Archive for the 'Diary' Category

つぶやき 08/07/2000

うおおお、でてたのか〜。というわけで査収。

– 「パジャマでごろん」ささだあすか (花とゆめコミックス)

うおおおおおお、相変わらずたまらん。
なんつーか単にカップル(学生結婚した新婚夫婦)がいちゃいちゃするだけの漫画なんだけ
ど、独特のささだ空間がそれを嫌な物と感じさせない。つーか、相変わらずの初々しいと
いうか気恥かしい感じが個人的にたまらないのです。
ささださんの漫画は大体にして女の子がおーへーで男の子が純粋っぽい。でもなんとなく
そんな感じだよな〜ってところもあって納得してみたり。
同じようなシチュエーションで男視点になると「恋愛ディストーション」(犬上すくね)
のようになってしまい、ちょっと情けないテイスト。



つぶやき 07/30/2000-3

「シスター・プリンセス〜お兄ちゃん大好き(はぁと)〜オフィシャルキャラクターズブック」
を発見。
“sister’s suprised you”
勘違いして来月発売だとばかり思っていたので不意打ちにて敗北。
あと10年は戦える。うそです、そんなに持ちません。でもせめて1ヶ月は耐えて乗りきる
勇気を私にください。できれば白雪ちゃんの手料理も。
しかし、いつ読んでもすごいよなあ。なにがって、このちりばめられた文章のどれもが皆
恥ずかしいところ。こんな恥ずかしい(誉め)文章が書けるってのは凄いことだと常々感心
している。その恥ずかしさに慣れるとかえってそれが魅力に?
おや、担当のスタッフは女性なのか?初めて気が付いた。



つぶやき 07/30/2000-2

夏の東映アニメフェアを観に行く。
春の「デジモンアドベンチャー・ぼくらのウォーゲーム」は各地で絶賛だったけど
今回の「デジモンアドベンチャー02」の話題は聞かないなあとか思っていた理由が
明らかに :-)
うーん、これはきついわ。特にちびっこにとっては何が何だがまったくわからない
で面白くなかっただろうなあ。全然面白くないというほどじゃなかったけど。
春のデジモンもそうだったけど、この夏のデジモンもアニメというメディアに置け
る実験がもりもりとなされている作品。「ぼくらのウォーゲーム」の時はそれが
大きくプラスに作用していたけど、今度はマイナスに作用している。まあ実験内容
はそれぞれ違うのだけれども。
アメリカを舞台に子供たちが旅をし、ちょっと成長するといったテーマ。AiM
(りゅん♪の方の前田愛)が唄う ED テーマ「スタンドバイミー」(有名なあの曲とは
ちがう)ってのが全てを表している。大体その時点で共感を呼ぶのは大人ってこと
じゃないのか?
全体的にしっとりとした演出で最後大事な部分(戦闘シーン)でもしっとりとしてい
る。つまらない、というか良くわかんない。やりたいことはわかるんだけど、観客
が期待していたものはちょっと違ったんだよなあ。

併映の「おじゃ魔女どれみ#」は毎度の感じで一分の隙もない。テレビ版の良さ
そのままで好きな人(含む私)は納得できる内容。逆にテレビ版の完成度の高さに、
それと並ぶも越えていないあたりをどう評価するか。
久々に「おじゃ魔女どれみ(無印)」らしい作品を見れたってうれしさはあるけどね。



つぶやき 07/30/2000

ごみを捨てるのにはいくらお金がかかる?

引っ越しをしているのは以前書いた通り。その理由の一つが色々と持ち物を捨てて
ちょっとは身軽になろうということだったり。持ち物に電子機器が多いと、その分
壊れた電子機器を沢山もっていたり。壊れたディスプレイとかレーザープリンター
とかなかなか捨てる機会に恵まれずずっと持っていたりしてたものを一気に処分し
たいのだ。
んが、電子機器を捨てるというのはやっぱり困難なもので廃品業者に訪ねると
「高いですよ」と言われる。まあ、予測の範疇。
布団や本など他にも色々あるので結局 4万円かかるとのこと。高い?
まあ、以前に引っ越したときもこんなだったので言い値で受ける。ちなみに福島県
の時は8000円だったんだけどね。

うーん、廃棄物の量はそんなに無いと思っていたけど2トントラックいっぱいになっ
た、平積みとは言え。あの部屋のどこにこれが詰まっていたんだ?



