Archive for the '不定期ふにゃふにゃ記' Category

PCケースなんか飾りですよ偉い(以下略)

COMDEX が開催中であるが、そのタイミングで Crusoe の 256bit 版である TM8000 が発表されたそうである。
今使っているノートパソコンが Libretto L20 で 600MHz の TM5600 を積んでいる。
非力と言えば非力なんだけど、この上でゴリゴリとゲームをやるわけでもないので現状あまり困ってもいない。そんなこんなで Crusoe は割りと気に入っているし、それなりな愛着も持っている。だから今回の TM8000 の報もそれなりに期待して読んでいた。

そんななかテストケースとして極小 PC の基盤が展示されていた。
http://www.watch.impress.co.jp/pc/docs/2002/1120/crusoe3.jpg
うわ、ちっこい。
まあ、こういうボードは良くあるけど PC としてちゃんと動作するという辺りは興味深いかもしれない。
大体あれだよな、これくらい小さいと組み込めるよな。
いや、機器制御とかそういった意味での組み込みでなくもっとオタッキーにどんなものにでも埋め込めるという意味で。そう、つまりは 1/6 スケールくらいのフィギュアに埋め込めるのではないかという事。
「ディスプレイの脇にあるでっかい亞里亞の人形なに?」
「PCですかなにか?」
ああ、すてきビジョン。机の上に置いてあっても飾りとしても役に立つ(?)から多少置場所をとっても苦にならないと思われ。
でもそうなると、電源やドライブは当然外付けになるよなあ。女の娘フィギュアにぶすぶすとケーブルが刺さっている様というのはちょいとアレかも。(亞里亞だったらスカートで隠せそうだけど)「ちせ」とかだったらいくらケーブルが生えていても自然なんだが。「ちぃ」だったらそのものずばり耳の所にコネクター類を集中させれば良いわけだし、1本程度だったらハンドメイドメイにしてしまうことも可能だ。

将来的にそのフィギュアが自立で動くべきかといったらそうではないと思うけれども、見目を変えるというのは良いことかもしれない。PC ケースだけ半年単位で買い換えたりしちゃうわけだよ。
ここではアニメフィギュアとして語っているけど、応用は色々と効きそうなり。

そういやゴジラ型の USB ハブとかがあったなあ。

関連リンク
http://www.watch.impress.co.jp/pc/docs/2002/1120/comdex05.htm



かなり気に入った

人に勧めるほどじゃないんだけどじんわりと悪くなかった「たいせつなうた」を作成したきゅーくすの次回作「こころナビ」。絵柄がかなり気に入っているので実はこっそりと期待していたり。
そんな「こころナビ」の主題歌がそういや公開されていたんだっけと思い出したのでダウンロードして聞いてみる。うわ、なんか少しそういった系統のアニメの OP みたいだ。いや、良い意味で。気に入ったのでリピート中。

しかし昨今のエロゲーともいわれる美少女ゲーム(コンシューマギャルゲー含む)のほとんど全部といって良いほどのタイトルに主題歌が付くようになってしまった。さらに、よっぽどのインディーズや意図してそうなっているタイトル以外はボイスが付くようになっている。
業界的にそれが当然となってしまったということだろうか。
市場的にそうなってきている、ということ以上に家内制手工業的なエロゲー開発においてすらそういった主題歌や声優へのコネクションが出来ているといった方が感慨深い。そういった付加が無いと商品にならないという厳しさもあるわけだが、それら付加によって音響周りのスタッフが大きな意味を持つという事で、そういった技能を持った人が数多く必要とされているといった事でもある。
プロアマ問わずそういった人がゲームに携わってくれるのはありがたい。

