つぶやき 08/16/1999
「はと」が平和のシンボルと言われた理由はなんであろうか。
私は今、独り暮らし用の賃貸マンション(アパートより階数が多いってだけ)に住んでいる
のだけれども、そこのベランダに野鳩が住み着くので色々と問題となっている。まあ、平
たく言って「鳩が住み着かないよう巣の駆除や、巣を作らない対策を」という事を管理人
にうるさく言われるわけだ。
んじゃしょうがないやるべえ、とかいってベランダに出ると巣に卵があったりするので私
はすごすごと引っ込んで何もせずにいたりする。(すると怒られるので結局は掃除するは
めになるのだが)
人間はいつの間に鳩と共存しなくなってしまったのだろうか。
というか、鳩ごときと共存できなくしてなにが「自然保護」か。
あまり偽善めいたことは言いたくないけれども、そんな町中で鳩ごときとの共存すらしよ
うとしないのに「自然を大切にしよう」というのは勝手過ぎはしないか。確かに色々と迷
惑なところもあるけれども、だからって駆逐するのはいかがなものか。
いや、駆逐してもいいだろう。ただし、「自然」を語る権利が与えられないだけで。
どこだったか忘れたけれども、鹿が食用とする木があって、その木が絶滅寸前だから鹿狩
りを行うといったニュースが見た。んで、その翌日「彼らも地球の一員です」と鹿の写真
で自然保護を訴えかけるポスターを見掛けた。
なにか釈然としないものを感じる。