洗濯機を買ったお話

別に今使っている洗濯機が壊れたわけではない。
現在の洗濯機は10年選手なのだがまだまだ元気な様子。ちなみに今は無き NEC-HE の製品。NEC-HE(HomeElectronics) の洗濯機は品が良く他社OEMとしては売れていたのだがNECというネームバリューのせいでさっぱり人気が無いのだと購入時に店員に聞いた。まあ、そんな所も気に入って購入、洗濯機に特に思い入れもなかったので無難に使用を続けて今日に至るというわけだ。
そういえばこの洗濯機は10年前就職のために上京した際初めて購入した家電の一つであった。もう一つは湯沸かしポット。湯沸かしポットは先日パッキンがくたびれて使えなくなってしまったのでリタイアしたばかりだ。ああ、そう考えると微妙に思い出深いアイテムではあるのだなあ。

で、そんな風に不満も問題もないのになんで買い換える気になったのかというと昨年末に WEB をぶらぶらしていたら「簡易乾燥機能付き全自動洗濯機」なるものが 7万円代で購入できることを知ったからだ。簡易乾燥というのは洗濯槽に比べ少量ではあるのだけれども、いくらか乾燥できる機能がついた洗濯機。
残念ながら乾燥まで全自動というわけでなく、洗濯した後少量を選んで乾燥、その他は普通に干すといった感じで使うらしい。
んーいいねぇー欲しいねぇー、買っちゃおうか、と物色していた時に松下電器から 5kg(乾燥1.5kg) といった小型の新型が出ることを知ってしまった次第。
(一人暮らしに 7kg の洗濯機は必要ない)
その物件がコレ
http://prodb.matsushita.co.jp/products/national/NA/NA-F50XD.html

2月発売予定ということで、どうしたもんかと思いながら待っていたんだけど昨日ふとヨドバシカメラのサイトを眺めていたら 24日入荷予定とかあって「なにゅー」と飛び上がる。
今日早速行ってみたら店頭に鎮座ましましているではないか。早速店員に声をかけそれをビシィと指さし「くれ」と言う。
配達は流石に後日だけれども。

ここしばらくはなんとなくこういった白物家電が欲しくて色々そろえていた気がする。ふと目を向けてみると今時の便利機能が満載なあれこれが出ていて感心する物で。



lmbbs for Zaurus と SL-A300

Kenji さんとこの日記で指摘されているのをみて思い出す。
lmbbs for Zaurus がなぜか Zaurus-ja project の ruby パッケージでは動作しないという現象があって、よくわかんないとほうりだしていた件。
実はその後の調査で SL-A300 でのみ起きている事がわかったんですが、そういった調査事項を報告するのを忘れていた次第。
取りあえずページの方に記述。
http://www.limo.fumi2kick.com/works/zaurus/index.html

おそらく boa から CGI 起動される第一発目でライブラリパスが設定されていなくて正常起動できないのではないかと睨んでいる最中。
それ以上の事は手を出せていないのでやはり絶賛放置プレイ中。

関連リンク
http://club.h14m.org/kenji/diary/?200301c&to=200301257#200301257



ネットワーク家電とバグ

そういや東芝の HDD/DVD-RAM レコーダ RD-XS40 のファームアップデートが公開されているんだったと思い出し更新してみる。
RD-XS40 は Ether 接続で番組予約ができたり、インターネット経由でiEPG 予約ができたりするのだが、さらにファームのアップデートを東芝サイトからダウンロードで入手してアップデートすることができるのだ。
わー、ネットワークインテリジェンスな感じー。ブロードバンド万歳。
ネットワーク経由で楽々アップデート完了 Ver1.0 から Ver1.2 へ。
(Ver1.1 なんていつ出てたんだろう)
iEPG 対応インターネット番組表へアクセスする際のプロキシ速度が速まったらしい。確かにとろかったからなあ。……心持ち程度?

あ、Netscape からも予約録画ができるようになっている。万歳。
ありがとー、新年早々働いてくれた誰かさん。
epステーションの時もメールで報告するまで気づいていなかったようだし、(明らかなバグは)やっぱりつついてみる価値はありますな :-)

いやーそれにしてもアップデートが楽になったのは良いんだけど、アップデートが必要な家電というのも痛し痒しかねー。
ソフト屋さんとしては「しかたがないんだよ」とシニカルに微笑むところで。

ちなみに ep ステーション(BS/CSチューナー)あたりだと、空から勝手にパッチが降ってきてこっそりといつのまにかファームがアップデートされていたりする。
それはそれですげえ。



モバイルは落としてナンボ (2)

今日はシリコンプレイヤー NW-E10 を地面に落下。
大した高さでは無かったんだけど、下が堅かったのと打ち所が悪かったらしくてクリティカルに昇天。
…泣いていいですか?

