん」ではなく、買い換えることで電気料金が改善するあたりに魅力を感じているのですよ。
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イソプレスうおっち 2.0

さて、家電WATCH もスタートしたことだし、次にきそうな WATCH はなんだろうとふつふつ考えてみるわけですな。
一部オタ Blog が既にそうなっているように「フィギュアWATCH」か?
それとも、仕事と称してちょくちょくアニメイベント取材記事が載っていることが布石であり「アニメWATCH」か?

とか考えていたら、ITmedia の Biz.ID が実質的に「文具WATCH」となっている事に気が付いた。
一見進化のしようがなく、アスクルで大量購入して終わりでしょとか思いがちな文具だけれども、意外と進化しているのだよな。コクヨの新製品は見逃せないよね。
最も、文具の場合は科学技術で進歩よりアイディアで進歩の方がメインだから陽が当たりにくいけれども。

Biz.ID で文具を取り扱っているのは「ライフハック」と名前を変えた「おばあちゃんの知恵袋」がブームだからでしょーな。
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「ほげほげ」で検索してみよう

TVCM で最近よく見かける「詳しくは◯◯で検索」というシリーズ。
先日「雨やどり」というキーワードを提示したが、エロゲータイトルの方が上位に来るということで問題視されたばっかり。それ以前に、検索エンジンにて1ワードにて目的サイトへ誘導しようという思考がどうにも理解できなくて、個人的には冷ややかに見ている。
詳しくはインターネットWEBページで、と言える時代になったのだなあということなのだが、なぜに検索ワードなのだろうか。一般的な説では URL を提示しても覚えられないから、覚えやすいワードの提示で誘導しようということになっている。ごもっとも。
しかし、以前にこんなことを聞いたことがある。TV 上での CM において URL をn秒以上提示してはならない、と決められているとかなんとか。詳しくは「CM URL 制限」にて検索して調べて下さいな(w
なんでそんな制限が唱えられたかというと、民放は CM が収入源でありそれをみてもらうためには TV を見続けてもらう必要があるということでインターネットへの誘導を嫌ったという話ですな。そうであるならば「検索で」と逃げるのは苦肉の策なのかもしれない。
調べてみるとその話はグレーな感じではあるので本当にそうだったのは判断が付かないところけれども、別の角度で同じスタンスのお話があったりもします。
TV やレコーダーがデジタル化し、ネットワークインターフェースを載せるのが容易になったとき、それら AV 機器に WEB ブラウザを載せるのは容易であり当然検討されていたと聞いている。だが、TV でインターネットブラウズができてしまうと放送を見なくなる可能性があるためにそれら受像器へのブラウザ搭載を拒んだとかなんとか。
松下とか Tナビなどとがんばっていたけれども、それはインターネットへの接続ではなく独自サービスという閉じたセカイであることでお目こぼししてもらっていた形か。
まあ、それでも時代は流れて「なんでインターネットできないの?」という疑問の方が多くなってきたので、そういった放送局都合による縛りも緩くなりつつあるのかもしれない。
先日のニュースでは、かねてから準備されていた「アクトビラ(acTVila)」が本格的に始動するとか。
へー、こういったことが出来るようになってきたのか、とか思った次第。

ちと今回の話は証拠に乏しいなあ。まあ、うわさ話程度に。



最新家電記事にどきどきするのこころ

満を持してインプレスの「家電Watch」が創刊された。
とゆーても、ここしばらく激化を続けていたPCWatchの炊飯器記事においてメール問い合わせ先が「kaden-watch」になっていたので、準備中なんだなというのはわかっていたけれども。

実際、家電Watch の創刊によらなくてもここしばらくの白物家電は面白いし、私もずっと注目し楽しんできていた。そういった流れは乾燥機能付き洗濯機やサイクロン掃除機のあたりからかな。

なんで家電が面白いのか。理由は簡単。
科学力と技術力によって普段の生活が良い方向に変わるであろうことを予感させてくれるからですな。
これまではデジタル機器がそれらを担っていたが、そろっとデジタル機器を買っても「lifestyleが変貌しない」(それどころか不便になる事もある)という時代であることに気がつき始めているのではないだろうか。

良い買い物とは、良い夢を見せてくれる買い物であるのですよ。
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毛髪ミネラル検査やてみた

なにでたどり着いたのかはもう忘れてしまったけれども、楽天の店舗のひとつで「毛髪ミネラル検査」というのを見つけた。ミネラルじゅーよーとか思っているので、これは血液検査とはまた違った形で自分の体調が分かる手段だと光速で注文ボタンを押してた。
で、結果が届いたのだけれどもこれが結構細かくて面白い。
なんでも鉛とカドミウムが高すぎなのでなんとかしろとか。
鉛とカドミウム?

