Archive for the 'fuwafuwaBlog' Category

個人の趣味でゲームを作り続ける人たち

今まであまり気にしていなかったのだけれども、東方プロジェクトの体験版にも「おまけ.txt」が付いているのね。しかも CD版と違う文面が。
毎度、弾幕シューティングというジャンルの存在意義とか、自分のためのゲーム作成とか、そんなあたりがいつものひねた文章で書いてある次第。
おやっ、と思ったのが「東方永夜抄の体験版」に入っていた「おまけ.txt」。
ゲーム作成におけるプログラマの立場と作品性といった事について書き殴ってあった。素地が無い人がみたら、会社に入って仕事でゲームを作る事に対する不満をぶちまけている様に見えて、なんじゃ?と思うかもしれない。
が、私にとってはすんなりと理解することができた。まーそういうことだ。

ところで、コンピューターゲームと未だに一括りにされることが多いが、ゲームの指向性として「実は(実写)映画が創りたかったゲーム」と「実はアニメが創りたかったゲーム」と「実は漫画が創りたかったゲーム」といったのがあるんじゃないかと思う。
アメリカでは「映画」以外にあまり興味がないし、日本ではなんのかんのいっても「アニメ」と「漫画」に戻ってくる。
今時、会社に入って市場で売るようなゲームは「映画」か「劇場版アニメ」になってしまう。
そうじゃなくて作家が一人で描く「漫画」のようなゲームもそういうものなのだと意識したほうが良い。

ま、何が言いたいかというと全部が全部「映画」にはならないし、して欲しくないということだ。
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みんながコレで燃えた! PC-8001/PC-6001

私は 8bit パソコンの時代をよく知ってはいるが、その時主流であった NEC の PC-8001 シリーズではなく、SHARP の MZ-80 シリーズのシンパであった。
その後も X1、X68000 のほうへと進んでいったので、NEC の PC-8001/6001/8801/9801 といったマシンには思い入れがなかったりする。
なので ASCII が出した「永久保存版 みんながコレで燃えた! NEC 8ビットパソコン PC-8001・PC-6001」という長ったらしいタイトルの書籍にも特に思うところ無く、フーン( ´_ゝ`)といった感じで GRAZE していた次第。

今日出かけた際、なにげに件の本を手にとってパラパラと眺めてみた。
すいません、私が間違っておりました。即刻買わせて頂きます。
レジへ B ボタンダッシュ。

PC-8001/6001 の解説懐古やエミュレータなんかは先出の理由で興味が薄いのは変わらないのだけれども、あの頃輝いていた人たちへのインタビューが感涙もの。
中でも「芸夢狂人」氏は我が心のカリスマであらせられる。直前でインタービューを受けている中村光一氏よりも芸夢狂人さんのほうがより強烈な存在だったのよね。
今でも二人が活躍したころの「I/O(雑誌の名前)」は実家にあって、宝物でもある。
ちょうど先日レトロゲームのサイトを巡っていて、その先にあった芸夢狂人氏のサイトで現在はお医者さんとして活躍されているというプロフィールを読んでいたのだけれども、そのへんの詳しい経緯も今回読むことができた。
国家試験のために I/O への投稿を休止して、その後ブランクを開けてエニックスで活躍を始めたあたりとか、リアルタイムで見てきた人間ですからねえ。
私が「ジーザス」が好きなのは、すぎやまこういち氏の音楽だけでなく、当時としては先鋭だった映画的ストーリーでもなく、芸夢狂人氏のプログラムだからというのがあったりするのですよ。

「スペースマウス」は名作です。

尊敬するカリスマ制作者、今だと ZUN氏ということになるのかのう。

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PSP 向けに JPEG を提供するの事

jpegbookにて、テキストを JPEG に変換して PSP で読むというソリューションの提案とプログラムの提供をしているわけですが。
実際のところ、プログラムは割とどうでも良くて、こういった可能性の先にアマチュア制作コンテンツの配布といった物を見ています。
ま、よするに JPEG の束で自作小説や漫画を配布して、みんなは PSP 上でそれを見て楽しむという事ですな。
Pod-cast なんて流行言葉があるけれども、あれみたいに語りを MP3 形式で配布してみんなは PSP で聞く。とかいう事もできるわね。
まあ、全部ひっくるめてのアマチュア配信として。

しかし、配信してみようにも単なるプログラマな私には提供するものが無いときたもんだ。(笑)
どっかから持ってきたのでは、実際にコンテンツを提供するための機微やノウハウが掴めないのですよ。漫画だったら、横長の画面サイズに影響されないかとか、じんわりと切り替わる制限を逆手にとって巧いコマ運びができないかとか。
さて困った。

ところで第2回東方最萌トーナメントもいよいよ大詰め。今週の試合で最後となります。
ここにずーーーーっと張り付いて楽しんでいたわけですが、その間にヘタクソな支援もいくつか投入していました。その節はお目汚しのほど失礼しました。
まあ、こういったお祭りの機会でもないとなんか作ろうかと動くことがないですからねー。

てなわけで、ヘタクソな SS と呼ばれるショートショートも書いてみたのでそれを jpegbook 経由で PSP 向けに提供してみるテスト。
えらい短い文章なので 15ページしかないんですけどね orz
こちらの下ーの方にひっそりおいてあります。
LIBRIe 用ファイルもあったり。誰がみるんだよおい、とセルフつっこみ。

