Archive for the 'ネットワーク' Category

回線増強プラン

9月に申し込んで放置状態になっていた B-フレッツ(光回線)の予約状況が動き始める。現地調査の日取りを決めたいという電話がかかってきたのだ。

日取りの前に集合住宅の場合大家さんの許可もしくは立ち会いが必要なのでそれの確認を求められる。今住んでいるところは木造二階建てのアパートでまあ問題は少ないと思う。それに入居時に「電話工事とかで壁に穴あけても良いですよね」という許可を得てから入っているし。
でも 2年以上も前の口頭約束なので改めて不動産屋へ赴き再度確認。
「通信工事行いたいんですけど」
「いいですよ(1秒)」
早っ!! あっさり。

NTT にその旨を伝えて来週現地調査を行うという手はずを整える。
まあ、その現地調査の結果どうなるかはわからんし、その後どれくらいかかるかを考えるとまだまだ期待しないでぼんやりと待ちに入っていた方が良いのかなあ。



つぶやき 07/10/2001

ヤァヤァヤァ、ADSLがやってきた!!

「ヤァ」とか言っていますが「Yahoo!BB」ではなく「フレッツADSL」。
4/16 あたりに申し込んだものがようやっとやって来たのだ、7/9 付けで
工事&設置なので約3ヶ月の待ち。まあ、もっとも混雑していた時期だった
からという好意的な解釈もできるのだが。
うちは10年位前から ISDN 回線を使っていたので当然そのままでは ADSL は
やってこない。アナログ回線に切り替える必要があるわけだ。
余談だが10年前というと ISDN TA と DSL が「それぞれ」10万円オーバーだった
時代。モデムは 9600bps が先端でそれも 10万円近くしていたと思う。
(流石にDSLはレンタルにして使っていた)
そんな長い間使っていた ISDN にサヨナラ。一つの時代の経過。
てなわけで ADSL 導入工事にアナログ回線切り替え工事が伴った。もちろん
NTT交換機センター内の工事なのでお部屋の中では特に何もなし。タイミング
を見計らって機材を繋ぎかえるだけだ。

「これから切り替え工事を始めま〜す、時間は15分くらいで〜す」
というNTTからの電話を受け早速きざいを繋ぎかえる。
そして15分が経過、受話器を取ってみるとジーといういかにもなデジタル
キャリアの音しかしない。つまり切り替わっていない。
まあ、そのうちつながるだろと様子見しながら一時間半が経過。
相変わらずアナログ回線のトーン(受話器を上げると鳴るプーという音)は
聞こえてこない。DSUを繋いでみるも、電話回線自体はなんらかで切り替わって
いるらしく既に利用不可の状態に。こうなると116にも電話がかけられない。
しょうがないので近所の公衆電話まで飛んでいって「どうなっているんですか」
と文句をいう。「工事完了しているはずですけど」いや、それが駄目だから
こうして電話連絡しているんじゃ。というわけで調べてもらうことに。
途中私が電話番号を伝え間違ったりしてみるものの、ようやく接続確認の
電話がアナログ回線の電話機に届く。
やはり交換機側で工事ミスをしていたらしい。やれやれ。
まあ、ミスはあってもしょうがないかなと思うものの、たまたまそれに
ぶつかってしまった自分の運のなさにぐんにょり。

個人的には「早く来い来い FTTH」な人だったりする。
最終的には全網が光ファイバーになるんじゃないかと思うし、それを促進
することを期待している。
じゃあ、なんで敢えて光化の足を引っ張りえる ADSL なのかというと、
そりゃ単純に「目の前の届く距離にあるから」ですな。
今回は混んでいる時で 3ヶ月待ったけど、工事が15分で終わるのを見るまでも
なく「契約したら面倒な手間なく即座に使えるインフラ」であるわけよ。
それに比べ光のほうはまだまだ遠い先。さらに言うと私が住んでいる神奈川県
まではまだ来ていないわけだし。
FTTH が私の部屋に来るのがいつかは明確にはわからないけど、それまで
数ヶ月以上かかるというのならその間安くて早い ADSL を利用させて貰おう
じゃないか。

庶民というのは面倒なことは嫌いなのである。
手軽で「そこそこ」であればそれでいいや、ということになる。
無理に最先端をちらつかせるより手を伸ばせば届く範囲のものを提供する、
それが重要なんではないかな。



