80年の遺物

ここのところ妙にレトロづいているので、帰省ついでに実家の物置をあさってくる。
今となってはおもしろいものも埋まっていたりするけれども、全部を引き上げてくるわけにもいかないので、いくつかセレクト。


ひとまずこいつをもって帰る。MZ-721。
まあ、普通に動いているのだけれども、さすがにデータレコーダのロードが不調っぽいなあ。セーブはできているみたいだけれども。


ほこりだらけなのでお掃除。


キーボードはばらしてちまちまと磨く。
今時のお掃除用品は強力なので汚れや手あかがぎゅるぎゅる落ちていくけれども、日焼けでプラスチックが黄色変色しているのはいかんともしがたく。


流石にテープ類はだめになっていてあきらめ。
ううう、ハードだけあって何もソフトがないよう。S-OS は WEB で手にはいるからその辺で楽しめたりはするけれども。
つか、所有していたのは確かなのでどなたか SP-5030 のバックアップを譲ってくれませんかねえ。とか。

以下は持って帰れなかったので写真だけ。


私にとっての原点(厳密には MZ-40K なんだけれども)の、MZ-80K2。
骨董品ではあるが、たぶんまだ動くよ。


通称ゼビウススティック。X1 ユーザーの心の友。


ベーマガの第一号。このころは「ラジオの制作」の付録だった。
一見 BASIC 中心の様でいて、ワンボードマイコン組たて記事とか、マシン語とかも混ざっていたり。


それもそのはず、そのころはまだワンボードマイコンの広告も多かったのです。


これは知っている人は少ないと思う、アーケードゲーム情報誌「アミューズメントライフ」。
ベーマガでゲームを取りあつかったり、ゲーメストが創刊される遙か以前に創刊されていたが、いかんせん時代が早すぎた。どちらかというとオペレーター(アミューズメント施設運営者)のための情報誌の色があったかも、そっちの路線は後日コインジャーナルになっていくけど。
ぱらぱら見てみたら「ぺったんぴゅー」とか「ガズラー」とかの広告が載っていた。そんな頃のアイテム。


サンソフトが発行していたファン向けの機関誌。表紙は「メタファイト」のヒロイン。つか、あのゲームにおけるヒロインの存在ってドルアーガのカイ未満な気がする。
これだけは他のアイテムに比べると新しい部類。

「初歩のラジオ」なんかも埋まっていたので久しぶりに眺めてみたが、あの誠文堂新光社独特の手書き回路図や組み版が妙に懐かしくてぐっと来るものがあったり。時代が時代なのでラグ板での工作が多かったな。
ただ、「初歩のラジオ」は幾分捨ててしまったらしく 1981〜1983年のあたりしか残っていなかった。このころはマイコンの BASIC プログラム記事なんかも混ざってくるんだよな。

温故知新といきたいね。

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