Archive for 5月, 2004

キイロ真珠のマーメイドがちょっと良いと思っている人の日記

光希桃 AnimeStationさんから、毎度の「アニメ感想率調査依頼」が来ています。毎度ながら、これを見ると今放送しているアニメーションの数の多さに呆然としてしまいますな。
今私のところは、ちとレビュー記事のポストが停滞しているところなので、今回の調査では極端に数字が少ない形で出てしまう事になるのが残念。6月になれば以前のようなペースに戻ると思うんだけれどもね。
一応見るだけは見ていると思う。(がんばっているな俺)

視聴アニメをリストアップしてみる。
変身三部作(今はLOVE_LOVE?)、メイド隊、ラグナロク(ウルトラQのついで)、恋風、ダンナー、鉄人、この醜、忘却(激☆店のついで)、ケロロ、ぴっち、鋼、ベイベ、美鳥、ダフネ、プリキュア、お時間

これとは別にCSでリピートでみているのがあって
ママ4(帯)、ライジンオー(帯)、エンジェリックレイヤー、ミンキーモモ、シスプリリピュア、すてプリ、ソウルテイカー、GATV、フルーツバスケット

これに特撮がいくつか
HDDレコーダを駆使して、時間のある時にまとめ見とかしてる。
時間が取れないといってアニメを見ていないかというと割とそんな事もなく。アニメを見る時間が取れないんじゃなくて、レビュー記事を書く時間と気力が取れないといったあたりが正しいところ。
レビュー記事1つ書くのに 15~30分くらいかかるからなあ。
他の感想サイト(blogやニュースサイトも含めて)ではみんなどれくらいの時間をかけてあの文章を書いているのか気になっている次第。

携帯を見たら「そこまでいったらコス∞プレイヤーコンプリートアルバムCDも買うしか!ウェーイ!」という意の失礼なメールが入っていたので買ってくる。(意志弱っ!)
BGM自体はBGMとして良く出来すぎていたので、単体で聞こうという気にあんまなっていなかったという感じ。評価自体は高いのよ。それにしても物凄い力の入った楽曲群だよなあ。
本屋をふらふらしていたらメガミマガジンを買っていなかった事を思い出したので購入。正直、ムスメットの良さがさっぱりわかりません。
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GWは引きこもってDVDを見よう

つーても、ぽえりなの原稿書きで引きこもって居るんですけどね。
気晴らしに散財などしてみる。
「鉄人28号」 OP/ED マキシシングル
「R.O.D. -THE TV-」 DVD 7
「超変身コス∞プレイヤー」 DVD 2,4
「初恋」 DVD 2 (18禁)
「リアライズ」(18禁)

「初恋」は怖い物見たさで。予想以上の凄さだったが。
口直しに TLSS DVD3 を見て幸せになる。
「リアライズ」は取り敢えず積みなんだけれども買っておかないとならない気がしたので。「雫」で物凄い衝撃を覚えた世代としては、その切れ味を再び味わいたくてしょうがないのだよ。リスペクト。
コスプレは購入順番が前後したけれどもこれでコンプ。

話は変わってアニメの「愛してるゼベイベ☆☆」。
結平とゆずゆのやりとりは実に良い感じなのだが、そこに至るまでの設定や周囲を構築してる要素が凄い投げやりというかいい加減なので萎える。キャラの初期性格付けが行動に影響している様にもみえないし。うーん。
細かい所に目をつぶってしまえば話自体は良いのだけれども。

夕方は本の買い出し。
G’zMagazine 6月号
Colorful PUREGIRL 6月号
コミックポプリクラブ 6月号
G’zMagazineには「はにはに」と「Wind」のアニメ版キャラ絵が。……きっついのう。まあD.C.も止め絵はきつかったけれども動くと気にならなかったから本編を見て判断ですな。
「Let’s浜茶屋」の広告がG’zに乗ってる。その判断は正しいと思う。
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石版コンピューティング

通販で注文したおもちゃが届く。
HP/compaq のタブレットPC tc1100 を購入したのである。
さほど絵を描くわけではないのだが、なんとなく液晶タブレットに対する「使ってみてえ」欲求が高まってしょうがなくなっていた次第。しかし、WACOM の Cintiq は高い。15型の1500はそれなりと言っても15万はする。タブレットPCならまあ納得できるかなあという値段なのだけれども、正直お絵かき用ではないし、初代タブレットPCは液晶がひどかった。
値段的に20万円に落ちてきたし、今時の液晶ならそこそこ綺麗なんではないかなあと思って tc1100 には注目していたのだが決定的だったのが、MS が WACOM の筆圧関知ドライバーを配布開始という記事であった。
http://www.itmedia.co.jp/pcupdate/articles/0404/22/news057.html
このWACOMドライバー、元々米国の方で配布されており、遅れて日本でもほそぼそと配布されていたものを今回MSが正式に認めたというあたりが大きい。tc1100 はWACOMのタブレット技術を採用ということを売りにしているほどなのでそのへんの対応もばっちりなはず。
もっとも、このドライバー Microsoft においてあるわけでなく、該当ページでクリックすると WACOM のサイトに飛ぶのだけれどもね。