つぶやき 11/29/2000

数年前の事「アミテージ・サード」というアニメがあった。
サイバーパンクというよりはブレードランナーのオマージュといった内容では
あったがそれなりに楽しんだ。このアニメ日本ではいまいちだがアメリカでは
かなりウケたらしい。
そのアニメの中で主人公がポケットからメール端末を取り出し音声付メールを
読むシーンがある。表示されているアイコンが MagicCap だったので苦笑した
ものだが、その出先でメールが受け取れるという世界観に「かっちょえー」と
しびれたものだった。(確か 6年くらい前の話)

で、MagicCap である。エージェント型ネットワーク端末として当時は鳴り物
入りでデビューしたものだった。これによってコンピューターを知らない人
でも電子メールを利用できるようになるといったものだったが、いかんせん
時代が早すぎた。MagicCap が市場から消え去ると同時にインターネットが
個人利用できるようになり、その後メールはみんなの物となり得たのである。
この MagicCap、アーキテクチャがクローズドだったのもあるけれども、専用
端末であったところに問題があったのではないだろうか。その形状はザウルス
を 3回りくらい大きくしたようなパッド状…、そう丁度いまもてはやされてい
るWEBアピアランスと言われるタブレットと同等である。
どうもアメリカにおいてはこの形状が家庭に入り込む理想の形らしい。

その「アミテージ・サード」の世界観、つまり「かっちょえー」メール端末は
現在実現していると言っても良い。そう、携帯電話やそれに付随するPDA群が
それである。これらによって我々は出先でネットワークにぶら下がることが
出きるようになっている。
ちなみに、ネットワークにアクセスできる携帯電話を所有している日本人の
人口は1500万人を越えるという。
そう考えると WEB端末としてパッド状のあれはどうよ?という疑問が浮かぶ。
コンピューターが苦手な人にもメールやネットワークの恩恵を享受という
のは重要なことであろう。問題はその与え方である。
日本においては一つの大きなエポックメイキングがあった。ポケットボード
の流行である。これによって、コンピューターを所有していなくてもモバ
イルでメールが利用できるようになった。しかも利用層の中心はコンピュー
ターに造詣の深くない一般女性である。
つまり今アメリカが目指そうとしている WEBアピアランスというものは
日本では既に定着化しているのである。それも高機能であることが優先され
ずに、「最低限必要な機能=使う機能」から実装され時間をかけてたたき
上げられている。

そういった状況をみるに、コンピューターに深くない一般層にとっては
高機能な端末は必要ないのではないかという(当たり前の)結論に達する。
要するに何かというとお金を出してまであの大きなタブレット型端末を
買うか、ということであり、受け入れられんだろう、ということである。

盛り上がっているのはアメリカだけなのかな。



つぶやき 09/23/2000

ZDNET で世界最小な WEB サーバーの記事をみてこころときめく。
いや、別に恋に落ちたんでなくて、それが「おもしろそう」に見えたから。
容量やそこいらから考えて一般的な WEB サービスに向かない事は記事にも書いてあるし
その用途は家電等への組み込み用途であろうとも推測している。
この「家電への組み込み」というビジョンが(記事を詳しく読む前に)私の頭の中に広がっ
たのが「ときめき」の理由である。これを組み込まれた家電は、小さな液晶画面に読解
困難な省略された文章を無理やり表示しなくても済むようになるのだ。または、リモコン
を機器の方に正確に向けながら小さくて押しにくいボタンをぷちぷちと押さなくても
済むわけで。
わかりやすいところで言えばビデオの録画予約とか。最近はインフォメーションをテレビ
画面に表示して大分わかり易くなったが、入力は相変わらずリモコンのボタンである。
これが WEB ブラウザ経由で PC 上からコントロールできるようになったら?インター
ネットテレビガイドを開きながら、並べて登録(できれば自動登録)できるようになったら?
便利そうじゃないか。
留守番電話で電話がかかってきた時間の一覧が WEB ブラウザで参照できたり、MDコンポ
で曲名をキーボードから入力したり、複雑な時計設定を簡略化したり。オーブンレンジが
保有しているレシピを画像付きで眺めることができたり。ファックスの使い方をオンライン
マニュアルとして表示したり。
どう?ときめいてきた? :-)

