任天堂 bit Generations 「ORBITAL」

大規模至上主義のゲーム業界に任天堂のカウンターパンチ!
ゲームの楽しさは画面の書き込みだけにあらず、といった雰囲気の bit Generation シリーズ。その中で ORBITAL だけ買ってきた。まあ、らしいというか。
ゲームの内容は空間に漂う星の間で「引力」と「斥力」を自主的に発生し自星をコントロールするというもの。はっきりいって言葉で説明できないし、静止画の画面を見ても良くわからんのが特徴。やってみると「ああ、なるほどね」とすんなり理解できるのだけれども。
まー、要するにスイングバイなどを駆使しつつ動き回るといったものだ。物理がホームグラウンドな人なら思わずにんまり。

なんとか 30ステージクリアしてエンディングロールを見た。
(そのあと当然のようにEXTRAが登場したのはお約束ということで)
もう 25面以降はすんげー辛くて、何度も何度もトライしてその末にクリアといった風情。ああ、そうか、これは面クリア型ゲームの復権なんだ。このイライラするけれども、その末クリアできるというのはなんか忘れかけている感覚かもしれない。
連星はなんとかなるけれども、隕石に囲まれているとかいうシーンは勘弁。というか隕石が出るととたんに辛くなるって。

bit Generation は一見「シンプルな画面とルールでレトロなゲームを現代風に新規作成してゲームの楽しさに原点帰還」といった様に見えるけれども、実は一点だけシンプルじゃなくて全力投球な部分がある。それが音楽なのだな。
ゲームを楽しむのに画面とルールはシンプルでプリミティブでも良いのだけれども、音楽だけは最高の物を添えなければならない。それが任天堂の考えなのだろう。
まあ、GBA なので PSGチャンネルも混ざることになり良い感じに acid となるのだけれども。
なんか、ABA Games を思い出す。
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