SS を書いている時に自分の文章の堅さに苦悩しまくったり。
ライトに書くのも大変なんだなあ。
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うまい棒

コンビニに寄ったら「うまい棒15種類アソートパック」なるものがあった。
15本入って結構な嵩があるのに 150円というのはお得っぽい。
最近なんか無性にうまい棒が食べたくなる瞬間があるので査収。
それにしても息の長いお菓子だ。

やっぱりチョコレートやココアといった甘い系は違う気がする。
うまいんだけれども。

ソース系最強。
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余計なアレンジ

なんかどうしてくれようといった移植が多い「セガ・スリーディー・エイジス」
今度は「ファンタシースターII」だそうで。
そのアレンジ版の特別要素として。
「条件によってはネイが最後までパーティーに居る」とか。

……いや、それは色々と駄目だろう orz
君が望む永遠〜if〜 みたいなものか。

ちなみにスリーディー・エイジスの全部が駄目ってわけじゃないですよ。
たまにアタリも混ざっています。ほんとにたまになところがなんとも。
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jpegbook 雑誌掲載情報 その2

今月の「MacPeople 4月号」にて、Mac User のための PSP 活用講座。ま、これも動画メインですけれども。
その隅っこにコラム扱いで拙作の jpegbook MacOSX 版が小さく紹介されています。

Macintosh 用アプリってだけでも貴重なのですな。
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PSP「ナムコミュージアム」

PSP所有者の嗜みとして買った。
こういうレトロゲーはちょこっと遊んですぐやめるので携帯端末にぴったりだと思う。
んが、ギャラクシアンやギャラガは残像きつすぎ。背景が黒だから立ち上がりにいっそう時間がかかるんだろうなあ。PSPの液晶が奇麗といわれるのはバックライトの明るさと発色の良さ(コントラストか)であって、反応速度としては凡庸だわね。
わかってはいても目の当たりにするとちょっと残念だなあ。ゲームのジャンルを選ぶってことだよね。

アレンジモードは触感が違うので「こんなん○○じゃねー」とか最初は思うけれども、それを乗り越えて遊び続けてみるとどれも面白い。やるな。

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jpegbook 雑誌掲載情報

今月発売の隔月刊アクションリプレイ4月号[Vol.35]にて、「特別企画 行列のできるPSP相談所」なる特集が組まれていてそこで拙作の jpegbook がちょろっと紹介されています。
記事の内容は、インターネット上で交換されている PSP を楽しむための情報をオフラインの人に伝える感じ。

1/4 page 未満なただのフリーウェア紹介なのに献本してくれるというのもすごいなあ。私なんにも書いてないのに。
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ブラウン管至上主義

うちの PC用モニタは調子が悪かった。
たまに全体に網がかかったようになり見えにくくなるのだ。まあ、しばらくほおっておけば直る(事が多い)ので適当にだましだまし使う日々。ちなみに斜め45度で叩いても直らない。
……とかやっていたら1年半が過ぎていた。
よくもまあそんな状態でプログラム組んだり絵を描いたりしてたよな。他はともかく絵を描いているときは洒落にならなかったし。
流石に何とかするかと液晶ディスプレイを導入。
私をよく知る人は「おやっ?」と思うかもしれない。なんでかというと、液晶ディスプレイを嫌っていたからだ。
発色や色表現域、そもそもの色温度など LCD はブラウン管にかなわないと思っている。実際 2年ほど前の LCD は階調も低くちょっとした色の違いが表現できず、(会社で使っていて)かなり困ったものだった。
だけどま、最近の LCD ディスプレイはかなり良くなってきていて、色の表現域やバックライトの色温度もまともになってきている。なにより、大きさと重さが小さいのが良いよね。
よーく見るとまだ階調やガンマに思うところはあるけれども、まあこんなもんだろうとも思う。そもそも、制作作業をしないとき使っているノートPC の液晶が大したこと無いのでそれに比べれば遙かに綺麗。

どーれ、新しいディスプレイでさっそくゲームをやりますかね。と、「東方永夜抄」を起動。(またかよ)
……えーっと、なんですかこの残像バリバリの画面は。
おまえ反応速度 10ms が売りじゃなかったのかよ。
残像の付き方を見るに「暗→明」の反応速度は速いのだけれども、「明→暗」が遅いっぽい。感覚的に 40ms くらい?
うーん、やっぱりブラウン管の方が良いなあ。

とかいいながらもシューティングゲーム以外の用途に対しては満足しています>新ディスプレイ
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同人だからって特別なのだろうか

ちょい前にスラッシュドットジャパンでも話題になっていた、東海高校のなんでもありな講習会。2/19 の幕は「上海アリス幻樂団」の ZUN氏だということを前から知っていたのだけれども、流石に赴くわけにもいかずリポート待ちしていた次第。

てなわけでCoolierさんところのリポート参照

講演会なのにファンが集まって初ライブ状態になっていたというのが微笑ましいなあ。
たくさんのファンがついちゃったから講演会という名前が付いているけれども、話している内容は普通に同人クリエイターが仲間としゃべっているような雰囲気っぽい。
ああ、それはそれで見てみたい。
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