なにもインターネット経由で機器をコントロールすることがインターネット家電なんでは
なく、機器が保持している情報を公開し共有することが重要なんである。無理にコントロール
したり、過度の情報を提供(例えば湯沸かしポットのお湯の残量表示とか)する必要は無く
適度な値段で適度な利便性を持っていればそれでよい。
たとえばの話、電源を繋がれて動作していたら「動いているよ」と表示されるだけでも
良い。
そういった家庭内家電情報網のために電源コンセント経由の Home PNA は必須だと思う
のだがいかがか?コンセントさくっで家庭内というネットワークに家電が参加する形が
やはり理想でしょう。



つぶやき 08/26/2000

あちらこちらで現在のゲーム業界の行き詰まり感と今後新しい方針について
といった感じの文章を目にします。
まあ、どんな世界においても「不変」ってことはないわけでして。Microsoft
が他のOSに揺さぶられる時代が来ようなんて5年前は考えつかなかったと思い
ますし。(揺さぶられるだけで変化が無いのはまあともかくとして)

で、ゲーム業界は今後どうあれば良いのか。流石に私もそんなビジョンは持っ
てはいません。(いたら大金持ちになれたでしょうなあ)
世間では「ネットワークゲーム」とか言われていますな。スクウェアやコーエー
が本腰を入れて先陣を切ろうと躍起になっています。

「ネットワークゲーム」いかがなものでしょう?
それ自体の評価はしていますが、ちょいと離れてみると「どうよ?」と思わ
ざるを得ません。
時は10年前、モデムの速度が 1200bps から 2400bps に移ろうとしていたころ。
私は 300bps のモデムを手にいれてパソコン通信の世界を知りました。
そのときの興奮といったら無かったですね、これからはコレでしょうみたいに
情報処理技術者試験でもオンライン情報処理技術者試験(今のネットワークスペ
シャリスト試験にあたる)を受けてみたりして。
んが、パソコン通信の普及は頭打ちに終わりました。それが本格的に普及した
のはインターネットが個人で安価に利用できるようになった頃、つまりホンの
最近です。それも、末端で爆発的に受け入れられたのはパソコンを用いる形式
より携帯電話でした。よするにコンピューターネットワークを使ったコミュニ
ケーション形態というのは多くに望まれているモノの、パソコンを使うという
のはまだまだ敷居が高いのですな。それを買っただけではだめでモデムを電話
線につないで設置して、利用すると電話代がかかって…、これだけ煩雑だと
一般の受け入れはきつくなります。考えてみれば、お茶の間でテレビを購入し
たとして、アンテナの設置とチャンネルの設定をすべて電気屋さんに任せると
いうのが通常な気がします。チャンネルの設定ができなくてそのために電気屋
さんを呼ぶのもご苦労なことですが。

ゲーム機を買ってきてテレビに繋げる。ここまでは問題なし。
ゲーム機にモデムを繋いで、そこに電話線(もしくはなんらかのネットワーク
ケーブル)を繋げる。これは辛いんじゃない?テレビの近くに電話がある家庭
ってのもどれくらいなものやら。
結局そこまでやるのは「マニア」ってこと。確かにマニアは面白そうに物事を
楽しんでいるけど、それがみんなに当てはまるかというと疑問視。
このパソコン通信が成し得た範囲ってのはネットワークゲームにまま当てはま
りそうな予感がするんですけどね。

あと、普段コンピューターをバリバリ使っている人でも「文字だけの会話」に
疑問を持つ人がまだまだ多いと思います。確かにそれに慣れていると慣れてい
ないとでは理解力にかなりの開きがありますし、それを強要は出来ないもので
す。そのあたりからも「ネットワークゲームが今後の主流」という辺りに疑問
視してしまいます。
いや、ネットワークゲームがダメだとか将来性がないとか言うんじゃないです
よ。むしろ増えていくと思います。ただしもうちょっとスマートな別の形で…。



つぶやき 07/17/2000

「テレホタイム」という言葉がある。

NTTのサービス「テレホーダイ」が適用される23時〜午前8時までの時間帯であることは
説明するまでもないことだし、この時間帯(特に23〜2時あたり)日本国内のインター
ネット網の負荷がぐぐぐんっと上がるのもすっかり当たり前の日常現象となっている。

んが、これって当たり前の事としても良いものだろうか。

テレホタイムを待ってネットワークアクセスをする人が多い。それは必然的に深夜に
アクセスするという生活時間帯を産み出す。生活時間帯が深夜型にシフトしたところで
日常生活(平たく行って出勤時間)は変わるわけではない。必然的に睡眠時間が減ること
となる。
こうして減らされた睡眠時間によって日本の貴重な労働力は確実に低下する。または、
未来を担う学生にも影響をおよぼすかもしれない。

そういった日本国民の生活時間帯と労働生産性が束縛され、低質化されてはいないか?
たかが企業一社のために!!

