Archive for the 'Application' Category

ポケミクサポートウィンドウ

pkmk
MIDI IN の信号をみて、ノートON の時だけミクさんの絵が口を開けるだけの小物プログラムです。

学研大人の科学「ポケットミク」を買って楽しんでいたのですが、これを PC に USB 接続すると音階固定ながらノートONが送信されていることに気がつきました。
このウィンドウを Windows PC に表示した状態でポケットミクの鍵盤を演奏すると、演奏に合わせて絵がぱくぱくします。

それだけです。

Download: pokemiku_view.zip (1.85MB)



「コミPo!」が存外おもしろい

相変わらずちょびちょびとニコゲーに出入りしては楽しんでいる。
最近試してみて意外と好評を博したのが、ブックジェネレーターを使った 4コママンガ大喜利。
ニコゲーには投稿されているゲームをベースにコピーしてさらに手を加えたものを制作するというコラボ機能が存在している。これを利用した参加型のお遊び。台詞部分が空白の 4コママンガをお題としてあげておき、みんながそれをコピーして台詞を書きこんで公開するというもの。
ものは試し的にやってみたら 21作が投稿され、なかなかに面白かった。中には 4コママンガの間にシューティングゲームを挟むというニコゲーならではすぎる作品もあったほど。

で、そのお題 4コマを作るのに先日発売された「コミPo!」を使っている。
キャラクターはニコゲー内で自由に使えるオリジナルキャラとしてみんなで育て中の「ニゲ子」や、ニコゲーでの人気ゲーム主人公「マー子」など。これらに似たキャラを「コミPo!」のモデルカスタマイズ機能を作って作成し、それらに演じてもらっている。
「コミPo!」は先日の Ver. 1.10 でかなりの機能とポーズが追加され表現力が上がったものの、基本的には用意されたモデルとテンプレートの範囲でうまいことやるソフトなので、モデルカスタマイズしても思い通りのキャラが作れるわけでもない。それでも「ニゲ子」などはわりと近い感じにできたので見れているようだ。
Read more…



拙作バッテリーゲージのQt移植版

qlm_batmon.jpg
年末に Satofumi氏より連絡いただいたのだが、私が昔Linux用に作成していたバッテリーモニターアプリを Qt Toolkit を使ってリファインしたものを作成されたそうだ。

サイトへGo! → 「APM ばってりーもにたー」

マルチターミナルをめざして Qt 版を作成したとの事なので、Linuxで動作することを保証するだけでなく Windows版のバイナリも提供されているのでお試しあれ。

今回の連絡をもらってありがたいなあと思うのはリファインしてもらったことよりも、10年も昔に作ったものが掘り起こされてかように使っていただけたところですなぁ。



Carraraでネットワークレンダリング

full_rendering03.jpg
ここのところすっかり3DCGづいて居たのだけれども、目的の動画もできたしイメージしていた絵(上の画像)も作れたしで一段落。
薄暗い駄菓子屋すみのゲームコーナーというイメージだったので、セットの部屋内に光源を置かずほとんど全て外から入ってきているGI(グローバルイルミネーション)フォトンでぼんやりと見えている状態。道向こうの塀や木がくっきり見えるのも面白くないのでDepth of Field(被写界深度)機能も使っている。Cararraは値段の割にこの辺のレンダリングが悪くない画質で、速度も結構速かったりする。いつかこれらを使った絵をレンダリングしてやろうと思っていたものだ。

しかし、これくらいの物体量というか効果を含みつつ分散レイをばしばし飛ばすと結構な計算量になってくる。
この800x600pixelの制止画一枚レンダリングするのに、2.4GHzのクアッドコアで20時間以上とかそんな。
流石に丸一日というときつくなってくるので、部屋の中にあるマシンをかき集めてネットワーク分散レンダリングを行うわけです。
Carraraの場合ネットワークノードといわれるネットワーク分散専用のレンダリングアプリケーションが配布されていて、Carrara Pro を持っていれば適当な数利用することができる。使い方も、サブマシンでネットワークノードを立ち上げておいて、メインマシンでバッチレンダリングを行う際にネットレンダー利用を指示するだけ。
最初にシーンデータが丸々ネットワークノードにコピーされ、それぞれのノードがメインと同じ絵をレンダリングできる環境を構築する。後は、まだレンダリングされていないボクセルを早い者勝ちで取得しその領域をレンダリングし終えたらボクセル画像をメインマシンに渡す。これをコアの数=スレッドの数並列して行う仕組み。基本レイトレーシングなんでピクセルごとにタスクを分けることができるために可能な感じ。フレーム単位で分散とかじゃなくて静止画にも適用できるのが良いよね。

