Archive for 6月, 1999

つぶやき 06/29/1999

メインマシンに入っている Linux が Slackware のいつだったかの偉く古いバージョン
だったので心機一転 VineLinux1.1 を入れてみる。
インストール 30分で完了。う〜ん、良い時代になったものだ。
といっても Slackware も慣れきっていたからインストール「だけなら」30分かもしれ
ないけどね(^^;

インストールが簡単になった分何が入っているのかわからないおもちゃの缶詰的なとこ
ろはどのディストリビューションでも同じかなあ。Debian をフル手作業でインストール
するとさほどでもないかもしれないけど、それはそれで手間っぽい。

ちとまだ細かい設定がなされていないので実用ではないです。ちびちびやっていくか。

そうそう、そういえば今年の頭にタブレットが壊れた際、どーせだからとWACOMのイン
ティオスのちっこいやつ(ArtPadサイズ)を買ってきたんだけど、こいつだとXFree86の
ドライバーが対応していないくさい(号泣)。精度が細かくて転送データが大きい分
Windowsドライバーでも結構重たいし、ちょっとさめざめ。



つぶやき 06/27/1999

いま、この瞬間、時代はエコアイスちゃん!!

って、ここに同人関係のネタを書くのも私としてはめずらしいのだけれども、なには
さておきエコアイスちゃん。それにつけてもエコアイスちゃん。
知らない人に説明するとエコアイスというのは夜のうちに氷をつくって昼間その熱エネ
ルギー差を利用して冷房する空調システムのこと。んで、そのキャンペーンってのが
6/30まで行われているんだけど、そのチラシ等が東京電力では普通のペンギンなのだけ
れども東北電力エリアに限ってはなぜか「かわいいペンギンルックの女の娘」が描かれ
ていたりする。これが話題のエコアイスちゃん(通称「えここ」)。
で、先日の「ときめきパーティーセンセーション」(美少女系オンリー即売会)あたりで
人気爆発中の「デ・ジ・キャラットちゃん(通称でじこ)」とほとんどタメをはる勢いで
びっくりしていたんだが、本日のサンシャインクリエィションでもその勢いは衰える事
を知らない。

(参照URL http://www.nn.iij4u.or.jp/~showtake/ecoice/)

まあ、キャラ萌え自体はともかくとして、面白くてしょうがないのはその「エコアイス
ちゃん」という事象が「インターネット」を媒体として広まったこととその感染スピー
ド。
かつて「水色時代」がブレイクしたときも発端はパソコン通信で話題になりはじめ、
それ(BBS)をみた男性陣が「水色時代ないんですか!?」と漫画専門店に殺到したからと
言う。
ネットワークは言わば口コミの世界。そこにブランドは存在しないというアメリカでの
報告をみて「ふうん」とか思っていたけれども、そういった事象を目の当たりにして
いたことを思い返すに感慨深い。

人の間でなにが流行るかは検討がつきにくい時代になった。
流行がどこからやってくるのか、ますます混乱を極める。
しかし、コンピューターネットワークの伝染性というのはまことにもって面白いと思う。

全然関係ないんですけど私の環境は大分おちついてきました。WinNTで起動後すぐに
ログインするとフリーズする現象が発生し原因が良く判らないんだけれども、それでも
だいぶおちついてきました。今はなにかあってアプリが必要になる度にそれをインス
トールするといった状態です。(^^;
次はLinux環境を VineLinux1.1 にでもしようかな。



つぶやき 06/14/1999

ほとんど泣きながら環境再構築中。

今回OS再インストールのきっかけとなった事項に、QuickTimeが動かなくなって、それ
を使う関連アプリが一斉に使えなくなった。というのがある。
OSの再インストールをしたばっかりで環境再構築中であるにも関わらず同じ症状が出る。
しくしく。
しょうがないのでフォーマットして再度OSを再インストール、QuickTimeを真っ先に
入れてその状態を見ながらアプリケーションのインストールを進めていていく…。
!…。
“Windows Media tecnology 4.0β” きさまかぁぁぁぁ!!!!
(MS Audio のアレ)

犯人らしきものがわかったもののOSを再インストールしなくてはならないという事実の
大きさのほうに打ちのめされる。

MS社のβはやっぱ恐いです、個人的に。

#続報をお楽しみに



つぶやき 06/13/1999

この週末、愛用マシンのOS再インストール大作戦を行っていた。
思えばOSの再インストールってのは1年4ヶ月ぶりである。その昔は3ヶ月にいっぺんは
行っていた作業だがメインOSをWindows-NT4.0に据えてからめっきりその機会は減った。
ハードウェア的にも2年半ぐらい変わっていなく、それだけ古いマシンということだが
それは安定しているという事の裏返しでもある。この安定しているってのはなぜか、
なかなか得られないものなので割と心地よく離れられない。

さて、そんなことはともかく再インストールのお話。
今回の目玉(?)は Partition Commander に付属の System Commander Personal Edition
を使って WinNT, Win95, Linux をカッコよく切り替えられるシステムの構築である。
んが、これに思いっきりつまづき丸二日を費やす結果となった。原因はSystemCommanderPE
が認識するようにWinNTがインストールできなかったという点に尽きる。Win95はまあ
なんとか問題なく行けたものの、WinNTを何回インストールしてもSystemCommanderPEが
認識してくれないのである。ああ、Partition Commander でなく System Commander を
素直に買っていれば良かったと思うこと数回(笑)。
WinNTはOSBootというブートユーティリティーから起動するのだが、どうやらこれがNTFS
でなくFATにいないとうまくいかないらしい。数メガのFATパーティションを用意し、
そこにOSBootのみを入れ、別のNTFS論理パーティーションに本体を入れることにより
問題なく動作するにいたる。その事がわかるまでに何回インストールをしたことか(^^;

