Archive for the 'ギャルゲー' Category

つぶやき 12/30/2001

2001年12月30日、私はビッグサイトに居た。
そう、東京コミックマーケット61、通称冬コミである。
ここしばらくなにかと余裕がなくて同人誌即売会にはとんと疎遠となって
いたので本当に久しぶりな参加である。コミケとなるとそれこそ 3年ぶり
とかじゃないだろうか。まあ、それくらい余裕が生まれつつあるという事で。

仲間のところ( http://www.lares.dti.ne.jp/~pyonkey/ )の手伝いという
事でサークル参加。ジャンルは「君が望む永遠」。
( http://www.age-soft.co.jp/Product/Kimibo/index.htm )
私ら的には順当である。
といっても私は製作を何にも手伝わなく、サークルの君望本はぴょんきー
松尾一人で作成することになった。私個人は別件で AAA/Triumphal Records
さんところ( http://www.espr.net/trh/aaaa.html )の
「Regalo – 君が望む永遠FANディスク」
( http://www.espr.net/trh/aaaa.html#kmnz_fd )
の方に 4アイテムほど提供していたりします (^^;

んでまあ、そうなると自分らのサークルのところにはぴょんきーの本が
一種類だけ置かれている状態なわけで。それはサミシーかなと思って
コピーチラシを用意して無償配布することにする。お題は「天使のしっぽ」
( http://www.wonderfarm.co.jp/shippo/ )。10月〜12月に WOWOW で放送
されていたアニメで、今一番のご執心である。
ちなみにぴょんきー松尾の方もしっぽに染めてあるので「ルルたんハァハァ」
は共通の合言葉(誇張)。
しかしこの「天使のしっぽ」知る人こそ盛り上がっているものの、一般
的にいってまったく知名度が無い模様(泣)。そんな状況でも、目に止めて
チラシを持っていってくれるお客様がおられるので、ファンは渇望している
んだろうなあとか思う。ちなみに、他サークルの成年向けしっぽコピー本は
無事ゲット(笑)。もう一冊しっぽ本(成年向け)が29日に出ていたらしいが
これはとらのあな( http://www.toranoana.co.jp/ )とかで入手できる様
なのでまあ良しとしよう。それにうちのチラシを合わせると 3サークル
ぐらいしかないのかなあ、とガックリさん。(情報求むですわ)

今回のコミケ唯一の目的(笑)とされる企業ブース、ワンダーファーム
「天使のしっぽ」セット、およびスクールカレンダーの販売。
( http://www.wonderfarm.co.jp/shippo/news/011228.htm )
企業ブースというと長蛇の列とか数時間待ちとかいう風聞があり、怖くて
近寄ったことがなかった領域。いやしかし、しっぽグッズの為ならば。
意を決して人混みに飲まれながら企業ブースへと到着、そこで見たものは!!
必死の呼び込みとそれにもかかわらずお客様が一人もいないワンダー
ファームブースの姿であった。ババーン。
あまりにも不敏なのでグッズを 2セットづつ購入。片方をぴょんきー松尾
に押し付ける。
ううう、しっぽ良い作品なのになあ。小さい子にも見せたいくらい。

そういったしっぽのマイノリティーさはチラシの配布状況にもそれなりに
現れていたりするわけで。でも、それをたまたま(君望島という場違いな
ところで)見つけて「あ、しっぽだ」と持っていてくれるお客様がいる
のはやっぱり嬉しいものです。
なんか、メイド服をきたおねーちゃんが突然足を止めてチラシ(だけ)に
向かって来て嬉々としてそれを手にしたと思ったら「私、MEGAMIマガジン
で漫画を描いている者です」とか。げふ、しんかおりさんかいな。
いや、ほんとうに嬉しそうにチラシを手にしてくれていたから、しっぽの
関連アイテムって本当になかった&うれしかったんだろうな。
ありがたいことです。(内容しょぼくて済みません)

しかしまあ、君望も思ってたより全然本が(他サークルから)出ていない
ようで。相変わらずマイノリティー&ゲリラチック(連携無し)参加な
私らなのでありましたとさ。

取り敢えず配布したチラシはふみふみキックのサイトの方で公開。
( http://www.fumi2kick.com )