そんなこんなでネットワーク分散レンダリングで長い時間かけて描かせた画像が怪しい。
full_rendering01.jpg
上記画像の丸で囲ったあたりがわかりやすいのだけれども、ノードによって違う色を返して来やがる。他のところもよーく見ると色が違うのが混ざっていたりする。
どうも通常演算は問題ないけれども、GIレンダリングのフォトンマップ計算をおこなうとこのような微妙なズレを生じる様だ。
まあ、環境やCPUアーキテクチャによって浮動小数演算の丸め誤差とか変わってくるのはイメージしているんだけれども、ここまで違う色になると「バグ?」とか思ってしまう。
とりあえず、この大きく色が異なるノードは Macintosh のノードだということがわかった。CarraraはWinとMacの両方でリリースされている、Winの方で契約して使っているのだけれどもネットワークノードは混在でも使えそうだからやってみていた。けどコードが異なるせいか違いが出てしまったというわけ。
じゃあWindowsで統一したら大丈夫かというと、まだ気がつくほど色が違うノードが存在していた。これは意外な事に、Celeron Dual-Core SU2300 のマシンが原因だったのでこいつもノードから除外。
戦力がほとんど居なくなってしまったけれども、それでも単体でレンダリングするよりマシなので残りの問題が無い部隊でよいしょっとレンダリング。それでも14時間くらいかかった。

よーくみるとまだノードによって色が違うところが存在している。このへんはフォトンマップの散らばり具合とかもあるのかなあ。これ以上削るとネットワークノードが無くなってしまう(笑
ネットワーク分散レンダリングは面白いけれども難しい面もあるのだな。計算ズレなんてCararraだけの問題かもしれないけれども。



月読アイを 64bit Windows に住まわせる方法

dsc00977.jpg
VOICEROIDという紛らわしい愛称のAI-Talkエンジン使用文章読み上げソフト、月読ショウタ/アイが発売となった。
かつては種類があった文章読み上げソフトもすっかり数が減り、動画やコンテンツ作成といったホビー用といった需要が高まりつつある様に見えるなか選択子が妙に少ないといった世界になっている。AquesTalkの独壇場にもなるわけだ。

さてそんな前振りはともかく、月読兄妹が届いたので早速インストールをした。ところが「DBが存在しません」と出て利用ができない状態となる。
まあ、それだけでなんとなく原因がわかったのでトラブルシュート。これは 64bit の Windows7/Vista 環境で起こる現象。
結論としては、インストール後 C:/Program Files (x86)/AHS/Voiceroid/dbpath.dat にインストールされる設定ファイルを編集すれば良い。
上記のパスを見ればわかるように、64bit Windows において 32bit アプリケーションをインストールすると C:/Program Files (x86)/ というパスに入れられる。C:/Program Files/ は64bit アプリケーションのパスなので。でまあ、VOICEROID は C:/Program Files/ にインストールされたと思い込んでいて、音声データベースの設定パスも C:/Program Files/ になっているのですな。
なので dbpath.dat を編集して C:/Program Files (x86)/ に変更すれば解決。無事利用できる。

そもそもで、VistaからDBの様なプログラムそのものではなく32/64bitに依存しないデータ類については C:/ProgramData/ フォルダにインストールすることが推奨されることになっているはずである。インストーラが最初からここに、DBをインストールするようになっていれば良いだけの話だと思う。でもそうなっていないのは XP と Vista/7 でインストーラーの動作を分けなければいけないからでしょうな。
でもそれをやらずして Windows7 compatibility が語れるもんなのかね。

と、ここまで書いて気がついたのだけれども、32bit Windows しか動作保証していないのねこれ。
よく見たら VOCALOID2 も 64bit Windows を保障してないや。普通に使えていたから気にしていなかった。
もっとも VOCALOID2 も同じ問題があるはずで、インストール時に標準インストールのままだと VOCALOID DB が C:/Program Files (x86)/ にインストールされてしまい苦労するはず。私は、DB は ProgramData に入るべきでしょとカスタムインストールを選んで DB インストール先を ProgramData にしていたので最初から問題なかったのですが。
ま、よするにちょいと気をつければ VOICEROID も VOCALOID も 64bit Windows で使えますよ、と。



共有お買い物リスト

iCal 用のカレンダーリストを公開共有するサイト “iCalShare” が人気なのだそうだ。
http://icalshare.com/

これって「めもプリ」を知っているかどうかで感想が違う予感。
http://npaka.yoko.ne.jp/memopri/

「俺と同じ趣味を持つ奴は俺にとって興味のある情報を持っているはず」

関連リンク
http://www.hotwired.co.jp/news/news/Culture/story/20020925203.html




You can follow any responses to this entry through the RSS 2.0 feed. You can skip to the end and leave a response. Pinging is currently not allowed.