ノートPCとソフトのライセンス

発売延期になっていた「JUST Suite 2007」が届いた。
ATOK はお気に入りで各マシンに入っているのでその最新版を買うつもりでいたのだけれども、以外と
一太郎2007が使える様になっているのに気がついたので、一太郎購入を計画。一太郎2003を持っている関係上、アップグレードパスを所有していて割と安めなのでどうせだからと JUST Suite にしてみた次第。まあ、購入を決めたのは延期が決定した後なので、その辺の影響は特にないのだけれども。

新しいソフトウェアを購入したと言うことで早速利用規約を確認する。
最近気になっているのは、購入したソフトウェアが複数台にインストールできるライセンスになっているかどうかということ。なんでかというと、デスクトップPCとノートPCの両方で使いたい場合が多いからですな。
このあたり明確に意識し始めたのは SONAR から。こいつはインストール時にシリアルコードと必要な物の、利用者が一人であることを厳守するのならば複数台にインストールしても良いという一文を利用規約内にあるのを確認したため。
それまで、アプリケーションというと、PC縛りで 1台に 1本というのが多くてそういうものだと思っていたあたり。
やっぱり、ノートでも同じアプリが使えないと不便でしょうがない。
ふと気がついてみると、契約が本体単位ではなく、利用者単位になっている物が主流となっているようだ。そういった声が多くなっているのだろう、もしくは購入した者の権利として認められてきているということだろうか。
一番厳格だと思っていた Microsoft も、Office のリテール版(バンドルではなくパッケージ版のこと)では、利用者が一人であればメインマシンで登録したのち「携帯PC」にもインストールしても良いことになっていた。
へえ、気がつかなかった。
どうでもいいが MS-Office のライセンスは読みにくいなあ。せめて表示ウィンドウが大きくできればよいのに。

そういった感じで、アプリ業界も「コピー駄目!」と取り締まるだけでなく、利用者の便を図っている部分もあるのだなあと感心した次第。
しかし、そのあたりはあの読みにくい約款をしっかり読まないとわからないので面倒ではある。
まあ、そんなの気にしないで使うのが普通なんだろうけれども、ここのところライセンス登録とか利用マシンチェックとかで不正利用が厳しくはじかれる様になってきたので気にしたいところなのです。

さて、JUST Suite だけれども、思ったよりしっかりしたパックで良いなあと感じた。
MS-Office への思い入れも、過去の資産も無いので、これから使っていくアプリとしては十分に良くできている様に思う。特に表計算は使う機会がほとんど無い人なので、三四郎で十分かのう。
一番興味深いのはやっぱりプレゼンテーションソフトの Agree だろう。韓国 Haansoft のローカライズ版なので、100%ジャストシステム製という訳ではないあたりから話題になっていた奴だ。触ってみると、細かい部分での出来不出来はあるものの、ほとんど PowerPoint と同じ操作性というパチモンソフトである。それ故に使えるレベルであると端的に感じる次第。
で、なにが興味深いかというと花子との棲み分けである。
花子も PowerPoint 形式のファイルを読み書きすることが可能で、ある意味プレゼンテーション作成ソフトになりきれなかった存在である。結局プレゼンモードを持たなかったので、プレゼンテーションソフトにはなっていないのだけれども。
そこで外から購入してでも Agree が必要になったという事なのであろう。
もちろん、ドローツールとしては花子の方が使えるので、アウトラインレベルでは Agree でざっくり作って細かい図版は花子で仕上げるとった使い方が本筋なのだろうなあ。

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