Archive for 1月, 2005

Macが届いたら真っ先にやること

てなわけで Macmini (G4-1.2GHz,256MB,40GB の最小構成に bluetooth だけ追加)が届いた。
実のところこれで MacOSX マシン 3台目だったりもするのだけれども。

宅配便の段ボールが意外と大きくて「うーむインパクト無いなあ」と思っいつつ開けたら、梱包材の中に二回りちんまい本体の箱が入っている。ステージでジョブスが「うぃー、おみやげ買ってきたぞぉ」といった風情で手に提げていた箱、アレである。
それを開けると緩衝材の中にさらに一回りちっちゃい Macmini が!
おまえはマトリョーシカか! と思わず心の中でツッコミを入れる。
しかし、マニュアル類が全て 12cm サイズになっているのはちとどうだろう。まあ、読まないんで問題ないけれども(マテ

で、繋いで起動する事がわかったら真っ先にすることは何か?
MacOSX の再インストールである。
なんでかというと、標準インストール状態では X11 が入っていないからなのね。XCode も入っていないんだけれども、これはインストールディスクにインストーラが置いてあるのでそこからインストールすればよい。
X11 はバンドルアプリケーション扱いなので、インストール時のアプリケーション選択で追加するしかないのだ。
まあ、再インストールといっても全消去のクリーンナップリカバリーでなくて上書きアップデートで良いのでそんなに大事でもないのだけれども。

Apple の製品を買うたびに気になっているんだけれども、緩衝材に発泡スチロール使われているのがイマイチ。
すでに国内企業では段ボールオンリーで緩衝構造を取る所ばかりであるので余計に気になってしょうがない。海外企業でも HP は段ボールだったりするのだけれども。
この発泡スチロールの白さが Apple クオリティだったりするのでしょか。うーん。
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PSPでエロゲのデモムービ

「ロール」というソフトメーカーで成人向け美少女ソフト(ぶっちゃけエロゲー)「おしかけおさなづま^3」というタイトルのデモムービーを配布している。
それ自体は通常的な光景なのだが、なぜか「PSP 向け」ってのまで置いてあるのだな。

タイミング的にうまいよなー。
なんとなく試しに PSP へ持って行って見ちゃったもんな。

魚肉ん氏の絵を久々に見た気がする。
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どかべん発送

注文していた Mac mini が発送されたらしい。
どこの国から発送されたのか不明だけど、29日着ってのは最長の日付らしい。
早めに届いている人がいるらしいけれども、というのはそういうことの様だ。

しかし、先日使おうと思ったら Bluetooth マウスがうんともすんとも言わなくなっていた。壊れたのかなー。
Mac mini で使おうと思っていたのに。
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もじら・ろご・ぷろじぇくと

1/14 の記事で Bart Decrem からメールが来ていた件でそのメールに書かれているサイトが既に立ち上がっていることを知りようやっと意味を理解した。
何がやりたいのかが見えなかったので、メールの意味を誤解していたよ。
(メールに URL 書いてくれないんだもんな)

てなわけで "Mozilla Community wiki" が始動してます。
何のサイトかというと Mozilla のアプリケーション群を「広めるためのネタ」を集めていこうというものらしい。

それだけ聞くと "Spread Firefox" を思い出すところだけれども、ちょいと違う。あそこは「どうやったら Firefox を広められるもんかね」「こんなのはどうだ?」とあまり役に立たない話を交わして楽しむコミュニティなんですな。Blog が中心なんで話がガンガン流れる。
「Firefox のためにこんなのを作ったぜブラザー!」と見せても悲しいかな Blog なのですぐに埋もれてしまう。
だから、リソースを集めておける「場所」が必要だったんだな。
mozilla.org は開発者しかいないから、そういうところとは別にユーザーが布教活動のために使えるロゴリソースが。
裏には public に使える logo をみんなで作って share しようぜというオープンソース活動的な信念があるっぽいですが。Mozilla という単語を商標登録化してしまったような事を Logo に行いたくないようで。

今のところあるのは material(壁紙、ロゴ素材)、標準レター(各団体向けに「Mozillaを使った方が良いと思いますっ!」と送るための標準的なメールテンプレート)なんてところ。標準レターとか「なんだこりゃ」と思ってしまったが。
そしてそれと同じくらいの扱いで「Mozillaたん」のページが存在(復活)している。

要するに先の Bart Decrem からのメールは「新しいサイトで Mozilla Manga-art and Artist をがんがん紹介してくれ!!」という要請だったのだな。
てなわけで、みんなもガンガン Firefox たんを書いて "Mozilla Community wiki" に発表&シェアしよう!!
もしくはこれはという Mozilla娘画をみつけたらためらいなく投稿しよう!!そうしよう!!

