Archive for the 'マンガ' Category

「コミPo!」が存外おもしろい

相変わらずちょびちょびとニコゲーに出入りしては楽しんでいる。
最近試してみて意外と好評を博したのが、ブックジェネレーターを使った 4コママンガ大喜利。
ニコゲーには投稿されているゲームをベースにコピーしてさらに手を加えたものを制作するというコラボ機能が存在している。これを利用した参加型のお遊び。台詞部分が空白の 4コママンガをお題としてあげておき、みんながそれをコピーして台詞を書きこんで公開するというもの。
ものは試し的にやってみたら 21作が投稿され、なかなかに面白かった。中には 4コママンガの間にシューティングゲームを挟むというニコゲーならではすぎる作品もあったほど。

で、そのお題 4コマを作るのに先日発売された「コミPo!」を使っている。
キャラクターはニコゲー内で自由に使えるオリジナルキャラとしてみんなで育て中の「ニゲ子」や、ニコゲーでの人気ゲーム主人公「マー子」など。これらに似たキャラを「コミPo!」のモデルカスタマイズ機能を作って作成し、それらに演じてもらっている。
「コミPo!」は先日の Ver. 1.10 でかなりの機能とポーズが追加され表現力が上がったものの、基本的には用意されたモデルとテンプレートの範囲でうまいことやるソフトなので、モデルカスタマイズしても思い通りのキャラが作れるわけでもない。それでも「ニゲ子」などはわりと近い感じにできたので見れているようだ。
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魔法少女はいつから戦う存在になったのか

仲間とエロマンガやエロアニメについて語っていたときのネタより。故に出てくるタイトルがそういった方面に傾倒しているのはご容赦。

そもそもで私らには触手属性が無く、世の触手スキーのパワーに圧倒される事が多い。なんで奴らはあんなに触手が好きなんだ、というのが度々話題に上るのだが明確な結論は出ていない。そんだけ好きなのは原体験に因るところがあるのではないかと歴史をひもとくのだけれども、あんまり良くはわからない。
魔法少女が敗北を喫して触手に襲われる、というのが良くあるシチュエーションなのだけれどもこの魔法少女はいったいどこから出てきたのだ?というのが今回のお話だったりする。
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膨らみすぎた風船は割れる

私個人としては既に恒例になっている感はあるが、また成田香車の所へ行って奴のエロ漫画にベタを塗ってきた。つまりアシスタントモドキだ。
実際に行ったのは先日 14日の夜から翌朝にかけてなんだけど。
どーせ 1日程度だから大した作業ではないんだけど、流石に普段ペンを持つことがないから指が痛くなる。トーンカッターの時はそんなでもないんだけどなー。

ま、そんなのはともかく、奴の所にいったついでにこないだの逮捕騒動となった松文館のビューティヘア先生の漫画を見せて貰う。(騒動の直後に買っておいたらしい)
あー、確かにこの甘消し(網点トーンですけすけの消し)はナニやのう。
ここしばらくのエロ漫画業界の消しは薄く狭くなる一方で物によっては無修正というのも数多くある。流石にここ 2年ぐらいは目に余るものがあったので、そのうちなんらかの手入れがあって厳しくなるんじゃないかなーとは思っていた。そして一時的に規制が厳しくなるのだが、またほとぼりが冷めた頃に甘くなっていくのだ。だいたいそんなことを5〜6年周期ぐらいで繰り返しているものである。
ちなみに漫画自体は劇画系でむっちり汁々な感じで興味の対象外だった。成田的にもお気に召さなかったようだ。

今回の逮捕騒動は漫画というメディアに「猥褻物陳列罪」が適用されたというところが焦点で、考えようによっては恐ろしい発展をしかねないところにある。でもまあ業界的には仰天動地というわけでもなく。
それなりに理由があるかららしいけど。
でも消しはちょっと強化されているよ。というか普通に戻っただけか。

どっちかというと「今のうちにやっとけー」的な幼物の乱作の方が目に余ってしょうがない。あれはやめとけって、やるなとは言わないしむしろ受け入れる側だったりするけど、行き過ぎは良くない。最終的に自分の首を絞めるだけだから自主的にブレーキかけて徐行運転しておけって。



