Archive for 9月, 2002

漫画で判れ!!

りもの定例チャットで教えて貰ってから注目していた(けれども発売日を失念していて /.J の記事で思い出した)「萌える法律読本」こと、「コンピューターユーザーのための著作権&法律ガイド」を購入。
家にある著作権関係の本は大分古い物なので今時に即した物を〜、と俺的理由をつけてみる。

それと一緒に買ってきた本が
・Megamiマガジン Vol.30
・マジキュープレミアム 2002秋
・G’sマガジン 11月号
・ミルモでポン! 3巻
というあたりにダメな匂いが漂っていそうだけどそれは気のせい。

# 帰宅後真っ先に読んだのは「ミルモでポン!」でしたがなにか?

ふむー、中身は一般的な書物として、イラスト部分もずいぶんとおとなしいんじゃないかなあ。元々入門書として「絵解き」とか「漫画でわかる」といった部類は結構な数出ていて、ここまでじゃなくてもソレ系の絵に近いのはずいぶんとある様な気がするし。なにより、学習漫画というのは一つのしっかりとした分野になっている。
まあ、そう考えてみても「こんにちはマイコン」は偉大だったかも。

「ミルモでポン!」PS2版ゲーム開発中という話題に驚いてみる。

ちぇ〜「フタコイ(双恋)」残り二組の発表は来月か〜。とわからない人にはわからない所で悔しがってみる。

余談
「艦長、古いコンピュータ著作権の本を本棚にて発見しました」
「発行日を確認せよ」
「か、艦長、平成の文字が見あたりません!!」
「もう一度確認せよ」
「昭和63年発行とあります」
「うむ、逃げよう(錯乱中)」
……ちょっとまて、私がモデムを買ってパソコン通信デビューしたのが平成元年だから、それより古いというのか。そんなものをどうしろと。

関連リンク
http://book.mycom.co.jp/
http://www.timemachine.ne.jp/
http://slashdot.jp/article.pl?sid=02/09/30/0818215&mode=thread



べたべたの恋愛物

アニメ版「最終兵器彼女」が終幕した。
原作をうまいこと 13話にまとめたなあ、といった印象。
吐き気がするほど過度の殺戮描写なんかはライトテイストになっていたりするけれども、まあそのへんは詰め込みの為の端折りと考えても良いかもしれないし、全体として漫画版に忠実で好印象ではあった。
しかし最後の最後でちょっとだけシナリオをいじっていたのはなんでだろう。この地球上の全ての生命に仇なしてでも、ちせの命を選択するというノロケがテーマだったはずなのに。「君がいれば他は何もいらない」というえらい簡単なお話なのだ。

「最終兵器彼女」は後半あまり気を入れていなかったし「ちょーお気に入り」というほどでもなかったので、アニメもずっと流し見していた程度。
だけれども映画「ディープインパクト」の 256倍は面白かったと思う。
やっぱり日本のクリエーターも捨てたもんじゃないです。
でも「最終兵器彼女」のハリウッド映画化なんてーのがあったら死ぬほど嫌だな(もちろんそんな予定は無いので仮定ですが)。あのちせというちんまくて幼さの残る体型に羽根やら武器やらがついているのがアンバランスで美しかったのであって、アメリカ人ねーちゃんのグラマラスなぼでぃに付いていても「あっそう」で終わってしまいそうだから。
って話をしているのは単にラストの津波のシーンが結構良いかもと思えて、つい脳内比較対照としてディープインパクトが思い出されただけのこと。

話は飛ぶが「ちょびっツ」は連載当初からの予測通りみごとなまでの「オタク賛歌」となったものだ。
人間でないもの(萌え系コンテンツ)を愛で楽しむという事に対する肯定と、対人間への愛情とは別のものであることの線引きを描いている。むろん、そんなことは言われなくてもわかっているわい、と(良識的なオタクなら)言えるのだが。



がんばれイーピー

110°CS のイーピー放送からお手紙が届いていた。
「みんなにもっと利用して貰いたいので月額費を安くしまーす、既に会員の方には感謝感謝なので来年 9月まで 1年間無料にしまーす」
とかいう内容。

ううう、そんなに利用者がいなくて切ないのかともらい泣き。

私個人 CS 放送が見たくて epステーションに契約したけど、この ep放送自体(たまにしか見ないけど)結構気に入っていたりする。
使ってみた人誰もが賛辞する、そんなすばらしさには至っていないけど放送志向のセットトップボックスとしていけている方なので、サービスは続いて、かつ盛り上がって貰いたいものだなあと思うのであった。



共有お買い物リスト

iCal 用のカレンダーリストを公開共有するサイト “iCalShare” が人気なのだそうだ。
http://icalshare.com/

これって「めもプリ」を知っているかどうかで感想が違う予感。
http://npaka.yoko.ne.jp/memopri/

「俺と同じ趣味を持つ奴は俺にとって興味のある情報を持っているはず」

関連リンク
http://www.hotwired.co.jp/news/news/Culture/story/20020925203.html



SL-A300 で ruby

sorenari.NET さん( http://www.sorenari.net/ )にて LinuxZaurus SL-A300 用にruby を build する手順が記載され話題になっているらしい。
おや、そんなに有効な情報なのか。