ちなみに昨日、Firefox1.0 は 20,000,000 ダウンロードを突破したそうです。
Wow!

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jpegbook の Mac 版

PSP でテキストを読むために、テキストが書かれた画像ファイルを生成するといったツールである拙作の jpegbook ですが、これがなかなかのポテンヒット(微妙)で多くの人に見てもらえてます。
(使われているかどうかまでは不明)
そのお礼というわけでもないのですが、MacOSX 版も作成して公開開始しましたー。

男は黙って Objective-C ですよ、ネイティブアプリですよ。NEXTSTEP に憧れた僕達ならば当然ですよ。
とかいってプログラムを組み始めた物の Objective-C も NEXTSTEP クラスライブラリもすっかり忘れてしまっていましたよ。アーキテクトの読み返しから始まったので偉い時間がかかってます。
Windows版は使い慣れたクラスライブラリ(Borland VCL)なのでちょちょいとできたのに、MacOSX版はたっぷり一週間はかかってしまったのです。まあ、その分勘所がわかってきたけれども。
久々に充実した趣味プログラミングですた。
単に Mac でプログラミングしてみたかったというのが正直なところだったり>jpegbook

しかし、なんですよ。この COCOA のクラスライブラリを使ってプログラミングをしていると、NEXTSTEP の後継なんだねえとしみじみ思えてくる。
Mac mini はその値段と小ささばかり取りざたされているけれども、実のところ BSD 譲りのカーネルと NEXTSTEP 譲りのシステム、ほんでもって統合型っぽい開発環境完備が全部含まれた OS がさりげなく添付しているわけですよ。6万円で OS と開発環境とハードが買えると考えるとメチャクチャ安くはないか?
おまけに開発環境は CD 添付で標準で入っていないにしても、Perl と Ruby と PHP は標準で入っていて即使えるのよね。(Ruby は 1.6 ですが)
ビバ。

あと MacOSX だと OS の構成が Windows とは違うのでメモリ 256MB でも割と使える。

さて、jpegbook でテキストを画像にして携帯デバイスで読んじゃおう作戦ですが、なんだかじんわりと市民権を得ている様です。たぶん。
PSP でテキストを読もうというのが eBookSpot.jp で紹介されたり。
T-Time が携帯機器用に JPEG 書き出しを予定していたりと。

わざわざこんな苦労しなくても、現在の携帯電話で生テキストが見れるような気もするのですけれどもね。
お気に入りのゲーム機や音楽プレイヤーでもテキストが読めるといった「お得さ」と、俺は工夫して楽しんでいるぜという「技術満足度」なのでしょうなあ。
それ以前にがんばるべき携帯電話でテキストを読みにくくてしょうがないというのはどうにかならないものか。はむ。
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2005年も「萌え」という単語は残るのか

このつぶやきも一年書きつづってきたことになる。
で、昨年の1月あたりをぼへーっと読み返していたら「『萌え』は今が絶頂期で、今年どう変化するのか」とか書いてあった。
結論から言うと、そのバブルは 2004年8月には崩壊したと見て良い。
外部からの商業者大量流入と不利益による撤退、それが2004年の1年だけで見てとれたと思う。一番顕著なのが、秋葉原のメイド喫茶界隈とか、それに準じたコスプレ店員業務周りではないだろうか。元々コスプレイヤーというリアル女子に対し「萌え」という単語を当てはめているあたりに間違いがあるのだが、そのあたり明確に認識、区別できるかが分かれ目であろう。
あと「もえたん」と「もえたん2」の間にある 1年とその間に刊行された紛い物の激しさ、そして衰退も特徴的である。

では「萌えコンテンツ」は無くなったのであろうか?
そんなことはない。一時期の誤った認識の持ち主が懲りただけで、コンテンツとしてその数が激減したというわけではない。むしろ増えている気もする。
今残っているのは、「萌え」とかいう不確定な用語にとらわれず、本質的なところを見据えて作品作りに励んでいる人達である。だから言葉としては変わるかもしれないが、かつての萌え的コンテンツはこれからも登場し続けるだろう。