# だがそれがいい



つぶやき 09/29/2001

Otherwise の「未来にキスを」読了。
容赦無き元長節に陶酔。そして満足。
といってもこの満足は「フロレアール」「SenseOff」と順を追って付いて
来ている者としての満足であり、期待を裏切られなかった事に対する安堵
である。このタイトルで初めて元長節に触れた人の感想というのはまった
くもって見当がつかない。エロゲーとして買った人は騙されたと思ってい
ないだろうか?願わくはそれが良い意味で裏切られた、でありますように。

歴代のタイトルがそうであったように今回も煙に巻かれた様な内容であり
その中のテーマが見えるようで明確ではない。正直、SenseOffは一読で自
分なりの解釈が完成したが、今回はしていない。消化には時間と思考、そ
して再読が必要なようだ。
そして、その結果得られた「自分なりの解釈」というのは人それぞれで、
おそらく10人いたら10人とも違う受け取り方をしているに違いない。そし
てそれはどれもが正しい。
他人の解釈はどうあれ、自分が理解した物語というのは自分の心の中にあ
りそれを眺めていることは非常に楽しい。作者がなにを言いたかったのか
ということはさして大きな問題ではない。読み手としては作者とまったく
同じにはなれないわけだから、そこには壁がある。しかし、それは悲しむ
べき事ではなく、自分は自分で物語を読んでその感想を抱いていれば良い。
そこには圧倒的な楽園が広がっているのだから。

ま、も少し平坦に言うと、物語の字面を追ってそれを理解したつもりになっ
ているのでは「未来にキスを」というタイトルを楽しんではいない。
この物語が一体何を言いたいのか、それを皆で考えるところが「ゲーム」
であり、本体なのであろう。

……そして、その答えは何処にも存在はしない。



つぶやき 08/11/2001

各所で色々と話題の「君が望む永遠」。
私もご多分に洩れず、体験版でショックを受けたくちなので発売日当日
の朝に購入。その後 4日くらいかけて貪るように読みふけりました。
んでまあ、全エンディングを見たのですが、なんかこのタイトルに関しては
語れる範囲が微妙なのでレビューはしないでおこうかと。
各所で的確なレビューがなされているのでそれで良いかなと。
なんというかね、ギャルゲーや萌えゲーでないというか、恋愛ゲーでも
なくて「ドラマ」なんだね。夜10時の大人向け連続ドラマを見ているような
感覚。

で、「君望」のレビューの変わりに「ONE〜輝く季節へ〜」の OVA でも。
第一巻は茜(君望の茜にあらず)&詩子。
キャラデザの好き嫌いはまあともかくとしても、瑞佳と繭が一瞬誰だか
わからななかったりする。特に OP 2回目に出てくる繭が走っているところ
なんかは「あれ?(東鳩の)志保がなんでここに?」とか思って見たり(笑)。
でまあ、それなりに気合いが入っているのは認めるのですが、カット毎に
顔が変わるのはどうかと。
でも、たまに、「あ、茜可愛い」とか思えるシーンがあったりするところが
ワナっぽい。詩子はブルマ担当。
絵柄はかなり変わっているのだけれども個人的には好きな範疇。
ざっくりとした感想は「叙情的にしようとしたが力量不足」に見えた。
そういった作品を目指すにはコンテとタイミング(間)が重要なんだけど、
今一つこなれていないというか失敗しているかな〜というところが
多かったり。
「ONE〜輝く季節〜」が描いているのはジュブナイル的な心理葛藤であり
それをファンタジーとして描写したところにある。そしてそれは、主人公
(=折原公平)だけでなく、女の娘の側にも存在する。
ま、よするにだ、キャラ萌えだけ描いてもそれは人々が ONE に対し
抱いている評価に届かないということ。



つぶやき 07/14/2001-2

書き忘れ、アージュのサイトへのリンク追加。
それと私が体験版を入手したのは「カラフルピュアガール」という雑誌にて。
カラフルピュアガールは毎号買っているんだけどね。
(ホームメイドテーラーが最終回だったのが悲しい…)



