Archive for the '食事' Category

「辣覇」は本気で辛かった

桃屋のあれだとか、後追いのS&Bのそれだとか世の中は「具入り調味ラー油」がブームである。
私もブーム序盤に買い込んで食べていたものの在庫が無くなった後は入手することができず、スーパーで在庫なしの棚を見ては呪詛を吐く日々。手に入らないモノはあきらめるとして、自分でラー油とごま油とガーリックチップに味覇を混ぜてなんちゃってラー油を作って食べていたりもする。

そんなある日、スーパーの棚で気になる調味料を見つけた。

dsc00071.jpg
「辣覇(らーぱぁ)」、おじさんの絵があるように万能なんでも中華スープ味な調味料「味覇」のシリーズである。
味覇と同じくこれもいけているうま味調味料に違いないと早速購入。

「ぺろっ、こ、これは!?」
カライ、もう尋常じゃなく辛い。辣覇の名に偽りなしというか、辛すぎてうま味がどうとかさっぱりわからん。
「ちょい辛なんて甘っちょろいこと言ってもてはやされるなんざロックじゃねえよ、オレが本当の辛さというものを見せてやるぜ」とかそんな感じで、ブームの具入りラー油と同じ感覚で使うと酷い目に遭うと思う。
これも純粋なラー油じゃなくて具入りというか沈殿している調味料と一緒に食べるんだけれども、唐辛子やにんにくと一緒にたっぷりと山椒が入っていてそれがビリビリと来るのだよな。なので餃子のたれにちょいと混ぜたり、味付けのアクセントとしてちょびっと入れるとかそんな使い方っぽい。

辛い物好きなあなたに。

# 数年前から試作品として限定的に売っていたものが最近になって全国的な流通にのったっぽいね



なんだか気になる小袋調味料の世界

dsc00905.JPG
「醤油鯛は絶滅危惧種なのではないか」という記事を以前に読んで気になっていた。
分類する熱心なコレクターもいるほどの定番品なれど、確かにここ最近はめっきりと見なくなった。スーパーで売っているところも見かけなくなり、上のタレビンはこれしか手に入らなかった的敗北の結果である。
dsc00902.JPG
原因はあまり考えるほどのものではなく、お弁当についてくる醤油が軒並みパック品に取って代わられたからでしょうな。確かに便利だもんね、小袋調味料。使わなかったら取っておいて後日のごはんに使えるし。
でも、お弁当を電子レンジで温めたときに腹が破けてあらぬおかずを醤油まみれにしてしまう、あの醤油鯛も味わいがあって良かったような気もする。

dsc00903.JPG
最近は勤務地の都合で「オフィス弁当」がお昼ご飯となっている。オフィス弁当といっても、容器回収型の仕出し弁当屋なわけだけれども。
そういったお弁当には小袋調味料が強い味方となってくる。醤油やソースにドレッシング、割り箸と一緒に取り放題な生タイプのお味噌汁。もはや脇役と言うよりも、小袋調味料大活躍の主戦場といっても良いくらい。
私はなんでかこういった小袋調味料を手に取ると製造会社をチェックしてしまうクセがある。頻繁にチェックしていると、小袋調味料の世界で活躍するメジャー会社というのが見えてくる。例えば、七味唐辛子ならテーオースパイスだとか、マヨネーズはケンコーだとか。
そのような小袋調味料の世界は、スーパーの店先で見かける会社とはまったく異なる世界にあるところがますます興味深い。

