Archive for the '自然' Category

つぶやき 08/16/1999

「はと」が平和のシンボルと言われた理由はなんであろうか。

私は今、独り暮らし用の賃貸マンション(アパートより階数が多いってだけ)に住んでいる
のだけれども、そこのベランダに野鳩が住み着くので色々と問題となっている。まあ、平
たく言って「鳩が住み着かないよう巣の駆除や、巣を作らない対策を」という事を管理人
にうるさく言われるわけだ。
んじゃしょうがないやるべえ、とかいってベランダに出ると巣に卵があったりするので私
はすごすごと引っ込んで何もせずにいたりする。(すると怒られるので結局は掃除するは
めになるのだが)

人間はいつの間に鳩と共存しなくなってしまったのだろうか。
というか、鳩ごときと共存できなくしてなにが「自然保護」か。
あまり偽善めいたことは言いたくないけれども、そんな町中で鳩ごときとの共存すらしよ
うとしないのに「自然を大切にしよう」というのは勝手過ぎはしないか。確かに色々と迷
惑なところもあるけれども、だからって駆逐するのはいかがなものか。
いや、駆逐してもいいだろう。ただし、「自然」を語る権利が与えられないだけで。

どこだったか忘れたけれども、鹿が食用とする木があって、その木が絶滅寸前だから鹿狩
りを行うといったニュースが見た。んで、その翌日「彼らも地球の一員です」と鹿の写真
で自然保護を訴えかけるポスターを見掛けた。

なにか釈然としないものを感じる。



つぶやき 05/06/1999

先のレビューで不適切な個所がありました。
てなわけでまた「RealJukebox-β」の話題。

コーデックの最高が 96kbps で一般的なコーデック帯域より若干小さいという問題に
ついて。案の定と言うか何と言うか、「フリー版だから」ということらしい。後に
出てくる製品版はちゃんと 128kbps(それ以上は流石にサポートしないかな)でコー
デックできるとのこと。
ここまではリリースノートを読みきれていなかったので、陳謝と共に修正。



つぶやき 05/05/1999

RealJukebox-β で、もうちょっと。
先の報告で MP3 ファイルを作れないと書いたけどあれは嘘。
エンコードオプションの「セキュリティをかける」ってチェックボックスを外すと
作成されるファイルは MP3 になる。(RealAudio Codec なら rm)
もちろん作成した MP3 ファイルは他のプレイヤーでも演奏できるです。

んが、先の 96Kbps 問題があるからなあ。それと、CD からダイレクトに MP3 を
作ることができるのはいいが Wav から MP3 へは無理なのでした。このへんも
むずがゆいところ。
96Kbps で割りきって使っちゃおうかな?(個人的には許せる範疇)



つぶやき 05/04/1999

RealNetworks社が RealJukebox なるもののβ公開を開始した。
マイクロソフトが MS-Audio を軸に音楽配信事業をすすめるならば、Real社は MP3 を
軸にそれをすすめるといった、火花散る牽制の展開。
MP3Codec の圧縮がむちゃ早いというので英語版βを試してみる。流石に日本語は扱え
ないので注意です。ちなみに RealPlayer と同じくサポート+α付の製品版と free で
使える無印版の二つがある。今回は free 版のレビュー。

んで色々と試してみる。RealJukebox 自体はハードディスクジュークボックスプレイヤー
といった感じで、CDやインターネットから音楽をがんがんHDDに集めてそれをじゃん
じゃん再生するツールって感覚。データのジャンル分けやお気に入りプレイリスト、
ランダムプレイといった機能が物凄くしっかりしたプレイヤーで大量のデータを快適に
再生できる環境を与えてくれる。かなりいい感じ。
データの再生は MP3 や CD などが扱えるのだが、基本は .rmx という拡張子のファイル。
これが要するにネットワーク配信を見据えたセキュリティー強化フォーマットという
奴なわけだ。セキュリティー情報もろもろと共に音楽データがくっついていて、Codec は
RealAudio と MP3 が選べる感じ。違うマシンで聞いたりするためにはセキュリティーを
かけない形でデータを作るか、セキュリティーキーをフロッピーに作って持ち運ぶと
いった形態らしい。なるほどね。
んが、RealJukebox でデータを作って扱うと必ずこの .rmx ファイルが作られる。つまり
MP3 ファイルとかは作ることができないわけだ。しかし、MP3 の再生はできるし、プレ
イヤーは良くできているし、個人の閉じた環境で使うのには割りと申し分のないもの
ではある。

ただ、MP3 Codec の最高が通常の 128kbps でなく 96kbps であるところが気になる。
おそらく 128kbps で配信できる帯域ということなんだろうけども、帯域が下がるという
ことはそれだけ圧縮ノイズ(音の劣化)がひどくなるということである。実際聞いてみる
とまあまあ気にならないレベルではあるけど、高音域が荒れることがある。リバーブや
コーラスの聞いた音に高音域のアタックの強い音が入ってくるとちときつい。
MP3を採用していても 128kbps がないというは大きな欠点ではないだろうか。

圧縮は確かに早い。うちの環境(K6-200MHz)でCDからのダイレクト変換が約1.3:1 実時間
で、1.3倍の速度で変換してくれる。5分の楽曲が3分50秒くらいで圧縮できる感覚。
しかもCDからのダイレクト変換をサポートしているので、まさにげしげしと変換でき
とっても便利。
先の 96kbps の問題さえ無ければとても優秀なツールで日本語版が出たら MP3 から
即乗り換えても良いくらいなんだけどなあ…。



つぶやき 04/15/1999

MP3と同レベルの音質で圧縮サイズ(ストリームレート)が半分と噂になっていた
MS Audio がついに発表された。
でも MS Audio 単体での発表でなく Windows Media という NetShow の後継
フォーマットの発表で、その中に含まれるコーディックであった。んだから
ASF フォーマットの一部なのだな。今はβ版が公開されている。
Audio コーディックとして MS Audio は認識されているけど実際にそのコー
ディックを使って Wav ファイルを作成することはできなかった。
ASF だの NetShow だのがわからない人に軽く説明すると、ネットを通じて
放送を提供するストリーミングシステムの MS 版。平たくいって MS社が
RealPlayer を潰すための戦略。
ASF もいろんなフォーマットを束ねる形式で、そういう意味でも RealPlayerG2
のフォーマットと真っ向から勝負している。

ま、そんなことはともかく MS Audio 形式の ASF ファイルを幾つか作ってみた。
MP3 と同等で半分のサイズと言うのは 64kbps stream, 44khz stereo のレート
の事を指している。実際このレートで圧縮すると本当に MP3 と同等の音質で
半分のサイズになる。4min30sec の楽曲で 2.1MB 程度。
音質的には高音域が若干縮んでいる印象を受ける、それとこの手のコーディック
(MP3, ATRAC(MD))にありがちではあるがリバーブやエコーにかなり弱い。リバー
ブだけでなくストリングス系の倍音成分豊かなのびる音にも結構弱い。でも、
基本的に満足できる音質であろう。って、これは私が ATRAC(MD)に慣れている
(割り切れている)からっていうのもあるからかもしれない。

でもまあ、FMラジオ音質(22khz,stereo)でも良いと言うんなら 4min30sec の
楽曲(通常の一曲分)が1MB強になってしまうのはちょっと驚く。フロッピーに
入るよなあ。

それにもっと驚くのがエンコード速度の早さ。
大体 2対1 実時間。1分の音楽を圧縮するのに平均で30秒ほどしかかからない。

う〜ん、MS 社を褒めるのは気が引けるが、これは良くやったと思う。




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