jpegbook の Mac 版
PSP でテキストを読むために、テキストが書かれた画像ファイルを生成するといったツールである拙作の jpegbook ですが、これがなかなかのポテンヒット(微妙)で多くの人に見てもらえてます。
(使われているかどうかまでは不明)
そのお礼というわけでもないのですが、MacOSX 版も作成して公開開始しましたー。
男は黙って Objective-C ですよ、ネイティブアプリですよ。NEXTSTEP に憧れた僕達ならば当然ですよ。
とかいってプログラムを組み始めた物の Objective-C も NEXTSTEP クラスライブラリもすっかり忘れてしまっていましたよ。アーキテクトの読み返しから始まったので偉い時間がかかってます。
Windows版は使い慣れたクラスライブラリ(Borland VCL)なのでちょちょいとできたのに、MacOSX版はたっぷり一週間はかかってしまったのです。まあ、その分勘所がわかってきたけれども。
久々に充実した趣味プログラミングですた。
単に Mac でプログラミングしてみたかったというのが正直なところだったり>jpegbook
しかし、なんですよ。この COCOA のクラスライブラリを使ってプログラミングをしていると、NEXTSTEP の後継なんだねえとしみじみ思えてくる。
Mac mini はその値段と小ささばかり取りざたされているけれども、実のところ BSD 譲りのカーネルと NEXTSTEP 譲りのシステム、ほんでもって統合型っぽい開発環境完備が全部含まれた OS がさりげなく添付しているわけですよ。6万円で OS と開発環境とハードが買えると考えるとメチャクチャ安くはないか?
おまけに開発環境は CD 添付で標準で入っていないにしても、Perl と Ruby と PHP は標準で入っていて即使えるのよね。(Ruby は 1.6 ですが)
ビバ。
あと MacOSX だと OS の構成が Windows とは違うのでメモリ 256MB でも割と使える。
さて、jpegbook でテキストを画像にして携帯デバイスで読んじゃおう作戦ですが、なんだかじんわりと市民権を得ている様です。たぶん。
PSP でテキストを読もうというのが eBookSpot.jp で紹介されたり。
T-Time が携帯機器用に JPEG 書き出しを予定していたりと。
わざわざこんな苦労しなくても、現在の携帯電話で生テキストが見れるような気もするのですけれどもね。
お気に入りのゲーム機や音楽プレイヤーでもテキストが読めるといった「お得さ」と、俺は工夫して楽しんでいるぜという「技術満足度」なのでしょうなあ。
それ以前にがんばるべき携帯電話でテキストを読みにくくてしょうがないというのはどうにかならないものか。はむ。
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