チョコレートはダンディーなお菓子?

電車に乗っていると「オンタイムにチョコレート」という車内広告を見かける。仕事中にチョコレートを食べて、糖分補給&気分転換してより集中できるとかいう事務職へ向けた広告。
勤務中にお菓子を食べろと言うのか! いや、もりもり食べてますけど。

この広告、若いOL向けかと思ってしまいがちだが、実は40歳前後の男性サラリーマンを狙った広告の様だ。
なんでも、オフィス街のコンビニではチョコレートがバカ売れなんだそうで。
でもそれを買っていくのは若い層や女性よりも、30,40代の男性が一番多いのだとか。
ここしばらくポリフェノール云々やビターテイストが中心になっているのはそういった背景を受けての事らしい。

むかーし、聞いた話だが、お菓子業界にとって 1970年代はチョコレート菓子の時代だったそうな。それが 80年代に入るとスナック菓子一辺倒になってしまう。90年代はチョコスナックの隆盛時期。60年代は不明だけれども、キャンディーあたりかしらん。
そういわれて振り返るとなるほどと思わなくもない。
そう考えると、チョコを食べるおっさんというのは、そのチョコレート菓子全盛の時代に幼少時代を過ごした層と言えるかもしれない。

とかいうことを「神羅万象チョコ」を食いながら思い出した。
(ビックリマンチョコも復刻されてるし)

まあ、勤務中にスナックを食うとバリボリ音が響いてよろしくないのでチョコレートというのは割と手頃な選択なだけかもしれない。
そういえば、最近の若いのはタバコと同じく酒を飲むのも減っているので酒の席に誘いづらいとか。そんなとき、ちょっとチョコあたりを買ってやる方が喜ばれるとかいうのが、オフィスグリコヒットの理由の一つでもあるらしい。
チョコレートは子供だけのモノではないのです。
—–




You can follow any responses to this entry through the RSS 2.0 feed. You can skip to the end and leave a response. Pinging is currently not allowed.

Leave a Reply