買ってから 1年3ヶ月。まだまだ絶好調だぜいと「凛花(らいむいろ戦奇譚OP)」をリピート状態で聞きながら歩いていた時の事でした。
うーむ、みごとなソニータイマーだ(違います)



速度より料金固定

PHS通信用Air-H” を12月に機種変更した際、128kbps が使えるようになったので「せっかくだから」とコースを「プラン25」にしてみた。
プラン25 は 25時間まで定額でオーバー分が従量制なコース。プラン25 で128kbps パケットが使えるようになったので、月の利用時間が25時間未満だったら128kbps が使えるというわけさー。ひょっとしたらこのコースで良いかなと思って鞍替えしたのですが。

やっぱり駄目です。
32kpbsつなぎ放題コースに戻しました。

理由の一つは SL-C700 がナイスマシンでいつでもどこでもインターネットアクセスばっちりなのでついつい繋いでしまうあたり。
もう一つは 128kbps もフレックスチェンジも結局はパケットだってあたり。
パケットモードの通信はデータ受信中は確かに32kbpsとか出るんだけど、最初のリクエストとその返答パケットが届くまでに偉い時間がかかる。
ping を放ると最初の数パケットは 3〜5sec ぐらいかかってみたり。場合によっては(ハンドオーバー時など)パケットが帰ってこない時があったり。
つまりはサーフィンしている時のほとんどがパケット待ち時間なのね。
そんな待ち時間の間も課金時間なのかと思うと全く持って納得がいかないというのが庶民の気持ちというものだろう。
やっぱり、時間に束縛されるというのは良くない。月25時間未満しか使わなかったとしても、32kbpsと若干遅くても、料金固定であったほうが精神的に安楽なのだよ。



ひょっとして不審物?

ちょっと前、会社から帰宅したらなにやら配達不在届けを見つけた。確実に受け取れる休日の今日を指定して再配達、宅配便がそれを届ける。差出人は「あいじーえす」……はて?
IGS のサイトを眺めてみても接点が全くわからない。この荷物はなんだ!? 不審物か?! 爆弾だったらどうしようとドキドキしながら万が一に備え屋外で開封。出てきたのは GeForce4 440MX を積んだビデオカードであった。
ますます混乱。誰かが買った物なのか?!
だったら注文証が入っているはずだと袋の中をさらに探すと……
「Leadtek 日本法人設立キャンペーンご当選のお知らせ」
……ああ、マザーボード買ったときにユーザー登録したんだっけ。

あー本当になんか当選しているし
http://www.leadtek.co.jp/www/campaign/campaign2.htm

びっくりしたけど理由がわかってちょっと安心。



オープンジャーナルに考える

ここしばらくの「俺ニュース」さん経由
http://www13.xdsl.ne.jp/~techle/
団藤保晴さんの「インターネットで読み解く!」という連載から
http://dandoweb.com/backno/20030109.htm
実は 3回くらいの連続話なんだけれども。
事の発端は CCCD の記事でこれに感心を持った各個人ニュースサイトがこの記事にリンキング、すると数千ヒットはあっという間にいくわけだ。
そんな異常事態に見舞われたサイト側が「津波アクセス」と命名、それに関係してちょうどホットだった “blog” に言及。またもや各個人サイトに取り上げられて今回の記事へと繋がる。

で、今回は /.J 内日記の 1アーティクルを取り上げてそれへの返信という形で自身の意見と “blog” に関する考察が述べられている次第。
んが読んでいてどうも腑に落ちない。団藤さんが言っている事と個人ニュースサイト側(以下面倒なので blog で統一)の言葉が食い違っている様に思えるのだ。
団藤さんはあくまで既存マスメディアとその立場的な責任をベースに、現在のマスメディアに欠落している部分とそんな隙間から “blog” が入り込む様を興味深くとらえている。そこにあるのは “blog” が隙間を埋めるのは面白いがそれがマスメディアと同等の「全方位網羅型の情報提供が出来るのか」という疑念であろう。
一方、blog 側は「マスメディアに出来ない事をやっているんだぜ」と息まいているものの、所詮「自分の好きな事しかやっていない」集団である。その、自分の好きなことだけやる、そしてそれが数集まると網範囲は広くなるというのは嘘じゃないんだけれどもマスメディアを完全に置き換えられるかと言うとそうは思わない。

