つぶやき 10/22/1999
アメリカで快進撃をみせたセガのドリームキャストがヨーロッパでも異例なまでの
好調な滑り出しだそうである。かたや日本での扱われ方はほとんど負け組、瀕死とま
で行かなくてもかなり肩身の狭い存在となっており、ファンとしては口惜しいのでは
ないかと思われる。(すいません私所有していないんです)
ソウルキャリバーの販売本数とかからみておそらく日本国内では販売50万台、実働
30万台といったところではないだろうか(個人的な推測)。
では、なぜ海外ではそんなに好調なのだろうか?
どうも、海外でのコメントを見るにゲームもできるけどそれ以上にネットワークに
つなげられるといったところが受けているらしい。そうか、ゲームとインターネット
両方ができて199ドルだからお得感が強いのか。
つまりだ、海外と日本のネットワークインフラの違い、および一般大衆における
インターネット浸透度というものが決定的な命運をわけているのではないだろうか。
アメリカでは電話料金は定額性も同等だし、ヨーロッパではDC発売に併せて無料の
インターネットサービスを行っている。それに、ネットワークゲームの発展性、
および一般への浸透度を見れば日本はかなり低い位置にあるのではないか。
日本でもそれらをそこそこに楽しめる要因はある(インターネットの平均利用料金は
ヨーロッパより若干安いらしい、馬鹿安一位のアメリカには遠く及ばないけど)。
しかし、そんなにネットワークが浸透しないのはやっぱり日本人の顔突き合わせ
なあなあ主義が大きく影響しているのではないかと思わざるを得ない。
そんな文化的背景がドリームキャストを「ただのゲームマシン」にしているのでは
ないだろうか。