つぶやき 11/27/2000

秋葉原の虎の穴本館へ行ってみたらホビーコーナーにファンタスティックの
ティナ(1/1フィギュア)が飾ってありちとびびる。
http://www.green.co.jp/fantastic/index.html
うーん、実際見てみると結構ちんまいんだな〜とか思う。
アニメフィギュアはここ 5年くらいで妙に安定化し「かわいい!!」と思える
ものも多くなってきたと思う。まあ、それなりに盛り上がってはいると思う
のだが一つだけ納得のいかないものがある。それが等身大フィギュアだ。
なんというか、小さいとそれなりに可愛く思えるものだが、それがそのまま
大きくなるとマネキンとしか思えなくなり、そこはかとなく怖い。
まあ、あくまで個人的感想だからみなさんはいかがか?というあたりにとど
めておくとして次へと続く。

先日行なわれた ROBODEX は HONDA の P シリーズ人気もあって大盛況だった
ようだ。コンピュータやソフトが行き着くところまで行ってしまった感が
あるので、その次の夢としてロボットが形になってきたというところだろう
か。実際に大きくて形あるものがぐいぐい動いている様はやっぱり心ときめく
ものがあるわけだし。
で、やっぱり話を「アトムかマルチかドラえもんか」という下世話な方面へ
持っていくとして先ほど push しておいたフィギュアの話題を pop してくる。
つまり、ロボットが身近になっていくのは夢だけれども、実際に人間っぽい
外観を持ったとしたら「気持悪いのではないか」ということナリ。
案外 SONY の50センチ大のロボットの方が可愛くて愛着がわくのではないか
とも思えるのだね。もっとも、そんなに小さくては介護や給仕は無理だから
もっぱら愛玩用にしかなりえないのではないか。それではお金にならない
よね〜。
とかここまで考えてひらめいた。そうだ、それを見せ物にすれば良いのでは
ないか。レギュレーションの元、ロボット同士が半自動(音声認識のみ可能)で
戦い勝敗を決める。平たく言ってプラレスもといエンジェリックレイヤー
である(今風に訂正)。
競争があれば、必死になってより強く、より優雅で、より美しいロボットを
開発するのではないか?そしてその技術がさらにロボット工学界へとフィー
ドバックして、社会貢献型ロボットへと生かされるのである。(たぶん)

うん、面白そうだよ。
というかこれも一種夢だった世界ではないですか?>プラレス
やってはくれませんかねえ〜。
で、あまり機能的では無くてもメイド服とか着せて、それはそれで人気が
出てみたりとか…。



つぶやき 01/31/2000

むう、先日の漫画感想で思いっきり重要なタイトルを忘れていたです。
重要というか、最近最もお気に入りの作家さんでして。

○バラエティー2(ささだあすか)
こういうと波風立つかもしれないけれど、「フォークソング」(リューノス)ってゲーム
の元ネタ(と私は思っている)。流石にゲームの方は設定とかストーリーとかは違って
いるけど3組のカップルのオムニバス(この手法は谷川史子さんにもあったが)ってのと、
そのカップルの特性、およびキャラの性格がそのまんまだったりして。んで私的には
この「バラエティー」というかささだあすかさんの作品が大好きなので「フォークソン
グ」もそれなりに好きなのです。
ささだあすかさんは「恋について語ってみようか」からの大ファン。なんというか、
すごくそっけない日常的な描写のなかにすんごい純朴な恋の形が見えかくれしている
ところが良い感じ。べたべたじゃないんだけど読んでいて恥ずかしくなってしまう純真
さ。こういったテイストは桑田乃梨子さんのさりげなさに近いんじゃないかなあ。



つぶやき 01/30/2000

なにげに最近読んだマンガについてなぞ
(ここしばらくカタイっぽい話ばっかりだったし)

○ナイトメア☆チルドレン[1](藤野もやむ)
この人の絵柄が好き。女の娘がかあいい。
前回の「まいん☆ドリーム」が良い感じだったので買ったのだが、今回もなかなかに
良い感じ。絵柄も好きだがお話も好き。

○エイリアン9[1〜3](富沢ひとし)
連載開始当時から気になっていて、コミックスが刊行される度に「えー、買っていな
いんですかあ?」と言われ続けていた(なぜ?)。まあ無事完結したらしいので読んで
みるかと手を出す。…うむ、なかなかいける。
「すべてが明確になった」って終わり方ではないのだが、その辺がかえって良い空気
を作り出している気がする。独特の世界観というか、SFっぽいSFって感じで良いかも。

