Archive for 12月, 2005

アキハバラ二景

「半田付けカフェ?」というか、電子系工作専門のレンタルスペースらし。お茶は出ません。
記事中の「半田付けしながら、必要なものはすぐに買いに行ける」という下りを読んで不覚にも笑ってしまう。
それは良いのか? と思ってしまうが、工具類が借りれるというのは案外いけているかも。半田ごてやニッパーはともかく、リーマーやハンドニブラーとかをそろえると結構なお値段になるのよね。それに金くずの掃除しやすさを考えると自宅ではちょっとと思うところもあるし。
これみていて多分あるとうれしいだろうなあと思ったのがコネクター類の圧着器具。高くて買えないので木槌でこんこんやっていた覚えのある人は理解してくれるかと。
あと、黙々と任意長の 10base-T Ether ケーブルを作りまくるとか。

かたやこちらは「メイドさんのいるDTP出力センター」
またアキバでメイドかよ、けっ。と最初は思ったものの、これって実はかなり有効なのでは?
キンコーズとかだと「恥ずかしくてお願いしづらい」アニメキャラの等身大ポスターとかを出力しまくれるわけですよ。しかも最初からオタ相手なので気兼ねせずゆっくりと色校正の調整もできるわけで。
そしてなりより、あのくそ長い印刷時間をお茶して待っていられるというのはどうよ。
目前となった冬コミでのブースポスター作成にいきなり需要がありそう。

嗚呼、アキハバラよどこへ行く。

ほいや、「ツクモ ロボット王国」とかで売っている二足歩行ロボットキットを使って真紅(ローゼンメイデン、翠星石でも可)を作る猛者はまだ現れないのだろうか。
アキハバラの半田付けカフェで作れば、サーボモーターもアルミ板もドールヘアも衣装も、必要なものはすぐに買いに行ける、よ。きっと。
まあ、ローゼンメイデンは案外大きいのでジャンボマシンダー位はあってほしいかもしれない。そう、2325-RV くらいの大きさ。
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チョコレートはダンディーなお菓子?

電車に乗っていると「オンタイムにチョコレート」という車内広告を見かける。仕事中にチョコレートを食べて、糖分補給&気分転換してより集中できるとかいう事務職へ向けた広告。
勤務中にお菓子を食べろと言うのか! いや、もりもり食べてますけど。

この広告、若いOL向けかと思ってしまいがちだが、実は40歳前後の男性サラリーマンを狙った広告の様だ。
なんでも、オフィス街のコンビニではチョコレートがバカ売れなんだそうで。
でもそれを買っていくのは若い層や女性よりも、30,40代の男性が一番多いのだとか。
ここしばらくポリフェノール云々やビターテイストが中心になっているのはそういった背景を受けての事らしい。

むかーし、聞いた話だが、お菓子業界にとって 1970年代はチョコレート菓子の時代だったそうな。それが 80年代に入るとスナック菓子一辺倒になってしまう。90年代はチョコスナックの隆盛時期。60年代は不明だけれども、キャンディーあたりかしらん。
そういわれて振り返るとなるほどと思わなくもない。
そう考えると、チョコを食べるおっさんというのは、そのチョコレート菓子全盛の時代に幼少時代を過ごした層と言えるかもしれない。

とかいうことを「神羅万象チョコ」を食いながら思い出した。
(ビックリマンチョコも復刻されてるし)

まあ、勤務中にスナックを食うとバリボリ音が響いてよろしくないのでチョコレートというのは割と手頃な選択なだけかもしれない。
そういえば、最近の若いのはタバコと同じく酒を飲むのも減っているので酒の席に誘いづらいとか。そんなとき、ちょっとチョコあたりを買ってやる方が喜ばれるとかいうのが、オフィスグリコヒットの理由の一つでもあるらしい。
チョコレートは子供だけのモノではないのです。
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質の低さとレベルの低さ

あまりにも凄い歌でちょっと前に話題になっていた Pine soft の「クローズアップ!」という18禁ゲームがある。
デモムービーをダウンロードしたものの存在を忘れてほおっておいたのが発掘されたので、ちょいと聞いてみる。

……
………プペポポ〜♪
参りました orz
色々な意味で完璧です。面白いとか、変とかではなく、ただひたすらに下手なんだな。詩も曲も編曲も、そして歌も。(Vo.大野まりな)
本当にこの曲はひどいなあ、私でも作れそうだ。
なにげにモーショングラフィック(ムービー)のレベルも低い。

しかし、この歌の場合単純にレベルが低いだけなので見ていて微笑ましく別段腹がたつわけではない。
お金を払って買ったユーザーにとってみれば、お金を払った分だけ楽しみたいわけだし、苦痛なものを進んで買うわけでもないから「騙された」のならば立腹するかもしれないけれども。
クリエイターが何をしようとしていたのかが伝わって、けれどもその理想に手腕が伴わなかった場合、私としてはさほど不満は感じない。(まあ、状況と程度にはよるけれども)
逆に腹立たしいのは、必要でないところに無理矢理適用してなおかつ質が低いあたりだろうか。

