つぶやき 04/08/2000

すでに先週の話になってしまうけれども東京ゲームショーへと赴いた。
目的は一つ、TLSラジオ復刻CD「ラジオトゥルーラブストーリー、パジャマでいっしょに
みさきの部屋へおいでよネ☆」を購入するためである。
ま、それはさておき、ゲームショーも風情が変わったなあという印象を受ける。
ゲーム業界全般に数売れなくなっており開発経費を回収できない程落ち込んでいたりする
これを一般的に「景気悪くてねえ」という。まあ、売れていないわけではないが買い手が
手堅い続編タイトルやビッグタイトルしか手を出さなくなったので中小はあっぷあっぷと
いったところ。そんなこんなでゲームショーもその煽りを食らう。
なんとなくここしばらく東京ゲームショーは「イベントステージ」の為にあり、オタク達ど
チェキなアイドル声優をステージに呼んで皆を引き付けよう的なところがあったし、それ
が定着化していたのだがそのステージが(予算の都合で)縮小の一途をたどっていた。
その代わり例年以上に盛り上がっていたのはアマチュアのコスプレと物品販売コーナーで
ある。特に物品販売は物凄く2時間待ちくらいの列ができるほど。
それって言うならば「新作ゲームそっちのけ」という事でもある。
実は市場戦略上目引きになるようなタイトルが皆無だったのもある。全てはPS2のため。
実は業界全体昨年はPS2に振り回された時期である。PS2発表前半年は「PS2が出るかも
しれないからPS1のラインを見合わせよう」とかいうのがあったし、PS2発表後はじゃあ
そのラインを仕込もう、でも「PS2のソフトはレベルが高いから製作が困難だよね」って
感じで完成まで間が空く。結果ちょうど今の時期何も弾が無い状態となってしまう。
3日目の日曜は前回の半分にしか満たない数のお客様しか訪れなかったそうだ。約3万人
減。しかし全体でみると2万人減でしかない。つまり、過去最高の人員を導入できる
要素を持っていつつそれをなしえなかった。多分に今回のゲームショーがつまらない
から土日ともに参加しようというお客様がいなかったってことじゃないかと思う。原因
の大部分はイベントではないかとも思うのだが。

そんなこんなで物品販売のみが盛り上がる結果となるわけである。
だがイベント売りではどうしても行列などが原因でお客様に不満を与える結果になって
しまうことが多いものである。
ならば長期開催をすれば良い、そんな回答の一つが「インターネットキャラクターショウ2000」
ではないかと思う。( http://www.ics2000.com/ )
試みとしては良いところ付いているし参加企業もばっちりとはいかないまでもなかなか
だしで興味深いのだが、おそらくイベントの中心になるであろう物品販売が若干弱い。
もう少しこのへんを強化できればなかなか面白いものになるんではないかと思う。また、
今後同様な企画が起きるとき、その点に注目して強化していけばスムーズに事が運ぶ
ものと思われる。




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