今日のフィギュア部門

フィギュア部というより「パテ部」になっている。
ここしばらく電子工作ばっかりだけれども、実はふぉくす子ピンキーのフィギュアもたまに進めている。スカートも他のピンキーに装着できるものが完成した。今はペチコートをどうしようかとつついているところ、なんとなくある程度でギブアップしそうな気もするけど。

んでまあ、そのあたりの作業を通じてすっかりポリパテ作業に目覚めてしまったので買い込んでしまいましたよ。


1kg 缶。
モリモリでなくて肌自慢なのは安かったから。感触的にモリモリとほぼ同じなのでどっちでもよいや的に。かえって美少女フィギュア向き?
ドロドロはついで。こいつはお好み焼きのタネくらいの粘度。型想いでの簡易型抜きが結構多いのでその時用に。

ポリパテの使い方を調べていたときに見つけたのが、「猫の小判」というサイト(同人誌の方はたまに買ってましたが)。制作過程を掲載されていてなかなかに興味深い。
中でもスタート時に、プリントアウトしたラフ画(バランス取り用)にポリパテを塗りつけると画が転写されるあたり。転写された板を画の通りに輪郭取って、そこに盛りつけて厚みを出し形をつくっていくのだという。
それを見て、すげーやってみてーと思った。でも、自分にはできないよなとも思ったのであった。
その後、ポリパテに慣れてきたので、やればできるんじゃね?くらいの考えになってきたので、どうする?どうする?やってみよう、やってみよう!と作業開始。


我が家はレーザープリンターだけれども、トナーでも難なく転写ができた。というかかなり綺麗に写った。


板完成。


板に盛りつけてふくらませていく。
これは 2回盛りつけたあたり。

すっかりポリパテ派になってしまった私だが、元々は粘土をこねて造形するのが好きだった人である。粘土なら、エポパテじゃないの?とくるのだが、そうはならなかった。なんでかというと「型想い」があったからである。
型想いはお湯で暖めると柔らかくなる素材で食いつきの悪さから型どりに重宝する。で、この柔らかいときの伸びの良さと柔らかさが実に形を作りやすいのである。すぐに硬化してしまうし、付け足しても食いつかないのではがれやすいけれども、気に入らなかったらまたお湯につければよいだけの話。
なので、型想いでぱぱぱっと「大体の形」を作って型想い自身で複製型を作り、ポリパテで抜くと「大体の形」が出来上がり。ポリパテなので即座に削れるし、盛りつけられる。大体の形から追い込むのはポリパテで行えるわけだ。
先の複製板だと、板に型想いで厚みのある形を載せて作り、よい形に仕上がったら複製することで厚みを持ったベースが得られる。
この間 1時間くらいで、即削り始められるので実に軽快。

こういった素材や工程は好き嫌い向き不向きがあるので、自分で色々と試して好みにあったものを探すのが一番。
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