dsc00901.JPG
そういった小袋調味料の世界に興味を持ったきっかけはコンビニの小分けそばだったと思う。
いまでこそコンビニ弁当の定番商品だけれども、なんにでも始まりはあるもので20年ほど昔には存在していなかった。それ以前にも「ざるそば弁当」といったものはあったものの、のびきったそばがもちゃっと盛ってあるだけの代物で、箸を入れると塊になって持ち上げられたとかそんな感じ。当然おいしくなかったのだけれども、当時のコンビニ弁当では冷やし麺全体がおいしくない駄メニューだったような覚えがある。
そんななか、セブンイレブンが「小分けそば」を発売したのだが、これがセンセーショナルでヒット商品となった。そこには2つの工夫が込められている。
ひとつは、麺を9つの小玉にわけたこと。まあ、のびてくっつくのはしょうがないとして、それを箸で分けやすく小分けにしたのだ。これで実に食べやすくなった。玉がひとかたまりなのはしょうがないけれども、つゆにつけてしまえばほぐれるわけで。そのつゆまで持って行ける適度なサイズというのがよかったわけだ。
もうひとつは、つゆにこだわったこと。それまでの麺弁当ではつゆは適当なもので、どちらかというとあまりおいしくないものであった。コンビニ弁当自体が安かろうまずかろうで停滞していた時代。そんなとき、セブンイレブンの小分けそばは「だし」と「かえし」の2袋に分けたこだわりつゆを提供してきた。そばがのびておいしくないのはしょうがないのでつゆでカバーしようという作戦である。このつゆが当時の他のメニューを引き離すくらいいけていた。
で、そのつゆを製造しているのは誰だ?と注目したわけですな。このつゆを企画製造していたのは「味の素」だった。さすがは味の素である、大会社ならではの企画力と戦略だといたく感心した次第。
小分けそばはこのあと「麺ほぐしだし」がついたりとどんどん進化するのだけれども、最近は微妙にパワーダウン気味ですな。

その後、コンビニの麺弁当で注目したのは正田醤油
確か2000年前後だったと思うけれども、そのころセブンイレブンの麺弁当のつゆを一気に引き受けていたのが正田醤油だった。小分けそばから始まってありとあらゆるうどんそばのつゆが正田醤油だった時期がある。担々麺のスープとか、小瓶のボトル醤油までセブンイレブンが正田醤油一色で、正田醤油は化け物かと恐れおののいていた。調べてみると確かに老舗の大手なんだけれども、食卓用の醤油はあまり手がけておらず業務用とか小袋調味料に力を入れている様な雰囲気。
dsc00904.JPG
スーパーでタレビン入りお弁当醤油を見つけたけれども、これがまさに正田醤油の製品であった。
そんな正田醤油の活躍も長くは続かず、セブンイレブンのつゆは別の業者が入り込み徐々に数が減り世代が交代していった。といっても、一社制覇というのはその後達せられていないみたいだけれども。

今、小袋調味料で注目しているのは「東洋スープ株式会社」だったりする。
先のオフィス弁当でしょちゅう登場するので注目株といったところ。会社名から生タイプ味噌汁中心かと思ったら醤油やソースのパックまで手がけている。
最も、オフィス弁当界隈での小袋調味料では「アミュード株式会社」の方が大手らしいんだけれども、なんとなく東洋スープの方が好みなのである。

そんなふうに日本のお弁当をこっそり支えている小袋調味料。そこにはスーパーの店頭とはまた違った世界で活躍するメーカーたちの世界なのである。
がんばれ小袋調味料。



「イタリアン焼きそば」を自分で作って食べる

dsc06351.JPG
先日、トロステでのイタリアン紹介記事を見た後猛烈に食べたくなって転がり廻っていた。正月帰省したときに食ってくればよかった。
関東圏でイタリアン焼きそばを食うにはどうしたら良いのかと情報を集めてみると、どうやらピーコックが新潟県外展開をしており埼玉県のダイエー南越谷店内のピーコックにて販売されているらしいと言うことがわかった。
ピーコックといっても馴染みが無いかもしれない。良くスーパーの片隅で、焼きそばやたこ焼き、ラーメンにソフトクリーム、ドリンクといった軽食を販売している子供とおばちゃんの憩いのサロン的一角はないだろうか。ピーコックは新潟を中心にそういった店舗内ファーストフードコートのフランチャイズを行っている企業である。店舗のフランチャイズだけでなく、同種店舗向けに冷凍のたこ焼きやたい焼きといった具材の製造と提供も行っているので知らず知らずに食べているかもしれない。
近隣のピーコックはどこよと調べたら横浜西口のダイエー内が一番近い事が判明したのでさっそく飛んでいく。んが、ここではイタリアンは提供していなかった。しょうがないので焼きそばとお好み焼きを食べて帰ってくる。
となると南越谷までいくか自分で作るかだなあと、いつもの不味いお好み焼き(ここでの不味いは安心感という意味での褒め言葉)を食べながら考える。特に焼きそばとか食べていると、この焼きそばをちょいとひねるだけでなんとか実現できるのではないかと思える様になってきた。
というわけで「それっぽいイタリアン焼きそばを作るためには?」のスタート。

