Blu-ray で上高地

Blu-ray Disk の「浪漫紀行 上高地四季」(リンク先はAmazon)が発売となった。予約していたのが届く。
Playstation3 が我が家にきて Blu-ray も観れる様になった訳だけれども、ハイビジョンの映像クオリティを楽しみたいソフトといえばやっぱり自然情景ものだろうと思うわけだ。なので色々とチェック用に待ち望んでいたのだけれども、Blu-ray ではなぜかそういった情景ものが無くてこの浪漫紀行が初めての1枚ということになるのですよ。
ちなむと HD-DVD のほうは「さくら」が出ている。

やあ、流石というかそれなりに綺麗。MPEG2 だけれども 36〜38Mbps なので、BS Digital や CS(HDの 055 ep放送とか)なんかとは一線を画す画を楽しむことができる感じ。
けれども、木々が風でざわついている風景なんかはブロックノイズがそれなりに出てしまっている。そのあたりを眺めて、今の時点でのオーサリング限界値がこの辺にあるのかー、と理解するためのチェックディスクとして最適なのかしらん?

放送だとあんまり画が綺麗でないから感じなかったけれども、これくらい綺麗だと結構その場にいて実際に目で見ているくらいの感覚に近づくのです。
現在のハイビジョン(2K1K)以上の解像度を持つ映像をみる機会があったのだけれども、それくらいの情報が一度に目に飛び込むと「綺麗」とか「すごい」とかいう感覚ではなくて、「実際にその場で肉眼にて見ている」感覚で、逆に冷静になるんだよね。(実際目にしないと伝わらないかもしれないけれども)
なんというか、3DCG が CG 臭い内は「わーリアル」と喜んでみていたものの、ある一線を越えるとぱっと見で実写かCGかがわからなくて盛り上がれないのに似ているかも。

上高地のディスクも、解像度が上がって細かいところが見えてみると、なんか普通に日本の山の風景だなーとかいう感覚におちていく様なところがあったりなかったり。
まあ、マスターもそんなに綺麗でもないみたいだけれども。
個人的には楽しんでいますけれどもね。山の上からの展望とか、おおっと身を乗り出して眺めていたりしていたし。
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