メガマック食す

ハンバーグが倍の4枚になったビッグマック。
期間限定との言葉に負けてふらふらとマクドナルドへ行ってきた。
テイクアウトして、うちでお皿に乗せたあとナイフとフォークで頂くのがお勧め。
まあ、ベースがビッグマックなので味的にコメントする事もないのだけれども。
私はハンバーグをケチャップで食べるのが好きな子なので、ドレッシングベースの今のビッグマックは今ひとつなのでした。そういう意味ではダブルチーズバーガー最強。

気になるカロリー量は 760kcal ほどだそうで。大盛りカップ焼きそばの暴力的なカロリー量に比べるとおとなしめではあるな。
ビッグマックが 470kcal ほどらしいから、ハンバーグ一枚 120kcal ぐらいなのかね。

関係ないけど、メガとかギガとか日本人の語感として「大きそう」だから定着したけれども、その上のテラとかペタとかはなんか迫力に欠けるよね。
テラ萌えす、は既に使われているから良いとして、ペタ萌えすは意味が変わってくるだろう。



ハイブリッド加湿器

今年は暖冬だとかで日差しの良い日が多いけれども、それでもやっぱり寒いのです。
むしろ、雨雪が降らないからかえらく乾燥している様な気がしてならない。そういった乾燥によるのどのいがらっぽさとか、そこから発展して風邪ひいたりしてしまわないかとかいったことが気になるこのごろ。
なので導入しちゃいました、加湿器。

さて、加湿器を買うべえかと調べてみると結構いろんな方式と種類がある事に気がつくわけで。
方式として主なところは三種類。

蒸気式 – 水を沸騰させてスチームにする
超音波式 – 超音波振動で微粒子化して噴霧状にする
気化式 – フィルターに水を染みこませて蒸発しやすくする

蒸気式が最も安価で一般的なのだけれども、なんせ電熱器なわけだから消費電力も大きいといったあたりが気になる。おもしろいなあと思ったのが象印のスチーム加湿器、機構や構成が「湯沸かしポット」そのままで上部に吹き出し口が付いているというもの。そりゃそうだろうけどさ的な作りが力業的で惹かれる(が、ほしいとは思わない)。
加湿器といえば白いスチームがしゅーしゅー出ているイメージがあるんだけれども、あの強制的な蒸気散布型は結露とかが怖くて電子機器を山ほど抱えている家の部屋にはやさしくなさそうなイメージがあってみたり。そういう意味では気化式が原理的に優しくて過剰加湿も行えないから理想なのだけれども、どうしても機構として大きくなってしまうのが難点。

そんな事を考えながら店頭をふらふらして品定めをしていたら、売れすじの8畳前後タイプミッドレンジで「ハイブリッド加湿器」なる方式のモノが人気らしく目にとまる。
何がハイブリッドやねん、と思って調べてみたら気化式に温熱を組み合わせたモノということらしい。フィルターに水を染みこませて蒸発させるところは気化式と同じなのだけれども、適時生暖かい温風を吹きかけることで気化の促進とコントロールを行うのだそうだ。
原理上気化式なので、熱い蒸気が噴き出すこともなくお子様がいるご家庭でも安心というふれ込み。それに過度に熱する必要もないので消費電力もそこそこといったあたり。
それいいね、ということで商品を絞り込み、ナショナルの FE-KLB03 を選択する。しかし、2006年9月発売で既に生産終了というのはすごいな、本当に季節モノなんだねえ。

ハイブリッド方式のために湿度計が付いていて、その値によって運転が変わるので過度の加湿を行わないのが良い感じ。まあ、そもそもで気化式だから過度の加湿は行えないのだけれども。
スチーム式でないので、運転を開始しても噴出口からはただ無色の風が出てくるだけなのでいささか心許ない。それに熱気化なので出てくる風は冷たくなってしまう。
本当にこんなので効いているの?とか思ったけれども、運転初日十分に乾燥しきっていた部屋の中でタンク 2リットル分の水が 6時間ほどで空になってしまう。おお、案外すげえのかも。
ただ、欠点としてすべてが風任せなので送風音がものすごく大きい。おやすみモードという静穏運転もあるのだけれども、それでもまだXBOXのファン音くらいの音をまき散らしてしまうのですよ。気にしない人はともかく、気にする人は寝室に置けない感じ。
動作音はなかなか店頭で気がつかない要素だから難しいよね。

そんなこんなで加湿器がある生活ってのはどうかというと、劇的に効果が現れる訳じゃないので説明しにくいんだけれども、じわりと良さが存在している感じ。
確かに寝ているときかけていると、寝起き時ののどはなは快調ではあるな。

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[PS3 Linux] Debian Live for PS3 きてるー

八重樫さんところでDebian Live for PS3 の CD イメージが公開されていた、Wikiページでの解説はこちら
Linux 体験 CD というより、これを元にみんなで作ってねというベースシステム。

へー、Casper なんてのがあるのか。便利な世の中になったねえ。
Ubuntu Live の成果というと納得するけれども。
ちとメモリを食うタイプのPC向けLiveシステムだから、このまま色々アプリ入れると厳しい場面もありそうな予感はするけれども。