つぶやき 07/14/2001

各所で話題になっているアージュの18禁ゲーム「君が望む永遠」体験版。
それが添付している雑誌を所有していたので、興味がてらプレイしてみる。
む〜、ふむ〜、ぐはぁ!!!
これ、体験版といいつつ第一章丸々遊べるのですが「体験版としては」
大成功ではないだろうか。おそらく大多数の人にとって製品版がひっじょーに
気になる存在となってしまうであろう。
もちろん、肌に合わない人もいるはずだがそれはそういうものだということで
切り落としても可かと。もともと、出会うことすらなかったであろうタイトル
に出会う機会が増えて本来よりも多く sale できれば良いわけだし。

内容に触れてしまうのであまり色々とは書けないので難しい…。
ん〜と、私個人としてはこの体験版をやった限りではあまり良いゲームでは
なかったなという感想を抱いた次第。ざっくりまとめてしまうと、この第一章
は第二章に突入するまでのお膳立てでしかないあたりが問題。
例えばだ「ONE 〜輝く季節へ〜」の前半部分。明るく楽しい日常生活が延々と
繰り返されるだけの部分(個人的に「漫才パート」と呼んでいる)。あれは、
ただ淡々と同じような生活の描写が繰り返されているだけで、特にストーリー
が進行するわけではない。
この漫才パートは、主にキャラクター達を彫り込みキャラクターを形成し、
読み手の中に世界を作る役を担っている。「瑞佳は幼なじみだ」と説明くさい
文章で書かれるより、毎朝しつこくも主人公を起こしに来る(そしてからかい
あう)という描写の方がよりいっそう瑞佳というキャラクターが細かく設定
される。そして、読み手はそのキャラクターを理解し思い入れを始めることが
できるわけである。
また、漫才パートにより延々と繰り返される平穏な日々の積み重ねが、物語の
世界に「平和」と「日常」を構築し、その後に起こる事件の非常度を鋭角に
研ぎ澄ます。相対的な落差が激しいほど読み手に動揺を与えるはずだ。
「ONE 〜輝く季節へ〜」以降、前半の漫才パート+後半の急転直下パートと
いう構成が多用され、標準フォーマットと言えるぐらいに全てが習って
しまったが、その日常の積み重ねを意図して正しく行なえているタイトルは
数少ないと思う。「SenseOff」なんかはくどいほどの同手法で非日常の中に
無理やり日常を構築していた。これはこれで面白い。
ちょっと話がそれてしまったが、要するに「君が望む永遠」体験版は、その
漫才パートだけを見せられたに等しい。「ONE 〜輝く季節へ〜」で漫才パート
だけ見せられて「どう?感動したでしょ?」と聞かれてもちょっとキツイ。
それに崩すために積み重ねるのだから、ここまでの部分が気に入っても
この後どうなるかはわからない。ひょっとしたら後半は自分にとって肌に
あわなくツマラナイかもしれない可能性だってあるのだから。

ではなぜこの体験版はこのようになっているかというと、おそらくはキャラ
クターを先行で定着させておきたいのだと思う。どんなに話が良くても、
文章が卓越していても、それは販売時の売りにはならない。お客様は
十中八九キャラクター絵とブランド名だけで買ってしまうものである。
要となるキャラクター絵も最近はどこも綺麗で可愛いので、その中から
一つ抜きん出る(店頭で目に止まる絵柄)のは難しいはずだ。
せめて、このキャラのこういう面をみてくれれば。せめてちょっとでも
文章を読んでくれればこのキャラの良さがわかるのに。
そういった部分を伝えるためのものであろう。
そして登場キャラクターの内どれかにヒットし思い入れることができれば
購買者数は増加する。
もしぎりぎりのところで思い入れできるキャラに出会えなかった場合の
テコ入れもあるところが素晴らしい。ほとんどの人はそれで一気に
購買意欲の閾値を越えてしまっているはずだ。