その構図にオープンソースや無償ソフトウェアだのの姿を見てしまう。
無償ソフトウェアやオンラインソフトウェアの多くは個人の趣味プログラムであり、小粒であるが故に小回りが利き、絶対に市販されない様な「ちょっと気の利いた小粒のプログラム」というものが沢山リリースされている。
これらは市販のパッケージソフトの隙間で風穴を埋める存在ではあるが、じゃあそれら無償ソフトウェアだけで全てを快適に解決できるかといったら残念ながらそうはなっていないと思う。
オープンソースなどでみられると思うのだが、沢山のハッカーが無償で協力はしてくれるが大部分はそのハッカーの「興味のある事項」であり興味が無くなったら中断される事もある。沢山のハッカーが集まることにより様々な成果が提供されて全方位に見えるがやっぱり誰の興味も引かない事とか、必要なのはわかっているけれども苦しいので手がつけられていない、もしくは進みが遅いという穴が存在する。国際化とか共通コンポーネント査定とか大規模アプリケーションとかが適例箇所であろうか。
全てを網羅しようとすると、どうしても辛かったりつまらなかったりする作業が出てくるものだと思う。通常社会の仕組みで言えば「仕事だから」「お金のために」という理由で渋々遂行する人がいてそういった人たちのお陰で全てを押さえられているのではないかと思っている。

個人的ニュースや趣味プログラムは、個人的興味に基づいて運営されているものである。だからこそ面白いのだが、それが(本当の)プロの仕事を根こそぎかっさらうとは思っていない。
アマチュアはアマチュアだからこそできる自由奔放な表現をすれば良いのだし、プロはアマチュアには真似の出来ない総括的な仕事をすれば良い。
お互いの土俵は重なっている様でそうではない。
浸食されている(大資本に阻害されている)と感じたならば何かしらの問題点を含んでいるとも言えるので改めて自分の足下を見つめてみてはどうだろうか。



Python もやってみようかなあ

年末年始は帰省してだらだらと過ごしていたわけだが、流石にネットワーク回線が細くなってしまう(アナログモデム or Air-H”)なので生活が変わってみたり。
本当にだらだらしていて暇なので Zope の本を買ってきて斜め読みしながらさわってみたり。いや、WEB アプリケーションサーバーらしいというのはわかっているのだけれども、具体的にどんなものかというか何が出来るのかといった詳細は把握していなかったので。
ははあ、なるほど。って感じで触りながら再確認。
アプリケーションサーバーというよりは、コンテンツマネジメント機能付き環境統合サーバーというべきか。
で、気の利いた動的コンテンツを作ろうと思うとやっぱり Python 必須かね。
Perl も使える様になっているけど本筋ではないっぽいつながり方だし。

今後 WEB アプリケーションはこういった風になっていくんだろうなあ。
プログラミングもかつてはマシン語(html)をごりごりと書いていたけれども、そのうちコンパイラの様な高級言語(htmlエディタ)に頼るようになっていき、そういったツール(エディタ、サーバー)がバラバラに存在していたものが統合開発環境(WEBアプリケーションマネージャ)にシフトしていくといった様に。

取りあえず Zope で何かしようかという頭は今のところ本気でないので興味本位でちびちびいじりながら WEB コンテンツの今後に思いを馳せることにしよう。



今年もありがとう

本年も当サイトをご愛顧くださりありがとうございました。
今年後半はあまりネタを提供できていなかったんではないかと反省しています。
来年もなにか楽しげなネタを提供できればと思います。
んが、私にとって面白いことはみなさんにとって楽しいことと言えるのかどうかと自問する事が多くなってきました。まあ、共感できる方がいてくだされば幸といった感じでのんびりやっていくかと思いますが。

みなさんにおいても愉快なコンピューターライフが送れます様に。



回線移行作業

サーバー群を光ファイバー回線の方へ移行する作業中。
DNS の IPアドレスが変わってしまうために一時不通になることが予想されます、ご迷惑をおかけして申し訳ありません。

FTTH 用に買ってきておいたルーターにおける固定IPの取り扱いが「ISPによって割り当てられたIPアドレスをそれぞれローカルアドレスへ変換する」といった愉快きわまりない物であることが発覚して般若に。マシンのIPアドレスとグローバルIPアドレスは同じでないとどうにもならないんだよ!!
仕方がないので別のルーターを買いに閉店前のヨドバシに飛び込む。
その後新しいルーターのセットアップと動作でずーっとどたばたする。
まあなんとか環境設定と光ファイバーへの移行が完了。しかし、世間の DNS が更新されるまでまだまだ時間がかかりその間うちへ一切のアクセスができなくなるというあたりやはり不便感があり。(その間およそ1〜3日)
ふと気が付いた。さっき使えねーと放り投げたアドレス変換型グローバルIPのルーター、これを利用すると旧IPアドレスと新IPアドレスの両方が共存できるのではないか? 新IPアドレスで全部の環境を整えておき、そこに件のルーター君を旧IP→新IPへ変換するような形で追加する。
結果はばっちり成功意図通り。
DNS リフレッシュがまだで旧アドレスに飛んでくるリクエストは ADSL 側から入ってきてルーターで変換され新アドレスとして受け取れる。
ここで意外だったのが旧アドレスのリクエストへの返答が新アドレスに乗って光回線から出て行くこと。なにげに理想的な環境が構築される事に。

これで今後はほとんどの停止無く移行していく。