つぶやき 01/19/2000
Crusoe の発表記事はまだ日本に流れ着いていないようだ。
量販店の年末在庫セールでタカラのダイノバイザーが7000円弱だったのでおもちゃがてら
に買ってみる。ダイノバイザーってのはでかくて重くて画質の良くない安価なLCDヘッド
マウントディスプレイ、一時期わっと宣伝していたけれどもイマイチ盛り上がらなかった
やつ。
画質や見やすさについてはグラストロンやアイトレックに比べるべくもないが、最初から
割りきっているのでそれはそれでと結構楽しめる。購入値段と相対してって評価ではある
けれども。(7000円だったら結構楽しめる買い物という意味、定価で買っていたら…)
面白いのはいいんだけど、最近視力低下しているせいか何かにつけすぐ眼精疲労から頭痛
がするようになったので結構きつい(^^; 5分もつけていると頭が痛くなってくる。まあ、
元々乗り物酔いが激しい体質(ブランコに乗っていても酔う)なので個人的には「こんな
もんさね」って感じ。
いわゆる「3D酔い」と言う奴にも弱い、プレステのエコーナイトとか出だしの数分でリタ
イヤ(–; Forsaken とか 3分でアウト(TT 3Dではないけど小さいころなんかの博覧会で
360度投影シアターってのがあって(GALAXIAN^3とかをイメージしてください)そこで上映
されていたのがジェットコースターの映像とかだったものでフラフラになったことがあっ
た(最後の方は目をつぶっていたと思う)。
なんかこの「3D酔い」ってのは日本人に多い独特な症状という話を聞いたんだけれども、
その元情報ってのはちゃんとあるのかな。
そういえばヘッドマウントディスプレイとかには大体「15歳以上でないと装着してはなり
ません」とか書いてあるようで。別にこれは「エッチな映像」を一人で楽しむ機械という
わけではなく(当たり前(^^;)15歳まではまだ水晶体が成長している可能性があるからとか
いうお話ですな。まあ、要するに纏足みたいなもので成長期にきつい負荷をかけると成長
が止まってしまうということで。故に巨人の星の「大リーグボール養成ギブス」とかもい
かがなものだろうかと思うのだけれども(笑)。
15歳かあ、すでに一回りしそうな私は既に縁遠く、後は視力は低下するだけですなあ…。
(心の中に木枯らし一陣)
韓国Samsung がテレビ付き携帯電話を開発したという記事を見て大笑いする。
いや〜、カッコイイなあ。なんか真面目に過去あこがれていたSFの世界って
感じでいいよね。
わたしもデータスコープでメールチェックとかしていた頃は、それを手にして
「カークよりエンタープライスへ」とかやって遊んでいた物だ。(丁度そんな
サイズなもので)
小さいどこでもテレビってのは中学生の頃あたりまでは夢に描いていた理想の
世界だったけれども、実際に出てくる段になってあまり興味がなくなった。
入手しやすくなった現在ではまったく興味がないと言っても良い。なぜか?
ネットワークを使って自分の力で情報を収集していた方が楽しく思えるからで
ある。もしくは、時間に縛られず見たいときに見たいものを見るというオン
デマンドな環境(VTR含む)に慣れてしまい戻れなくなったというのも大きい。
カッコイイと言えば、ほんのちょっと昔のSFアニメや映画で持ち運び型の
メール端末とかテレビ電話とかが必ず出てきたアイテムだった。それを見て
カッチョエーとか思っていたものだ。丁度BBS形式のパソコン通信やUUCPネット
ワークで電子メールが定着し始めたころ。
いまそれが携帯電話という形でほぼそのまま実現されている。そう考えると
感慨深い…。
パソコン通信のころ「文字だけのコミュニケーションなんて歪んだ形だ」
と一般論みたいに言われてきたけど、インターネットメールや携帯メールの
普及によりその文字メディアを扱える層と扱えない層が明確化したような
気がする。結局コミュニケートする相手は人間なのだからその手段がどうで
あろうと面白いものなのである。
数年前、CD-ROMというメディアが普及しはじめたころ、人々はこれに
熱狂した。マルチメディアタイトルという言葉が飛び交い、クリック
すると絵が換わるだけの紙芝居が乱造された。
その中の一つに「漫画がCD-ROM」になるという触れ込みがあったらし
い。またはCD-ROMクリエイターから新しいタイプの漫画家が誕生する
というのだ。
まあ、ある意味そうかもしれないが、今読むと「なんじゃそら」って
感じではある。
んが、現在でもそれは失敗と言いきれるのだろうか?漫画と同じ形態
をコンピューターにもってきているのなら失敗と言いきっても暴言で
はないだろう。やはりメディアにはメディアなりの形という物が存在
するのだ。TVで漫画は表現できない代りにアニメになっていった様に。
