Borland C++ 2005
プログラミング話。
えらいマイナーな商品だけれども Borland の C++ 2005 という奴がある。店頭で見かけることがなかったのでアマゾンさんで買い物をするついでにポチッと注文してみる。
"Borland C++ 2005" 自体はさほど話題にならなかった "Borland C++ BulderX" の新版、だと思う。英語版のみということであまりやる気はないのだろうな。
Borland C++ Compiler と IDE のセットで、IDE は Compiler を Borland だけでなく GCC、ICC、VCC とかから選択可能、リビジョンコントロールも VSS, Together, CVS, Subversion と一通りが使えるし、Doxygen との連携も可能。まあ、面白いセットな気はする。
Windows でネイティブなアプリを作るには微妙だが、Linux や Solaris でも使えるという事を考えるとそれなりに評価できそうだ。
で、この C++ 2005 は "Borland C++ Suite" という側面も持っている。
Borland メモリアルとも言える内容の CD セットで "Borland C++ Builder" 以前のコンパイラが一通り含まれていたりする。(動かせるかどうかはともかく)
Borland といえばコレの金字塔、"Turbo Pascal 1.0" いまみると 33kb だったり。最も普及した "Turbo Pascal 3.0" なども含まれている。
あとは "Turbo C", "Turbo C++", "Turbo Assembler" とか。
一番新しいので "Borland C++ 5.02J"、これなら今でも開発できるんじゃないかな OWL が懐かしい人に。
こういうメモリアルプロダクトってのは PC システムでは珍しい様な気もする。
ヴァーチャルマシンブームに向けて歴代 OS コレクションとかも良さそうだよね。
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