質が低いというのは、本来ならできるべき事なのにできていない事なのでレベルの低さとはまた異なった基準と考える。レベルが低くても、その手腕の中で最善を尽くしていれば評価してやっても良いのではないだろうか。
最近の工業生産物は何かと大規模、複雑化しており最初の一発目から完璧なものを送り出すのは不可能じゃないかなと思っている。いや、自分の仕事を正当化するわけじゃないけど。
Xbox360 で出た不具合で「不具合発生率は3%以内でこれは想定範囲内である」とか言っちゃったけれども、これ数字を出さない方が良かったんじゃないかなあ。安定動作から外れるのが 3% ほどという数字はそんなもんかなと思うけれども、エンドユーザーに取っては「発生した/しない」の2値であって、発生した場合ユーザー本人にとってはそれが全ての結果であるわけだから。
んでまあ、こういった数% の不具合が混ざるかもしれないといった事態に対してどう対処するかが「質を高める作業」になるわけだけれども、これがメーカーによって違ってくる。
日本のメーカーは「出荷時の不具合比率を如何に低下させるか」を基調とし、米国のメーカーは「出荷後、発生した不具合を如何にサポートするか」を重視するのだとか。

一番腹立たしいのは、レベルも低く、質も低く、やりたかったことにも新規性が無く、知らない人を騙すための商品ですな。

そういえば、最近の子供は苦いものや渋いものを食べる機会が少ないので「おいしいもの=甘いもの」という味覚しか知らない様になってしまう、という危惧がなされていたなあ。
どういうのが駄目な作品なのか、たまには味わって考えてみましょ。
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ソウルキャリバーIII とキャラエディット

買っていたけれどもなんとなくほったらかしになっていた「ソウルキャリバーIII」をプレイしてみる。……結果、一日中遊んでいたよ。
「鉄拳5」も良くできていると思うけれども何か性に合わないのよね、ソウルエッジシリーズの方が好き。それにしてもこのグラフィックはよくもまあPS2で描き出せているものだ。これ観ちゃうともうしばらく PS2 でも良いんじゃないかとか思ってしまう。
なんとなくずーっとストーリーモードで遊んでいたけれども、プレイしているとオマケがどんどん貯まっていく。プレイヤーが増えたり、買える武器が増えたり。
前回はクエストモードをこなさないとアイテムが手に入らなかったけれども、今回はとにかく遊んでいればアイテムが増えていく仕組み。どっちがよいとは言い難いけれども。

パーツショップの店員メイド(注:可愛くない)がいきなり襲いかかってきて、勝利したらストーリー以外のモードで使えるようになったことに軽くショックを受ける。
ああ、そういえばと他のモードを遊んでみたり、キャラクターメイキングをしてみたりする。
わわ、バカにしていたけれども、このキャラクターメイキングがかなり面白いや。
自由度はそんなに無いけれども、さくさくっと作ったミニスカ眼鏡メイドが画面の中でヌンチャクを振り回しているのを見ると得も言われぬ笑みがわき上がってくるのですよ。
文句をいうと、顔のテクスチャーはもうちょっと可愛くても(かっこいくても)罰は当たらないと思います。画竜点睛を欠く感じ。
(もっともバグがあってもっと大きなものを欠いている気がしますが)

もっとも、キャラエディットに必要なパーツは通常ゲームを遊ばないと増えていかない。がんばって集めてパーツを集めるのだ。[参考]
それ以前にエイミがまだ出てきていないんですけど。

でまあ、キャラエディットが楽しいとそのデータが「ネットワークで交換」できないところに大変な不満があるわけですな。
PSP 等はセーブデータにアクセスできるので、こういったところを延ばしていってもらいたい。
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運動不足とかめはめ波

結局買ってきたよ「ドラゴンボ−ルZ バトル体感かめはめ波〜おめぇとフュージョン」
仕組みとしては本体に赤外線LEDと赤外線カメラがあって、プレイヤーは手のひらに反射板をつけているといった風情。赤外線カメラからはプレイヤーの反射板だけが 2スポット(両手につける)として見えていて、その視野内位置をカーソルポイントとしている。んで、プレイヤーが手をグーにしてつきだしてもスポットが見えていない、その状態で手をパーにすると突然スポットが現れる、それをトリガーにして気合い弾が一発放たれるという仕組み。
これが、意外と狙ったところに弾が飛んでいってくれるのでかなり気持ちいい。手をパーにして突き出したままにしていると、ドムドムドムと連続弾発射になるのがすげーわかってるよな。
そんな感じで「その気になれる度」がむちゃくちゃ高いし、ゲームも自体もなかなかに面白い。
正直ファーストパーソンのドラゴンボール体感ゲームとしては歴代で一番の面白さだと思う。(いや、これまでのがあんまりすぎるんだけれども)

あまりにも面白かったので、プロジェクターに接続して約60インチの大画面で楽しんでみる。(配線の取り回しの関係で座ってプレイせざるを得なかったけれども)
おっ、このっ、ほっ、ふぉーーーーーー!!
やべえ、めちゃくちゃ楽しい。
特にミニゲームの仙豆キャッチがたまらん。飛んでくる豆にカーソルをあわせスポットを隠す(手をぎゅっと握る)と得点というバーチャル度満点なゲーム。

おもろいんだけど、フリーザ(2面)を倒す頃には汗だくで腕が上がらない状態になっているあたりが色々と切ない。
今も腕が痛いのです。

ちくしょう、今の子供はこんなので遊べていいなあ。
(大人の方が喜んでやりそうな気もするが)
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