では、コンピューターではなにか?どうやれば漫画的な娯楽となりう
るのか。断言する勇気はないがおそらくは「ゲーム」というメディア
であろう。特にデジタルノベルというメディアは、ゲームの範疇とし
ては少々貧弱だがデジタル漫画としては最高の形態だと思う。現在は
ノベルが中心で絵が添付的だがその比率を逆転させることは十分可能
である。なおかつ分岐という概念はどのメディアにない物で、これが
受け手にとって最大のメリットとなる。
そう言った意味で「ゲーム」をデジタル世界の「漫画」と捕らえてもっ
と作家が参加して貰いたいものである。現状ではコンピューターの知
識がないとできないことなのでなかなか難しいのだが、そういったイ
ンフラは整っていくだろうし整うべきである。HTMLの様に誰でも書け
るような時代が来れば…。
まあ、現状でもHTTP(WEB, HTML)でもって実現されている世界ではあ
るのだけれども。
コラムで思い出したが、ZDnet で読める PC magazine online のコラムはお気に入りで
欠かさずチェックしている。
Dvorak氏、Willmott氏、Miller氏の語り口はどれも鋭くかつユーモアに富んでいるので
読んでいて楽しい。訳者の技量もなかなかである。若干辛口な向きはあるが個人的に納得
できる内容が多いので気にはなっていない。
そういえば世間がiBookで盛り上がっているとき Dvorak氏はコラム中で「あのかわいい
マシンはなんだ、男が使うマシンはもっとがっしりとしてカッコよくなくてはいかん」と
言った向きの事を書いたら、他サイトでもやり玉にあげられ騒然となった。あの様は
なかなかに面白い物があったと記憶している。
多少極端ではあるが Dvorak氏の「カッコ良くなくてはイカン」といった向きは十分に
納得がいく。なんのかんので最先端技術ってのは「カッコいい」がキーワードに発展して
行くものである。
前々からそうだったのだけれども、最近特にこのフリートークコーナーが「日記」
ではなく「コラム」と化している。(^^;
個人的に人様の日記を読むのは好きだけれども自分の日記を付けることには変な
ポリシーがあって「起きた、仕事した、寝た」というルーチンな日常を書きたく
ないとか思っていたりする。んだから、ここになにか書くにしてもその日見付けた
話題とか、情報とか、何かしらの「情報メモ」として使っているのである。
んで、それが「最近思ったこと、感じたことコラム」になってしまう要因である
わけですな。
私なんかのたわごとを読んで面白いのかなあ?とか思わなくもないけれども、
それなりに見てくれている人もいるようなので良いのかもしれない。と勝手に
決めつけ。
アメリカで快進撃をみせたセガのドリームキャストがヨーロッパでも異例なまでの
好調な滑り出しだそうである。かたや日本での扱われ方はほとんど負け組、瀕死とま
で行かなくてもかなり肩身の狭い存在となっており、ファンとしては口惜しいのでは
ないかと思われる。(すいません私所有していないんです)
ソウルキャリバーの販売本数とかからみておそらく日本国内では販売50万台、実働
30万台といったところではないだろうか(個人的な推測)。
では、なぜ海外ではそんなに好調なのだろうか?
どうも、海外でのコメントを見るにゲームもできるけどそれ以上にネットワークに
つなげられるといったところが受けているらしい。そうか、ゲームとインターネット
両方ができて199ドルだからお得感が強いのか。
つまりだ、海外と日本のネットワークインフラの違い、および一般大衆における
インターネット浸透度というものが決定的な命運をわけているのではないだろうか。
アメリカでは電話料金は定額性も同等だし、ヨーロッパではDC発売に併せて無料の
インターネットサービスを行っている。それに、ネットワークゲームの発展性、
および一般への浸透度を見れば日本はかなり低い位置にあるのではないか。
日本でもそれらをそこそこに楽しめる要因はある(インターネットの平均利用料金は
ヨーロッパより若干安いらしい、馬鹿安一位のアメリカには遠く及ばないけど)。
しかし、そんなにネットワークが浸透しないのはやっぱり日本人の顔突き合わせ
なあなあ主義が大きく影響しているのではないかと思わざるを得ない。
そんな文化的背景がドリームキャストを「ただのゲームマシン」にしているのでは
ないだろうか。
電話があった。結論からいったらセールステレホンである。
私は、そういった電話は無下に切ることにしている。欲しい情報は自分で集めるし、それが
十分にできる環境にある。
そんなこんなで只でさえ「む〜」と思ってたのだが、さらにこんなことを言われた
『お宅マンションなんでしょ?(独り暮らし用の賃貸住居だが)』
なんでそんなこと知っている?
