OUTRUNが、ちょおいっぱい


発売日に届いたので大分経っているが、PS2版 OUTRUN2SP と「OUTRUN 20TH Anniversary Box」のセット。
Anniversary Box というのはセガダイレクト(直販サイト)限定販売のサウンドトラック全集。セガダイレクトはたまにこういう限定商品を出してくるので侮れないのですよ。
ゲームの方も初回限定版なので、おまけのサウンドトラックだけでなく SSTバンドのDVDがくっついてきている。SSTバンドのアレンジ版はそっちにまかせるとして、Anniversary Box は OUTRUN、TURBO OUTRUN、 OUTRUNNERS、OUTRUN2 のオリジナルサウンドトラックと、その「コンシューマ移植版全部」の音源が収録されているという 11枚組のすげえやつ。というか、OUTRUN ばっかで気が狂う〜。いや、狂いませんが。

SEGA MarkIII 版 OUTRUN は PSG版と FM音源版の両方が収録というのはまあともかくとして、「FM-Towns版」TURBO OUTRUN 辺りからいささか雲行きが怪しくなってくる。果てにはシェンムー2内の OUTRUN とか、i-Mode版の OUTRUN とかになってくるし。
サターンとかドリキャス(シェンムー2)のとかはそのままなんじゃねえの?とか思ったけれども、サターン版はアレンジバージョンが収録されているのでそれと、ドリキャスはおまけなので容量使えなくて音声ストリームではなく内蔵音源で鳴らしていたとか。なるほど。
サターン版アレンジとか OUTRUN2 の曲よりアグレッシブなアレンジになっていておもろい。
興味深いのが海外発売のみのゲームボーイアドバンス版の OUTRUN。これがまたあの貧弱な音源でがんばっているのよ。Good Job!

これだけの広がりを持っているのも OUTRUN ならではといったところだねえ。

しかし、FM-Towns版を聞いていて思ったのだけれども、あの頃 CD-ROM が出たばっかで BGM が CD-DA になったのが嬉しすぎてなんでもかんでもアレンジだった時代、の楽曲って何とも言えない妙な味があるよな。Towns のアフターバーナーやギャラクシーフォースも例外ではなく。
PC-Engine の CD-ROM2 版ゲームも変なアレンジ曲ばっかだった。なんかあの安い仕事の数々は今では出せないテイストだと思うんだけれども。
そのへんまとめて聞く事はできないもんかね。手元にはあんまり残ってないや。
ある意味、黒歴史。

ああ、ゲームの方は順当に OUTRUN2006 の日本語ローカライズ版ですた。

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