うむむ、やっぱり unionfs も必要かのう。
不安定な頃のヤツしか知らないから、今はいけているんですかね。
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[PS3 Linux] 最萌支援奏 boot cd 更新

Clover seed を用いて、ゲーム boot cd の作り直し。
最初のテスト版から、中身が全く変わっているけれども、見た目上はそう変化もなく。
あ、画面を 576x384pixel で作り直しているので、それなりに変化はあるか。弾幕シューティングなのに縦を摘めるというひどいことをしているけれども。

私的には、ここまできてようやく完成なのです。
PS3ページにてリリース

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[PS3 Linux] クローバーの種

PS3 Linux も Debian/GNU Linux に入れ替え完全にそっちで作業中。
それに伴い、CD boot system も Debian ベースで作り直ししたのです。

このへんに置いてある。
clover-seed-ps3_070106.zip (50MB)

cdebootstrap で Debian base を minimal 構成したものに、PS3 Linux kernel を追加し、CD boot のための修正を施した物。vim ぐらいしかパッケージを追加していない pure system。
CD に詰め込むために squashfs を使用しているので、そのために kernel をビルドしなおしたりしている。まあ、Gentoo Live CD も squashfs なんで、そっからカーネルもらってこようかとも考えたのだけれども、リビルドした方が早かった。
Fedora Core の initrd は cpio “-H oldc”(+gzip) で debian は cpio “-H newc” という違いにひっそりとはまって苦労したのは秘密だ。

これ自体、シングルモードでシェルが立ち上がるだけなので、大多数の人にとっては意味がない代物。これをベースに CD boot Linux を作っていくという seed なのです。
一連の作業に “Clover Project” の名前を冠しているのは、意図してのこと。

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80年の遺物

ここのところ妙にレトロづいているので、帰省ついでに実家の物置をあさってくる。
今となってはおもしろいものも埋まっていたりするけれども、全部を引き上げてくるわけにもいかないので、いくつかセレクト。


ひとまずこいつをもって帰る。MZ-721。
まあ、普通に動いているのだけれども、さすがにデータレコーダのロードが不調っぽいなあ。セーブはできているみたいだけれども。


ほこりだらけなのでお掃除。


キーボードはばらしてちまちまと磨く。
今時のお掃除用品は強力なので汚れや手あかがぎゅるぎゅる落ちていくけれども、日焼けでプラスチックが黄色変色しているのはいかんともしがたく。


流石にテープ類はだめになっていてあきらめ。
ううう、ハードだけあって何もソフトがないよう。S-OS は WEB で手にはいるからその辺で楽しめたりはするけれども。
つか、所有していたのは確かなのでどなたか SP-5030 のバックアップを譲ってくれませんかねえ。とか。

以下は持って帰れなかったので写真だけ。


私にとっての原点(厳密には MZ-40K なんだけれども)の、MZ-80K2。
骨董品ではあるが、たぶんまだ動くよ。


通称ゼビウススティック。X1 ユーザーの心の友。


ベーマガの第一号。このころは「ラジオの制作」の付録だった。
一見 BASIC 中心の様でいて、ワンボードマイコン組たて記事とか、マシン語とかも混ざっていたり。


それもそのはず、そのころはまだワンボードマイコンの広告も多かったのです。


これは知っている人は少ないと思う、アーケードゲーム情報誌「アミューズメントライフ」。
ベーマガでゲームを取りあつかったり、ゲーメストが創刊される遙か以前に創刊されていたが、いかんせん時代が早すぎた。どちらかというとオペレーター(アミューズメント施設運営者)のための情報誌の色があったかも、そっちの路線は後日コインジャーナルになっていくけど。
ぱらぱら見てみたら「ぺったんぴゅー」とか「ガズラー」とかの広告が載っていた。そんな頃のアイテム。


サンソフトが発行していたファン向けの機関誌。表紙は「メタファイト」のヒロイン。つか、あのゲームにおけるヒロインの存在ってドルアーガのカイ未満な気がする。
これだけは他のアイテムに比べると新しい部類。

「初歩のラジオ」なんかも埋まっていたので久しぶりに眺めてみたが、あの誠文堂新光社独特の手書き回路図や組み版が妙に懐かしくてぐっと来るものがあったり。時代が時代なのでラグ板での工作が多かったな。
ただ、「初歩のラジオ」は幾分捨ててしまったらしく 1981〜1983年のあたりしか残っていなかった。このころはマイコンの BASIC プログラム記事なんかも混ざってくるんだよな。

温故知新といきたいね。

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2007年はどんな萌え?

