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Nico-TECH: Takatsuki Meeting おつかれさまでした

ちと遅めのエントリ。
大阪は高槻で行われた「ニコニコ技術部関西勉強会」は大成功と言っても良い感じの盛り上がりとスムーズな進行で、単純な「ニコニコ技術部オフ会」よりもちょっと良いモノとして終了。
そもそも、オープンソース系の地方ユーザーグループ勉強会のノリで10〜20人くらいの規模でもってなにかとかいった感じで話が始まったものの、最終的には77人という人数に。

始まる前に2点ほど、個人的に気になっていたところがあって眺めていた次第。
1点は、ソフトウェアとハードウェアのバランスは十分かという点。
もう1点は、工作物展示者(うp主の人数)とそれ以外(閲覧者、または将来のニコ技部員)の比率。
まあ、結論から言うと気にする必要も無かった感じ?
ソフトウェアとハードウェアの両方が混ざっている割と類を見ない(しかも業務に結びつかない)勉強会なんだけれども、みんな真剣にプレゼンを見てくれていたし、後で数えてみると発表内容もソフトとハード半々だったりもする。閲覧メインできている人はソフト屋が多そうだなあと思って訪ねてみると「組み込み系ソフトウェアエンジニアです」という絶妙な答えが返ってきて、ああなるほどと思ってみたり。

ハードウェアでいえばニコニコ技術部FPGA班であるアルテラマスターPと撮影できますPが現在進行しているプロジェクトの説明をして、そのレベルに皆が驚いていたけれども真に賞賛すべきはそのスキルの高さのみではない。
発表の内容はそれぞれ「ポータブルゲーム機を目指します」「ポータブルシーケンサーを目指します」といった感じなのだけれども、それを作ることでスキルを誇示したいわけじゃない。次に続くのは「個人でもこれくらい作れるんですよ」だから「みなさんもやってみましょう」であり、そのための登山口を作ろうとしている。
このへん勉強会に集まっている人たち皆共通でもっている意識で、「どうしたら入門やステップアップに役立つ動画が作れるだろう」「どうやったら投稿者を増やせるだろう」といった話がしょっちゅうでてきていていた。
そういうマインドをもつ人たちが「ニコニコ技術部」というタグには多く集まっているらしい。

ちゅーことで、やっぱ「勉強会」というくくりで丁度良かったのかもしれないね。
みんななんらかの刺激を受けて解散したので、今後の動画うp状況に期待が持てます。

私もライトニングトークを一席もらって適当に語ってきた。

撮影、ぉゅぅ氏。
これが結構うけているのだけど、オープンソース系のライトニングトークってみんなこんなノリなんでは?
ネタとしては3年前に書こうと思ったものの機を逃して埋もれていたもの。POPLとか、ういかとかのころ。
今回ソフトとハードどっちにも通用するネタということでチョイスしてみた。
でも正直、ハードウェアはモジュール化やIPコア化が既にあるためモデリングはあまりしないだろうし、ソフトウェア工学的にも設計としてのモデリング手法はとうに落ち着いちゃって最近は「チームを運営するための手法」が花盛りである。
んが、個人制作においては開発プロセスを問う必要はないし、設計をしっかり行わない事が多いからキャラクター指向モデリング開発はまだまだ通用しそうなところ。

というわけで、プレゼン資料をPDFにして置いておきます。なんかフォントがうまくいかなくてがびがびになっているけれども、ご容赦。
「キャラクター指向モデリング開発のすすめ」[PDF 13MB]



明日は Nico-TECH : Takatsuki Meeting

Nico-TECH : Takatsuki Meeting というのは、ニコニコ動画の「ニコニコ技術部」というものづくりな工作系動画が好きな人が集まって、日頃の成果を肴にくっちゃべるイベント。
Make: Tokyo Meeting が関東だったので、関西の人のためになんかやろうといった感じで企画。
私は関東勢なので、朝早くに新幹線に乗って駆けつける予定。

dsc06313.JPG
発注したタイミングの関係で、間に合わないと思っていた「かなで巾着」が本当にぎりぎりで届いた。
これは「かなで」キットのパッケージとして作成依頼していたもの。
dsc06314.JPGdsc06315.JPG
あの「初音ミクスーパーGT車」で一躍有名になった(?) TAPさんが扱っているプリント巾着。TAPさんに発注して作ってもらった。御社ファンにも嬉しいアイテム。
キットを包むのに丁度良いサイズなのです。

まあ、間に合ったということもあって「かなで」のキットを 3セットほど持ち込む予定。
頒布価格は 2500円ほど。
お安くはないけど、興味のある方はよろしく。

ではでは、参加される方は会場でお会いしましょー。



まけたんソングFull Ver.

