作業用に最適な椅子を求めて

椅子が届いた。
色々注文した中で真っ先に来た物で、部屋の中に何もないけど椅子だけがあるといった状態。
モノは STOKKE の THATSIT(ザシット)。いわゆるバランスチェアでかなりお高めなんだけれども、快適な創作活動のために一点豪華主義的にえいやっと(分割払いで)購入。

机に向かってプログラミングとかの制作作業をする際についつい背中を丸めてもぞもぞとやってしまうのだけれども、そうでなく姿勢が良くなるようにとバランスチェアの類は前から気になっていたのですよ。
STOKKE のバランスチェア一覧
安価で売っているバランスチェアというと、ほとんどが BALANCE,MULTI のクローンである。
実は以前に、5000円くらいの MULTI クローンを買っている。この手のバランスチェアと呼ばれている物は、半膝立ちの状態で座るものが多い。腰と膝両方で支えるので重みの負担が分散する事と、前傾姿勢になるので背筋が伸びてデスクワークに対し理想的な格好になるといった感じ。
んが、実際使ってみてわかったのだけれども、確かに前傾気味で作業に適した格好にはなるけれどもそのポーズ 1つで固定されてしまうのだな。作業中といってもひたすらに打ち込んでいるわけではなく、ぼんやりと考え事をしてみたり、一息休息入れてみたり、極端な場合居眠りしてみたりするわけだ。
そういうくつろぎの場面を作ろうと思っても MULTI では背もたれが無いのでどうにもならんのですよ。
だから実際に作業をする場合と、息を抜く場合でスムーズに体重移動ができるのが良いということで実はバランスチェアのシリーズはこの「体重移動」が基本となっている。MULTI にだけはロッキング機構が無いが、これは「折りたたみ椅子」だそうなのでそういった部分が簡略されているというオチなのですな。
だから最低限でも VARIABLE からがバランスチェアと言えるんだろう。

最高レベルはとてつもない存在感を誇る GRAVITY なんだけれども、これは作業用というより横になるほうがメインの超安楽椅子だろうな。そのまま膝立ちモードになって作業できなくもないところがすごいんだけれども。
ま、流石にそこまでやるだけのお金も置き場所(!)も無いので、膝立ち型で背もたれのある THATSIT にした次第。
多分、膝立ちが無くても姿勢によってバランス移動するだけでも快適なので ACTULUM が作業用椅子として最適なんではないかなぁ。

THATSIT の背もたれは T字になっているが、この左右は肘置きとして用いる。これが意外と快適。深く座って後ろに軽く倒れている状態が結構心地よい。膝当てに乗せずに地面に足をつけてゆらゆらと椅子を揺らすのもなかなかいける。
デスクが来ていないので作業モードは今ひとつわかんないのだけれども、そんなにピンとこないなあ。無理に膝立ちしなくても前傾になるので、好きなように座るのが良いのかもしれない。

関係ないけど、深く座るタイプのいわゆる「社長椅子」ってなんか苦手なんだよなあ。
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