○ほしいのはひとつだけ[2](高瀬綾)
「なかよし」を購読しなくなってから結構経つけど、この人のコミックスだけは必ず
買うようにしているお気に入りの作家。中学生女子と中学生教師の恋の物語、んが
その教師は姉の恋人、おまけに主人公女子に恋する男子学生が現れて、とどろどろな
感じの奪っちゃえ系恋愛模様。流石になかよし連載だけに重くはなく胸キュン系なの
だけれども「ぐはああ、たまらん」と転がることはできる(笑)。
こういった系に免疫がないと面白くもなんともないかも。

○うるきゅー[1](秋元奈美)
「ミラクル☆ガールズ」作者の最新刊。
こまっしゃくれた感じの主人公(女の娘二人)は好みじゃないんだけど、話の展開で
もって魅せられてそれなりに楽しんで読む。流石。
ま、一応続きの展開が楽しみ。ちなみに「うるきゅー」とは「うるとらきゅーと」
の略だそうで…、そうですかって感じ。

○あかく咲く声(緑川ゆき)
初めてみる作家さんだけど、絵柄や作品概要で読んでみようかなと思った一冊。
突拍子もない要素と事件の連続、うん結構おもしろいんじゃないかな。
少女漫画慣れしていない人だと具体的な描写がなく、心理描写で間を埋めるという
展開についていけず、内容がスカスカに見えるって事があるらしいけどひょっと
したらそんな感じになってしまうかもしれないかも。
逆に最近私は少年漫画って面白いと思わないからあんま読んでないしなあ(苦笑)。

○クロスボーン探偵団(箱田真紀)
何げに買ったものの転がしてあった一冊。ようやっと読む。
うーん、展開は荒いしキャラもコマによってまちまちなのが気になる。最終的に
一人のキャラがすべて解決してしまうのもどうか。ちょっときびしいかも。

○フルーツバスケット[4](高屋奈月)
一応1巻から毎巻買っているので。
この人の作品のなかではこれが一番面白いと思う。コメディだからかな。
「僕が唄うと君は笑うから」のようなしっとり恋愛系も悪くはないのだけれども。

○お迎えです(田中メカ)
人の生き死にを暖かく見せる漫画って好きです。これもそういった系。
絵柄もそれなりに柔らかいし、読み切りも面白かった。
思わぬひろいもの。

○緋桜白拍子[5](藤丞めぐる)
今にして思えばなんでこれの1巻をかったのか覚えていないんだけど、以来なん
となく気になって毎巻買っている。平安時代を舞台としたアクション物、ラブラブ
はあるんだけどメインじゃない。まあ、少年漫画に比べるとアクション部分は
弱いんだけどそれなりに面白くはある。

○お星様にお願い![1](藤崎真緒)
これはちょっと前の奴だけど。
幼なじみでもある高校教師と女生徒のどきどきラブロマンス。
秘密だってんがあるからか、最近こういったシチュエーションにはどきどきです。
「ほしいのはひとつだけ」に通じるところもあるんだけどね。
藤崎真緒さんにしては今回ベタな純愛もので「エッチ」くないなあとか思って
みたり。



つぶやき 05/14/1998

一巻を読んでお気に入りの「彼氏彼女の事情」。
その続巻を買いに本屋へと向かった。
買う段になってようやく気づいたのだが、このマンガ秋にアニメ化するん
だね。ああ、そういえばそんな話を聞いた気がする。しかも庵野秀明氏が
監督をするとかいう冠が頭につくんだった。どうりで平積みしてあると
思ったよ。
なんかその件に関してはげんなりといった感じ。ま、最近アニメ化された
少女漫画(? でいいのかなあジャンル)の中では割と異色なほうだし、興味
深いところではあるけれど。
大体この系統(ほのぼの系)は間(タイミング)とコマ割りで見せる世界感だ
と思う。つまりマンガ独特の表現手法によって確立されている世界なのだ
故にストーリーは割とどってことなく、微妙な心理描写がすべてだったり
する。…と私は思っている。んだからそのままアニメにしてもそういった
持ち味をすべて殺しかねない。過去の例でいうと「マーマレードボーイ」
や「こどものおもちゃ」とかはアニメならではの表現技法をふんだんに使
用し、ある意味原作のマンガを超えていた。そういったアニメならではの
表現というものを十分に生かさない限り面白い作品にならないんではない
かなあ。
ま、とーしろがゴタゴタ言ってもしょーがないんですけどね。
あ〜そういえば「センチメンタルジャーニー」、あれはアニメで少女漫
画的な間(雰囲気)を十分表現できている作品ですな。それゆえ(原作を知ら
ない人にとっては)評価の分かれるところではありますが。