まず軽くリサーチとしてインスタントのカップ焼きそばにミートソースをかけるあたりからスタート。
正直これは違うと思った。まあリトルグルメ的に意外な組み合わせだけれども食べれなくもない程度で、味わいとしてはイタリアンに遠いと感じた。この時感じた違和感から何が違うのかを補正していくのが今回の目的となる。
まあインスタント麺だというところの違いはおいておくとして、なんといっても麺が細いと全くイメージと異なるという事が最大の違和感っぽい。細いとソースが良くからむので違った味わいになるのだ。
というわけで太麺を捜し始めることに。
店頭で見かける焼きそば用蒸し麺はどれも細麺で対象にならない。一番太かったのがシマダヤのソース鉄板麺の「もっちり太麺」であったのでこれを買ってみる。
dsc06344.JPG
これを炒めてミートソースをかけて食す。昨日のカップ麺とは雲泥の差で大分イタリアン焼きそばに近づいた。やっぱり太麺の威力は絶大で食感ひとつ変わるだけでこうも違う物かと感心する。
でもまだ細いのだよな、そしてソースも濃すぎていまいち。どうも焼きそば単体として完成していると、ミートソースをかけることでくどくなってしまう感じがある。そういった意味ではシマダヤの鉄板麺だと麺のコシもありすぎて今一歩といった風味。

さて、これ以上太い焼きそば麺は蒸し麺として手に入らないといった状況になる。そうなるとラーメン用の生麺を使って焼きそばを作るしかない。
dsc06347.JPG
ラーメン用の生麺であれば容易に手に入るし、喜多方ラーメンあたりの太さまで選べるのでうれしい。
焼きそば用の麺は蒸し麺なので、生麺を蒸してみるが今ひとつ上手くいかない。普通に茹でてしまった方が早かった。通常通りに茹でたあと、水を切って軽く油をまぶしておく。この時、ちょいと茹ですぎっぽくしておくのがコツ。
dsc06348.JPG
申し訳程度のもやしと茹で上がった麺を炒めてソースもやし焼きそばを作る。
dsc06349.JPG
この時、味付けともやしを「ちょっと物足りない」程度にしておくのが最大のポイント。
dsc06350.JPG
ミートソースにコーンを混ぜたものをトッピングして、できあがり。

ここに来るまで結構回数を重ねているのだけれども、その甲斐あってかなりそれっぽいものが作れる様になってきた。自分で食べるという目的としては満足できる範疇である。
最近のレトルトミートソースはトマトリッチで酸味が強くこれがイタリアンの持つ安っぽさを殺すため、できるだけ安っぽいミートソースを選ぶべきだと思う。んが、逆にそういうのも少なくなっているのよね。
ポイントは以下の通り、
・太麺をちょっと茹ですぎ目にする
・具材は申し訳程度のもやしとキャベツ、ただしもやしの方が多いこと
・ミートソースには必ずコーンを混ぜる

別にオススメするようなものでもないので、俺メモとして。



その名は「イタリアン」

「まいにちいっしょ」2009年1月6日配信分のトロ・ステーションは「ご当地グルメ、新潟編」であった。
新潟出身者としてどれどれと眺めていた次第。
最近流行らしい「新潟バーガー」についてはさっぱり知らなかったけれども、そのあとは「のっぺい汁」「へぎそば」と順当なところが続き、へーと感心。そして、最後の最後に紹介されたのが
「みかづきの『イタリアン』」
キターーーーーー(゜∀゜)ーーーーーーッ!!!!!!
新潟市民のソウルフード!!!!(そしてジャンクフード)
くそう、わかっていやがるぜ。もう大好き。
知らない人はWikipediaの妙に詳しい記事を参照するがよろし>イタリアン (新潟)
exciteコネタの過去記事「自分で作ってみた」もなんかオヌヌメ。



