つぶやき 07/02/1999

なにやら「WinNT vs Linux」で盛り上がっているようだ。
どこぞのMicrosoftの息がかかったところが「NTはLinuxの4倍早い」とか言ったのに
対してLinux陣営が「そんなことはない」と鼻息を荒げているとか。
んで、立ち会いのもと再度リターンマッチをしたらやっぱりNTの方が2倍ほど早かっ
たとかいう。
んで、このベンチマークテスト、Webサーバーファイルサーバーの応答能力を試して
いるとか。つまり、ファイル処理時間とネットワーク能力にかかってくるわけだ。
ふと思うと Linux ってそのへん弱かったんでなかったけか?
私は Linux 1.0.* のころからいじって遊んでいるんだけど、昔からファイル周りは
馬鹿早いってわけじゃなかったと思う。その昔ファイルサービスと言えば NFS だっ
たんだが(今でもそうだけど)、Linux の NFS は他のUNIX系OSにくらべかなり遅い事
で有名でそのへんカーネルレベルで早くするとかいって改良していった経緯を覚えて
いる。だから、今回のベンチマーク結果を聞いても「あ、そうかもね」とか思ったり
して。
しかもファイルサーバーはsambaで試しているとか。純正の WindowsFileService に
勝負を挑んでいるわけだからなんとなく部が悪そう。

今回の件で RedHat のおじさんはすっかり熱くなっているようだけれども、Linux
コミュニティーの(深い)人はそんなに気にしていないようで。
「Linux にはベンチマークより大切なものがいっぱい詰まっている」
という言葉には至極納得。




You can follow any responses to this entry through the RSS 2.0 feed. You can skip to the end and leave a response. Pinging is currently not allowed.

Leave a Reply