それらをふまえて、2005年はどのような年になるのか。
正直これといったビジョンはないが、ここで一発吹聴しておくと一年後に読み返したときにさぞかし愉快に違いないので何か書いておこうと思う次第。
ずばり2005年は「本質的可愛さへの帰還」であると予測する。(とか言ってみる)
これまでの「萌え」は男性主導で、あくまで男性にとって都合の良い可愛さであった。それゆえにうわべの作り物感が浮き出して剥離していったというのが私の見解である。
そうではなく、もっと素直に可愛いと呼べるそんな物が流行っていくのではないか。それを見据える一つの鍵が「女性から見て可愛い物」ではないかと思っている。
少女漫画的手法を織り込みながら、女性が見ても拒絶反応を起こさずに素直に「可愛い」と思える物。それでいて男性に対しても訴求力を持つ物。
そういった萌えコンテンツが 2005年を席巻するのではないだろうか。

タネを明かすと、ネタは「ローゼン・メイデン」。
これが女性受けしている様が実に理解しやすかったのですよ。
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ブラウザシェアと数字のマジック

FireFox が好調。
このことでメディア上では「ブラウザ戦争」と呼ばれるお囃子が再燃、なにやら賑わっている。
不動のものと思われた IE のシェアは 95% 以上だったが、これが 80% までにダウンしたとか、いやお前の会社の集計は間違っているとか意味無くホットな記事が掲載されている。
この「シェア」という数字は一体なんなのか。統計やリポートにおいて母集団の範囲や傾向を見ずに結果だけを見ているのに、ここまで妄信しても良い物なのだろうか。

まあ、私としては以前から見ていた数字なので思うところはないのだけれども、皆においては酒の席でのネタぐらいにはなるかもしれないので紹介しておく。
うちのサイトへのアクセスにおけるブラウザ種別統計である。

「ふあふあファクトリー」の 2004年12月 における MS-IE でのアクセスは、アクセス全体の "53.88%" となっている。
びっくりした?シェア的に半分なんだよ。
もちろん、この数字にはタネがある。そのタネを明かさずに数字の一部だけを提供するのがいかに愚かしいかというのが今回のお話なのですよ。
まず、先の "53.88%" に対して Mozilla ブラウザはいくつかというと "14.36%" である。ここで MS-IE のシェアの反対は「全て」Mozilla であろうという意味のない思いこみが崩れることになる。
じゃあ、その他の "31.76%" はなんなのだろうか。実はこの "31.76%" の内、"23.41%" が「ボット」によるクロールなのだ。「ボット」とは検索エンジンがデータベースを集めるためにサイトを全スキャンしていく行為。はてなアンテナの更新チェックもここに含めている。うちのサイト、回線にかかるトラフィックのうち実に 1/4 が「ボット」によるものなのだ、といった言い方をする事も出来る。
ちと解説しておくと、全てのボットが迷惑なわけじゃない。ボットの存在自体は検索サイトに新鮮な情報を提供するためのものなので必要だとも思っている。ただちょーっと承伏しかねる所があるのが "MSN bot" の挙動で、こいつが "23.41%" の内、実に "16.18%" を占めている。Mozilla のシェアを超えている存在の発見! である(笑
MSN bot は他の bot に比べ cgi 自動生成に対する判断能力が低いらしく、意味なさそうなリンク全てをアクセスしていく。平たく言うと、カレンダーWEBアプリが張ってあった場合そのカレンダーの日付に張られたリンクを全て叩いていく。Blog とかでカレンダーを表示している人は注意されたし。
もっとも、ボットの比率が問題になるというのはそれだけ「通常のお客様が少ない」といった事でもある。全体のアクセス数を隠しているところが、さらなるタネなのだ。

そうして考えるとその他勢力をある程度さっ引いて MS-IE と Mozilla の数を比較した方が良さそうである。
先のデータだと "53.88%" と "14.36%" だから "IE : Moz = 0.7910 : 0.2089" といったところか。これでもまだ Mozilla が多い気はする。
さらに言うとこのサイトのメンテナーである私が使っているブラウザが Firefox であるといった、タネもあったりする。とはいえ、ここの数字に影響を与えるほどではないと思うのだけれどもね。