庶民的な味

子供の頃に食べていたものが大きくなっても影響しているよね、というお話。

ときたま、マルシンフーズのハンバーグが食べたくなるときがある。
dsc00513.jpgdsc00516.jpg
なんでも昭和三十五年からということだから、かれこれ48年も売られている超定番商品である。
ハンバーグといっても高いモノではないので、食べたくなったら3〜5個の束で買ってきて数日はハンバーグ三昧にひたれる。今日買いに行ったら 1個 88円であった。
ケチャップで良し、パンに挟んで良し、焼き肉のたれでどんぶりご飯にのせても良しである。
マルシンハンバーグの凄いところは「久々に食いてー」と買ってきてみると、記憶通りの味で「これだよこれー」と幸せな気分に浸れるところではないかと思う。表面にラードがまぶしてあって、フライパンを温めるだけで油をひかずに焼くことができるあたりとか。ヘルシー嗜好の今時にラードかと思わなくもないけれども、これがまたうまさの一端でもあるんだよな。
最も、時代の流れで合成添加物の使用量が減っており、大豆由来の分解物や化学調味料ぐらいになっているから味も変わっているはずなんだけれどもあまりそれを感じさせてない気がする。

dsc00514.jpg
一方、いつの間にか美味しくなっているものもあったりする。その一つ、魚肉ソーセージ。
久々に食べたら妙に旨くなってて、しばらく冷蔵庫に常備していたほど。昔は、添加物たっぷりで食べていると歯がぎしぎしするというまずくて謎な食品だったのにな。それでも、冷蔵庫から出してすぐ食べられるので子供の頃はおやつ代わりにもぎゅもぎゅ食べていた、そんな思い出。
最近の魚肉ソーセージはみんな旨いのかー、と思って適当に買っていたら実はそんなこともなかった。安売りの良くわかんないところの奴は、あまりにもまずくて辛かった。丸大食品ももう少しがんばりましょう。
うめー、と思ったのはやはりニッスイとかその辺の魚肉ソーセージのフラグリーダーなあたり。なんと、ニッスイはケーシングに金属で止めず全部プラスチックで封をしているという新技術を導入。前歯でビリッ、ビーーーッと剥く派の人もこれで歯欠けを恐れる必要が無いというすばらしさ。

こういった100円で買える食品の中にも進歩を感じると色々と嬉しくなってくるあたり。

安い食品であるからと軽んじて見る事は無いと思う。
子供の頃に、インスタントラーメン(袋麺)のスープを高級にしたら旨くなるのかと疑問に思ったことがあり、試したことがある。それなりに美味しい中華スープを調達し、そこに茹でたインスタントラーメンの麺を入れて食べてみたのだ。すごく不味かった。
この不味い麺は、安っぽい粉のスープで食べるのだから美味しいのだと言うことを理解した。
同じように、美味しいというか庶民的なカレーうどんというのも結構難しい。カレーが良くてもうどんが良くてもそんなに美味しくならない。安い茹で玉うどんにボンカレーをかけるのが一番合っていたりもする。
全てのモノが高級であれば良いというわけではないのだ。そこそこのクラスにはそこそこなりの価値がちゃんと存在している。
そこそこの幸せは見落としがちだけれども、案外大きいのかもしれない。



夏バテとトマトジュース

先日血液検査の結果を聞きに行ったところ、ひょんなところで注意を受けた。
カリウム値が通常範囲よりも低くなっているとのこと。
ここのところ暑くなってきて汗をかきまくるので、そのへんが原因だろうと。
カリウムが不足するとやる気減退にもつながるとかで、夏バテの一因でもあるそうな。

まあ、足りないものは補給するしかないわけで。
医者に「イオン飲料でものんどきなさい」とか言われたので、その日は意識してアクエリアスとかポカリスエットとかを飲んでいたけれども、成分をみるとカリウム保有量ってあまり大したことない気がする。むしろナトリウムも含むからあまり摂取しすぎるとナトリウムとともにカリウムも排泄されてしまうおそれがありそうな。
てなわけで、カリウム補給に手頃でおいしい(ここ重要)食べ物はなんじゃろなと探してみた。カリウム自体はほとんどの食物に含まれるのでまんべんなく食べていれば通常は気にする必要が無いのだけれどもね。