日常の積み重ねでキャラクターを描き、思い入れをさせたところで一気に
くつがえす。「加奈〜いもうと〜」が実にみごとにとった手法である。
物語の都合が良いように読み手の感情をコントロールするとでも言おうか。
「加奈」の場合、幼少期、中等期によって加奈という妹のキャラクターを
描写するとともに、加奈を「大切な守るべき妹」としてプレイヤーの心理に
徹底的に刷り込んでしまう。この刷り込まれが深ければ深いほど輝いた
物語になる。逆に思い入れできなければ「ツマラナイ」で終わってしまう。

「君が望む永遠」体験版で言えば
・ストーリー展開を求めてしまった場合
・気に入ったキャラクターを見つけられなかった場合
・文体、言い回し、ゲームシステム等不満点が購買意欲より大きかった場合
これらの場合に評価は低くなるのではないかと推測する。

個人的に良いなと思ったのは細かい感情の移り変わりが文章から読み取れた
こと。その分くどくて長いのはあれだが。
あと声優さんの演技もかなり良い。キャラクターの思い入れに大きく荷担
しているのではなかろうか。
それとオープニングムービーの入り方がカッコ良くてゾクゾクした。

でもこの第一章、第二章で特定のキャラクターに思い入れさせるためダケに
存在しているんじゃないかと思う。極端な話、登場人物全員がその一人を
引き立てさせるための捨てゴマなんじゃないかと思うほどだ。
ま、そのへんの邪推は本編を買って確認するとしましょうかね。



つぶやき 04/10/2001

シスタープリンセスドラママキシシングルとかいう物を買ってみる。
マキシとかいうわりには52分も入っていたりするのはいかがか。
うわ、しまった、これって「アニメ版」のプロローグだったのか。
しょぼん。
新歌も「可憐」と「花穂」という取り合わせ。いや、確かにシスプリ
を代表する妹であるけれども 12angels (イメージソング集)の中から
「これはやばいだろう」という上位 2人を抜粋したような選択にしか
思えない。聞いて、まあ、予想通り。

さて、最近の私にとってそんな事は些細なものでしかなく。

なにがあれって TLS3 (TrueLoveStory3) ですよ。ダンナ。
現時点ではまだ私の中で落ち着いていないのでレビューは避けておく。
取り合えず 2周とちょいは終えていて、大体 TLS3 について見えて
きたところなのだけれどもまだまだ言及できるレベルではないなと。

TLS1 の頃から思っていたことなのだけれども、このシリーズって
若い人(20歳未満)がプレイして面白いのだろうか?
もし面白かったとしても私ら(30歳前後)が感じる面白さとはまったく
違うのではないかと思うのである。
シリーズ全体を通してどことなくノスタルジックな世界観を持ち、
「学園生活」を過ごしている気分にさせてくれるこのタイトル。
3 となった今回はその制作側の意図がストレートに表現されている。
ある意味、露骨に表に出てきたので「むー」と思わなくもないのだが
個人的には心地好かった。
(オーラスのアレとかのことですよん)

そういった意味でこのタイトルの推奨年齢は 30歳前後であり、25歳
未満はお断り的な部分があるんではないかと思ってみたりみなかったり。
18歳未満は完全禁止で、それより学生生活を謳歌しなさいとかいう
のもあながち冗談ではなかったりしてみたり。
反ゲーム派の言葉と似たような事を書いている気がするが、まったく
正反対の立場から書いている事をご注意ください。(それ以前に冗談
まじりであるけれども)

小さい頃楽しんで見ていたアニメを、大人になった今見てみたらその
内容の重さにびっくりしてみたりとか。物語というのは受け手の立場に
よって如何様にもその姿を変えるものである。
今TLSを楽しんでいる 20歳前後の方がいたならば、是非とも 5年後
10年後にもう一度プレイをしてみて貰いたい。

そのとき見えてくる何かがあるだろうか。



つぶやき 03/25/2001

普段シスプリシスプリと騒いでいる私だが、実はゲーム版には全然興味が
なかったりしてみる。
原因は声優だ。
ラジオの 3分スポットでやっていた「妹からの手紙」(イメージソングCD
“my sweet twelve angels” にBONUS収録)をわくわくして聞いたもののそれ
に愕然としたからだ。いや、声優陣が駄目とかそういうことではない。
イメージと合わないというのも個人的勝手な思い込みに因るものだから
問題は無い。ではなにかというと、声と演技が付いたことによって妙に
「具現化」してしまった事にある。なんというか、わかりやすく言うと
シスタープリンセスというものが「ただのギャルゲーと化してしまった」
というか。それだけこのコンテンツには強烈かつ強い個性を感じていたと
いうことなんだけど。