…な〜んてね



つぶやき 05/12/2000

現在の移動電話の加入者人口は携帯・PHS 合わせて 5764万人だそうである。
固定電話網の加入者数を抜いてしまった移動電話の行く先はどこか?
ま、取り合えず一人一台な国民IDというのは極端なので置いておくとして、
移動電話機の情報端末化というところに注目。
なにかと話題の i-mode の加入者数が 600万、 jSky だったかの周りが
100万、DDI-P の PMailDX 利用者がこれまた 100万ちょい。(ezWeb は勉強
不足のためちと不明)
とか考えると、情報端末としての移動電話機ってのは音声通話者の
1/5 未満の絶対小数派でしかなかったりするのでどこまで夢を見れるか
というのは見えて来ませんな。
でも、その流れは絶対のもので、JPhone の新端末は全てカラー液晶だそう
だし、DoCoMo の携帯も全てが i-mode になるとかいう話があったりする。
そうなると「携帯(PHS)を持っている=情報端末を所有している」事になり
積極的に使わないにしろ、そういったものを既に持っているという状況に
なるわけですな。

そういった情報戦争のなか、個人はいったいなにを皆に提供するのか?
とかいった固い話はちょっと脇に置いておいて、個人的に気になったサイト
の紹介など。
私は DDI-Pocket の PHS である -H” を愛用し、事ある毎に普及せんと
していたりするのですが、やっぱりそれがらみで(笑)。
-H” だけでなく DDI-P で PMailDX が扱える端末では「情報サービス」や
「オープンネットコンテンツ」といった WEB ライクなサイトの閲覧が可能
ですがが、それ用のサービスの一つとして「MOっPARA」がスタートしま
した。(今までは「もっぱら準備中」だった)
これ何かというと DDI-P 端末で WEB ページが作れるというもの。で、
そのページをジャンル毎にまとめて一つのコミュニティを作ろうという
のが狙いだと思われる。そうして作ったページはパソコンから WEB ブラ
ウザで見ることも出来るし、DDI-P 端末からアクセスすることも出来る。
ま、正直な話 PHS のキーと画面で WEB を作るのはあまり実用的では
ないかな。テキストオンリーという制限がつくし。
それでも面白いなと思う理由は、掲示版サービスもあるところである。
もちろんこの掲示版は WEB からも PHS からも利用できるハイブリッドな
ものであるところが大きなポイント。
聞くに i-mode でも人気があるのは(個人運営の)掲示版を中心とした
出会い系サイトであるとか。よするにこの手のおしゃべりはみんな欲して
いる所なのねん。(敢えてコミュニケーションとは言わないでおく)
で、この「MOっPARA」月額利用量として 200円がかかるのだけれども
サーバーエリアの提供とハイブリッド掲示版、そして将来的にはメーリ
ングリストが提供されるのだから実は結構良いサービスではないかと
思うわけだ。WEB の方は少々きついけれども、通常のページと比べずに
「名刺がわり」と考えればまずまず。
普通の人に取っては割と強力ではないかと。
取り合えず、ビバえっぢ☆