というわけで、動画が完成。
全ての展示を紹介できてはいないのですが、少しでも Make: Tokyo Meeting の雰囲気が伝わると幸いです。

途中の Special Thanks で TAPさんと、AYUMUさんが突然出てくるのはプレゼン中で動画を紹介させてもらったので、それについてのお礼となります。



レポートをあげるまでがイベントですよっ!

俺の Make: Tokyo Meeting はまだ終了していないZE!!!(9月1日を過ぎても終わっていない夏休みの宿題的な意味で)

てなわけで

【まけたんソング】めーかー☆宣言!【Long ver.】 (mp3)

カラオケ(mp3)

曲だけ先行で公開しておく次第。
動画はいずれ……。



Make: Tokyo Meeting 無事終わりました

てなわけで、今日はMake: Tokyo Meetingでした。展示、一般を問わず参加された方々はお疲れさまでした。
nicomakedesk.jpg

ニコニコ動画を見ている人でも一般視聴者の方々が多くこられるのかな?と思っていたのですが、意外や意外ニコニコ技術部タグに動画投稿をされているあんなひとこんなひとが次々にいらっしゃいました。一般視聴者とMakerが半々くらいだったのじゃないかしらん。
「あの動画良いよね」「悔しいよね」とか身内で話しているとその人が実際に挨拶にやってきて、俺ら動揺しまくりとかそんな一日。
dsc06271.JPG
これは業者がやってみたで有名な、あの社長さんから手渡しで頂いたあのマウス。

今回うけた質問からちょこっとFAQ。
Q: ニコニコ技術部の人ってニワンゴの中の人なの?
A: ちがうよ!全然ちがうよ!

つか、ニワンゴの中の人から名刺もらえるとは思っていませんでした。
投稿数800に満たないタグの作者らにご配慮頂き感謝致します。

んで、私の方は先日からちらちら臭わせていたオリジナルアルバムのCD-Rをひっそりと持ち込み、有料100円ほどで頒布させていただきました。
album_jacket01.jpg
時間的制約から 9枚しか焼けなかったのですが、全てお買い上げいただけましたありがとうございます。
数日以内には同等の品をダウンロードできるよう用意しますので、お買い上げの方はご了承ください。そうでない方は今しばらくお待ちください。

他にもいっぱい書きたいことはあるのですが……、疲れた、ネル



Make: Tokyo Meeting(仮)ですってよ奥さん

オライリーの激工作本「Make:」。その日本語スタッフが企画している Make: Faire の小型日本版なイベントが予定されていることが日本語版Make: Blogで発表になっている。
http://jp.makezine.com/blog/2008/03/make_tokyo_meeting.html
(↑ Mar.07.2008 URLちょっとかわった、とおもったらまたもどった)

チョー楽しみですねッ!おとなげない文化祭。

実は既にコンタクトをとっていて参加することがほぼ決まっていたりする。
詳細についてはまだ何もないので今後の情報待ちといった所。
確定したらまたアナウンスするので、今のところは予定といったところで第一報までに。

追記:
コメントの方で尻Pがばらしていますが「尻Pと不在通知Pのコンビ」でなんかやれということになっています。
はたしてどうなる事やら。



オープンソースカンファレンス2004

遅まきながら OSC2004 のリポートなぞ。
OSC2004 はびぎねっと主催のオープンソースコミュニティが集まって騒ぐお祭り。通常 Linux Conference というと企業中心でビジネスの話をしたりするつまんないものなのだけれども、これはあくまで「コミュニティ」中心で行っているのが大きく違うところ。
だから、前にも言ったように「文化祭」のノリなのですな。

