Archive for the 'fuwafuwaBlog' Category

[PS3 Linux] Debian Live for PS3 きてるー

八重樫さんところでDebian Live for PS3 の CD イメージが公開されていた、Wikiページでの解説はこちら
Linux 体験 CD というより、これを元にみんなで作ってねというベースシステム。

へー、Casper なんてのがあるのか。便利な世の中になったねえ。
Ubuntu Live の成果というと納得するけれども。
ちとメモリを食うタイプのPC向けLiveシステムだから、このまま色々アプリ入れると厳しい場面もありそうな予感はするけれども。

うむむ、やっぱり unionfs も必要かのう。
不安定な頃のヤツしか知らないから、今はいけているんですかね。
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[PS3 Linux] 最萌支援奏 boot cd 更新

Clover seed を用いて、ゲーム boot cd の作り直し。
最初のテスト版から、中身が全く変わっているけれども、見た目上はそう変化もなく。
あ、画面を 576x384pixel で作り直しているので、それなりに変化はあるか。弾幕シューティングなのに縦を摘めるというひどいことをしているけれども。

私的には、ここまできてようやく完成なのです。
PS3ページにてリリース

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[PS3 Linux] クローバーの種

PS3 Linux も Debian/GNU Linux に入れ替え完全にそっちで作業中。
それに伴い、CD boot system も Debian ベースで作り直ししたのです。

このへんに置いてある。
clover-seed-ps3_070106.zip (50MB)

cdebootstrap で Debian base を minimal 構成したものに、PS3 Linux kernel を追加し、CD boot のための修正を施した物。vim ぐらいしかパッケージを追加していない pure system。
CD に詰め込むために squashfs を使用しているので、そのために kernel をビルドしなおしたりしている。まあ、Gentoo Live CD も squashfs なんで、そっからカーネルもらってこようかとも考えたのだけれども、リビルドした方が早かった。
Fedora Core の initrd は cpio “-H oldc”(+gzip) で debian は cpio “-H newc” という違いにひっそりとはまって苦労したのは秘密だ。

これ自体、シングルモードでシェルが立ち上がるだけなので、大多数の人にとっては意味がない代物。これをベースに CD boot Linux を作っていくという seed なのです。
一連の作業に “Clover Project” の名前を冠しているのは、意図してのこと。

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80年の遺物

ここのところ妙にレトロづいているので、帰省ついでに実家の物置をあさってくる。
今となってはおもしろいものも埋まっていたりするけれども、全部を引き上げてくるわけにもいかないので、いくつかセレクト。


ひとまずこいつをもって帰る。MZ-721。
まあ、普通に動いているのだけれども、さすがにデータレコーダのロードが不調っぽいなあ。セーブはできているみたいだけれども。


ほこりだらけなのでお掃除。


キーボードはばらしてちまちまと磨く。
今時のお掃除用品は強力なので汚れや手あかがぎゅるぎゅる落ちていくけれども、日焼けでプラスチックが黄色変色しているのはいかんともしがたく。


流石にテープ類はだめになっていてあきらめ。
ううう、ハードだけあって何もソフトがないよう。S-OS は WEB で手にはいるからその辺で楽しめたりはするけれども。
つか、所有していたのは確かなのでどなたか SP-5030 のバックアップを譲ってくれませんかねえ。とか。

以下は持って帰れなかったので写真だけ。


私にとっての原点(厳密には MZ-40K なんだけれども)の、MZ-80K2。
骨董品ではあるが、たぶんまだ動くよ。


通称ゼビウススティック。X1 ユーザーの心の友。


ベーマガの第一号。このころは「ラジオの制作」の付録だった。
一見 BASIC 中心の様でいて、ワンボードマイコン組たて記事とか、マシン語とかも混ざっていたり。


それもそのはず、そのころはまだワンボードマイコンの広告も多かったのです。


これは知っている人は少ないと思う、アーケードゲーム情報誌「アミューズメントライフ」。
ベーマガでゲームを取りあつかったり、ゲーメストが創刊される遙か以前に創刊されていたが、いかんせん時代が早すぎた。どちらかというとオペレーター(アミューズメント施設運営者)のための情報誌の色があったかも、そっちの路線は後日コインジャーナルになっていくけど。
ぱらぱら見てみたら「ぺったんぴゅー」とか「ガズラー」とかの広告が載っていた。そんな頃のアイテム。