当サイトでも Sep.01.2002 からひっそりと SL-A300 用の ruby ipkg を置いてあったりするのですが、なんか苦労した記憶もないのですけど。
取りあえず私が取った手順を書いておこう。間違っているのかもしれないし。

1) PC 上の Linux に SHARP から提供されている開発環境をインストール

2) ruby の tarball を展開

3) configure

env ac_cv_func_getpgrp_void=yes ac_cv_func_setpgrp_void=yes CC=arm-linux-gcc LD=arm-linux-ld ./configure –host=arm-linux –target=arm-linux –build=i586-linux –prefix=/opt/QtPalmtop –disable-debug

4) make

5) make install

prefix を /opt/QtParmtop にしているので当然そこにインストールされるが PC 上には何もないので純粋に ruby だけが置かれる。それを手頃なディレクトリに./opt/QtParmtop/ ディレクトリを掘りコピーしておく。

6) control

先の手頃のなディレクトリに ./opt/ と平行に ./CONTROL/ ディレクトリを掘りパッケージ情報である ./CONTROL/control ファイルを作成する。

– – – – – control
Package: ruby
Priority: optional
Section: base
Version: 1.6.7
Architecture: arm
Maintainer: Kentarou KUNIKANE
Depends:
Description: Ruby language
Ruby is Objective script language.
– – – – – – – – – –

7) ipkg

ipkg-tools.tgz 内の ipkg-build を使って ipkg ファイルを作成する。
ipkg-build の引数は先ほどの手頃なディレクトリ名。

eruby はかなり苦労した覚えがあるのだけれども、手順は忘れてしまったです。

関連リンク
http://www.sorenari.net/zaurus/inst-ruby.html



日記プロバイド開始

もともと掲示板を拡張して日記システムを構築しているわけだから基本的には誰でも書けるようにしたいという意向があります。
でも意図しない不正を避けるために日記はユーザー登録制というふうにしました。

それら日記システムへのユーザー登録とその他利用への手順を公開しました。
どなたでもこの BBS の中に日記を作成することができます。

まあ、日記プロバイドがやりたいというよりはシステムを作るのが目的だったので、あまり大々的に宣伝はしませんが。



毎週水曜のおたのしみ

ふらふらとマンガ喫茶へ趣き、フリーのソフトドリンクをかっくらいながらマンガを読みふけってみたり。
お目当ては「ヒカルの碁」。
ヒカ碁はマンガではチェックしておらずアニメ版の方をずーっと観ている。
この間プロ試験編が終わって新初段シリーズに突入したのだが、どうもラストの越智との対局があっけなくてすっ飛ばされている感があったのでマンガの方で確認しようというのが目的。
ふむふむなるほど。別にすっ飛ばしがあったわけではなくて大体マンガに忠実なんだけど、終局まぎわの起死回生部分がちょいと抜けていたり描写が弱かったりしている感じなんだな。和谷との対局もそんな感じで、詰めの部分の迫力がマンガのほうが良かったりする。
アニメも割りとマンガに忠実であるのだけど適度にはしょって尺を積めてあるのだな。結構うまい感じ。
なんで「ヒカルの碁」のアニメを観ているのかというと、たまたま1話目をみたからなんだけど。けど、このアニメは演出がわりとうまくてなかなかに良いところで終わってくれる。それで「うわー続きどうなるんだー」と気になってしょうがなくなりついつい次週も観てしまうのであった。そんなのがずるずると続いて今に至るうちにすっかり毎週のお楽しみとなってしまった。その毎週のお楽しみ感をよりいっそう高めるために敢えてマンガには手を出さないことをココロに決めたのである。
今回だけはどうしてもマンガとの差違が気になったのでアニメで進んでいる所までを読んでみた次第。

しかし、ビデオやソフトが反乱した昨今では「続きが楽しみで来週が待ち遠しい」というテレビ番組やマンガがめっきり減った気がする。自分が大人になって子供の頃のワクワク感を持てなくなったというのが大きいような気もするけど。
だからアニメ「ヒカルの碁」での続きが気になる演出(マンガもそうなんだけど)はかなりお気に入りだし、その久しぶりのワクワク感を自分でも大事にしている。
めちゃくちゃ小さいことなんだけど、でも何に付けてもワクワク感ってのは良いよね。



ハリウッド映画とジャパニメーション

プレイステーション2のパッドが壊れた。
パッドのボタン L2, R2 の入力が出来なくなったのである。
まあ、大抵のゲームの場合滅多に L2, R2 を使わないし、使うゲームであっても無いと不便かな程度であってゲームに差し支えないのが多い。
だけれど私の場合、この 2つのボタンが使えないと徹底的に困るのであった。
その困るソフトの名前は「パイロットになろう2」。いわゆるフライトシムでL2, R2 にはラダーが割り当てられている。まあ、エルロンとエレベータだけでも飛行や着陸ができなくはないのだが、タキシング時の方向転換がラダーに割り当てられているので着陸後エプロン(滑走路脇の待機場所)までいけなくてどうにもならないでおしまいとなってしまうのだ。
つーわけで、新しいパッドを買ってきた。