Linux萌え萌え大作戦はその末席に参加、主に以下の 3つに対して首をつっこんできました。

1) ブース展示
2) BOF「KNOPPIXのこれから」
3) ライトニングトーク

基本 1) の展示だけだったんだけれども、色々とやってみることに。
展示は「ぐらすたんCD」の展示と CD の配布。なんせマスターが完成したのが当日の朝 5:55 だったりするので、焼き付ける時間がなく 40枚しか持ち込めませんでした。すぐに無くなってしまってごめんなさい。
あとは、等身大ポップを作って目立ってみたり。
ポップを作っていると Looking Glass の川原さんが妙に気に入ったらしく周囲をうろうろしているし。二言三言交わしてみたら、やっぱり考えていることが大体同じらしく。やっぱそうだよねー、的な。

2) は AIST の須崎さんが「ぽえりな」を気に入ってくれていて、それで引きずり込まれる。意外なところから意外な物が出てきた、という感じらしい。
アプリケーションを配布して使って貰うために環境毎配布できる KNOPPIX という仕組み、といったあたりを語りながらウケを取ったり。

3) は 2) がないと思っていたので、なんか喋っておくかと申し込んでいた次第。ウケが取れて良かった。

結局、うちは笑いを提供する役回りでつか。

OSC2004 というのは思っていたよりも熱い寄り合いだった。
集まっているのが各コミュニティの人達で、皆自分のコミュニティを熱く語れる人達なんだな。その熱気がずっと続いているし、一般来場者もそれらを興味深く見ている。
どっかに人が集まっているといった感じではなく、まんべんなく散らばっているといったあたりに良さが現れていたのではないだろうか。

結局、一番やる気なく座っていたのはうちだな(笑)



OSC2004 に参加するよー

み。さんに誘われて、びぎねっと主催の「オープンソースカンファレンス2004」に出展することになった。(参照URLをみてね)
コミケには出ないのでその代わりといったところか。

で、打ち合わせがあるというのでびぎねっとまでもそもそと赴いていく。
参加者は様々なコミュニティ方々といったところ。あくまでも好きでオープンソースに触れている人々であり、ビジネス色は強くない。
最初は私なんかが参加しても良いのだろうかと思っていたのだけれども、単なる打ち合わせなのに妙に盛り上がっている様を見て一安心。なんかみんな同じ空気をまとった人々なんだなあと思った。いや、萌えオタという意味ではなくてコンピューティングを楽しもうという意欲を持ち合わせている人々だということ。
本当に「オープンソース文化祭」になりそうでわくわくしてくる。

み。さんも言っているけれど「オープンソースまつり」から始まって、あれをもう一度やりたいということなんだな。

さて、後一ヶ月しかないので頑張って新ネタしこまなくちゃだわ。

関連リンク
http://www.ospn.jp/osc2004/



つぶやき 06/04/2000

友人が所用で来訪。
回転寿司屋で寿司と安酒を飲み食いしながら、いつもの様に語る。まあ、
児童ポルノ法がどうとか、エロ漫画の発行部数とか、なんでああいう系統
が売れるのだ?とか、大概に見てあまり公衆向けでは無い話題ではあるが。
(奴の職業でもあるのだから仕方あるまい)

んでそんなこんなで話している内に話題が同人誌即売会の規模についてと
なる。ビッグサイトで行われる様な大きなイベントってのは特殊なもんで、
普段は100サークルだの 50サークルだのと言った小さな即売会が多いもの
である。そういった小規模イベントというのも共通の趣味を持った者同士
の交流の場としてなかなかに面白い物であり、アマチュアイズムとしても
良いものだと思う。
どうせ人数が少ないんなら旅館とか貸し切ってしまうというのはどうだ?
酔っぱらい二人の事である、どこからこういう話になったのか今はもう覚
えてはいない。しかし、この貸し切りという単語は我々の心を捕らえた。
要するにSF大会の様なコンベンション形式である。単に二人が温泉好き
であることはここでは置いておく。
同じ趣味を持つものが宿泊を兼ねた研究施設(?)に集い、共通の話題を深
く語り合うのである。んで、その場で同人誌も販売し、昼間は宿泊しない
一時利用客も入れるようにしたらよかろう。ある意味、同人誌という各サー
クルの「研究成果」を持ち寄った「研究発表会」である。特定ジャンルに
絞った学会という言い方も出来るかも知れない。
宴会用の中大広間で研究発表を行い、一般利用客への販売とかを行い、夜
になったらそのままそこで宴会を行う。その後、各自部屋に戻ったらフリー
カンファレンスとする。部屋は1サークルにつき1部屋、扉にはサークル名
が書いてある。興味のあるサークルの部屋に行って語り合ったり、みんな
でゲームをしたり。アニメやゲームジャンルであったらロビーの大画面テ
レビを借りてみんなで見るというのも良いかもしれない。特にギャルゲー
とかは人のプレイしている姿をあまり見ないものだから。
また、大広間で販売という形を無くしても面白い。同人誌を買うときは、
お目当てのサークルの部屋(!)へ訊ねて行きそこで譲ってもらう。部屋に
あがったついでに軽くお話をしたりお茶をのんだりするのである。

