つぶやき 12/03/1999
韓国Samsung がテレビ付き携帯電話を開発したという記事を見て大笑いする。
いや〜、カッコイイなあ。なんか真面目に過去あこがれていたSFの世界って
感じでいいよね。
わたしもデータスコープでメールチェックとかしていた頃は、それを手にして
「カークよりエンタープライスへ」とかやって遊んでいた物だ。(丁度そんな
サイズなもので)
小さいどこでもテレビってのは中学生の頃あたりまでは夢に描いていた理想の
世界だったけれども、実際に出てくる段になってあまり興味がなくなった。
入手しやすくなった現在ではまったく興味がないと言っても良い。なぜか?
ネットワークを使って自分の力で情報を収集していた方が楽しく思えるからで
ある。もしくは、時間に縛られず見たいときに見たいものを見るというオン
デマンドな環境(VTR含む)に慣れてしまい戻れなくなったというのも大きい。
カッコイイと言えば、ほんのちょっと昔のSFアニメや映画で持ち運び型の
メール端末とかテレビ電話とかが必ず出てきたアイテムだった。それを見て
カッチョエーとか思っていたものだ。丁度BBS形式のパソコン通信やUUCPネット
ワークで電子メールが定着し始めたころ。
いまそれが携帯電話という形でほぼそのまま実現されている。そう考えると
感慨深い…。
パソコン通信のころ「文字だけのコミュニケーションなんて歪んだ形だ」
と一般論みたいに言われてきたけど、インターネットメールや携帯メールの
普及によりその文字メディアを扱える層と扱えない層が明確化したような
気がする。結局コミュニケートする相手は人間なのだからその手段がどうで
あろうと面白いものなのである。