バーチャノレキーボード

Bluetooth接続のバーチャルキーボード入手。
Bluetooth 好きとしては外せないよねということで「たのみこむ」で公募していたときに注文していたのだ。

思っていたよりかはちゃんと入力できるんだけれども、押した感触がないのと押す瞬間光が見えなくなるので隣を叩いたり誤認したりが結構多い。
指の腹で押すとミスの確率が高くなるので必然的に指をできるだけ垂直にして上から押し込む形になってしまう。人差し指打法の復権である。

公式サイトには(「漢字」キーが無いからか)「バーチャルキーボードで日本語入力への切り替えはできませんのでマウスで行ってください」というカッコイイ文章が書いてあったりするが、ちゃんと[ALT]+[`~(チルダ)]で切り替えられるので問題は無いのです。英語キーボードでは基本の操作なんだけれどもなあ。
でも、[ALT]と[`~(チルダ)]が縦に並んでいるのでバーチャルキーボードの構造的に押しにくい(押せなくはない)のは事実だけれども。


さて、レビューはここまでで以下は愚痴。
まずはいきなりだが、アダプターを繋いでもバッテリーに充電が出来なかった。バッテリーは空っぽに近いけれどもゼロではないので一瞬起動しようとする、なのでバッテリーが死んでいるわけではなく本当に充電だけができなかった。この辺は個体差(初期不良)だろう。
プロファイルは HID と SPP(仮想シリアル)の二つを持っていて、HID が無い場合は SPP で専用アプリケーション(ドライバーと言っているが)越しに使うことになる。これは先代がシリアル接続のみだったことの延長だろう。日本語マニュアルではシリアル優先で使う様な感じで書かれている。しかしまあ、普通の Bluetooth スタックだと HID が優先されてしまうので SPP どうよという気がしなくもないけど。SPP の方だと安定すんのかな。
初回接続時の PIN入力(パスワード交換)のシーケンスがなんかおかしい。PC側から接続要求を出すと PIN入力ウィンドウが出てこない。でも、キーボードの方は PIN待ちに入っているのでそこから進まなくなる。接続要求で初回接続確立するのではなく、初回PIN交換をまずやって、それから接続すると利用できるようになる。一見問題なさそうだが、この「先にPIN交換を行う」ということが出来ない Bluetooth スタック(というか管理アプリ)があるので物によってはどうあがいても使えない事になる。東芝のスタックと Broadcom の新しめの奴はアウトだった。WinXP SP2 以降の Microsoft 標準スタックか Broadcom の古いの、それとキーボードを買うと付いてくる mobilecast USB ドングルの IVT BLUESoleil ならオッケー。このおまけで付いてくるドングルで使えってことだな。Bluetooth 内蔵マシンの場合スタックが決まっているから色々ときびしい。
MacOSX は使えないと表明されているが、これは HID として認識すらされなかった。なんかプロファイルがあやしい?
こいつは倒れたら電源が切れる様に底面にスイッチが付いている。しかし意外とちっこくて軽いので、ちと倒れやすい。特にアダプタを接続していると、ケーブルの重みと剛性に負けてすぐ横を向いたりずれたりする。
そうした苦労を乗り越えてようやく繋がっても、打ちにくくて仕方ない上にすぐに飛んで認識しなくなる。何故か繋がらなくなってリセットしまくりですよ。

実のところ数分しかまともに動作していないので、レビューのしようも無い感じだったり。
ぶーぶー。
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