つぶやき 10/18/1999
電話があった。結論からいったらセールステレホンである。
私は、そういった電話は無下に切ることにしている。欲しい情報は自分で集めるし、それが
十分にできる環境にある。
そんなこんなで只でさえ「む〜」と思ってたのだが、さらにこんなことを言われた
『お宅マンションなんでしょ?(独り暮らし用の賃貸住居だが)』
なんでそんなこと知っている?
まあ、名前がわかれば電話をかけることができるわけだから別段不自然なことではない。
だがこの一言が単なる電話勧誘でなく、私が今居住している建物を狙いすましての行為だと
いうことを意味している。なんか妙に不機嫌になって即座に切った。(まあ、いつものこと
だけれども)
都会の暮らしは近所付き合いがなく、人情薄く、なにかとせちがらいと評される。
確かに周囲と顔を合わせず気兼なくやれるのはそれなりに快適だ。
しかし、それらを引き起こす原因は無関心だけであろうか。
訪問者がいても玄関から顔を出すことが無くなった。理由は簡単である。その訪問者という
のはほとんどの場合新聞勧誘員だからである。(たまになにかの訪問販売)そういった勧誘員
や販売員も必死なのはわかるが手段がいやらしくなってきている。玄関を開けたとたん玄関
に上がり込んできて説得を始める、帰ってもらおうにも玄関を開けて招き入れてしまった
こちらの責であまり強引にもできない、強攻すればこちらんが不利になる(向うは行動に
出ていないのでこちらの一方的な暴力とされる)。これで幾度も嫌な目にあっている。
最近はインターフォン越しでも「新聞屋です」と告げずに「古紙回収でまわっているんです
けれども」と巧みに言葉を操っていたりするのでまたたちが悪い。
そんなこんなで、来客があってもインターホンで誰かを確認しなければ絶対に扉を開けなく
なったのであった。それでもやっぱり都会のアパート(マンション)暮しは冷たいですか?
「ニュースはいつもコンピューターネットワークで最新のものを見ているので紙面は要ら
ないんですよ。あ〜○○新聞さんですか、いつもWEBページ拝見しています」