つぶやき 07/21/2000

そこらで話題沸騰の以下の件
「株式会社コナミが『ビジュアルノベル』を商標登録として出願中」

まあ、この手の話題はいい加減慣れっこになってしまった昨今。
今回のこれについてはまだまだ出願中であるし、受理されても罷免するチャンスと
その勝算ありまくりらしいので捨て置く。大体、特許や商標登録なんてもんは
「下手な鉄砲なんとやら」でそりゃもう山のように出しているものだからねえ。
どこの会社も :-P

でも今回気になったのは「ビジュアルノベル」という言い回し。
あの会社はそんなもの出していたっけ?
各所でも指摘されている通り「ビジュアルノベル」という単語は Leaf が「雫」に
対して使ったのが初めてだったと思われる。その前にはチュンソフトの「サウンド
ノベル」が存在していてそれに対する表記変えといったところである。
んじゃ、すべての起源は「サウンドノベル」なのか?ある意味そうであるとも言え
なくはない。「サウンドノベル」が最初に行い世に定着させた事項は、画面全体に
文字を表示し、挿絵を覆ってしまうというところに他ならない。これによって、
主役は文章であり文字である事、グラフィックは挿絵でわき役であるといった定義
を作り出し、それまでのアドベンチャーゲームの概念を根底から覆した。
従来のアドベンチャーゲームはグラフィックが売りであり、グラフィックをいかに
見せるかが勝負であった。
ゲームそのものはオーソドックスなアドベンチャーゲームでしかない、その選択子
が異様に少ない(文章に集中できる)という特徴は持っていたものの。

ノベルタイプのゲームはサウンドノベル(弟切草)が元祖かというとそうでもない。
それ以前にシステムサコムが「ノベルウェア」というテキスト量で勝負をかけた
ゲームを何本か作っている。
# 「DOOM」「ソフトでハードな物語」「38万Kの虚空」「ソフトでハード2」
# 「闇の血族(前編・後編)」
私はこのシリーズがかなり好きで「DOOM」「ソフトでハード2」はやらなかったが
他はかなり楽しんだ。今でもノベルタイプのゲームにメディアとしての可能性を
見ているのはこのあたりから来ていると言っても良い。
特に「38万キロ」と「闇の血族(前編のみ)」は曲の良さも合間って今でも印象深い。

そういえば私が10年前に「バレンタインデー・ぱにっく」なる X68K のフリーウェア
を作ったときは「電脳小節」とか読んでいたっけ。「闇の血族」が出た直後だった
ので「あれに似てますね」とか『そりゃ逆だろう』なことを言われたものだった。
影響を受けているのは逆にこっちなのだから…。

そういった足跡を残しつつ、ノベルゲームをやっぱりなんか作ってみたいなあと
ふつふつ考える自分がここにいるのでした。



つぶやき 07/17/2000

「テレホタイム」という言葉がある。

NTTのサービス「テレホーダイ」が適用される23時〜午前8時までの時間帯であることは
説明するまでもないことだし、この時間帯(特に23〜2時あたり)日本国内のインター
ネット網の負荷がぐぐぐんっと上がるのもすっかり当たり前の日常現象となっている。

んが、これって当たり前の事としても良いものだろうか。

テレホタイムを待ってネットワークアクセスをする人が多い。それは必然的に深夜に
アクセスするという生活時間帯を産み出す。生活時間帯が深夜型にシフトしたところで
日常生活(平たく行って出勤時間)は変わるわけではない。必然的に睡眠時間が減ること
となる。
こうして減らされた睡眠時間によって日本の貴重な労働力は確実に低下する。または、
未来を担う学生にも影響をおよぼすかもしれない。

そういった日本国民の生活時間帯と労働生産性が束縛され、低質化されてはいないか?
たかが企業一社のために!!

…な〜んてね



つぶやき 07/13/2000

とあるところで見掛けた文章。

「『萌え』の語源は美少女戦士セーラームーンに出てきたセーラーサターンこと
『土萌ほたる』に由来する」

いや、確かにこういう説があるのは知っていたのだが実際は違う。
こういったお話は過去何度も見掛けており、その度に識者が訂正してくれていた
様も見てきている。
とりあえずここでは、私が見てきた「萌え」の語源とその歴史(?)について書いて
みようと思う。

時は1993年、場所はパソコン通信形態の草の根BBS「CAT-CG-NET」。
当時はインターネットという単語がまだ確立する直前で、一般的なパソコンユー
ザーは Point to Point のパソコン通信という形態でネットワークを楽しんで
いた。そんな時代。
「CAT-CG-NET」というのは「CAT-NET」という草の根BBSに端を発し、当初は
名前の様に猫好きが語る場所だったようだが、主要メンバーにCG描きが多く
いつのまにかCG描きの集まる場へと成長していった。
当時私もCGというかコンピューター上で描かれた娘絵に多分に興味を持っていて
福島県在住でありながら東京にあるこのBBSへ毎日アクセスしていた。