この「パイロットになろう2」は発売後すぐに買ったのだがそのあと 2年近くもずーっと遊び続けているくらいのお気に入りである。なんでかというと、PS2で民間機を操縦できるのはこれと「JETでGO!2」だけなのだな。
私の場合戦闘機でカッコヨク敵機を撃墜する系は苦手である、ジャンボジェット機を美しく着陸させる事の方が楽しい。
ちなみに「JETでGO!2」はちょっとプレイして即日パッドを叩きつけた。以後起動はしていない。ビジュアルとサウンドは卓越なんだがのう。

そんな感じで「パイロットになろう2」と「グランツーリスモ3」があれば1年以上遊んでいられるよなあと思うわけだ。

ばりばりにゲームを遊んでいるのかというとそうでもない。
特に 3D ゲームは実はそんなに所有していなかったりする。
たまには PS2 らしいばりばりの 3Dポリゴンゲーでもやってみるかと「真三國無双2 猛将伝」を買ってやってみる。やべえ、面白い。
やめられなくてしばらく遊んでいたがそのうちダウン。
3D 酔いだ、それで頭がガンガンする。
そう、あまり 3D 物をやらないのはこの 3D 酔いがひどいからでもあるのだ。
特に一人称視点で歩き回る奴はやばい。カーレースとかは移動方向がおおよそわかっているのでそっちに視線を送っているので大丈夫なんだけど、歩き回ったりする奴は常に背景がぐりぐりと不定に回り続けるので酔ってしまう様だ。
「真三國無双」や「3Dマリオ」とかはキャラが動き回っても背景が回転するのはだいぶ遅れてからのことなので大分平気なんだけど、それでもやっぱり3D 酔いをしたというのは残念な事である。

つまりだ、3Dポリゴンぐりぐりのゲームは全ての人に(体質的に)フィットするゲームではないんじゃないかと思う。なのに世の中 3D グラフィックで充ち満ちている。
私はスプライトゲーが好きなんだ、アニメゲーが好きなんだ。それは好きだという理由の他に 3D の一部タイトルを受け入れられない体質だからというのもある。いいじゃん、2Dゲー、アニメゲー。
でも残念ながら 2D ゲーはギャルゲー以外は数が激減している。

時代はポリゴンゲーになってからこっち開発費とかかる人手が急増し制作サイドはそれに悩まされ続けているという。まあ、想像に難くはない。
それは 3D ゲームを映画的手法で作っているからではないか。絵やお金が多く使えなくても表現できることがあるのではないかと考える。
なんかどっかで聞いた話だなあと思ったらアニメ業界の話か。
ジャパニメーションといわれている日本のアニメ手法はセルアニメ、リミテッドアニメと言われ要するにできるだけ手間と時間をかけずに作成する手法なわけだ。そしてそれをとことん叩き上げたのがジャパニメーションである。
そう考えると 3D ゲームはハリウッド映画的志向で、2D スプライトゲームはジャパニメーション的と言い換えられないだろうか。
ハリウッド映画が最高峰でみなそれを目指すべきだとは思わない。手に汗握るアクション映画も良いけれども、それと同じくらい、いや個人的にはそれ以上にマンガとアニメが好きであるしそういった嗜好の人は少なくない。

だからギャルゲー万歳と正当化してしまっても良いのだがまあそれは置いておいて。
いいじゃないですか、アニメゲー、マンガゲー。そういった 2D ゲームは無くならないだろうし、無くなってはいけないと思う。そして、最も日本的なコンテンツ形態であるとも思うわけだ。



新しい日記システム

日記システムが新しくなりましたー。
というか、掲示板に日記ビューを追加した感じです。
日記のアーティクルは通常掲示板から見ると緑色で表示されます。アーティクルとしての扱いは掲示板一般記事とほぼ同等。更新アンテナと日記だけビューがあるってのが違いですかね。

「てぃるテイル」作成の時にオープンプロジェクトと称して日記形式で綴っていましたが、このとき使っていたのが lmbbs をカスタマイズしたものでした。
そういった形で掲示板を日記に使うというのはある程度常套句ではありますがやっぱり個人的に好きな形態なので、もちょと汎用的に掲示板と同化させてみました。
元々 lmbbs のコンセプトが「掲示板の中に日記があっても良いじゃないか」ってのがありまして、トピックをうまく使えば共存できるかなと思っていました。実際に運営してみるとそんなに簡単な事ではなく、結局日記アーティクルという区分を作る事に。

Author 指定の日記ビューには最新アーティクルの登録時刻が meta タグで埋め込んであります。Author 未指定時は登録日記と更新時刻一覧が表示されます。この更新時刻一覧をそれなりな形で出力するようにすると各種アンテナで使えるようになるのかな?詳しくはないんだけど。

ユーザー登録するとだれでもここで日記が書ける様になるんだけど、いましばらくはフィールドテスト中なんで登録窓口はリンク張ってありません。
(それ以前に需要があるのかどうかといった問題はあるんだけども)




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