サンソフトが発行していたファン向けの機関誌。表紙は「メタファイト」のヒロイン。つか、あのゲームにおけるヒロインの存在ってドルアーガのカイ未満な気がする。
これだけは他のアイテムに比べると新しい部類。

「初歩のラジオ」なんかも埋まっていたので久しぶりに眺めてみたが、あの誠文堂新光社独特の手書き回路図や組み版が妙に懐かしくてぐっと来るものがあったり。時代が時代なのでラグ板での工作が多かったな。
ただ、「初歩のラジオ」は幾分捨ててしまったらしく 1981〜1983年のあたりしか残っていなかった。このころはマイコンの BASIC プログラム記事なんかも混ざってくるんだよな。

温故知新といきたいね。

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2007年はどんな萌え?

なんというか、2006年は「ツンデレ」の年だったような気がする。
最も大きなムーブメントであった「涼宮ハルヒ」もその枠にはめてしまう事も可能であろう。いささか乱暴ではあるが。
「涼宮ハルヒ」ブームで意外だったのは、あれはラノベうんぬんよりも、80年代のジュブナイル小説(眉村卓とかそのへんの学園SF)の再来であり、それが今の世にも受け入れられるのだというあたり。まあ、キャラクター小説として現代ナイズされてはいるけれども。

まあ、そんなことはともかく、毎年恒例になっている(ような気がする)「今年来るのはこんな萌え」。実際来ることはなく、アフターフォローもなしの放談だけれどもお付き合いのほどを。

今年来ると考えているのはズバリ
「形のない萌え」

萌えというか、オタクコンテンツというのは今まで「ジャンル」とか「属性」とか、そういった型にはめることで定義されているものであった。そのテンプレートが一人歩きしすぎてしまい、徐々にゆがんでいくというのが昨今であったと思う。
テンプレートと化することで多くの人にとってわかりやすくなるのだけれども、本当の皆の心はそんなに簡単なものでもないと思う。
また、それを具体化するあまり物質的なアイテムが増えすぎ飽和しているのではないだろうか。初回限定版特典付録とか、積み重なる完成品フィギュアの箱とか。

そもそもで、オタクというのはコンテンツをネタに想像や妄想という領域で遊ぶことができた人種ではなかったのか。それが、テンプレートにこだわる余り、リアルでの物質的なアイテムに束縛されるというのはいかがなものであろう。
可愛ければそれで良いではないか的に、新しいジャンルやシチュエーションが開拓されていくけれども、それがだんだんリアルと剥離して無形化していくのではないだろうかと考えている。
今後は特典についても形が残らないもの、充足感のみを与えて終わるもの、そういった風に変化していくだろう。
萌え要素にしてもリアルでは実現できない様なものがさらに登場し続けるのだ。(女の子にしか見えない女装の男の子とか)

その結果、その世界にいない人からみたらまったく見当の付かない様な世界になっていくと思うが、逆にそうなってしまった方が安息の地たり得るのではないだろうか。

精神的充足のみのより高次な世界へ。
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2006年も暮れてゆきます

今年はアニメをあんまり見なかったなあ。その時間を技術系統に費やしていた感じ。
元々なんでもかんでもなこの Blog がいっそう混沌としている気がする。

以前はプログラム話は「Linux萌え萌え大作戦」で、萌えコンテンツ話はここで、とセグメントが分かれていたのだけれども、色々と Linux に限らなくなってきたからというのが理由だけれども。

まだしばらく迷走状態は続くでしょう。
ぱっすりと閉じてしまって新しい場所を作るのも良いのかもしれないですが。

各位、2006年も色々とお世話になりました。
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[PS3 Linux] ONScripter を試してみる

し〜くる氏のアドバイス通りに -DPDA -DPDA_WIDTH=512 で画面サイズを限定して作ってみる。その他はただの Linux なので普通に Make。
あっさり風味で特に問題なく起動、まあ必要なライブラリをインストールして Makefile をちょこっといじる程度だし。