単刀直入に言って「萌え」の元は「燃え燃え」である。「〜ってさ、燃え燃え
だよね」といった用例であり、取り上げた事象に対し情熱的に入れ込んでいる
様の事を言う。
当時、NHK教育の「天才テレビくん」という番組があり、その番組中アニメで
「恐竜惑星」という物があった。CAT-CG-NET に集まる一部の濃いメンバーは
このアニメーションを良く観ていた。対外的に言ってマイナーなアニメだと
思うのだが、それに注目し盛り上がっていたところにメンバーの濃さというか、
逸般的なパワーを感じていた。

この「恐竜惑星」の主人公兼ヒロインが「萌ちゃん」という。

「いや〜今日の『恐竜惑星』の萌ちゃんかわいかったよね〜」とかいう話が
良くBBSに書き込まれていたのだが、あるとき妙に盛り上がっていた回があって
「萌萌だよね」とかいった一文が書き込まれた時があった。
流石に今となっては原文を覚えてはいないし、発言者が誰だったのかも曖昧
であるので詳細は割愛する。(確か「みの3」だったと思うんだけどなあ)
おそらく誤変換に因るものだったと思う、ある程度意図していたところもあった
のかもしれないが、そんなに大きな意味合いを持ってはいなかったはずだ。

しかしこの「萌」という春の芽吹きを連想させる初々しい単語は、多くの人の
心を打った(笑)。まあ、みんなちっちゃい娘が好きとかいうのも、理由として
重なる要因でもあるのだろうけど。
最初は件の書き込みをちゃかす様に「萌萌だよね(笑)」の様に使用されていた
ものの、みなかみさん(http://www.linkclub.or.jp/~minakami/)や、みの3
といったほわほわした系の絵を描く人たちが好んで使うようになり、そういった
メンバーが当時大きな影響力を持っていたことからデファクトスタンダード
となるまでにそんなに時間はかからなかったと記憶している。

以後「萌萌」は「萌え萌え」と記述する様になり、単語として一人歩きをした
結果意味合いも若干変わったように見受けられる。
「萌え」とは何かという議論も良く行われる様だが、結局各人の嗜好対象の
問題であるために統一見解は出ていない。あたりまえだってば。

で、セーラームーン説がどこから出てきたのかを逆に知らないのだが、年次的に
言って「恐竜惑星」は93年で「美少女戦士セーラームーンS」は94年であること
から原点とは言いがたい。
似たような事象として「ショタコン」という単語は「石ノ森章太郎先生の描く
男の子に思い入れるところから」という嘘語源がある。これも初めて聞いたとき
「なんやそれ〜」とツッコミ入れまくったものだった。
正確には(元祖の)「鉄人28号の正太郎くんがかわいいので少年好きはショタコン
と呼びましょう」というのが語源であり、ファンロードの質問コーナーにおける
「ロリコンの対義語として少年好きはどう表現すれば良いのですか」という
ハガキに対する回答である。
むーん、あのころのファンロードも懐かしいですな。

以上実際に見てきた事ですが、記憶的に曖昧な部分もいくつかあると思いますの
でその点はご了承ください。



つぶやき 07/02/2000

今住んでいる賃貸部屋の契約が7月いっぱいで切れるそうな。
「契約更新するなら金払え」という文面を見て一考。「引っ越そう!!」

いや、契約更新時のお金がうんぬんではなくて。なんかこう、最近息詰まり感があるというか
変化に乏しいので、こうガツンと刺激を与えて心機一転やる気出しまくりしようかと。
現状の部屋はとても狭いので(4畳くらいと思いねえ、ベッド2つ強)、それだけでも引っ越しの
理由になるんですが…。
というか、自炊はおろか紅茶を入れるのも難儀な部屋なので食事面でどうしても不満がでる。
そのへんが改善できるだけで生活に劇的な変化が現れると思うわけで。

てなわけでへにょへにょと部屋を探して、決めて、契約する。
六畳一間なれど、このへんではこんなものだろう。

ときに新しい住居(アパート)はお寺の斜め前だったりする。当然お寺の敷地内にはお墓がいっ
ぱい。個人的には結構好きなシチュエーション。
お寺ってことはちゃんと供養されているわけだから安定した安心感があるし、墓地ってのは
静かで良い。特に関東の密な住宅街だと、周囲に静かな空間ってのも少ないから結構貴重な
空間なのではと思う。
就職で関東に上京してからここ、住んでいるとこはなぜかみな神社仏閣の隣りだったりする。
最初は会社の寮だったんだが、これが神社の裏。今は別な神社の隣り。で、今度がお寺の
向かい。どれも狙ったわけじゃないんだけど、なんでか偶然こうなっている。