つぶやき 05/12/1998

一巻が出た当初から絵柄的に気になっていた漫画「彼氏彼女の事情」の 1巻
を購入。案の定オレ的ヒット。
大体漫画ってのは表紙の絵柄が気に入った入らないで買い込むクチなのだが
最近傾向的に把握してきて、おおよそ自分が好きそうな世界観というのが
なんとなくだが捕らえられるようになってきた。特に白泉社系はね(そのパ
ターンで買う漫画のほとんどがララ系というのも興味深い)。
で、これも「ほんわか恋愛系」。桑田乃梨子さん、ささだあすかさん系の
テイストであった。以前書いたことの繰り返しになるのだけれど、なんとい
うかこの、主人公の女の娘が色気が無くて素な感じで泣いて笑って喧嘩しな
がら恋愛ってこんなものかな〜って、語るようなストーリーが直球ストライ
クのツボ。桑田さんやささださんの話の場合は恋愛まで持っていかないこと
が多くて(友情+αレベル?)それがまた良い味だしていたりする。

そういった事を考えていると、最近ギャルゲーをプレイする機会がめっきり
減ったこともなんとなく納得がいってくる。
まあ、主人公(男)の言葉づかいが下品で思考レベルが低いという作品は論外
としても(個人的に分身として扱えず感情移入できない)、意味も無く(バック
ストーリー無く)プレイヤーに惚れている女の娘、エンカウント回数のみで
上昇する友好度、おべっか使うだけのゲームシステム、それらの何処が面白
いのであろうか。素の女の娘が描かれているわけではないのだ(現実的なキャ
ラクターという意味じゃないよ)。
そういった点「悠久幻想曲 2nd Album」は割と良かった。ゲームとしては問
題があるものの、「恋愛シミュレーション」でなく「友情育成シミュレー
ション」であったところが非常に良い味を持っていた。「こいつと恋仲になっ
てやるぜー」というのが目的でなく「こいつとうまいことやっていこう」と
レベルで話が終わっているところが良いのだ。だから男性キャラ相手でも、
仲良くやっていこうとしてしまうし、年下のキャラを弟妹みたいに愛でる事
もある。ちなみに私が見たエンディングはルー、リオといった男性キャラば
かりであった、こういったキャラと仲良くしたいとか思わせてくれるあたり
成功しているタイトルだと思う。

はて、話がそれた。
結局なにが言いたかったかというと「気の強い女性に『なにやってんのよ』
と怒られながらも仲が良いというシチュエーションって良いなあ」という、
あれ?違ったかな?



つぶやき 05/03/1998

今日本屋へ行って買っていたマンガ。
「ラブリー百科事典 <2>」 — 岡野史佳
岡野さんというと「ハッピートーク」の印象が強いのか「最近のは全然駄目」と
表されることが多い。んだけど私はやっぱり好きですわ。確かに「海育ちの風」
あたりは傑作だと思うけど最近のもなかなかすてたものじゃないです。
どんどん年少化していくという「おキツネさま」が超絶かわうい。

「日向で昼寝」 — ささだあすか
ささださんの描くキャラというのは色気が無くてのほほんとした等身大の魅力が
ある。おおよそ恋愛と関係無いそぶりをしながら思わせぶりな展開をしていくと
ころが純粋で良い感じ。なんとなく気恥ずかしいとこがいいんです。
そういった所では桑田乃梨子さんのマンガに通じるところがありますな。

つーわけでどちらもお気に入りの一冊。両方とも白泉社花ゆめコミックス。
ララ系連載だけどね。



つぶやき 04/23/1998

ふらっとアニメイトによったら、鬼魔あづささんのコミック「夜の燈火と日向のにおい」の二巻が
出ていることに気が付いた。というかうっかりして発売日を忘れていたというか。
しかしなんだ、このマンガ今度 CDドラマになるのね。鬼魔あづささんのマンガは結構前から
ファンではあったけど、ここまで表舞台に出てくるとは思わなかった (^^;
ま、なんにせよいつものほんわかがいい感じ。
あと「守って!!守護月天<6>」もめっけたので購入。




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