Archive for the 'フィギュア' Category

初音ミクのMMDモデルを作成した


といっても過去形で、ちょい前に作ったものの Blog で報告していなかったものを事後報告しておこうというだけのエントリー。

2017年 8月 31日は初音ミクが発売されて 10周年という節目の年だったのだけれども、それに合わせてなんかやろうと思い作ったのがフルスクラッチの初音ミクのMMDモデル。
公開したのが 9/4 とちょっと間に合っていないのはご愛敬だけれども一応 8/31 に間に合わせようとはしたのよ。

製作記および公開配布はニコニ立体のほうで行っていた。下記参照。

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立体出力サービスふたたび

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3Dプリンターを試したいという好奇心で前回立体出力サービスを利用したものの、運送中に破損するという憂き目にあい若干の残念さを伴う結果になってしまった。
その結果をアイジェットさんに報告したところ「申し訳なかった、梱包を見直して再出力したものをお届けしたい」との申し出を受ける。えーべつにいーよー、とも思ったけれどもここで検討を重ねれば今後利用されるお客様が同様の破損被害に出会わなくなるよねということでご好意を受け再出力してもらうことにした次第。

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その再出力版が届いたよー、ということでドキドキの開封。
写真のような感じで梱包材が詰められているので、アイジェットさんを利用する際はご参考に。

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今回のキモは出力品を保護枠でくるんで固定する形での梱包。前回はフィギュアの自重によるたわみで折損してしまったので、それが起こらないための工夫。
面白いのが、この保護枠が3Dプリンターによる立体出力で作られていること。もちろん、元のモデルデータを利用してフィギュアの形にそった型になっている。
つまり彼らは問題を克服するために、自分たちが提供しているサービスを駆使する形で解決したのである。すばらしい。
この保護枠出力の手間と経費がどれくらいかかるかは見当つかないけれども、作戦としては有効だ。確かに一点物を作る機械だからそれを使うというのは理にかなっている気はする。

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事の発端が「3Dプリンターを試してみたい」というものだから、むしろこの保護枠の方が興味津々だったりする。
いや、面白いわ。楽しませてもらいました。



立体出力サービスを試してみるのこと

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やたー、立体出力サービスでオリジナルキャラフィギュアできたよー!

以前、3DCGフィギュアの話を書いたときになんとなくにじみ出ていたと思うんだけれども、私はフィギュアを作る技術を持つ人に憧れ羨んでいるところがある。物作りできる人全てにコンプレックスを持っている様なものだけれども、その1つとして。
そういったフィギュア作りをコンピューターアシストでできないものかといったところから、形状を物体として出力する立体成型技術に長らく熱い視線を送っていた。個人用だと、卓上CNCのMODELAあたりから始まって、CNCフライスキットとか。CNCとは別なアプローチで3Dプリンターなる物が流行しはじめて、RepRapCandyFabFabberCupcake CNCといった物達に目を輝かせてきた次第。
別にフィギュアそのものを成形しなくても、パーツを3DCADから出力してくれれば良いと思っている。

2008年に業務用ではあるが ZPrinter という色つきの立体モデルを成形できる立体プリンターが登場して皆を驚かす。
これだとパーツでなく完成品になってしまうのだけれども、まさにフィギュアがそのままでてくる装置ではないか。
この ZPrinter がリリースされると、こいつを使った立体出力サービスがいくつかの会社でスタートする。
その前後から立体出力装置の安価化から、一般利用できる代理出力サービスが多くなってきており、アマチュアモデラーでもそれら立体出力を気軽に利用できるようになっていった次第。
立体出力サービスも「樹脂積層成形」「光硬化樹脂膜積層」そしてZPrinterの「接着インク噴出型積層」といろんな機械と手順によるものがありそれぞれ特色をもっているため目的に合わせて選択する必要がある。

そんな百花繚乱?時代な立体出力サービスを実際に試してみたくてうずうずし続けていたのですよ。
しかし、試すのは容易だけれども実際に出力するモデルが必要になる。人様の物を借りるのも気が引けるし、版権的に問題のないものにしたい、それになによりモデルを自在に扱う技術が欲しい。といったわけで、3DCGに再度チャレンジし自分で出力するモデルを作れるようになってみたわけです。
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今回出力した 3DCG モデルデータ。
出力するサイズによってお値段が決まるのだけれども、いかにも「フィギュアっぽい」大きさと質感にこだわって大奮発!高さ 14cm で成型してもらう。お値段2万5千円なり。安くはないけれども、1点もののオリジナルキャラフィギュアと考えると順当な額かも。
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サイズ 10cm のねんどろいどと並べて比較。

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3Dフィギュアモデルと俺

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本日のモデリングぅ~、終了☆

思い立って、たる美の3DCGフィギュアを作ってみた。
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以前、Poserモデル用の初音ミク衣装を作った時にちょこっと書いたけれども、昔から3DCGでキャラクターフィギュアを作ろうとしては挫折してを繰り返していた。そんな挫折も回数を重ねるとだんだんとできるようになっていったりもする。
初音ミク衣装と髪型をさくっと作れたのもそんな積み重ねがあったからなのだけれども、その衣装を別にするとここ7年くらいはキャラクターモデリングをやっておらずほぼ完全に遠のいていた。どちらかというと諦めていたほうが大きかったかもしれない。そんな7年の間にもツールが良くなっていったり、才人の手による作り方指南が沢山読めるようになっていたりと環境も変わっていった。
そいった色々がたまって「今なら作れる」と確信するに至り、えいやっとこさえてみたのが今回のモデルというわけ。

ここまでまともに作り上げたのはたぶん初めてだなあ。
デキはさておき一つの到達点として。

以下、単なる昔語り。
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初音ミクのPoserモデル

poser_model_hatsune_miku_04
先日語っていた初音ミクのPoserモデル(向けの衣装)もなんとかできて、それなりな動画も完成している。
前々から言うように、素体として「にあ☆みぃ」を使っているので、それ以外の部分であればパーツとして提供できると思う。一応、Poserモデル「もえたん」でも使えなくはないけれども、「にあ☆みぃ」の方がオススメ。

File: Poser7向けデータ
解凍したフォルダを
C:\Program Files\e-frontier\Poser 7J\Runtime\Libraries\Character
に置けば使える様になると思う。たぶん。
当然ですが「にあ☆みぃ」自体は有料で販売しているモデルなので含まれてはいない。使ってみたい人は「にあ☆みぃ」を別途用意すること。

File: poser_miku_parts_obj
Alias/Wavefront OBJ 形式のパーツデータ。流用が効きそうなモデルファイルということで。

ボーン名は「にあ☆みぃ」に準拠しているので、通常のPoserフィギュアにも適用できなくはない。オススメはしませんが。
real_poser_miku

制限事項。
ブーツのボーン影響がなんか妙で、足を曲げるとつま先が伸びます。
肘や膝など大きく曲げると体がはみ出ます。
テクスチャが一部おかしくなっているところがあります。原因不明。
アップでの使用を考えていなかったのでテクスチャがいい加減です。

そんな感じの駄目データだけれども、何か琴線に触れるものがあったらどうぞ。




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