主題歌もボイスもオープニングムービーも付いた、次にエロゲーに必要なのは何か。
アニメか? 私はそうは思わない。
SCE が「やるドラ」というインタラクティブアニメを世に送り出したが、結局それがメインストリームとして定着はしなかった。今発売されているギャルゲーは依然として 3行のメッセージボックスに文字がつらつらと表示されるタイプである。
結局この手のゲームはアニメと漫画と小説の真ん中に存在するものであり、それでいてそれら 3つとは似たようで異なった表現手法を持つ。
大人向けの漫画がビックコミックであるように、大人向けのビジュアルノベルというものも確立していくべきなんじゃないかと思う。サウンドノベルの様なミステリー物ばっかりでなくて。

関連リンク
http://www.q-x.jp/



庶民の気持ち

「光通信網なぜ鈍足――NTT歯ぎしり」という記事を目にする。
ADSL が思っていた以上にブレイクしてしまって、NTT が本来普及させたい(そしてここに来てようやく提供が可能になった)光ファイバーがさっぱりというお話だ。

記事の中では ADSL の価格の安さが主要因であり、ブロードバンドコンテンツの魅力の無さがさらに影響を与えているとする。
はたしてそれだけなのだろうか。
確かに多くのユーザーにとっては価格が何よりであるし、現在の ADSL の速度があれば十分であるので多少不安定かもしれないけれどもそれでも ADSL を選択するだろう。元々 ADSL ブームは速度が欲しいからうけたのではなく、定額でなおかつ常時接続可能であるところが受け入れられたのではないかと思っている。安い常時接続が欲しい、単にそれだけのことなのだ。
で、光ファイバーがやばいとして、何がやばいかというとコンピューターオタクが飛びついていないところにあると思う。多少お金がかかっても最先端高クオリティを維持したがるそれら層すら動かせていないということだと思う。

そこには価格だけでないもっと大きな障害があるのではないか。

光ファイバー設置にかかる住宅工事とそれができる住宅環境がそのストッパーになっているのではないだろうか。
マンション等に住んでいたら簡単に工事が行えるわけではあるまいし、実際に工事をおこなう手順も複雑だ。それでも従来からの音声電話回線は引かれているだろうから ADSL を利用しそれで満足してしまうのは当然ではないかと。
そういった集合住宅でなくて工事をある程度可能な人に限ってサービス範囲外に住んでいたりしそうなので難しいものである。

関連リンク
http://it.nikkei.co.jp/it/foc/index.cfm?i=20021118t1000t1



e-愚痴

「最近の○○はつまらなくなった」というのと
「俺は昔の○○の方が好きで最近のは受け入れられない」というのには大きな違いとずれがあると思う。

例え自分にとって気に入らないものであっても、多数の庶民が求め入手しているものが今売れている(受け入れられている)ものであるという事実はそこに存在している。
ものを作ったり情報を発信したりする立場にあってはそういった個人的感情と一般論的論評を明確に区別すべきではないか、というのがかねてからの持論だ。



何があったのか本当にわからん

転がっていた SL-300A(Zaurus) を拾い上げたらなぜかタッチパネルキャリブレーションが始まる。
???
あ…、フルリセットがかかっている。
なんでなんでなんでー? 当然本体内のデータは全部消えてました、しょぼん。
SL-300A は SD-RAM だから電池が切れたら全部消えちゃうってのは知っているんだけど、今回は電池が切れたわけでもなく。

まあ、こんなときのためのザウルスシンクのバックアップ。……ってこないだメインマシンの OS 入れ直しで環境構築中なんだった、ああ、ザウルスのドライバーすら入れていないよ。そんぼり。

本当に何で消えたのか見当がつかないあたりがなんとも。
たぶんメモ帳でテキストメモを取っている途中でほおっておいてそのままパワーダウンしただけだと思うんだけど。

仕方がないから再環境構築。

あー、SL-700C に浮き足立っていたので拗ねたかしらん。



え? 中を見るんですか?(かなり素で聞き返す)

B-フレッツ工事の現地調査が今日という約束なんで有給を取って部屋待機。
来宅時間が 13:00〜17:00 のどこかになります、というんじゃ会社休むしかないでしょこりゃ。
で、待っていると入電そして来訪。