でまあ、ゲームが発売されてもそれを買わずにいたわけで。
同じ日に発売されたPS2の「パイロットになろう2」を買ってセスナ機で
大空を飛び回っていた次第。
しかし、WEBを徘徊して各所で撃沈されている戦友達の姿を見ていると
やはり気になってくるもので。う〜ん、これはやはりネタとしてもやって
おかねばならないか?とか思うと共に周囲からの期待の声などに後押しされ
結局購入…。
イメージアルバムCDをリピートで聞きまくっていたからボイスにも慣れたと
いうのも理由だったり。

「飛行機で大空を飛び回るのは男の子の夢だけど、12人の妹に慕われるのも
男の子の夢だよね!!」

はいは〜い、あなたのにいさまはここですよ〜☆(←ノリノリやん)

で、ちょっとだけプレイ。
ぐわははは、可憐が花穂が衛が咲耶が雛子が鞠絵が白雪が鈴凛が千影が
春歌が四葉が亞里亞が〜〜〜!!!
んが、なんか奥歯にもやしが挟まったような感覚を受ける。

……
………
ああ、そうか。問題は二点。
一点は「妹達の横の繋がり」。今まで霧賀ユキさんの差し込み漫画以外に
妹達同士が会話をしている姿を見たことが無かったんだ。こいつら互いの
ことをちゃんと知っていたんだなあって感じ。
(私がなんか雑誌企画であったことを見落としているだけかもしれないが)
読者投稿企画の段階では好きな妹との対一に近かったから別段必要なくて
描かれないだけなんだけど。なんとなく横の繋がりがあると世界観が違って
みえる。初期ギャルゲーのほとんどは主人公をハブとしたスター型トポロジー
で世界が構成されていたが、歴史を重ねるにつれ人間関係を複雑にした
バス型トポロジーを多用していくようになっていった。まあ、そういった
ことだ。だから、今まで気にしていなかった他の妹との衝突というのが
(裏的に)生じていくことになる。そこがなんか違う。
そしてもう一点は「主人公の声」。
今までほとんどのコンテンツでは「妹から兄への言葉」であり、兄は読者
だから明確に声を発することはなかった。(投稿はまあ別とする)
キャラクターコレクションにおいても兄への語りで書かれているが全てが
妹の一人称だ。
で、ゲームでもって初めて読者(プレイヤー)以外の形の「兄」という存在
を持つことになる。今までは自分自身が兄だったのに、ゲームではゲームの
中の兄を自分の分身とする。よするに、ゲームの中で「わあうれしいなあ」
とかかかれていてもそれはゲーム内兄が勝手に喋っている言葉で、プレイ
ヤーの心情と必ずしも合致するもので無いのである。たぶんこのゲームに
おいてゲーム内兄の心情を理解できなければ世界を受け入れることは不可能
であると思われる。
そんな全お兄ちゃんを代表するゲーム内兄であるが、かなりふにゃふにゃな
存在ではないか?個人的にはこの主人公の独り言が面白くてしょうがないぞ。
「妹と登下校するのは大変だけど嬉しいからいいか」(うろおぼえ)
その『うれしいからいいか』というのはどこから沸いてきた感情だ?
でも大多数のプレイヤー(含む私)にとってもやっぱり嬉しかったりするので
まあ良いのである。

時間が取れていないのでまださわりしかプレイ出来ていないので以下は
ファーストインプレッション。
コンテンツとしては「シスプリらしい」内容で問題無し。
というか、これはころがりまわるでしょう :-)
それ以外の部分はかなり気になったので一応指摘。