でまあ、買った直後に ARTIFACT さんとこでタブレットPCで絵を描くことについてのリンク記事が載る。
http://artifact-jp.com/mt/archives/200404/tabletpcgraphic.html
ここから飛んでいけるレビュー記事の多くが辛辣な評価を下していたりするのだが、それはだいたいその通りだったりすることは認めざるを得ない。
なんというか全体的に完成度が低い。一番気になるのは解像度の低さ。デスクトップではエコノミーモデルの FAVO を使っているのだが、それよりも数段落ちる。ポインティングや筆圧の低さは、まあこんなもんだろと気にせずに済むのだけれども、タイムスライスが低いのがとてつもなく辛い。
ビジネス用途で失敗したのでグラフィック用途へ転身しようとしているのではないかと評しているところがあったが、これでは手書きメモもそこそこ辛く感じるような気がする。

とはいえ、本格的に絵を描こうという向きでなければそれなりに軽く楽しくお絵かきできるので個人的なおもちゃとしては気に入っている。この tc1100 の液晶はすごい綺麗、真横からみても色が変わらないのだ。
紙に絵を描く時のようにタブレットの方を手の上でくるくる回しながら絵がえがけるのだけれども、その感覚がすごい面白い。考えてみれば Cintiq ではこんなことできないので、タブレットPCならではの感覚ではあるなあ。
てなわけで手習いで描いていたのがコレ
http://www.fuwa2factory.net/tobira/tobira21.jpg

あ、思い出した。実際にタブレットPCで絵を描いたり、メモをとったりするときって普通の紙と同じく表面に手をつく場面が多い。故に表面が手の脂だらけになるのでそういうのがなんとなくイヤな人にはきついかも。



萌えていますか?

ここしばらく、各地で「萌え」という言葉の定義に対する議論が活発な様である。
私も昔は「萌え」の定義については語ることがあったが、最近は面倒というか「ひとそれぞれで良いんじゃない」とか言う感じで興味が薄らいだ感じである。
それというのもマスコミで「萌え」という単語が取り上げられるようになったのは良いが、どっか違った方向を向いていてとんちんかんな回答しかなかったというのが経緯にある。これをして私的には「萌えという言葉の再定義と意味の死亡」としている。
よするに今「萌え」と言っている奴はださいのだよ、みたいな悲観的突き放しによる解決なのだな。
とはいえ、ここ数日あちこちで放談されている「萌えの定義」がちょっと面白いので首をつっこみたくなってしまった次第。

見たところ火付け役となったのはasahi.comの社会欄にある記事な雰囲気。
なるほど、萌えに対する動揺をまとめるとこんな感じか。
まあ、他人の意見に口を挟むと水掛け論にしかならないので個人の見解を書くだけで終わらせることにしよう。

私個人が感じている「萌え」という言葉と感情は基本的に「かわいい」という形容の発展である。
ただ可愛いなら「かわいい」と表現すれば終わるのだが、もうちょっと深い分類化された感情の表現なのだな。
考えるに「萌え」という定義は「かわいい!たまらん!」という状態を示すモノなのではないだろうか。「かわいい」だけではなく、それに付随して「たまらない」という感情が噴出する様子がくっついてくる。で、意味が一様に定義されないのはこの「たまらん」の部分に対する解釈が各人ばらばらなためではないかと思うのだ。
最近のどこか違う萌え談義、つまり萌え世代でない人が理解しようと定義する言葉において、この「たまらない」ものがイコール「性的衝動」なのだと解釈されているのだな。まあ、確かに性的衝動としてしまえば多くの人にとって理解しやすい言葉となるわけだ。
萌えキャラをみて「かわいい」と思う、そう思うと同時に「性的興奮」がこみ上げてきてたまらない。まあ、ある意味間違ってはいないのだけれどもでもちょっと違うのね。

可愛いキャラを見て噴出する感情である「たまらない」の規定を考えてみると、意外と繊細かつ多岐にわたっておこなっているのではないだろうか。
「かわいい」
→「思わず恥ずかしくなってしまうがそれは押さえねばならない感情だ=たまらない」
→「じっとしてられず転げ回りたくなるが押さえねばならない=たまらない」
→「こんなこともしてくれるのかと妄想するが押さえねばならない=たまらない」
→「もっとこの感情を浴びるように感じたいが押さえねば=たまらない」
たまらないという感情は実は何かを押さえつけているがゆえに生まれるものである。
なんで押さえつけないとならないかというと世間の目を気にしているからですな。
そして、この「本当は○○したいんだけれども、それは押さえなくては」という葛藤が「かわいい」という快楽とともに訪れることにより、微妙な心のこそばゆさを得ることができる。そういったプチ葛藤状態が我々を「萌え」の虜にするエッセンスなのではないだろうか。

さらに発展させると、我々萌えオタは現実と空想の区別がついているからこそ「萌え」という感情を会得しているのではないかという議論もできそうな気がするがそれはまた別の機会に。

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