……
………
ああ、電子工作の有鉛ハンダか……。
これは無鉛ハンダメインに切り替えて、電子工作自体も頻度を落とすしかないなぁ。むむう。
通常ミネラルはそこそこなんだけれども、亜鉛だけが洒落にならないくらいに欠乏していた。ここ最近の不調はコレが原因か。亜鉛は摂取不足というんじゃなくて、カドミウムの排斥に使われて欠乏状態になっていると考えられる。まー、そう考えると繋がっているような感じ。
明日からの食事には注意しようっと。

あくまでミネラル検査であって健康診断ではないことに注意。結果を見て色々な情報や知識と結びつけて自分で判断できる力が必要。まあ、別料金でカウンセリングもしてくれるけれどもね。
この、毛髪ミネラル検査って「ら・べるびぃ予防医学研究所」が扱っていて、取り扱い店は多いけれども、同じところの検査キットを売っているだけですな。

「体内毒素」とかで話題だそうだけれども、通常ミネラルの過不足調査の方が即日の健康管理に役立つと思うよ。食生活の乱れが一目瞭然(w
1万円と安くはないけれども、オススメ。



ランティスが動いたか

アニメコンテンツ中心の音楽映像配信サイト「.ANIME(どっとあにめ)」が本格始動だそうな。
これまで音楽配信系でアニメ楽曲がほとんど無かったのはレーベルに理解がなかったからなんだけれども、アニメ系レーベルの1つであるランティスがこの .ANIME で配信を始めた。
とゆーてもこのサイト、バンダイビジュアルの直営サイトってだけなんだよな。
ランティスはバンダイビジュアルの系列会社なわけで。
DVD 販売にバンダイチャンネルにと他は既存のものをくっつけた感じなので、音楽販売が新規として際立つ。
まだまだ扱っている楽曲は少ないし、wma 形式のみというのもいささかさみしいけれども。

大山鳴動して現れるのは虎か鼠か。

他にアニメ系というとビクターが良い感じに活発なのがうれしい。
さて次はスターチャイルドかジェネオンか……。

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だらだらコンピューティングという選択

製品のコンシューマ化ということを考えると、それまで大仰に構えないとならなかった物が手軽に扱えるという大まかなフローが存在している。
例えば音楽などは、ずっと昔は正装でホールに鎮座して聞く物だったが、それが町に音楽があふれ、録音再生機器の発達でいつでも聞ける様になり、ステレオセットが家庭に入って、ポータブルオーディオで自由に持ち運べる様になった。
ここで注目したいのが、20万円ぐらいのオーディオセット中心だった頃からポータブルオーディオやミニコンポへの流れである。そのあたりが「大衆化」の最たる物だろう。
オーディオセットとレコードが高価だった時は、音楽を聴くという行為がある程度神聖で「これから拝聴させていただきます」といった感じの準備がどこかしら存在していたと思う。それが手軽になることで聴く側もかしこまらずにいつでもどんなときでもねそべりながらでも聴く様になっていく。そういった受け手の姿勢が大きく異なる時代の差においては音楽を買ったり楽しんだりといった行為自体にも大きな違いがあるのではないかと考える。
それが良い悪いではなく大衆化とはそういうものなのである。
テレビにしても、家族みんなが茶の間に集まって正座で見ていたという時期もあったが一人一台時代になってそんな堅苦しい見方はしなくなった。

このあたりに、コンテンツの持つ「おごそかさ」があるのではないかと考える。
ゲームなどもその変革にある。かつてはアーケードしかなく、100円を投じてプレイしていたので 1プレイにもひたすら気合いが入っていた。やがて家庭用ゲーム機がやってくると、正座してプレイに近い感じでテレビの前で集中してプレイするといったスタイルであったのではないだろうか。
90年代のゲームはとにかくプレイ時間が長時間なものが価値を持っていたので、正座して集中というプレイスタイルが若干崩れていた。90年代後半にはそのかしこまらないプレイスタイルを増長するアイテムが定着する。ポータブルゲーム機である。
ポータブルゲーム機はそれまでも存在していたが、据え置き型ゲームの小型版にしか見られていたかったので当初はさほど影響はしていなかったと思う。ゲームボーイを持って正座でテトリスをプレイなんて姿は珍しくなかったはずだ。それが、90年代後半から、ポータブルゲーム機はどうあるべきかといったソフトが次々に作られる。
だらけたプレイスタイルの到来である。
ここでいうだらけたというのはだらしないというより、気負いなく気楽な格好でプレイしているといった意味を指す。

音楽でだらけた楽しみ方ができるようになったことで大衆化が一気に進んだが、それまでの音楽と変革してしまったことを憂える人もいる。従来の楽しみかたも残っているからだ。
ゲームについても同じように、だらけたプレイスタイルの到来によりそれまでと違う物に変革していると思われる。
そんなに強引な論述でもなくて、映画館が DVD になったのも同じような経緯で語れると思うし、他のメディアにも当てはめることができる気がしている。

さて、では次に同じ道をたどりそうなものはなにかなとあたりを巡らせてみると PC が目に付いた。
日本においては「PC=仕事の道具」といった考えから入っている人が多いので、未だに書斎に飾って正座で使うスタイルが中心になっている。ノートパソコンであってもデスクの上だ。特に購入用途においては「仕事にも使える様」といった頭がどこかにあり万能な物を求めてしまう。
そんな堅い使い方はもう終わりなのだ、これからはだらだらコンピューティングの時代なのだ。モバイルノートパソコンはそれにうってつけじゃないか。
だらだら使用を行うためには、それがいつでも手にできるものであることと正座しなくても(寝ころびながらでも)ある程度使えること、それとユーザーのスペックに対する割り切りが必要である。多少質が下がっても気軽に使うためにはしょうがないよね、といったことを許容できるかどうか。
もちろん、だらだらコンピューティング用に使うマシンは、仕事には使えない。仕事は仕事で正座して行うべきである。だから一台で済まそうと考えずに、仕事用と娯楽用の 2台があるのが正しいご家庭コンピューティングなんではないだろうか。

まずは手元に数台ある PC それぞれに、役割を決めてそれようのソフトしかインストールしないとかやってみようかね。

# ひょっとして正座するコンピューターが PC で、だらだらがケータイなのかなあ
# コンピューターというよりはネットワークか




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