・プレイヤーフィードバックが無い
メニューを選択決定したときなどに、そこが点滅したりSEが鳴ったりといっ
たユーザーアクションのフィードバックが一切ないのでびっくり。
選択したりしたら「ぴろん♪」とか音がするのが当然でしょ〜。
・画面エフェクトが簡素だ
PSにしてはってことなんですが、画面効果的演出がえらいシンプルだと
思う。逆を返すと余計なことをしていないので軽快な進行に繋がっているの
だが。
・BGMが貧相だ
SPUのRAM領域がほとんどボイスに食われるとはいってもこれはあんまりで
はないかという気が。
ボイスはスゴイ量をもっているけど、シーン毎に音量のばらつきがあるのは
大きく減点。音量差を聞き取れないくらいに押さえて欲しかった。

プログラム的に見ると全体的に貧弱なんですが、文書の表示とスキップが
軽快でプレイに支障をきたすことはない。このことがこのゲーム最大の
長所ではないかと。また、その長所のためにその他欠点が全て許せてしま
えているのではないかと。
まあ、最もの長所はコンテンツ自体の「すごさ」であって、システムは
全てその文章とキャラとボイスで掻き消されてしまうんですが。

あとなにげに全てのシーンに口パクが付いているあたり、このへんもすごい
と思うよ。(たぶん)

製作担当会社の「スタックソフト」ってなんか聞いたことあるんだよなあ
と思って調べたら「ら〜じPONPON」「Pure MAIL」の「オーバーフロー」で
あることを思い出し膝を打つ。(オーバーフローはブランド名)
( http://www.stacksoft.co.jp/ )
会社概要を見たら過去製作作品(PC->カンシューマ移植)も結構なものじゃ
ないですか。色々な意味でなるほどと思う。
悪い意味でPCソフト的だったり、それでいてツボは押さえていてサクサク
遊べたりというあたりにつながるのかな。



つぶやき 01/18/2001

会社の同僚にコロコロコミックを見せてもらった。今年の劇場版ドラえもんで短編のほうは
ジャイアンとジャイ子(クリスチーネ剛田)の話なのか。兄として妹の為に奔走するジャイアン
の妹想いな姿が描かれるのだそうだ。
「き、兄妹物の奔流がこんなところにまで!!」と一瞬驚愕。
そいやジャイ子は漫画家目指して一筋だったなあ、同人世界というトレンドをも巻き込むのか!?おまけに性格は兄ほど酷くはないし、見目を除けば実は大変
キャッチーになれるキャラクターなのか!?でも娘は歳を重ねると化けるからなあ、ヒロインは
静ちゃん一人という寡占状態にあって頭数を増やすことは重要なのではないか!?
しかし、友人の妹か…うおーっうおーっ、はっ今何か聞こえたか!?

といった世迷い言は置いておいて。

先日不本意ながら(?)「シスタープリンセスのどこが面白いのか説明せよ」という苦行にも似た
状況に萌まれ(めぐまれ)。この際ついでだから俺的論理をまとめておこうかというくだり。

シスタープリンセスというコンテンツを他の萌え系コンテンツと比べ観察した際、特徴的だと
思われる事象が二つある。それは「恋愛対象でない」ことと、「同人誌は女性作家が多い」
ことである。まあ、後者については最近はメジャーになったので男性同人作家も入ってきて
いるだろうがそれでもというところで。
この恋愛対象でないというのは意外に大きいはずである。女の娘が存在するという他に何も
ないコンテンツであるわけだから、その娘にどのような形で入れ込むかというのは重要な
はずである。通常のギャルゲーと呼ばれるコンテンツにおいては大体が恋仲もしくはそれに
準ずる間柄になる事が目標である場合が多い。
しかし、シスタープリンセスでは妹であることからそういった恋仲になるという要素は一切
提示されておらず、ただ純粋にキャラクターを可愛がるという要素のみが存在し、いっそう
の輪郭をもって強調されている。
そう考えると、他の男性側カタルシスがステロタイプで存在する他ゲームに比べ、女性受けも
しているというのはなんとなくわかるような気がしてくる。
つまり、可愛い物を純粋に可愛いと愛でる感覚であり、人形をいとおしむ感覚に近い。
もちろん、単に存在しているわけでなくキャラクターを持っているわけで、それがさらに
「可愛さ」を増長している要素となる。その要素が「妹」という存在であるわけだ。