まあ、わかってしまえばそれまでだし。結果目標とした環境が出来上がったので良しと
する。

手慣れている所為もあるんだろうけど、Linux がもっとも問題なくインストールでき
ブート環境もまったく問題ないところは相変わらずである。困ったときはLinux上の
ツール(主にFDISK)に頼ることも多い。

んで、OSを入れただけで週末は終わる。
アプリケーションとかの環境はこれからである。やれやれ。



つぶやき 06/03/1999-2

インターネットを利用した音楽配信が色々と盛り上がっている。
ていうか、MP3 の合法性がうんぬんが結構やかましい。
思うのだが、MP3 っていうフォーマット自体に悪いことはどこもなく、むしろ便利で
有用なフォーマットだと思う。しかし、なんで MP3 だけが目の敵にされるのだろう。
それよりも音楽だけが問題になるのだろうか。
グラフィックを利用してマンガ本とかを全ページスキャン・掲載というのも当然違法
行為としてありな訳だし、その著作権・版権上の問題はかなりなものだ。しかし、
グラフィックにおけるそういったアングラサイトってのは見掛けないというか問題に
ならない。程度としては MP3 の違法サイトと同じくらいだと思うんだが。
私見として、単に MP3 が新しくて面白いフォーマットと言うだけではないか。それ
ゆえに違法者はおもしろがっているだけなんだと思う。

まあ、どんなに規制をしいても絶対そういうことをやる人はいると思う。だが、面白
半分だけで行う人間は減っていくのではないだろうか。
今は、まだ混沌としていても音楽のネットワーク配信や MP3 といったフォーマットは
確実に定着していくと思う。



つぶやき 06/03/1999

E-コマースこと電子商取引のお話。
ソフトバンクやトーハン、ヤフーとかが手を組んでインターネットで本やCDを販売する
会社を作るそうだ。と、ここまではよくあるお話し。今回のポイントはそれをコンビニ
(セブン・イレブン)で受け取れるようになるらしい。
独り暮らしをしていると昼間会社にいっているので宅配便とかなかなか受け取れなくて
不便な物。だから通信販売とかもほとんど利用しないでいたりする。
そういうことを考えると結構つぼをついた展開なのではないだろうか。とか思っちゃっ
たりなんかしちゃったりして〜。(なぜか広川太一郎風)



つぶやき 06/01/1999

Partition Commander を買ってきた。

最近 WinNT システムの調子がおかしく、起動しないアプリが出てきた。QuickTimeはまあ
ともかく、わくわくしてインストールしたバージョンアップ版 AnimationMasterJ7 が
起動時にコケたのには流石にへこんだ。
たぶん、重要な DLL がイカれたと思われるのだが特定のしようがない。

ときに、うちのシステムは WinNT が通常として Win95, Linux が入っていて用途に応じ
て切り替えて使っている。そのためのセレクタは LILO + NT OS selecter で、まあなん
とか目的は達せられているものの2段構えなのであまり美しくない。今度再インストール
するときには市販の OS セレクタを使おうか、と思っていたのである。

で、何を買おうかと思ったらばどうやら選択肢は 4つあるらしい
・System Commander
・Partition Commander
・Partition Magic
・partition It!
頭の SystemCommander 以外はパーティーション操作ソフトでブートセレクタはオマケで
ついてくる。
ブートセレクタのみだったら System Commander でオッケーなのだけど、どうせならと
いうことでパーティーションマネージャーも気になってくるところ。
色々悩んだ結果、SystemCommander-PersonalEditiion がついてくる Partition Commander
を選択した。SystemCommander-PE と正規版の違いは OS をラクチンにインストールでき
るウィザードが付いてくるかどうかといったところ。私的には OS のインストールは
慣れまくっているので、PersonalEdeition でバッチリだと判断した次第。

さて、実際いじってみると色々と不満があった。
パーティーションで肝心のリサイズが出きるのが FAT16, FAT32 だけだったということ。
Pertition Magic なら NTFS と EXT2 もできるのに…。そこは流石老舗というところか。
私的には WinNT がムチャクチャ重要なので NTFS が未対応というのはがっかしである。

次、SystemCommander-PE をセットしたもののメニューに OS が一つも現れなかった。
これはブートフラグが立っていなかったからなのだが、無理に立てても NT と Linux
しか現れず、NT は起動しなかった。
これは、実は NT の OS Boot Selecter を使っていたから。Win95 が入っている領域
には NT の Selecter が入っていて、SystemCommander-PEは「それを認識しなかった」
のである。まあわからなくもないが。NT は OS Boot Selecter で立ち上がるので当然
ダイレクトに指定しても立ち上がらなかったというわけ。
ってことは Win95 をインストールしてそれとは別に NT をインストールして起動する
様にすればオッケーってことか。何にせよ再インストールが必要。

う〜ん、こうして考えると私にとって結構ハズレな買い物だったかもしれない。
だけど、そういった事項をふまえて、コレから OS を入れようとしている人には断然
便利であることは確か。特に Win95/98/DOS しか所有していない人にとっては、付属の
腐れ FDISK (DOS/95/98 以外の OS を排他しようと努力する)よりかはよっぽどまし
なので必要なツールなのかも知れない。
とはいえ、OS 再インストールしようかと考えている場合丁度良いアイテムかも。
おお、そういえば私も再インストールするのが目的だったな。




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