まあ、名前がわかれば電話をかけることができるわけだから別段不自然なことではない。
だがこの一言が単なる電話勧誘でなく、私が今居住している建物を狙いすましての行為だと
いうことを意味している。なんか妙に不機嫌になって即座に切った。(まあ、いつものこと
だけれども)
都会の暮らしは近所付き合いがなく、人情薄く、なにかとせちがらいと評される。
確かに周囲と顔を合わせず気兼なくやれるのはそれなりに快適だ。
しかし、それらを引き起こす原因は無関心だけであろうか。
訪問者がいても玄関から顔を出すことが無くなった。理由は簡単である。その訪問者という
のはほとんどの場合新聞勧誘員だからである。(たまになにかの訪問販売)そういった勧誘員
や販売員も必死なのはわかるが手段がいやらしくなってきている。玄関を開けたとたん玄関
に上がり込んできて説得を始める、帰ってもらおうにも玄関を開けて招き入れてしまった
こちらの責であまり強引にもできない、強攻すればこちらんが不利になる(向うは行動に
出ていないのでこちらの一方的な暴力とされる)。これで幾度も嫌な目にあっている。
最近はインターフォン越しでも「新聞屋です」と告げずに「古紙回収でまわっているんです
けれども」と巧みに言葉を操っていたりするのでまたたちが悪い。
そんなこんなで、来客があってもインターホンで誰かを確認しなければ絶対に扉を開けなく
なったのであった。それでもやっぱり都会のアパート(マンション)暮しは冷たいですか?
「ニュースはいつもコンピューターネットワークで最新のものを見ているので紙面は要ら
ないんですよ。あ〜○○新聞さんですか、いつもWEBページ拝見しています」
ふらふらとネットの四十万を漂っていたら偶然「シェアウェア作者アンケート」なる
過去ログに遭遇する。これが、インターネットが庶民の物になる以前のもので、
Machintosh のユーザーズグループのメーリングリストログかなんからしい。
舞台のメインはパソコン通信型といわれるBBS(ぶっちゃけた話NIFTY)であるが、
海外のソフト作者をメインにアンケートを取っていたので結構興味深かった。
でも、なんか話がかみ合わないなあと思っていたら、シェアウェアの概念がちょっと
違っていたらしい。当時は、ソフトウェアに制限などなく「気に入ったらお金を
払ってくださいね」という信頼関係がメインだったのである。というか、シェアウェア
といったらそのことを指していたというか。今は、機能制限を解除するための
レジストキーをお金で買ってもらうといった形態がメインではなかろうか。
まあ、ある意味日本では後者の形態で無いとレジスト率が異様に低いらしいが :-P
同時に調べていくとシェアウェアを否定する意見のサイトもいくつかあった。
要点をまとめると、「アマチュアが作ったものを金で売るな、フリーウェアという
崇高なクリエイティブマインドを見習え」といったところ。
「タダで配布しているから凄い、素晴らしい」といった狭域の意見にちょっと
たじろぐ。フリーウェアってのは「お金じゃないもの」を要求しているんだよ。
(感想とか、反応とか、ダウンロード数とか)
また、シェアウェア=アマチュアの作品というのも問題あり。シェアウェアって
いうのは流通や小売を通さずにダイレクトにソフトを販売できる素晴らしい
システムでもある。在庫を抱えなくてもすむし、在庫切れ待ちもない。
つまり、シェアウェアという形態のビジネスモデルがあるわけだ。(このへんも
国内は立ち遅れているのでピンとこないかもしれないけど)
時間とともに概念が変わるのはしょうがないことだけれども、なんか言葉で
分けたほうがよいのかなあ。
洋ものポテトチップス “PRINGLES(R)” の新製品とやらのピザ味を食してみる。
むう、こりゃピザと言うよりトマト…。あまつさえパプリカの粉末の様な鮮やかな
赤い粉末までご丁寧に付いているしまつ(それ自体に味はない)。原料を見てみると
案の定パプリカ色素と食紅10号とある。
ううむ、カルビーのピザポテトのあのチーズ感覚には遠く及ばない。なんか食べて
いるだけでみるみるカロリー摂取している気分になるのはご愛敬だけれども。
でもなんだかんだ言ってもプリングルスのピザ味も嫌いじゃない。トマト好き。