え? 周囲でなく宅内を調査するのでっか? うかつ。そうとは思っていなかった。
当然部屋を整理してあるわけもなく、「G’zマガジン」や「マリア様がみてる」が散乱しているような(当然足の踏み場はない) 6畳の混沌へ客人を誘う。
「で、エアコンのダクトがここなのでここから引き込んでこのあたりに終端ユニットを設置できればと」
「ケーブル引き回しのためにビス止めしないとなりませんね、ビス打っても大丈夫ですか?」
「外にケーブル固定の支柱を取り付けますが大丈夫ですね」
などと大まかに打ち合わせ。事もなく終了。

って10分も経っていないんですけど。
せっかく有給取ったのに、これから会社行ってもちゃんと就業できるような時間じゃんかよ。でもま、それはそれで色々やれるので良いんだけど。

あー、工事の日取りが決まったらそれまでに部屋掃除(もしくは模様替え)を行わないとなあぁぁぁ。



鉄壁!!鉄壁!!

本屋で「少林ハッカー」なる本を見かける。
マシンがウィルスに感染!! ああ、こんな時少林寺を学んでいれば…
そういう本らしい。

みんな考えた事だけどやった者勝ちの代表みたいな。



買ったばっかりな気もしますが

キーボード付きの新型 Linux Zaurus キター!!
ヨドバシが寄れるようまだ開いている時間に会社を離脱。
……流石にまだ予約は受け付けていないか。
慌てすぎ -4点

なんのかんので手のひらインターネット端末として使える作りにはなっていると思うし。PDA としても長期間使っているとそれなりだなあと思うし。なんのかんので今の Linux Zaurus も気に入っている。
でもやっぱりキーボードが付いていないと返信メールが書きづらくてね。

関連リンク
http://www.sharp.co.jp/corporate/news/021112-1.html



どうせならそのままずっと…

仲間から入電。「いーからとにかくラジオ聞け」とのこと。
ここでいうラジオとは文化放送の「小倉優子のラジオトゥルーラブストーリーウキウキりんこだプー」の事。この秋の改変で突如始まった番組。TLSファンにとっては伝説となっているラジオ番組「ラジオトゥルーラブストーリー」との関連は!?と騒ぎもしたが始まってみると確かに正当後継者でやまけんや杉ぽねといった面々がちゃんとそこにいた。だがフィーチャリングされたパーソナリティー小倉優子の語りがファンでないものにはかなり辛く不安が一気に暴発してしまう。少なくとも私個人の中の「エンターブレインがなに考えているか知らないけど TLS はもういいかな」感を一気に加速してしまった。いや、本当に、ちよれんチャンネルの方が良いと思える日が来るとは思わなかったよ。

そしてラジオを聞くとそこから流れてきたのは聞き取りやすい流暢な語り、
「小倉優子ちゃんが体調不良のため私菊池志穂がピンチヒッターでお送りします」
〜ああ、桃源郷〜

関連リンク
http://www.joqr.co.jp/ag/poo/index.html
http://www.enterbrain.co.jp/021004/true/index.html



やってることは同じ

ちと悪い方向で盛り上がっている blog 話で「I can’t blog.」を読む、
http://www1.neweb.ne.jp/wa/yamdas/column/technique/blog.html
そこから「インターネットにおける自発的コミュニティの形成,特に Web 日記に関して」にたどり着き、さらに読みふける。
http://www.shobi-u.ac.jp/~tnagae/pub/wdc/

歴史を見てきていない人には多少冗長かもしれないが、重要な年表になっていると思う。
個人的に日記界隈を読み始めたのは朝比奈アンテナ以降なので日記猿人周辺は何かあった程度で詳しくを知らなかった。その辺を読んでなるほどねといった感じ。

ネットワークがおもしろいのはそこに人がいるからである。
人がいればいるほどおもしろいのだが、人が集まればそれだけ確執が現れる。そしてコミュニティが自重を支えきれなくなり崩壊もしくは細分化となっていく様を何度見たことだろう。




You can follow any responses to this entry through the RSS 2.0 feed. You can skip to the end and leave a response. Pinging is currently not allowed.