そこまで語ったら「むう面白そうだ!!」となり、寿司屋を後にして部屋へ
戻り二人して夢中になって旅館のWEBページを調べ出したりして。取り
あえずこの時のお題は「ちょいと静かな温泉街へ出かける『痕』ツアー」
ということで温泉街中心だったが。
旅館のサイトをめぐっているだけでちょっとした旅気分を味わえておも
しろかったり。

先のコンベンション形式はかなり面白いと思われるのでどこかやりませ
んかねえ :-)



つぶやき 04/08/2000

すでに先週の話になってしまうけれども東京ゲームショーへと赴いた。
目的は一つ、TLSラジオ復刻CD「ラジオトゥルーラブストーリー、パジャマでいっしょに
みさきの部屋へおいでよネ☆」を購入するためである。
ま、それはさておき、ゲームショーも風情が変わったなあという印象を受ける。
ゲーム業界全般に数売れなくなっており開発経費を回収できない程落ち込んでいたりする
これを一般的に「景気悪くてねえ」という。まあ、売れていないわけではないが買い手が
手堅い続編タイトルやビッグタイトルしか手を出さなくなったので中小はあっぷあっぷと
いったところ。そんなこんなでゲームショーもその煽りを食らう。
なんとなくここしばらく東京ゲームショーは「イベントステージ」の為にあり、オタク達ど
チェキなアイドル声優をステージに呼んで皆を引き付けよう的なところがあったし、それ
が定着化していたのだがそのステージが(予算の都合で)縮小の一途をたどっていた。
その代わり例年以上に盛り上がっていたのはアマチュアのコスプレと物品販売コーナーで
ある。特に物品販売は物凄く2時間待ちくらいの列ができるほど。
それって言うならば「新作ゲームそっちのけ」という事でもある。
実は市場戦略上目引きになるようなタイトルが皆無だったのもある。全てはPS2のため。
実は業界全体昨年はPS2に振り回された時期である。PS2発表前半年は「PS2が出るかも
しれないからPS1のラインを見合わせよう」とかいうのがあったし、PS2発表後はじゃあ
そのラインを仕込もう、でも「PS2のソフトはレベルが高いから製作が困難だよね」って
感じで完成まで間が空く。結果ちょうど今の時期何も弾が無い状態となってしまう。
3日目の日曜は前回の半分にしか満たない数のお客様しか訪れなかったそうだ。約3万人
減。しかし全体でみると2万人減でしかない。つまり、過去最高の人員を導入できる
要素を持っていつつそれをなしえなかった。多分に今回のゲームショーがつまらない
から土日ともに参加しようというお客様がいなかったってことじゃないかと思う。原因
の大部分はイベントではないかとも思うのだが。

そんなこんなで物品販売のみが盛り上がる結果となるわけである。
だがイベント売りではどうしても行列などが原因でお客様に不満を与える結果になって
しまうことが多いものである。
ならば長期開催をすれば良い、そんな回答の一つが「インターネットキャラクターショウ2000」
ではないかと思う。( http://www.ics2000.com/ )
試みとしては良いところ付いているし参加企業もばっちりとはいかないまでもなかなか
だしで興味深いのだが、おそらくイベントの中心になるであろう物品販売が若干弱い。
もう少しこのへんを強化できればなかなか面白いものになるんではないかと思う。また、
今後同様な企画が起きるとき、その点に注目して強化していけばスムーズに事が運ぶ
ものと思われる。




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