"MS-IE vs Mozilla" という構図に興味がある人へ。
私が管理しているサイトにおける状況。

www.limo.fumi2kick.com (2004年11月分集計)
IE : Moz = 0.5609 : 0.4391
技術者寄りの Linux サイトなので IE 率が低くて当然。
サイトの傾向と母集団の嗜好によって結果が変わる例。
11月分集計なのは、12月に良くわからん集中猛襲が一日だけあって値が歪んだため。

www.poe-lina.com (2004年12月分集計)
IE : Moz = 0.6535 : 0.3465
Linux 本とはいえネタ物なので一般の方が多いかと思ったらそうでもない模様。

www.poe-lina.com (2004年7月分集計)
IE : Moz = 0.7750 : 0.2250
発売直後、まだ Firefox 1.0 が出ていなかったのと、オタク系ニュースサイトで取り上げられていたために普通のお客様がたくさん来訪。
なので薄まると思っていたのだけれどもそれでもまだ Mozilla 率高いですな。

www.fumi2kick.com (2005年1月分集計)
IE : Moz = 0.9147 : 0.0853
PSP 用 jpegbook なるアプリを提供しているため、そこへのアクセスが国内外からやってきているところ。
PSP ネタなので、一般層へのアピールが大きくそれ故 Mozilla 率は低下。特に海外の影響が大きい気がする。
おそらく Mozilla 率としては最も納得のいく数値。

もうひとつ 0.95 : 0.05 という数字も持っていたりするのだけれども、これは本当に技術的なものが絡まない時の数字。一般層における IE 普及率の 95% という数字は本当なんじゃないかというのは一応の私の見解である。
つまり、サイトの技術度、オタ度(オタはPCや情報に強い)、が高まれば高まるほど Mozilla 率が高くなる傾向にある。逆に一般層が集まるサイトには Mozilla ユーザーは近寄りもしないということが考えられる。
故に集計は「どんなサイトでどんな層にアピールするか」が見えないと本当に意味がない。

それをわかっていてかいなくてか「IE vs Mozilla ごっこ」がやりたいという人には勝手にやらせておけばよい。
「NDS vs PSP」も似たような物である。

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あやうく spam と間違えるところだったり

サイトを持っている都合か海外の方からも spam が大量に去来いたす。
バイアグラを買えだとか、ロレックスを買えだとか、お前のサイトを宣伝してやるとか、いい加減見飽きた内容の英語メール群。そんな中にちゃんと意味があるメールが混ざっていて「おやっ?」と手を止める。
ああ、これ普通に私宛のメールだよ。

で、読んでみると、まあ意味はわかるのだがその内容に「?」とか思う。なんかいたずらとか担がれているのではないかとか穿った考えをしてしまうのは小市民故か。
念のため送信主の "Bart Decrem" という名前をぐぐってみる。
……わっはっは。本物か。

ちょっと面白そうなり、気合いを込めて返信せねば。
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ソフトウェアと大量消費の時代

忘れないように頭の中にあるものをメモ。

パーソナルコンピューターの使われ方として、業務の効率化が唱えられていたのは90年代までとされている。業務の効率化が中心だった時代から、メディアの取り込み、そしてコミュニケーションツールへの変貌といった流れが PC に対して生じてきた。
もちろんこれ以外にも早期から PC でゲームをする層とか、プロクリエイションツールを使うために PC を用いている層とかが存在しているけれども、そういった人たちは筋金入りで今後も大多数ではないながらも存続はしていくのではないかと思われる。

じゃあ PC でコミュニケーションなのか、というとそれは現在の立ち位置であって「これから」を見据える目ではない。
では00年後半は PC にとってなんの時代かと問われたら「消費の時代」ではないかということを予見したい。
ここしばらく、省エネルギーから始まって不景気突入と「節約節約」で世の中は流れてきた。一時期の「大量生産、大量消費」の時代は遥か過去のものになりつつある。確かにハードウェアに関しては今後も節約方針一辺倒であろう。
しかし、ソフトウェアについてはどうだろうか。
ここしばらくの萌芽を元に「ソフトウェアの大量消費」とその快楽を考えてみたい。

「大量消費」というものには様々な快楽が伴う。苦痛を伴わない消費はある種の娯楽と言っても良い。衝動買いとか無駄遣いなど、物品の購入はそれを所有する喜びとはまた別に「入手するプロセス」をも娯楽として見ているものである。