結果、カリウムを多く富有し個人的にも大好きなものとしてトマトジュースに落ち着いた。その保有量はずば抜けてますよ。
トマトジュースで食塩を含んでいるものはナトリウムも摂取してしまうため、カリウムのいくらかを失う可能性があるので、無塩が望ましい。とはいえ、通常ではナトリウム補給もできてカリウムの過剰摂取も押さえられるので、それはそれでバランスが良いのかもしれないなあ。

てなわけで、トマトジュースを買い込んでしばらくはこれをおいしく飲むのですよ。



コンビニな健康診断

セブンドリーム.com という通販サイトがある。名前の通りセブンイレブンが運営しているのだが、ここで買い物をしたものは近所のセブンイレブンで受け取ったり支払いできたりしてなかなかに便利なのだ。私の家の近くにもセブンイレブンがあることから、探して見つからない本を買ったりといった感じでたまに利用している次第。
で、こないだなんか買い物欲が高まってそのサイトを眺めていたら「コンビニ検診」なる単語が目につく。なんじゃ? と思ってクリックしてみたところどうやら郵送による健康診断らしい。セブンドリームで購入すると検診セットが送られてくる。それを利用して血液、尿といった検体を送り返すと後日結果が報告されるという流れのようだ。
これは面白そうだ、と興味本位でいくつか申し込んでみることにする。

今回試したのは血液採取型の奴。検診キットにバネの力で針が飛び出すアイテムが付いてくる。それで指先をぷすっとやって 2〜3滴の血液を検査濾紙なり検査キット(血球分離フィルター付きの血液フォルダ)に垂らして送りつけるという仕組み。針と言っても必要以上に深く刺さらないし、輪ゴムで指をはじいたくらいの痛みしかないのでそんなに怖がることもないかと。割と早いこと 2〜3滴の血液を絞り出さないと傷がふさがってしまう位の小さな穴しか開けないので逆に面倒なほど。まあ、少々であっても痛いという事実は無くならないのだけれども。

検査結果は書面だけでなく、後日電話でもって簡単な指導をしてくれるらしい。
万が一の時は医師を紹介してくれるとかいうサービスまで繋がっているらしいのでまあそれなりに使えるんではないかのう。
まあ、私は今の会社で定期検診があるので良いのですが、そういった機会が無い自営業とかの方々(うちの親とか)には有効かも。闇雲に病院行って「健康診断してくれ」といっても検査項目がないとできないと断られたりするし。

インターネットって本当にいろんな物が買えるようになったなあ。

関連リンク
http://www.7dream.com/
http://www.7dream.com/find/a07a/198/



つぶやき 07/04/1999

以前から気になっていたことがある。

婦人が妊娠する際その前後三ヶ月あたりにビタミンAを一日10000UI(国際単位)以上
摂取すると生まれる子供に先天異常の割合が上昇する、という報告があるらしい。
(肝油ドロップの使用上の注意とかに良く書いてある)
こういった栄養補助食品の場合は記載されているのでまあ良い。
すっかり定番商品になっているニンジン系の野菜ジュースが気になるのである。
こちらのジュースの成分表とかをみると大体100gあたり有効カロチン1300〜1500UI
とか書いてある。んでそれがペットボトルとかで売られているわけだから500mlとか。
ペットボトル500mlとかいったら一気に飲んじゃう量だよなあと思うと、その飲みきっ
たときのビタミンA摂取量ってのはかなりなものではないか?1000mlのペットボトル
もあるし…。
けど先の様な注意書はないんだよねえ、大丈夫なのかなあ。

そんなことを考えていたら先日厚生省が各種栄養分の必要摂取量の反対にあたる
最大摂取量の制定を行うといったニュース記事を見つけた。う〜ん、やっぱり過ぎ
たるはなんとやらで、摂取過多で色々と悪影響があるものなんだなあ。




You can follow any responses to this entry through the RSS 2.0 feed. You can skip to the end and leave a response. Pinging is currently not allowed.