つぶやき 05/12/1998

一巻が出た当初から絵柄的に気になっていた漫画「彼氏彼女の事情」の 1巻
を購入。案の定オレ的ヒット。
大体漫画ってのは表紙の絵柄が気に入った入らないで買い込むクチなのだが
最近傾向的に把握してきて、おおよそ自分が好きそうな世界観というのが
なんとなくだが捕らえられるようになってきた。特に白泉社系はね(そのパ
ターンで買う漫画のほとんどがララ系というのも興味深い)。
で、これも「ほんわか恋愛系」。桑田乃梨子さん、ささだあすかさん系の
テイストであった。以前書いたことの繰り返しになるのだけれど、なんとい
うかこの、主人公の女の娘が色気が無くて素な感じで泣いて笑って喧嘩しな
がら恋愛ってこんなものかな〜って、語るようなストーリーが直球ストライ
クのツボ。桑田さんやささださんの話の場合は恋愛まで持っていかないこと
が多くて(友情+αレベル?)それがまた良い味だしていたりする。

そういった事を考えていると、最近ギャルゲーをプレイする機会がめっきり
減ったこともなんとなく納得がいってくる。
まあ、主人公(男)の言葉づかいが下品で思考レベルが低いという作品は論外
としても(個人的に分身として扱えず感情移入できない)、意味も無く(バック
ストーリー無く)プレイヤーに惚れている女の娘、エンカウント回数のみで
上昇する友好度、おべっか使うだけのゲームシステム、それらの何処が面白
いのであろうか。素の女の娘が描かれているわけではないのだ(現実的なキャ
ラクターという意味じゃないよ)。
そういった点「悠久幻想曲 2nd Album」は割と良かった。ゲームとしては問
題があるものの、「恋愛シミュレーション」でなく「友情育成シミュレー
ション」であったところが非常に良い味を持っていた。「こいつと恋仲になっ
てやるぜー」というのが目的でなく「こいつとうまいことやっていこう」と
レベルで話が終わっているところが良いのだ。だから男性キャラ相手でも、
仲良くやっていこうとしてしまうし、年下のキャラを弟妹みたいに愛でる事
もある。ちなみに私が見たエンディングはルー、リオといった男性キャラば
かりであった、こういったキャラと仲良くしたいとか思わせてくれるあたり
成功しているタイトルだと思う。

はて、話がそれた。
結局なにが言いたかったかというと「気の強い女性に『なにやってんのよ』
と怒られながらも仲が良いというシチュエーションって良いなあ」という、
あれ?違ったかな?




You can follow any responses to this entry through the RSS 2.0 feed. You can skip to the end and leave a response. Pinging is currently not allowed.

Leave a Reply