もっとも、自分のサイトを既に持っている私にとっては必要の無いもの
なわけだけど…



つぶやき 10/22/1999

アメリカで快進撃をみせたセガのドリームキャストがヨーロッパでも異例なまでの
好調な滑り出しだそうである。かたや日本での扱われ方はほとんど負け組、瀕死とま
で行かなくてもかなり肩身の狭い存在となっており、ファンとしては口惜しいのでは
ないかと思われる。(すいません私所有していないんです)
ソウルキャリバーの販売本数とかからみておそらく日本国内では販売50万台、実働
30万台といったところではないだろうか(個人的な推測)。
では、なぜ海外ではそんなに好調なのだろうか?
どうも、海外でのコメントを見るにゲームもできるけどそれ以上にネットワークに
つなげられるといったところが受けているらしい。そうか、ゲームとインターネット
両方ができて199ドルだからお得感が強いのか。
つまりだ、海外と日本のネットワークインフラの違い、および一般大衆における
インターネット浸透度というものが決定的な命運をわけているのではないだろうか。
アメリカでは電話料金は定額性も同等だし、ヨーロッパではDC発売に併せて無料の
インターネットサービスを行っている。それに、ネットワークゲームの発展性、
および一般への浸透度を見れば日本はかなり低い位置にあるのではないか。
日本でもそれらをそこそこに楽しめる要因はある(インターネットの平均利用料金は
ヨーロッパより若干安いらしい、馬鹿安一位のアメリカには遠く及ばないけど)。
しかし、そんなにネットワークが浸透しないのはやっぱり日本人の顔突き合わせ
なあなあ主義が大きく影響しているのではないかと思わざるを得ない。
そんな文化的背景がドリームキャストを「ただのゲームマシン」にしているのでは
ないだろうか。



つぶやき 10/13/1999

ふらふらとネットの四十万を漂っていたら偶然「シェアウェア作者アンケート」なる
過去ログに遭遇する。これが、インターネットが庶民の物になる以前のもので、
Machintosh のユーザーズグループのメーリングリストログかなんからしい。
舞台のメインはパソコン通信型といわれるBBS(ぶっちゃけた話NIFTY)であるが、
海外のソフト作者をメインにアンケートを取っていたので結構興味深かった。
でも、なんか話がかみ合わないなあと思っていたら、シェアウェアの概念がちょっと
違っていたらしい。当時は、ソフトウェアに制限などなく「気に入ったらお金を
払ってくださいね」という信頼関係がメインだったのである。というか、シェアウェア
といったらそのことを指していたというか。今は、機能制限を解除するための
レジストキーをお金で買ってもらうといった形態がメインではなかろうか。
まあ、ある意味日本では後者の形態で無いとレジスト率が異様に低いらしいが :-P

同時に調べていくとシェアウェアを否定する意見のサイトもいくつかあった。
要点をまとめると、「アマチュアが作ったものを金で売るな、フリーウェアという
崇高なクリエイティブマインドを見習え」といったところ。
「タダで配布しているから凄い、素晴らしい」といった狭域の意見にちょっと
たじろぐ。フリーウェアってのは「お金じゃないもの」を要求しているんだよ。
(感想とか、反応とか、ダウンロード数とか)
また、シェアウェア=アマチュアの作品というのも問題あり。シェアウェアって
いうのは流通や小売を通さずにダイレクトにソフトを販売できる素晴らしい
システムでもある。在庫を抱えなくてもすむし、在庫切れ待ちもない。
つまり、シェアウェアという形態のビジネスモデルがあるわけだ。(このへんも
国内は立ち遅れているのでピンとこないかもしれないけど)

時間とともに概念が変わるのはしょうがないことだけれども、なんか言葉で
分けたほうがよいのかなあ。



つぶやき 06/03/1999-2

インターネットを利用した音楽配信が色々と盛り上がっている。
ていうか、MP3 の合法性がうんぬんが結構やかましい。
思うのだが、MP3 っていうフォーマット自体に悪いことはどこもなく、むしろ便利で
有用なフォーマットだと思う。しかし、なんで MP3 だけが目の敵にされるのだろう。
それよりも音楽だけが問題になるのだろうか。
グラフィックを利用してマンガ本とかを全ページスキャン・掲載というのも当然違法
行為としてありな訳だし、その著作権・版権上の問題はかなりなものだ。しかし、
グラフィックにおけるそういったアングラサイトってのは見掛けないというか問題に
ならない。程度としては MP3 の違法サイトと同じくらいだと思うんだが。
私見として、単に MP3 が新しくて面白いフォーマットと言うだけではないか。それ
ゆえに違法者はおもしろがっているだけなんだと思う。

まあ、どんなに規制をしいても絶対そういうことをやる人はいると思う。だが、面白
半分だけで行う人間は減っていくのではないだろうか。
今は、まだ混沌としていても音楽のネットワーク配信や MP3 といったフォーマットは
確実に定着していくと思う。




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