なんというか、2006年は「ツンデレ」の年だったような気がする。
最も大きなムーブメントであった「涼宮ハルヒ」もその枠にはめてしまう事も可能であろう。いささか乱暴ではあるが。
「涼宮ハルヒ」ブームで意外だったのは、あれはラノベうんぬんよりも、80年代のジュブナイル小説(眉村卓とかそのへんの学園SF)の再来であり、それが今の世にも受け入れられるのだというあたり。まあ、キャラクター小説として現代ナイズされてはいるけれども。

まあ、そんなことはともかく、毎年恒例になっている(ような気がする)「今年来るのはこんな萌え」。実際来ることはなく、アフターフォローもなしの放談だけれどもお付き合いのほどを。

今年来ると考えているのはズバリ
「形のない萌え」

萌えというか、オタクコンテンツというのは今まで「ジャンル」とか「属性」とか、そういった型にはめることで定義されているものであった。そのテンプレートが一人歩きしすぎてしまい、徐々にゆがんでいくというのが昨今であったと思う。
テンプレートと化することで多くの人にとってわかりやすくなるのだけれども、本当の皆の心はそんなに簡単なものでもないと思う。
また、それを具体化するあまり物質的なアイテムが増えすぎ飽和しているのではないだろうか。初回限定版特典付録とか、積み重なる完成品フィギュアの箱とか。

そもそもで、オタクというのはコンテンツをネタに想像や妄想という領域で遊ぶことができた人種ではなかったのか。それが、テンプレートにこだわる余り、リアルでの物質的なアイテムに束縛されるというのはいかがなものであろう。
可愛ければそれで良いではないか的に、新しいジャンルやシチュエーションが開拓されていくけれども、それがだんだんリアルと剥離して無形化していくのではないだろうかと考えている。
今後は特典についても形が残らないもの、充足感のみを与えて終わるもの、そういった風に変化していくだろう。
萌え要素にしてもリアルでは実現できない様なものがさらに登場し続けるのだ。(女の子にしか見えない女装の男の子とか)

その結果、その世界にいない人からみたらまったく見当の付かない様な世界になっていくと思うが、逆にそうなってしまった方が安息の地たり得るのではないだろうか。

精神的充足のみのより高次な世界へ。
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2006年も暮れてゆきます

今年はアニメをあんまり見なかったなあ。その時間を技術系統に費やしていた感じ。
元々なんでもかんでもなこの Blog がいっそう混沌としている気がする。

以前はプログラム話は「Linux萌え萌え大作戦」で、萌えコンテンツ話はここで、とセグメントが分かれていたのだけれども、色々と Linux に限らなくなってきたからというのが理由だけれども。

まだしばらく迷走状態は続くでしょう。
ぱっすりと閉じてしまって新しい場所を作るのも良いのかもしれないですが。

各位、2006年も色々とお世話になりました。
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[PS3 Linux] ONScripter を試してみる

し〜くる氏のアドバイス通りに -DPDA -DPDA_WIDTH=512 で画面サイズを限定して作ってみる。その他はただの Linux なので普通に Make。
あっさり風味で特に問題なく起動、まあ必要なライブラリをインストールして Makefile をちょこっといじる程度だし。

フリーゲームからいくつか試す。


彩藤神楽さんのところの「夏の日のレザナンス」


TINSMITHさんとこ「雪花 -きら-」

PS3 から NTSC で出力したものをキャプチャ。まあ、ブラウン管でみるとだいたいこんな感じ。
フレームバッファサイズの関係から額縁になるのはいたしかたない。

ちなみにひぐらしは冒頭のサークル名アニメとか問題なく動いているよ。

ちょこっとだけコードを追加して、PS3 パッドを有線接続した際それでコントロールできるようにする。といっても、単にUSB接続されたジョイスティックとして見えてるので、ボタンコードをあわせてるだけ。
パッドでふにふに操作しているとかなりそれっぽくて良い感じなことに気づく。

さて、もう一仕事。
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[PS3 Linux] Debian のアップデートではまる

PS3 に Debian GNU/Linux をインストールして仕切り直し。
色々と設定を行ってだいたい落ち着いてきたところで気まぐれに apt-get をかけてアップデート。initrafs が更新とかで、それは良いのだけれどもインストールスクリプトで initrd もアップデートされていく…
やばい、と思って確認のために再起動かけたら(かけるなよ)見事に起動しなくなっていた。

うぐぅ、とくすぶっていてもしょうがないので修復作業に。
ちょうど、先ほど作ったマイ CD 起動システムがあるじゃないか。こいつを立ち上げて、シェルまで落ちる。そこから HDD のパーティションをマウントして、chroot で HDD 内の Debian に河岸を変えた後http://ps3.keshi.org/ ここからダウンロードできる linux-image-2.6.16-1-ps3pf_2.6.16-2_powerpc.deb を dpkg で上書きインストール。
これで復活。よかったよかった。

おまけの Debian GNU/Linux for PS3 情報。
インストール時に X11 の画面解像度を聞いてくるけれども、フレームバッファデバイスで表示するため設定しても意味がない。逆に設定すると正常な表示がされない。もし、gdm が乱れてログイン不能になった場合は、Ctl+Alt+F1 とかで別コンソールに移り修正。xorg.conf を直すわけだけれども、わからない場合は GENTOO Live CD を起動した後、そこからコピーして持ってくると楽。

インストールした直後だと、サウンドとジョイスティックが設定されていない模様。
起動時に snd_ps3pf と joydev の二つのモジュールを読み込むように設定する。

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