ここで妹キャラと言われるものについて振りかえってみる。
「妹」という設定が暗黙の内に持っているものは意外と多い。年下、肉親、近い存在、
保護すべきもの、等々…。そのなかでもシスタープリンセスの中で最も効果的に使われている
ものは「もっと身近な存在」であるという部分と「(今現在)誰よりも自分を見つめてくれて
いる存在」という部分であろう。
特にこの「妹はおにいちゃんのことがちっちゃいときから大好きでした」という個所が、
その筋の殿方のみぞおちノックダウンタオル投げ入れドクターストップでおい担架だ担架早く
持ってこいってな感じかと。
つまり抽出すると「常にそばに居てくれて」「自分に好意を持っていて」「すりよって甘えて
くる存在で」「また甘えさせたい存在で」あるわけだ。
相思相愛になった恋人同士がこれを補完してくれる可能性もあるわけだが、そばに居るという
絶対の距離感、および打算の無さ(肉体関係とか)において妹の方が抜きん出ているわけである。
別段抜きん出ている必要もないのだが、妹キャラというのはそういった特色を色濃く抽出した
ような存在という事になる。

もちろんここでの「妹キャラ」というのはそういった理想形を濃縮したファンタジーな存在で
あり、実際の存在とは異なる可能性がある事は考慮しておいて欲しい>実在妹保有者

よーするにだ、現代人はさびしんぼさんなんだよ。
「そばにいて甘えて欲しい」とか書くと「なにそれ気持悪い」とか思うかもしれないけど、
平たい目で見るとそれは誰でも持っている欲求でありその結果そばにいるのが兄弟であり
家族であり友人であり恋人であるわけだ。
ペットを飼うのも同じようなものであろう。
で、その欲求を満たしてくれる理想系の一つとして煮詰めて結晶化したものがシスタープリ
ンセスの12人の妹達なのである。
確かに労せずしてやすらぎを得たいという姿勢は安直かもしれないけれども、その存在は
井上トロ(どこでもいっしょ)と大してかわんないのである。
後は個人的嗜好の問題であって、趣味の領域ではないかと。

そういえばドラえもんにも妹がいたなあ…。
しかもドラミは「もうお兄ちゃんたらしょうがないんだから」といった(TLSの)みさき系妹だぞ!!
おお、そんなすばらしいコンテンツが30年前から存在していたとは!!
流石は藤子不二雄F 大先生!! ビバ!!

# あまし真に受けないでください



つぶやき 01/01/2001

そんなわけでお正月。
ここのサイトのトップ絵更新もすっかり年一回と落ちぶれしまったあたり。
流石にそれくらいは更新しないとならないだろうと言うことで年末に
ふにふにと新しい絵を描いてみる。…んぐ、崩れまくっているよこの絵(泣)。
まあ、取り敢えず掲載。

元旦くらいはだらだらと過ごす。だらだらだらだら。
買うだけ買って「積ん読」状態になっていた電撃キャラクターコレクション
「シスタープリンセス」をだらだらと読んでみる。(キャラクター毎の物語が
書かれた小説みたいなもんね)

……
………
ぐはあ(悶絶)
た、たまらん。相変わらず凄い内容だ。
いや本当に少女漫画系は読みなれている私でもこのコンテンツだけは読んで
いて恥ずかしくてたまらないという>シスプリ
天広直人さんのキャラクター絵は確かに魅力的だけれども、本当にこの
シスプリの世界をガッチリと構築しているのは公野櫻子さんの文章に他なら
ない。その他雑誌企画のライターも含め本当にこのコンテンツのクリエイター
諸氏の力量には感服する。どうしてこうここまで恥ずかしいものを創れる
のであろうか。

で、くだんのキャラクターコレクション。文字がかなり大きいのだが、
それでいて見開き2ページ内にハートマークが9つも散らばっている様は
どうよ?



つぶやき 05/23/2000

ふむ、「key」のサイトで携帯電話に関するアンケートを実施中。
着メロ配信サービスの準備でもしているのか。
てなわけで自分の持っている DDI-P の端末に一票入れてくる(笑)




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