フリーゲームからいくつか試す。


彩藤神楽さんのところの「夏の日のレザナンス」


TINSMITHさんとこ「雪花 -きら-」

PS3 から NTSC で出力したものをキャプチャ。まあ、ブラウン管でみるとだいたいこんな感じ。
フレームバッファサイズの関係から額縁になるのはいたしかたない。

ちなみにひぐらしは冒頭のサークル名アニメとか問題なく動いているよ。

ちょこっとだけコードを追加して、PS3 パッドを有線接続した際それでコントロールできるようにする。といっても、単にUSB接続されたジョイスティックとして見えてるので、ボタンコードをあわせてるだけ。
パッドでふにふに操作しているとかなりそれっぽくて良い感じなことに気づく。

さて、もう一仕事。
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[PS3 Linux] Debian のアップデートではまる

PS3 に Debian GNU/Linux をインストールして仕切り直し。
色々と設定を行ってだいたい落ち着いてきたところで気まぐれに apt-get をかけてアップデート。initrafs が更新とかで、それは良いのだけれどもインストールスクリプトで initrd もアップデートされていく…
やばい、と思って確認のために再起動かけたら(かけるなよ)見事に起動しなくなっていた。

うぐぅ、とくすぶっていてもしょうがないので修復作業に。
ちょうど、先ほど作ったマイ CD 起動システムがあるじゃないか。こいつを立ち上げて、シェルまで落ちる。そこから HDD のパーティションをマウントして、chroot で HDD 内の Debian に河岸を変えた後http://ps3.keshi.org/ ここからダウンロードできる linux-image-2.6.16-1-ps3pf_2.6.16-2_powerpc.deb を dpkg で上書きインストール。
これで復活。よかったよかった。

おまけの Debian GNU/Linux for PS3 情報。
インストール時に X11 の画面解像度を聞いてくるけれども、フレームバッファデバイスで表示するため設定しても意味がない。逆に設定すると正常な表示がされない。もし、gdm が乱れてログイン不能になった場合は、Ctl+Alt+F1 とかで別コンソールに移り修正。xorg.conf を直すわけだけれども、わからない場合は GENTOO Live CD を起動した後、そこからコピーして持ってくると楽。

インストールした直後だと、サウンドとジョイスティックが設定されていない模様。
起動時に snd_ps3pf と joydev の二つのモジュールを読み込むように設定する。

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同時多発的 PS3 Linux CD起動もの

PS3 向け Debian GNU/Linux インストーラーキターー(゜∀゜)ーー!!!
早速インストールするのですよ。
Fedora core はインストール一発で強力なデスクトップ環境が構築できるのは良いけど、大きすぎて苦手なのですよ。最低限システムでも SELinux が標準で含まれていたり、ちっこく運用したいと思ったときに不便。
単に昔から Redhat 系が苦手なだけなんだけれども。

で、このインストーラーもブートローダーから直接起動できる CD でもある。
どうみても、こちらの方が有用です。本当にありがとうございました orz

とゆーか、12/24 付けでずばりで Gentoo livecd のベータ版がリリースされとるな。

うう、やっぱり出遅れたか。
ま、それはそれで良いんだけれどもね。やりたいことは着実にものにできているし。
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「最萌支援奏」 for PS3 Linux リリース

てなわけで、CD 起動 Linux という手段を使って SDL 移植版の弾幕インベーダを PS3 向けにリリース。

https://www.fumi2kick.com/ps3app/
こちら

今回は CD 起動の実験がテーマなので、ソフトそのものは脇役なのですが。
SIXAXIS を有線接続しておくとパッドで遊べるのでそれなりにゲームをしている気分になれる。

SD(480i/480P)出力時の有効画面領域が 576×384 なのがきっつい。
外周まで使ったとしても額縁になる。
なにより 640×480 いかないので、この後お楽しみとして続いていくつもりだった ONScripter 利用のなにか、が難しそうなのです。
コレ専用にゲーム作らないと画面領域問題は辛そうですな。
まあ、HD(1080i/720P/1080P)出力時は当然広くなるので解消されるのだけれども、PS3 ユーザー全員が HD テレビ所有というわけじゃないしねー。
あと実行速度(というか画面描画速度)については、聞くな。

ひとまず落ち着くとこまでいったので、しばらくはゲームや BD AIR の方を楽しむことにしようか。




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