これまではコミュニケーションが娯楽であり、PC が担う重要な役割であった。
しかし、コミュニケーションを得るためにクリエイションをしなければならない場面というのが多々あり、クリエイションできるものがコミュニケーションという娯楽の中で力を持つ傾向があった。
絵が描ける曲が作れるといったコンテンツを作成できる能力だけではなく、WEB を作成できる能力とか、面白い Blog を書ける能力とかそういった事である。
しかし、大衆のほとんどにおいてはクリエイションが得意ではなく、できるだけクリエイションを行わずにコミュニケーションできるものに人が集まっていく。
または、クリエイションできる人のコンテンツを享受するといった徹底的な受け手側に回るといったスタンスに構え始める。
そういった「作り手」と「受け手」の線引きができてしまうということはあらゆるクリエイションをパーソナルの手に持ってきた PC の力を活かしてはいないため PC を道具にするクリエイターとしては大きな抵抗が生じるところではある。
そういった二極化を嘆くだけではなく、そういうものだと言うことで体制を確立して大量消費の時代に突入することこそがソフトウェアを産業、工業とし文化の中で確立していく手順なのではないだろうか。
つまり、それはソフトウェアが芸術である時代の終焉ということかもしれない。

では、ソフトウェアの消費とはどのようなものなのか。
単なるコンテンツの大量視聴とはまた違ったところにあるのではないかと思われる。
ある種象徴的なのが HDD レコーダの惨敗と、HDD+DVD のハイブリッドレコーダの隆盛といった状況である。どんどん録り貯めていって時間の空いている時に纏めて試聴する、そんなタイムマシンシフターとしての HDD レコーダは訴求力に欠けた。
実際に HDD+DVD ハイブリッドレコーダを購入した人間が HDD メインで使っているにもかかわらずである。
ポイントとしてお気に入りは DVD に焼いて残せるといったところにある。この残しておけていつでも観れるという安心感を買っているのではないだろうか。もっと極端になると HDD に録って貯めたものの観ない番組まで DVD に焼いて保存したりする。
将来見るだろうからという理由なのだが、実際にコンテンツを観なくてもそれを所有するだけで満足しているといった状況となっている。これこそ「大量消費」の先にある快楽ではないだろうか。
ソフトウェアの消費といっても単純にそのソフトウェアを正規利用(コンテンツならばそれを閲覧するとか)じゃなくても、ちょっと別な形で消費していることが興味深い。

コミュニケーションから消費への緩やかな流れとしては「本棚.org」の活況に注視したい。
「本棚.org」以前にも書評が行えたりお気に入りの本をお勧めしたりといったサイトがいくつも存在していた。だけれども「本棚.org」がそこにもたらしたものは他のサイトとはちょっと違うものであり、それこそがこれまでのサイト運営をしてきた私達には見えていないものだったのである。
「本棚.org」が他のサイトと違っていたところ、それは「書評を書かなくて良い」という単純窮まり無いその一点である。
書評がないとその所有者のパーソナリティが見えず面白くないだろうというのが、旧来のサイト的な考え方である。しかし、書評を書くにはそれなりの文才、クリエイションが必要であり、それは多くの人にとってはハードルとなるのだ。
「本棚.org」においては書籍の購入、所有といった「消費活動」をできるだけ少ない手順で PC 上に持ち込める。そしてクリエイション能力を伴うことなく、なんとなくコミュニケーションクラスタが発生していく。そこには消費するだけでコミュニケーションとなる奇妙な快楽が存在しているのである。
「本棚.org」では現実の書籍を題材としているため本という物質から完全に離れる事ができないが、これを無形のコンテンツにシフトしていくことで完全なるソフトウェア消費文化とそれが産み出す快楽へと発展する可能性がある。

PC を使ったソフトウェアの消費。なんとなく言葉だけで漠然としているけれどもどう言ったことが PC での快楽なのか、といったところから考えて行きたい。

「大量生産」「大量消費」の時代はいずれ自重による崩壊が訪れ、そののち適切な供給量と需要量が確立されていくのだろう。しかし、今からそういったことを危惧するのではなくそうなりつつあることをわかりながらも提供していかねばならないのだと思う。

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お弁当箱マック

マックといっても Macintosh のほう。
「Mac mini」来たね!
500ドルマックの噂を聞いたとき「それってサーバーにうってつけ!」とか思ったけれども、実際に物を見るとまさにうってつけ。いや、サーバーとして使うのは勿体ない気もしますけど。

取り敢えずで一台買っておくか? あったらあったでなんとでも使うし。
(MacOSX を UNIX と見て使っている人なので)

良く考えたらキーボードとマウスが添付しないでこの値段なのだな。
いや、どっちも既にあるから困らないけど。
追記: 注文しちゃった、てひっ
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