で、後は引っ越し作業なのだけど、これは1ヶ月かけてのんびりやろうと思う。
新しい住居は歩いて五分ほどのところなのでリヤカー一台で引っ越せる感じ。
ま、流石にでかい荷物(テレビとか洗濯機とか)は一人では無理だが、それ以外はちびちびと
運ぶことにするです。

引っ越しするというのはその際に山ほど荷物(ほとんど本)を捨てるという意味もありますな。



つぶやき 06/04/2000

友人が所用で来訪。
回転寿司屋で寿司と安酒を飲み食いしながら、いつもの様に語る。まあ、
児童ポルノ法がどうとか、エロ漫画の発行部数とか、なんでああいう系統
が売れるのだ?とか、大概に見てあまり公衆向けでは無い話題ではあるが。
(奴の職業でもあるのだから仕方あるまい)

んでそんなこんなで話している内に話題が同人誌即売会の規模についてと
なる。ビッグサイトで行われる様な大きなイベントってのは特殊なもんで、
普段は100サークルだの 50サークルだのと言った小さな即売会が多いもの
である。そういった小規模イベントというのも共通の趣味を持った者同士
の交流の場としてなかなかに面白い物であり、アマチュアイズムとしても
良いものだと思う。
どうせ人数が少ないんなら旅館とか貸し切ってしまうというのはどうだ?
酔っぱらい二人の事である、どこからこういう話になったのか今はもう覚
えてはいない。しかし、この貸し切りという単語は我々の心を捕らえた。
要するにSF大会の様なコンベンション形式である。単に二人が温泉好き
であることはここでは置いておく。
同じ趣味を持つものが宿泊を兼ねた研究施設(?)に集い、共通の話題を深
く語り合うのである。んで、その場で同人誌も販売し、昼間は宿泊しない
一時利用客も入れるようにしたらよかろう。ある意味、同人誌という各サー
クルの「研究成果」を持ち寄った「研究発表会」である。特定ジャンルに
絞った学会という言い方も出来るかも知れない。
宴会用の中大広間で研究発表を行い、一般利用客への販売とかを行い、夜
になったらそのままそこで宴会を行う。その後、各自部屋に戻ったらフリー
カンファレンスとする。部屋は1サークルにつき1部屋、扉にはサークル名
が書いてある。興味のあるサークルの部屋に行って語り合ったり、みんな
でゲームをしたり。アニメやゲームジャンルであったらロビーの大画面テ
レビを借りてみんなで見るというのも良いかもしれない。特にギャルゲー
とかは人のプレイしている姿をあまり見ないものだから。
また、大広間で販売という形を無くしても面白い。同人誌を買うときは、
お目当てのサークルの部屋(!)へ訊ねて行きそこで譲ってもらう。部屋に
あがったついでに軽くお話をしたりお茶をのんだりするのである。

そこまで語ったら「むう面白そうだ!!」となり、寿司屋を後にして部屋へ
戻り二人して夢中になって旅館のWEBページを調べ出したりして。取り
あえずこの時のお題は「ちょいと静かな温泉街へ出かける『痕』ツアー」
ということで温泉街中心だったが。
旅館のサイトをめぐっているだけでちょっとした旅気分を味わえておも
しろかったり。

先のコンベンション形式はかなり面白いと思われるのでどこかやりませ
んかねえ :-)



つぶやき 06/01/2000

最近読んだ漫画など

「最終兵器彼女(1)」高橋しん
すごい、すばらしい。お勧め。
でもなんか「エイリアン9」を思い出してしまった。

「未来の恋人たち」犬上すくね
久しぶりにどきどきするような恋愛物を読んだ気がする。良作。
(「最終兵器彼女」はこの後に読んだ)

「藍より青し(3)」文月晃
まあ 2巻よりましか。
設定が変わってしまって 1巻のころのドキドキ感は望むべくもなく。

「祭事の乙女達」森見明日
なんかむちゃくちゃ再販かかっているんですけど(汗)

「創作者」
こういう開発物語って弱いんだよね。今NHKでやっているプロジェクトXしかり。
その昔ビジネスジャンプで掲載されていた「ヒット商品を開発せよ」ってのも
熱かった。しかし、今になってみると漫画であるがために内容は薄いし脚色も
多いしで冷めるところもある。
同時期に文庫版「田宮模型の仕事」を読んだからなおさらか。

「ワーキング娘」水上航
まあ、そこそこに。「なかよし」では通常クラスかな。
どたばたコメディー。

「ぴたテン」コゲどんぼ
なんかたまーに印象的なカットがあって心地よい。逆にそれ以外はさらっと
読み流し的なんだけど、まあそれもテイストということで。
割と気に入っていたり。




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